神戸ジャズサロン4月例会(2019年) 楽器別名演持ち寄り「ウッド・ベース」(T川氏)

April,29,2019

Milt Hinton performs with Cab Calloway’s band in Havana, Cuba, 1951. Photo credit: The Milton J. Hinton Photographic Collection

昨日参加した神戸ジャズサロンでの楽器別名演持ち寄りは「ウッド・ベース」でした。トラッド愛好家のT川さんが選曲された4人のベースマンについてブログを作成しました。

以下、当日T川さんがご用意された解説メモを編集せず転載致します。

今回のテーマは「ウッド・ベース」とのことで、従来より楽器別のプレイヤーを調べ てみたいと考えていましたので良い機会と思い、手持ちの資料やLPレコードを見ながらプレイヤーを選び出してみました。 有名、無名のバンドのベーシスト達でニュー・オーリンズ・タイプのメンバーでも約80人ほど見つかり、中間派やモダンのジャズメンを含めると250人ほど見つかるのでは無いかと思いました。 Jazzの歴史で「ウッド・ベース」について見ると1910年代から1920年代ではリズム楽器として使用されていたのは「ブラス・ベース」が主体でした。当時のジャズ楽器の編成は三管楽器にチューバとドラムというのが標準で、一部のダンス・バンドでは 「ウッド・ベース」を採用していた大編成のオーケストラが有った様です。 マーチング・バンドより発達し影響を受けたジャズを考えればブラス・ベースが当然と思えます。
ジャズの進化においては「チューバとバンジョ」、「ウッド・ベースとギター」の組み合わせは音律上好まれる様で1930年代に入ると「ウッド・ベースとギター」の 組み合わせが多く見られるように思えます。

さて、今回私は次の四人のベイシストを取り上げてみました。

Slow Drag Pavageau (1888年3月7日 New Orleans生 1969年1月19日死去)
「Walk through the street of the city」 Bunk Johnsons Jazz Band
Chester Zardis (1900年6月27日 New Orleans生 1990年8月14日死去)
「Put on your old gray bonnet」 Billie & DeDe Pierce and Their Preservation Hall Jazz Band
Ed Garland (1895年1月9日 New Orleans生 1980年1月22日死去)
「Blues for Jimmie」Kid Ory Creole Jazz Band
Milt Hinton (1910年6月23日 ヴィックスバーグ(ミシシッピ州)生 2000年12月19日 NYCで死去)
「Russian lullaby」Joe Venuti and Zoot Sims

以下、YouTubeによる音源を添付致します。

Photo above of “Slow Drag” Pavageau by courtesy of Louisiana Digital Library

Here is Bunk Johnsons Jazz Band play ”Walk Through The Streets”.
Bunk Johnson (tp), Jim Robinson (tb), George Lewis (cI), Slow Drag (b), Lawerence Marrero (bj), Baby Dodds(ds)
American Music Records LP647 1944

Photo above of Chester Zardis by courtesy of 64 Parishes

当日ご紹介された録音とは異なる音源ですがご了承願います。
Here is  New Orleans Footwarmers play  “Put on Your Old Grey Bonnet”.
Cliff “Kid” Bastien (tp,vcl) Frederik John (tb) Sammy Rimington (cl,as) Jon Marks (p) Chester Zardis (b) Sven Stahlberg (d)  New Orleans, May 6, 1990

left to right: Ed Garland (bass), Buster Wilson (piano), Marili Morden (proprietor, Jazz Man Records), Jimmie Noone (clarinet), Mutt Carey (trumpet), Zutty Singleton (drums), Kid Ory (trombone), Bud Scott (guitar) Photo by Wikipedia

Here is Kid Ory Creole Jazz Band play “Blues For Jimmy”.
Mutt Carey(tp) Kid Ory(tb) Omer Simeon(cl) Buster Wilson(p) Bud Scott(g) Ed Garland(b) Alton Redd(d)
Los Angeles, August 3, 1944

Ed Garlandが演奏している映像もありましたので添付します。

Here is “Legends Of Jazz Blues For Jimmy”.
Andrew Blakeney(tp) , Louis Nelson(tb) , Rudi Balliu(cl) , Alton Purnell(p) ,Ed Garland(b) Barry Martyn(ds)

Photo above of Milt Hinton by courtesy of NPR

Here is Joe Venuti and Zoot Sims play “Russian lullaby.
Joe Venuti (violin), Zoot Sims (ts), John Bunch (p), Milt Hinton (b), Bobby Rosengaden (ds),
Chiaroscuro Records CR-142 May 1975

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