月別アーカイブ: 2018年11月

The Red Heads(4)

November 16,2018

「THESAURUS OF CLASSIC JAZZ」に収録された曲目をもう一度ご覧下さい。 ▶️こちら

「The Red Heads(Volume IV)」に1曲だけ”Meadow Lark” by Cliff Edwards And His Hot Combinationが収録されています。

Photo above of Cliff Edwards ‘Ukulele Ike’ by courtesy of Pinterst

Cliff Edwards(クリフ・エドワーズ)はウクレレ奏者兼歌手としてデビューし、1929年に”Singin ‘in the Rain”をヒットさせ後年「ピノキオ」の挿入歌『星に願いを』で歴史に残る歌手となっています。

過去に下記のブログを投稿した時にFB友人長谷川光氏からCliff Edwardsの名前を教えて頂きました。

Isham Jones’ compositions(3) “I’ll See You in My Dreams”      ▶️こちら 

今後機会があればPhil Napoleonとの初録音(1922年)以降Cliff Edwards And His Hot CombinationやAdrian Rolliniと共演した録音はぜひ聞いてみたいと思っております。

Cliff Edwardsの録音についてはこちらを参照願います。 ▶️こちら

Here is Cliff Edwards And His Hot Combination play ”Meadow Lark”.
Cliff Edwards (vcl,uke),Red Nichols(cor), Miff Mole(tb),Jimmy Dorsey (cl,as),Arthur Schutt (p),Dick McDonough(bj),Vic Berton or Ray Bauduc(d)
New York, November, 1926

Meadowlark

Cliff Edwards And His Hot Combination名義で1曲追加添付しました。

Here is Cliff Edwards And His Hot Combination play “Oh ! lovey, be mine”.
Cliff Edwards (vcl,uke),Red Nichols(cor), Miff Mole(tb), Bobby Davis(as),Arthur Schutt or Irving Brodsky(p), Dick McDonough(bj),Joe Tarto(b・tu),Vic Berton(d)
New York, October, 1925

Oh ! lovey, be mine

最後にRed Nichols And His Five Pennies名義での録音を1曲添付させて頂きました。

Here is Red Nichols And His Five Pennies play ”Washboard blues”.
Red Nichols (cor),Jimmy Dorsey (cl,as), Arthur Schutt (p), Eddie Lang (g), Vic Berton (d)
New York, December 8, 1926

Washboard Blues

Phot by courtesy of last.fm

 

The Red Heads(3)

November 14,2018

Photo by Wikipedia

今回は昨日の投稿でお約束しましたEddie Lang(エディ・ラング)と共演した録音にお付き合い下さい。

ブログを作成するにあたりRed Nicholsの演奏を繰り返し聞きましたが小編成時の録音が印象に残りました。

Photo by Discogs

1926年、Red NicholsとEddie Langはピアノとドラムをバックに素晴らしい録音を行いました。

ギターは詳しくありませんので「多言を弄する」ことは避けることにします。

Eddie Langについては「ジャズ1920年代」(リチャード・ハドロック著)を参照しました。(262ページから279ページ)

最初の曲(3月録音)は「The Red Heads」ではなく「We Three」というグループ名で録音されました。

Here is We Three play ”Trumpet Sobs”.(106747)
Red Nichols(tp), Eddie Lang(g),Arthur Schutt(p),Vic Berton(d)
New York March 24, 1926

Trumpet Sobs

Here is THE RED HEADS play ”Get With”.(107192)
Red Nichols(tp), Eddie Lang(g),Arthur Schutt(p),Vic Berton(d)
New York November 4, 1926

Get With

Here is THE RED HEADS play ”Get A Load Of This”.(107193)
Members of the recording are the same as above.

Get A Load Of This

余談になりますが、Eddie Langは上記 ”Get A Load Of This”を”Eddie’s twister”というギター曲に発展させています。

本日のオマケとしてYouTube音源で添付しました。

Here is Eddie Lang (solos) acc by Arthur Schutt play ”Eddie’s twister”.
Eddie Lang (g), Arthur Schutt (p)
New York April 1, 1927

The Red Heads(2)

November 13,2018

left to right:
back Jimmy Dorsey, Bill Haid, Vic Berton, Fred Morrow, Dick McDonough
front Red Nichols and Miff Mole by courtesy of Tapatalk

