カテゴリー別アーカイブ: 大阪ジャズ同好会

大阪ジャズ同好会第38回例会持ち寄り(2019年8月11日)「男性ヴォーカリスト群像」②

August 17,2019

Photo by Amazon.com

・N瀬氏(3年前に「1940年代のジャズ」を特集されました)

Eddy Howard

Photo above of Eddy Howord by Wikipedia

伴奏に参加したチャーリー・クリスチャン(Charlie Christian)の貴重なソロ演奏が聞けました。

Here is Eddy Howard sings “Star dust”.
Eddy Howard (vcl) acc by Bill Coleman (tp) Benny Morton (tb) Edmond Hall (cl) Bud Freeman (ts) Teddy Wilson (p) Charlie Christian (el-g) Billy Taylor, Sr. (b) Yank Porter (ds) New York, October 4, 1940

・寺本世話人
Bing Crosby

Here is Bing Crosby & Lee Wiley sing ”I Still Suits Me”.
Bing Crosby, Lee Wiley (vcl) duet acc. by Victor Young & His Orchestra
Los Angeles, March 17, 1947

Frankie Laine

Here is Frankie Laine sings ”Blue Turning Grey Over You”.
Frankie Laine with Paul Weston & His Orchestra(1957)

Buddy Greco

Here is Buddy Greco sing “Polka Dots and Moonbeams”.
当日ご紹介された「Live at Mister Kelly’s」の録音は手元にありませんので別音源を添付致します。

Frank Sinatra

1957年6月9日にワシントン州シアトルで行われたコンサート録音(編曲ネルソン・リドル) 。

Here is Frank Sinatra sings ”Just One Of Those Things”.
June 9,1957 Seattle, Washington Concert Frank Sinatra(vo) with Nelson Riddle & His Orchestra

 

・平野

Nat King Cole

Here is Nat King Cole sings ”A beautiful friendship”.
Nat King Cole (vcl) George Shearing (p,arr) Los Angeles, December 19~22, 1961

Al Bowlly
1898年モザンビークで生まれイギリスでデビューしアメリカにも進出した戦前の大歌手です。

Here is Al Bowlly sings “You’re my everything”.
Al Bowlly(vo) with Roy Fox and His Band London, August 8, 1932

1934年の映像を追加します。
Here is Al Bowlly Sings ”The Very Thought of You”.

Jack Teagarden
ブルースを歌わせたらBIG Tが最高です。当日は「Blues after hours(1947年) 」をご紹介しましたが映像を添付しました。

Here is Jack Teagarden sings “Basin’ Street Blues”.

Fats Waller

Photo above of Fats Waller by All About Jazz

45年前「アスペクト・イン・ジャズ」でファッツ・ウォーラーのボーカルを初めて聞きました。

Here is Ted Lewis Band play “Royal garden blues”.
Ted Lewis (cl),Muggsy Spanier (cnt),Benny Goodman (cl), Fats Waller (p,vcl) ,他
New York, March 5, 1931

大阪ジャズ同好会第38回例会持ち寄り(2019年8月11日)「男性ヴォーカリスト群像」①

 

August 16,2019

参加者持ち寄り『男性ヴォーカリスト群像』について4人のお気に入りをご紹介します。

・K氏(『春をテーマにしたジャズ』を特集されました)

The Four Freshmen

Here is The Four Freshmen sing “I’m Always Chasing Rainbows”.

以下はマーティ・ペイチ (Marty Paich)が編曲・伴奏をしていることから選曲されました。

Jesse Belvin

Here is Jesse Belvin sings “It’s All Right With Me”.

Ray Charles

Here is Ray Charles and Betty Carter sing “Every Time We Say Goodbye”.

