カテゴリー別アーカイブ: 大阪ジャズ同好会

「特集クラリネットの名曲を別スタイルで聴く」(大阪ジャズ同好会例会概要追加)

June 26,2020

先日「大阪ジャズ同好会6月例会特集」の概要を投稿しました。

こちら ▶️

今回は「特集クラリネットの名曲を別スタイルで聴く」において、配布されたレジュメに記載された演奏について音源を添付致しました。

【PETITE FLEUR】(小さい花)

「小さな花」はChris Barber’s Jazz Band の Monty Sunshine の演奏が世界的にヒット(日 本ではピーナッツも)して、クラリネットの代表曲になりました、作曲(演奏)はむろんSidney Bechetです。しかし、その後もほとんどの奏者がサンシャインの「洗練された」スタイルを踏 襲しています。手持ちのものでは、Acker Bilk、Pete Fountain、鈴木章治、北村英治、花岡詠 ニ、谷口英治など。原曲の雰囲気を生かしたEdmond Hallは異彩を放っているとすらいえます。
最近ではKen Peplowski(2018)が出色。

1.Chris Barber’s Jazz Band

2.Acker Bilk

3.Pete Fountain

【鈴懸の径】

リズムエースにピーナッツ・ハッコーが参加した「鈴懸の径」のヒットが1957年。以来、日本 でクラリネットといえばこの曲。鈴木章治だけで(北村との共演含めて) 7バージョン(手持ち 分)あり。他に、花岡詠二、谷口英治、鈴木直樹、滝川雅弘など。ほとんどがピーナッツ・ハッ コーのつけたリフを踏襲しています。

4.鈴木章治

【MEMORIES OF YOU】

1930年Eubie Blake作曲したブロードウェイのショーの曲。直後に録音されたLouis Armstrong +Lionel Hampton 「Memories of You」(1930)が有名。 Benny Goodmanも1940年代から演奏してい るが、映画「ベニー・グッドマン物語」(1955)以来、クラリネット奏者が避けて通れない曲とな った。
クラ以外では、clifford Brown with Strings(1955)、Thelonious Monk(1956)、 Jaki Byard+Roland Kirk(1968)、Wynton Marsalis(1987)、森山威男(2001)など多数。
クラリネットでのユニークな演奏としては、Buddy De Franco Plays Benny Goodman」(1957)、 Eddie Daniels 「Benny Rides Again」(1992)、北村英治「FULL CLARINET」(1994)、 Ken Peplorski 「Memories Of You」(2005)など。

5.Louis Armstrong and Lionel Hampton

6.Jaki Byard and Roland Kirk

7.Clifford Brown

上記解説でご紹介された「滝川雅弘さん、谷口英治さん、森山威男さん、ニューオリンズ・ラスカルズ」については、特集を担当された堀晃氏のHP「わが愛するジャズメン、ジャズ・グループに関する資料室」で詳しく記載されています。

以下、「堀晃の SF HomePage」をご覧下さい。

こちら ▶️

「ニューオリンズ・ラスカルズ」公式ページも是非ご覧下さい。

こちら ▶️

当日は日頃聞けない裏話も多く語られ楽しかったです。沖至さんが「ODJC(Original Dixieland Jazz Club)会員番号1番」とお聞きしてビックリしました。

本ブログ作成日(6月26日)はクリフォード・ブラウンの命日です。本例会概要の番外編として沖至さんソロ演奏「I remember Clifford」を添付致します。

8.沖 至「I remember Clifford」

大阪ジャズ同好会第42回(2020年6月14日)例会③持ち寄り『ジャズ・トロンボーンの名手達』

June 22,2020

解説される方の席には飛沫対策として、楽譜立にビニールを掛けていただきました。

例会案内の一部を引用します。

「トロンボーンは最も人間の声に近い音程の楽器といわれ、古くから多くの名手がいます。その中からお好きなトロンボニストをご紹介ください」

・竹村氏
1.Urbie Green
映画「真夏の夜のジャズ」から、アービー・グリーンのグループ。ダイナ・ワシン トンの歌も素晴らしいのですが、グリーンの朗々としたトロンボーンも最高です。
Here is Newport Jazz All Stars play “All Of Me” (Live At Newport Jazz Festival, 1958)
Urbie Green(tb) Don Elliot, Terry Gibbs (vb) Wynton Kelly(p) Paul West(b) Max Roach(ds) Dinah Washington(vo)(July 6,1958)

2.Al Grey and Count Basie Orchestra
ラスヴェガスのサンズ・ホテルからの実況録音。アル・グレイは長きに渡って、ベイシー楽団で活躍しました。
Here is Count Basie Orchestra with Al Grey play “Makin’ Whoopee”.
(Jan,1966)