Red Nichols(レッド・ニコルス)の名前は伝記映画「五つの銅貨」で有名ですが、トランペット奏者としての評価は芳しくありません。

最近のジャズ誌ではレッド・ニコルスについて記載されることがなく古い書物からの引用になりますが一読願います。

河野隆次著 『ジャズの辞典』より
「彼自体のプレイはお義理にもホットといえないお寂しいものであった」

ヨアヒム・ベーレント著 『ジャズ』より
「ニコルスの吹奏は、より明瞭で流麗でさえある。だが、感受性とイマジネーションの点では到底ビックスの敵ではなかったのであった」

Photo above of Bix Beiderbecke by Wikipedia

1920年代の巨星ビックス・バイダーベックと比べるのは可哀想だと思います。

レッド・ニコルスはPhil Napoleon(フィル・ナポレオン)と並び1920年代のジャズシーンでは「ニューヨーク・スタイル」と称され、「シカゴ派」とは異なった演奏スタイルで大衆に人気がありました。

Phil Napoleonについては詳しく聞いておりませんので、名前の列記に留めるのみにさせて頂きます。

レッド・ニコルスの人気については面白い事例がありました。

油井正一著(編) 『ディキシーランドジャズ入門』より(長文ですがご容赦下さい)

「1928年、プリンストン大学のジャズファンにレコード・コレクションの内容についてアンケートを求めた結果アームストロングのレコードを持っていたのは1人で、しかも1枚だったという。彼等が愛聴していたのは、白人バンドの「カリフォルニア・ランブラーズ」「レッド・アンド・ミフズ・ストンパーズ」が大部分を占め、(中略)ハーレムの黒人ジャズなどまるで聞かれていなかったわけだ。」

レッド・ニコルスの楽歴については故大和明氏の解説文を以下に添付致しました。(レッド・ニコルス物語 MCA-3012裏面解説文を転載)

Photo above of Eddie Lang by AllMusic

今回はEddie Lang(エディ・ラング)と共演した小編成の録音(1926年3月、11月)を除いたTHE RED HEADSの演奏をお楽しみ下さい。

尚、録音データはBrian Rustディスコグラフィーを参考にしました。

Here is THE RED HEADS play ”Headin’ For Louisville”.(106402)
Red Nichols(tp),Miff Mole(tb), Bobby Davis, Fred Morrow(cl, as),Arthur Schutt(p), Vic Berton(d)
New York November 13, 1925

Headin’ For Louisville

Here is TED RED HEADS play “Hangover”.(106604)
Red Nichols(tp),Miff Mole(tb),Jimmy Dorsey(cl, as), ? Alfie Evens(cl, ts), Rube Bloom(p),Vic Berton(d)
New York February 4, 1926

_Hangover

Here is RED HEADS play “Heebie Jeebies”.(107205)
Red Nichols, Leo McConville(tp), Brad Gowans(cnt),Miff Mole(tb),Jimmy Dorsey(cl, as), Arthur Schutt(p), Dick McDonough(bj, g),Vic Berton(d)
New York November 11, 1926

Heebie Jeebies

Here is RED HEADS play “A Good Man Is Hard To Find”.(107782-1-2)
Red Nichols(tp),Wingy Manone (cnt),Miff Mole(tb), Fud Livingston(cl),Arthur Schutt(p),Vic Berton(d)
New York September 16, 1927

A Good Man Is Hard To Find

The Red Heads(1)

November 11,2018

先日小生の師匠から譲ってもらった「Downbeat(ダウンビート)1963年版」の中に興味深いコマーシャルページがありました。

「THE SOUND OF JAZZ ON COLUMBIA RECORDS」(米コロンビア社発売)

広告されたレコードの内、右上の「THESAURUS OF CLASSIC JAZZ(4枚組)」だけは所有していません。

4枚組に収録された演奏はこちらで確認しました。 ▶️こちら

本4枚組においては The Red Heads(ザ・レッド・ヘッズ)による演奏が7曲収録されています。

The Red HeadsとはRed Nichols(レッド・ニコルス)率いるレコーディングバンドです。

レッド・ニコルスについては2枚のレコード(上記写真)を所有していますが、いずれもRed Nichols & the Five Pennies名義でThe Red Heads名義の録音は聴いていませんでした。

幸い「THE RED HEAD IN CHRONOLOGY(Complete Jazz series 1925-1927)」というCDがApple Musicで聴くことが可能ですので、ディスコグラフィーを確認しながらThe Red Headsの録音を聴こうと思います。