Mel Torme
当日紹介されたは「Surrey With A Fringe On Top」は著作権の関係で日本公演の映像に変更させて頂きます。

Here is Mel Torme sings “More Than You Know” with Marty Paich Orchestra.
富士通コンコードジャズ・フェスティバル 1988.12.11

・T村氏(ジャズ随想(個人Facebook)を連想するコメントが面白いです)

Sam Cooke
若くして亡くなったサム・クックの、ニューヨークはコパカバーナ・クラブの実況録音。この美声を味わって下さい。

Here is Sam Cooke sings “The Best Things In Life Are Free”.(July 7,1964)

Bobby Troup
ジュリー・ロンドンの旦那ですが、奥さんより歌は上手い。赤坂のニューラテンク チーターの実況録音。「ルート66」の作曲家。

Photo by ディスクユニオンHP

当日ご紹介された「Yes Sir That’s My Baby」は手元になく、ハワード・ロバーツ(Howard Roberts)を従えた録音に変更させて頂きました。

Here is Bobby Troup sings “Route 66”.
Bobby Troup (vcl,p) Howard Roberts (g) Bob Enevoldsen (b) Don Heath (d)
Pasadena, CA, September 24, 1955

The Four Freshmen
白人男性コーラスグループの最高峰。キャンパスコンサートの実況録音。とにかく楽しい。

当日ご紹介された「Route 66」を含んだメドレーに変更させて頂きました。(Japan 1964)
Here is Four Freshmen sing “Angel Eyes,~Route 66~Polkadots and Moonbeams”.

Mel Torme
小粋にスイングするメル・トーメ。シナトラに匹敵する白人男性シンガーです。

Here is Mel Torme sings “South of the Border”.

Ray Charles
ご存知、先のサム・クックの先輩のリズム・アンド・ブルース歌手。来日公演は何回も行きました。

Here is Ray Charles sings “Hit the road Jack”.

Jack Teagarden
トロンボーンの巨匠ジャックTはサッチモ同様に歌手としても超一流。ルビー・ブラフ、ラッキー・トンプソンと共演したこのディスクは後期の最高作です。

Here is Jack Teagarden sings “St. James Infirmary”.

・I谷氏(神戸の例会にも参加されています)

Nat King Cole

Here is Nat King Cole sings “Those Lazy-Hazy-Crazy Days of Summer”.

・H氏(森山威男研究会の創設会員で「ハチママ・バースディ・パーティ&いんたーぷれい8」に毎年参加されています)

植木等
1954年、ギタリストとして「フランキー堺とシティ・スリッカーズ」に参加。上京後、声楽家に師事し発声レッスンを受けていたことからギタリストとしてではなくボーカルを担当。

Photo by Wikipedia

Here is Hitoshi Ueki(植木等) sings 「炭坑節」.
(伴奏:フランキー堺&シティー・スリッカーズ)

上記録音については下記サイトをご覧下さい。

こちら ▶️

【ブログ作成者からのおまけ】

Here is Bobby Troup sings ”My Funny Valentine〜Misty”.

Here is is Bobby Troup Lemon Twist Julie London Colour TV Show

Here is Nat King Cole sings ”Non Dimenticar”.

大阪ジャズ同好会第38回例会(2019年8月11日) 特集「また暴挙ご容赦様々なSUMMERTIME 60分」

August 15,2019

また暴挙ご容赦様々な「SUMMERTIME 」60分 解説 吉瀬拓雄氏

(当日配布されたレジュメを転載します)
昨年2月の「オール・オブ・ミー」に続いてまた1曲集中特集の最挙。60年余り前の学生時代、 松竹座裏の「ジャズ・ミー」で「この曲ナニ?」と尋ねた「サマータイム」です。 ご存じの通りガーシュインが1935年に作曲した「ポーギーとベス」冒頭の子守歌。現在までに2600バージョンが出ているそうですが、実は「これがその時に聴いた演奏」と言い切れる音には、いまだ出会えないでいます。「夏近し」の季節に免じてご容赦の上、 折にふれて集めた音源から、様々なアレンジや個性をお楽しみ頂ければ幸いです。

◆子守唄には似つかわしくないトランペットの3連発から

Henry “Red” Allen

Henry “Red” Allen (tp) Earl Warren (cl,as) Coleman Hawkins (ts) Marty Napoleon (p) Chubby Jackson (b) George Wettling (ds) New York, August 7, 1958

Charlie Shavers

Charlie Shavers (tp) with large studio orchestra, Sy Oliver (arr,cond)
New York, June, 1955 (Bethlehem BCP27)

Miles Davis

◆ペットのルイとエラがデュエットしビリーとサラも歌います

Ella Fitzgerald & Louis Armstrong

ブログ作成者から追加させて下さい。
Here is Ella Fitzgerald sings ”Summertime”. (1968)

Billie Holiday

Billie Holiday (vcl) ,Bunny Berigan (tp), Artie Shaw (cl) ,Joe Bushkin (p) ,Dick McDonough (g) ,Pete Peterson (b) ,Cozy Cole (ds)  New York, July 10, 1936

Sarah Vaughan

◆続いては男声の大御所ピングとシナトラに混声のプラターズ

Bing Crosby

Frank Sinatra

The Platters   (1990年殿堂入りした男4人女1人混声グループ)

◆ゴスペル、男女のロックやR&Bシンガーの登場です

・Mahalia Jackson

ブログ作成者から追加させて下さい。
Here is Mahalia Jackson sings ”Summertime”. (1960)

・Janis Joplin

Paul McCartney

Aaron Neville

Photo by Discogs

◆大震災前に「津軽弁ジャズ」で東北を巡演していたこの入をぜひ

・伊藤君子

当日紹介された「津軽弁ジャズ」の音源は提供出来ません。代替として伊藤君子さんのコメントと『A Touch Of Love(1994年)』から添付させて頂きます。

「津軽弁ジャズ ジャズだべ!ジャズださ!」(PRコメント)

Here is Kimiko Itoh sings “Summertime”.

伊藤君子(vo),Michael Brecker(ts), 日野皓正(Cor,Flh) ,Eddie Gómez(b),Steve Gadd(ds), 佐藤允彦(p) 松木恒秀(g) 1985年11月12日録音

(レジュメ末尾のコメント)
女性歌手では他にカーメン・マクレエ、ジュリー・ロンドン、メリー・フォード、ヘ レン・メリル、キリ・テ・カナワ、ナラ・レオン、チャカ・カーン、アニタ・ベイカー 、オリビア・ニュートンジョン、沖山秀子、矢代亜紀ら。男性でキャブ・キャロウェー、
SAM&DAVE、ゴールデン・ゲイトトリオ、アル・マルティノペリー・コモ、アンデ ・ウイリアムス、サム・クック、レイ・チャールス、ジョージ・ベンソン、ジョニー・ ハートマン。ウイリー・ネルソン、パリー・マニロウ、ガエターノ・ヴェローソらも。

大阪ジャズ同好会第38回例会(2019年8月11日) 「新譜紹介」

August 14,2019

猛暑にも拘わらず今回の例会には16人が参加されました。例会概要として「新譜紹介」からご紹介致します。

新譜紹介(古川 正孝氏)

1.『Stan Getz with European Friends』(CDSOL-45978)

上記アルバムと同じメンバーの映像を添付します。

Here is Stan Getz Quartet play “Ghost of A Chance”.(6:44迄)
Stan Getz (ts)Martial Solal (p) Pierre Michelot (b) Kenny Clarke (ds)
Live, “Cannes Jazz Festival,” Cannes, France, July 12, 1958

 

2.『Karin Bachner/ Ella Forever』(CD-0932)

本CDについては下記のサイトをご覧下さい。

こちら ▶️

Here is Karin Bachner sings “A-Tisket, A-Tasket”.

Here is Karin Bachner sings “The Very Thought Of You”.

 

3.『大隅寿男/ キャラバン』(MYCJ-30663)(ジャズドラマー大隅寿男 活動50周年記念盤)

 

Here is 大隅寿男 plays “Caravan”.

大隅寿男のHPをご覧下さい。

こちら ▶️

4.『Calabria Foti / Prelude to A Kiss』(MOCO 23-06)

 

本CDについては下記のサイトをご覧下さい。

こちら ▶️

当日ご紹介されました「On the Street Where You Live」は音源が提供出来ませんので、3年前の映像を添付します。

Here is Calabria Foti sings “On the Street Where You Live”.