神戸ジャズサロン10月例会概要「ビブラフォンの名演・好演・お気に入り」②

November 01,2018

持ち寄りテーマ「ビブラフォンの名演・好演・お気に入り」
続編にお付き合い下さい。

Y瀬氏
前回の大阪ジャズ同好会で「私的体験に基づく1940年代の音楽」と題して面白いお話を披露されました。当日配付されたレジュメの内容をご覧下さい。(編集しておりません)

「ハンプトン・オールスターズの「スターダスト」でジャズに目ざめてMJQにドはまり。
どうもヴァイブの音に取りつかれたようで…。3人の最晩年に近い演奏をどうぞ。
I LOVE YOU (Lionel Hampton, 1989)
ハンプトン(1908~2002)の82歳時の吹き込み。リチャード・ヘインズ(シンセ)、ミルト・ヒントン(b)、ジェームス・フォード(d)とのカルテット。

Nature Boy (Milt Jackson, 1998)
ミルト(1923~1999)の死の前年、76歳での吹き込み。オスカー・ピーターソン(p)、レイ・ブラウン(b)とのトリオ(ベリー・トール・バンド)のNYブルーノ ート・ライブ版 ですが、この1曲はソロで終始します。

Autumn Leaves (Terry Gibbs, 2017)
テリー・ギブス(1924~)が引退表明から1年半後の昨年1月、息子のドラマー Gerryの 誘いに応え、Gerry率いるトリオ(ピアノJohn Campbell、ベースMike Gurrola)と共に 自宅のスタジオで録音したアルバム”92 YEARS YOUNG”(全14曲)から季節に合わせ て …。」

Lionel Hamptonについては前回もご紹介しました。ドラムの演奏もお楽しみ下さい。
次回神戸ジャズ同好会(11/18予定)の持ち寄りテーマは「ドラムの名手達」です。

Here is Lionel Hampton play ”Merv Griffin Show.”

最晩年のMilt Jacksonのソロ演奏は心に染みます。

Here is Milt Jackson play ”Nature Boy”.

Here is Terry Gibbs plays ”Autumn Leaves”.(最初の音が歪みますがご容赦下さい)

Autumn Leaves

上記アルバム”92 YEARS YOUNG”発売に際してビデオインタビューに答えています。

Here is Terry Gibbs talks “92 Years Young: Jammin’ at the Gibbs House”.

又、JazzWaxさんのブログ(英文表記)も読み応えがあります。下記サイトを参照願います。
▶︎こちら

ブログ作成者のお気に入り映像を添付致しました。上記メンバーのJohn Campbell (p), Gerry Gibbs (ds)がサポートしています。

Here is Terry Gibbs & Buddy DeFranco play “Giant Steps”.
Terry Gibbs (vib),
Buddy DeFranco (cl),John Campbell(p),Todd Coolman (b),Gerry Gibbs (ds)
Joe Segal’s Jazz Showcase, Chicago, July 1987

Tさん

例会ではいつもカラー印刷されたレジュメを別途配付されています。今回も当日配付されたレジュメを添付いたします。

音源が提供出来ませんのでYouTube映像を添付します。

Here is Arturo Serra Live at Jamboree Jazz Club in Barcelona.
Arturo Serra(vib),Juan Galiardo(p),Joan Motera(b),Xavi Hinojosa(ds)
May 2012

Here is Arturo Serra Quintet play ”Someday My Prince Will Come”

Photo by courtesy of Hep Records

平野

(1)Marjorie Hyams(マーギー・ハイアムズ)
Here is George Shearing Quintet play ”MoonOver Miami.
Marjorie Hyams (vib) George Shearing (p) Chuck Wayne (g) John Levy (b) Denzil Best (ds)
New York, January 31, 1949

Moon over Miami

(2)Joe Roland (ジョー・ローランド)
Here is George Shearing Quintet play “Swedish Pastry”.
Joe Roland(vib) George Shearing (p) Chuck Wayne (g) John Levy (b) Denzil Best (ds)
New York, 1950

Swedish pastry

上記2曲は宣伝です。大阪ジャズ同好会12月の例会で「初期のジョージ・シアリング」を特集させて頂く予定です。(12月2日14:00〜17:00・ジャズ喫茶DEAR LORD)