Live at E-Spot Lounge April 17,2016

今月(8月7日)に行われたライブの案内も添付します。

こちら ▶️

(追記)古川氏が上記CDについて「ピアノがロジャー・キャラウェイ(ROGER KELLAWAY)であったので購入しました」とコメントされました。

 

5.『Jiro Yoshida / Red Line』(SICJ-10010)

本CDについては下記のサイトをご覧下さい。

こちら ▶️

吉田次郎のHPをご覧下さい。

こちら ▶️

当日ご紹介されました「Goodbye Pork Pie Hat」は音源が提供出来ませんので、大阪ロイヤルホース(ROYAL HORSE)でのライブの映像を添付します。

Here is Jiro Yoshida ”LIVE AT ROYAL HORSE”.

(追記)古川氏が上記CDを選択した理由として「川口千里さんのドラムを聞きたかったからです」とコメントされました。

来月、上記大阪ロイヤルホース(ROYAL HORSE)に川口千里さんが出演予定です。

 

 

 

 

 

 

 

大阪ジャズ同好会(2015年6月14日) 特集『もう1人のバップトランペッター~ファッツ・ナヴァロ』

June 21,2019

Photo above of Fats Navarro by courtesy of Discogs

今回は4年前(2015年6月14日)の特集「もう1人のバップトランペッター~ファッツ・ナヴァロ」(解説 寺本 泰規氏)をブログとして作成しました。以下当日配付されたレジュメを編集せず記載いたします。

バップ時代のトランペッターといえばまずディジー・ガレスピーの名前が挙がりますが、彼の影響を受けたハワード・マギーを師匠としたファッツ・ナヴァロ(Sep,24, 1923~July 7, 1950)はその実力に伴った評価・人気を受けているとは思えません。同時代に同じ楽器のプレイヤーがいれば当然比較されるわけですが、メトロノーム・オールスターによる演奏ではナヴァロは共演したガレスピーやケニー・ドーハムらと間違えられるなどの扱いを受けていますが、いまでは故大和明氏によってその間遅いは正されています。(と私は考えています。)アメリカの有名なジャズ評論家でさえ間違えるほど似通っているところはありますが、聞き込めばその違いは割と見極められると思います。今回の例会ではそんなファッツ・ナヴァロの演奏を聴いていただくことにより、彼のファンになっていただければと考えています。まず最初に聴いていただくのは師匠格に当たるハワード・マギーのプレイです。当時ナヴァロはアン ディ・カーク楽団に在団していましたが、ソロパートは与えられておらず、ソロは全てハワード・マギ ーです。

1. 「McGhee Special」(broadcast, NYC, circa 1944)
Andy Kirk & His Orchestra
Art Capehart, Harry Lawson, Howard McGhee, Fats Navarro(tp) Taswell Baird, Bob Murray, Wayman Richardson(tb) Reuben Phillips, Ben Smith(as) Jimmy Forrest, Joe Harrington(ts) Ed Loving(bs) John Young(p) Booker Collins(b) Ben Thigpen(ds)

当日ご紹介された1944年の音源(上記「Big bands of the “Savoy”」)は手元にございませんので、1942年の録音を代替として添付しました。
Here is Andy Kirk And His Twelve Clouds Of Joy play “McGhee Special”.
Johnny Burris, Harry Lawson (tp) Howard McGhee (tp,arr) Ted Donnelly, Milton Robinson (tb) John Harrington (cl,as) Ben Smith (as) Edward Inge (cl,ts) Al Sears (ts) Kenny Kersey (p,arr) Floyd Smith (g,el-g,vcl) Booker Collins (b) Ben Thigpen (d) June Richmond (vcl) Andy Kirk (dir)
New York, July 14, 1942

この演奏を良く頭に入れて次の演奏を聴いてみてください。彼のソロが最初に録音された演奏です。当時のビリー・エクスタイン楽団はバッパーを多く抱えており、ガレスピー楽団を凌駕するくらいモダンな演奏に終始していました。ここではジーン・アモンズのソロを始め、ナヴァロのメロディアスで歌心あふれるソロに注目です。

2. 「Love Me Or Leave Me」(AFRS Jubilee broadcast, LA, CA, Feb & Mar,1945)
Billy Eckstine & His Orchestra
Gail Brockman, Boonie Hazel,Shorty McConnell,Fats Navarro(tp) Joe Taswell Baird, Chippy Outcalt, Howard Scott, Gerald Valentine(tb) Bill Frazier, John Jackson(as) Gene Ammons(ts) Budd Johnson(ts, arr) Leo Parker (bs) Connie Wainwright(g) John Malachi(p) Tommy Potter(b) Art Blakey(ds) Billy Eckstine, Lena Horne, Sarah Vaughan (vo) Tadd Dameron, John Malachi, Jerry Valentine(arr)

いかがでしたか。彼自身はビッグバンドでの演奏は自由が無いということで嫌いだったようで、エクスタイン以後短期間のバンド在団を除くと、コンボにおける吹き込みが多くなっていきます。次は一時期モダンジャズメンとの共演を行ったホーキンスのコンボにおけるソロです。

3. 「Bean And The Boys」(SR1858-1)(NYC, Dec,1946)
Coleman Hawkins & His Orchestra
Fats Navarro(tp) J.J.Johnson(tb) Porter Kilbert(as) Coleman Hawkins(ts) Hank Jones(p) Curly Russell(b) Max Roach(ds)

ビッグバンドにおけるソロをもう一曲聴いていただきましょう。スイング~モダンジャズ時代に活躍 したイリノイ・ジャケー楽団での演奏です。

4.「Jivin’ With Jack The Bellboy」 (NR97-2)(NYC, January 7, 1947)
llinois Jacquet And His Orchestra
Miles Davis, Marion Hazel or Russell Jacquet, Fats Navarro, Joe Newman(tp) Gus Chapell, Ted Kelly, Fred Robinson, Dicky Wells(tb) Ray Perry, Jimmy Powell(as) Illinois Jacquet, Clay Nicholas or Budd Johnson(ts) Leo Parker(bs) Bull Doggett(p) Al Lucas(b) Shadow Wilson(ds)

これより以後は全てコンボスタイルによる演奏です。次は「他の男のところでは働きたくないんだ」 と言わしめたタッド・ダメロンとの共演です。彼の真価を遺憾なく発揮した最初のグループと言えるでしょう。

Photo above of Tadd Dameron and Fats Navarro by courtesy of Wikipedia

5.「The Squirrel」 (BN305-1) (WOR Studios, NYC, Sept 26, 1947)
Tadd Dameron Sextet
Fats Navarro(tp) Ernie Henry(as) Charlie Rouse(ts) Tadd Dameron(p) Nelson Boyd(b) Shadow Wilson(ds)

ナヴァロはパーカーとも何度か共演し録音を残していますが、その最初の記録がこの時の演奏です。 ただしこの曲に関しては終始ソロを取っており、彼の素晴らしいメロディックセンスを味わうことができます。

6. 「Fats Flats 」(broadcast. “Bands For Bonds* WOR Studios, NYC, Nov.8,1947)
Barry Ulanov And His All Star Metronome Jazzmen
Fats Navarro(tp) Charlie Parker(as) Lennie Tristano(p) Billy Bauer(g) Tommy Potter(b) Buddy Rich(ds) Bruce Elliott, Barry Ulanov(announcer)

珍しい演奏をご紹介したいと思います。後年クリフォード・ブラウンも参加していたハンプトン におけるものです。曲の途中から始まっていますが、劈頭のソロは紛れもなくナヴァロです。(当日ご紹介された録音は添付出来ないことを了解願います。)

7. 「Hot House」(broadcast,”Howard Theatre”, Washington, May 1,1948)
Lionel Hampton & His Orchestra
Teddy Buckner, Wendell Culley, Duke Garrette, Fats Navarro, Leo Shepherd (tp) Sonny Craven, Andrew Penn, Britt Woodman, Jimmy Wormick(tb) Ben Kynard, Bobby Plater(as) John Sparrow. Billy Williams(ts) Charlie Fowlkes (bs) Lionel Hampton(vi,p, ds, vo) Milt Buckner(p) Charlie Harris, Charles Mingus(b) Earl Waiker(ds)

再びダメロンとの演奏です。ミディアムテンポで軽快にソロを展開する彼の演奏は、ガレスピーに代 表されるようにハイノートに偏ること無く、暖かみにあふれたプレイとなっています。

8. 「Good Bait」 (broadcast, “Royal Roost”, NYC, August 29, 1948)
Tadd Dameron Sextet
Fats Navarro(tp) Rudy Williams(as) Allen Eager(ts) Tadd Dameron(p) Curly Russell(b) Kenny Clarke(ds)

べニー・グッドマンも1948年から49年にかけて、なぜかモダンジャズメンをバンドに入れてモダンスタイルに変身したことがありました。残念ながらビッグバンドでのソロ演奏は残っていませんが、唯一コンボにおける演奏が1曲だけ残されています。ワーデル・グレイと共に彼のモダンなセンスが聴 かれる演奏となっています。(グッドマンだけがスイングスタイルの演奏を繰り広げており違和感はぬぐえません。)

9.「Stealin’ Apples」(2974-3)(NYC, September 9,1948)
Benny Goodman Septet
Fats Navarro(to) Benny Goodman(cl) Wardell Gray(ts) Gene Di Novi (p) Mundell Lowe(g) Clyde Lombardi (b) Mel Zelnick(ds)

さてナヴァロはわずかですが歌手の伴奏も録音しています。ここではダイアル盤に残された演奏から、パーカーの演奏で有名な「ヤードバード組曲」を聴いてください。オリジナルの演奏よりテンポを落としていますが、彼の趣味の良いフレーズが光ります。

10.「Yardbird Suite」(D1163-C)(NYC, November 29,1948)
Earl Coleman & His All Stars
Fats Navarro(tp) Don Lanphere(ts) Linton Garner(p) Al Casey(g) Jim Johnson(b) Max Roach(ds) Earl Coleman(vo)

昔、アメリカの雑誌メトロノームの主催によるジャズメンの人気投票があり、上位者によるオールス ターが編成され録音を行いました。次の演奏はビクターに吹き込まれたオールスターによるもので、当時の人気がうかがえる結果となっています。特に演奏の後半に繰り広げられる3人のトランペットの4小筋交換はデヴィス、ナヴァロ、ガレスピーと思われます。(故大和明氏の見解。一部デヴィスとガレ スピーが入れ替わっている。)

Photo by Metronome

11. 「Overtime(long version) (DOVC0021-2) (RCA Studios, NYC, January 3, 1949)
Metronome All-Star Bands
Miles Davis, Dizzy Gillespie, Fats Navarro(tp) J.J.Johnson, Kai Winding (tb) Buddy DeFranco(cl) Charlie Parker(as) Charlie Ventura(ts) Ernie Caceres(bs) Lennie Tristano(p) Billy Bauer(g) Eddie Safranski(b) Shelly Manne(ds)

再びダメロンとの共演です。この共演以後ダメロンとの演奏は残されていません。

12. 「Sid’s Delight」(3391-3E)(NYC, January 18,1949)
Tadd Dameron & His Orchestra
Fats Navarro(tp) Kai Winding(tb) Sahib Shihab(as) Dexter Gordon(ts) Cecil Payne(bs) Tadd Dameron (p) Curly Russell(b) Kenny Clarke(as) Vidal Balado(congas) Diego Ibarra(bongos)

今度の演奏はその存在は知られていたものの、2002年まで正式にリリースされなかったものと、今更ながらこんな素晴らしい演奏がなぜ公開されなかったのか不思議でなりません。彼の素晴らしいバラード演奏が聴かれます。

13. 「The Things We Did Last Summer」(“Carnegie Hall”,NYC, Nov 2,1949)
Jazz At The Philharmonic
Fats Navarro(tp) Hank Jones(p) Ray Brown(b) Shelly Manne(ds)

ブルーノートに彼はバド・パウェルと共に多くのテイクを吹き込んでいますが、ロリンズの初期の演奏が聴かれる「異教徒のダンス」を聴いてください。

14. 「Dance Of The Infidels」(BN362-1)(WOR Studios,NYC, August 9,1949)
Bud Powell’s Modernists
Fats Navarro(tp) Sonny Rollins(ts) Bud Powell(p) Tommy Potter(b) Roy Haynes(ds)

次の演奏は彼のレコーディング歴の中であまり注目を受けていませんが、4曲19テイクにわたって バップ・プレイヤーとは思えぬサトルなプレイに終始しており、早死にしなければ一流のモダンジャズ プレイヤーとしてもっと知られる存在になっていただろうと想像するにふさわしいものです。

15. 「Infatuation」(JRC37D)(NYC, September 20,1949)
Don Lanphere Quintet
Fats Navarro(tp) Don Lanphere(ts) Al Haig(p) Tommy Potter(b) Max Roach(ds)

最後はバードランドにおける3人のバップの巨人の共演です。ただしこの演奏ではパーカーのソロは ありません。

16. 「A Night In Tunisia」(broadcast,”Birdland”,NYC, May 15 & 16,1950)
Charlie Parker Quintet
Fats Navarro(tp) Chartie Parker(as) Bud Powell(p) Curly Russell(b) Art Blakey(ds)

本ブログでは「Ornithology」を添付しました。
Here is Chartie Parker Quintet play “Ornithology”.
Fats Navarro(tp) Chartie Parker(as) Bud Powell(p) Curly Russell(b) Art Blakey(ds)

彼の初期から最晩年の演奏までを聴いていただきましたが、その演奏から後年のクリフォード・ブラ ウンのプレイを感じるのは私だけではないと思います。これを機会に是非ナヴァロの演奏に親しみを持 っていただければと思います。

(使用音源)
1. 「Big bands of the “Savoy”」(Caracol CAR 424)(LP)
2.「Together / Billy Eckstine」(Spotlite 100)(LP)
3. 「Bean & The Boys / Coleman Hawkins」(Prestige PR 7824)(LP)
4.「The Complete Aladdin Sessions / Illinois Jacquet] (Aladdin 803) (LP)
5.「 The Fabulous Fats Navarro, Vol. 1」 (Blue Note BLP 1531) (LP)
6. 「Anthropology」 (Spotlite SPJ 108) (LP)
7. 「Lionel Hampton In Concert」 (Cicala Jazz Live (it) BLJ 8015) (LP)
8. 「Good Bait / Fats Navarro, Tadd Dameron」 (Riverside NW 2007)(LP)
9. 「Cool Clarinet 」(Capitol CR-8803) (LP)
10. 「Move! / Dexter Gordon」 (Spotlite SPJ 133) (LP)
11. 「From Swing To Be Bop」 (RCA RA-96-100) (LP)
12. 「Bebop Professors 」(Capitol CR-8812) (LP)
13. 「J.A.T.P. At Carnegie Halt 1949 / Jazz At The Philharmonic]」(Pablo PACD 5311-2)(CD)
14. 「The Amazing Bud Powell vol.1 / Bud Powell」 (Blue Note BLP 1503) (LP)
15. 「The Thin Man Meets Fat Boy vol.」 (Misterioso MLP 1982) (LP)
16. 「One Night In Birdland / Charlie Parker」 (Columbia JG 34808) (LP)

大阪ジャズ同好会第37回例会(2019年6月9日) 持ち寄り『1960年代のジャズ』③

June 13,2019

Photo by courtesy of JAZZIZ Magazine and Punterest

6月例会参加者持ち寄り『1960年代のジャズ』の最終回です。今回は寺本世話人と平野の選曲を紹介します。

・寺本氏
「Eric Dolphy & Booker Little Quintet at the Five Spot Cafe」

Here is Eric Dolphy & Booker Little Quintet play “Fire Waltz”.
Eric Dolphy (as), Booker Little(tp),Mal Waldron(p), Richard Davis(b), Ed Blackwell(ds) NewYork The Five Spot Cafe July 16, 1961

僭越ですが、ブログ作成者からエリック・ドルフィーのアルトソロ演奏を1曲追加させて頂きました。

Here is Eric Dolphy plays ”Tenderly”.
Eric Dolphy (as-Solo Performance)
Englewood Cliffs, N.J., December 21, 1960

・平野
1960年代のジャズを三つの切り口から選曲しました。
1.「フリージャズ」
Here is Ornette Coleman Quqrtet ”Embraceable You”.
Ornette Coleman(as),Don Cherry(cornet),Charlie Haden(b),Ed Blackwell(ds)
NYC July 26, 1960 NYC

神戸ジャズ愛好会(5月例会)でも”Embraceable You”を選曲していました。

2.「ビートルズ旋風」
当日は ”Ella sings Can’t Buy Me Love ”をご紹介致しましたが、本ブログでは二つの映像を添付しました。

Here is Ella Fitzgerald sings “A Hard Days Night”.
Live in Copenhagen 1965

Here is Ella Fitzgerald sings “Hey Jude”,
Montreux Jazz Festival, 1969

3.「ハードバップリバイバル」
Here is Dexter Gordon Quartet play “For all we know”.
Dexter Gordon (ts) Kenny Drew (p) Niels-Henning Orsted Pedersen (b) Albert “Tootie” Heath (ds)
“Jazzhus Montmartre” CopenhagenJuly 20, 1967

上記録音の様子をマシュマロレコードの上不三雄氏が記載しています。

こちら ▶️

下記のマシュマロレコードHPもご覧下さい。

こちら ▶️

Photo by Discogs

Photo by Wikipedia

上記録音の翌月に収録された映像を追加添付します。
Here is Dexter Gordon Quartet ”concert, Denmark, 1967 Aug. 5”

大阪ジャズ同好会第37回例会(2019年6月9日) 持ち寄り『1960年代のジャズ』③

6月例会参加者持ち寄り『1960年代のジャズ』のの最終回です。今回は寺本世話人と平野の選曲を紹介します。

・寺本氏
「Eric Dolphy & Booker Little Quintet at the Five Spot Cafe」

Here is Eric Dolphy & Booker Little Quintet play “Fire Waltz”.
Eric Dolphy (as), Booker Little(tp),Mal Waldron(p), Richard Davis(b), Ed Blackwell(ds)
NewYork The Five Spot Cafe July 16, 1961

僭越ですが、ブログ作成者から1曲追加させて頂きました。

Here is Eric Dolphy plays ”Tenderly”.
Eric Dolphy (as-Solo Performance)
Englewood Cliffs, N.J., December 21, 1960

・平野
1960年代のジャズを三つの切り口から選曲しました。
1.「フリージャズ」
Here is Ornette Coleman Quqrtet ”Embraceable You”.
Ornette Coleman(as),Don Cherry(cornet),Charlie Haden(b),Ed Blackwell(ds)
NYC July 26, 1960 NYC

神戸ジャズ愛好会(5月例会)でも”Embraceable You”を選曲していました。

2.「ビートルズ旋風」
当日は ”Ella sings Can’t Buy Me Love ”をご紹介致しましたが、本ブログでは二つの映像を添付しました。

Here is Ella Fitzgerald sings “A Hard Days Night”.
Live in Copenhagen 1965

Here is Ella Fitzgerald sings “Hey Jude”,
Montreux Jazz Festival, 1969

3.「ハードバップリバイバル」
Here is Dexter Gordon Quartet play “For all we know”.
Dexter Gordon (ts) Kenny Drew (p) Niels-Henning Orsted Pedersen (b) Albert “Tootie” Heath (ds)
“Jazzhus Montmartre” CopenhagenJuly 20, 1967

上記録音の様子をマシュマロレコードの上不三夫氏が記載しています。

こちら ▶️