3. Vic Dickenson and George Wein’s Dixie-Victors
ヴィック・ディッケンソンは、私の最も好きなジャズメンです。ジョージ・ウエイ ンのディキシー・ヴィクターズによる中間派の楽しい演奏です。
Here is George Wein’s Dixie-Victors play “Sugar”.
Ruby Braff(tp) Vic Dickenson(tb) Peanuts Hucko(cl) Ernie Caceres(bs) George wein(p) Danny Barker(bj) Milt Hinton(b) Buzzy Drootin(ds)
New York, May 28, 1956

・Y瀬氏(当日配付のレジュメを一部編集しました。)
Tyree Glenn
タイリー・グレン (Nov 23,1912~ May 18,1974)
1.「Love For Sale」
タイリー・グレンというトロンボーン奏者を知ったのは、今は無き東芝EMIがブルーノートクラブ会員限定で出したルーレット盤の復刻紙ジャケCD「Let’s Have A Ball」でした。トミー・フラナガンらと組んだこの盤から本業トロンボーンでの演奏。
Here is Tyree Glenn play “Love For Sale”.

2. 「Yes Sir. That’s My Baby」
歌手として渋いノドを聴かせます。
Here is Tyree Glenn sings “Yes Sir. That’s My Baby”

3.「There will Never Be Another You」
ハンク・ジョーンズらと組んだLoneHill盤からは、ヴァイブの腕も披露します。
Here is Tyree Glenn play “There will Never Be Another You”.

4. 「All of Me」
過去1曲集中『暴挙ご容赦! オール・オブ・ミーで60分』で特集をさせてもらったこともあります。
Here is Tyree Glenn play “All of Me”.

過去の特集は下記に添付しました。

こちら ▶️

・K氏
Bob Brookmeyer
1.Here is Bob-Brookmeyer Quartet play “On The Sunny Side Of The Street”.『The Blues:HotsAnd cold』より
Bob-Brookmeyer(tb) Jimmy Rowles(p) Buddy Clark(b) Mel Lewis(ds)

2. Here is Jimmy Giuffre Trio play ”The ‘Swamp People”.『Trav’lin’ Light』より
Jimmy Giuffre(bs) Bob Brookmeyer(tb) Jim Hall(g)

ボブ・ブルックマイヤーの紹介として、当日は故粟村政昭氏による『ジャズ・レコード・ブック』151ページを読まれました。当該ページを添付します。

『ジャズ・レコード・ブック』151ページ

・寺本泰規氏(同好会世話人)
Tommy Dorsey
トミー・ドーシーは(1904年11月19日~1956年11月26日)は「Sentimental Gentleman」と呼ばれ、史上最も美しい音色のトロンボーンを吹くといわれていました。自身の楽団の時にはソロはバンドメンに任せ、ひたすらテーマをストレートに演奏するというスタイルで一時代を築き上げました。メンバーにはBud Freeman(ts), Bunny Berigan(tp),Ziggy Elman(tp), Buddy DeFranco(cl),Dave Tough(ds), Buddy Rich(ds)などが在団しました。

1.Here is Tommy Dorsey Orchestra play “I’m Getting Sentimental Over You”.
(1935 ,10/18)

2.Here is Tommy Dorsey Orchestra play “Star Dust”.
(vo: Edythe Wright)(1936, 4/3)

3.Here is Tommy Dorsey Orchestra play “East of The Sun”.
(vo: Frank Sinatra)(1940, 4/23)

4. Here is Tommy Dorsey Orchestra play “Whispering”.
(vo: Frank Sinatra)(1940, 6/13)

・平野隆史
1.キッド・オリー(Kid Ory)


Here is New Orleans Wanderer play “Perdido Street Blues”.
George Mitchell(crt) Kid Ory(tb) Johnny Dodds(cl) Lil Armstrong(p) :
Johnny St.Cyr(bj)(Chicago, July 13,1926)

2.ミフ・モール(Miff Mole)


Here is Red Nichols And His Five Pennies play “Riverboat Shuffle”.
Red Nichols(crt),Leo McConville,Mannio Klein(tp) Miff Mole(tb)
Fud Livingston(cl, ts) Adrian Rollini(bassax, goofus) Arthur Schutt(p)
Dick McDonough (banj) Vic Berton(ds) (New York, August 15, 1927)

3.オキ・ペルソン(Ake Persson)


Here is Lars Gullin Quintet play “Besame Mucho”.
Ake Persson(tb), Lars Gullin(bars), Claes-Goran Fagerstedt(p), Bengt Carlsson(b), Bert Dahlander(ds),
(Stockholm, January 14 & 15,1957)

大阪ジャズ同好会第42回(2020年6月14日)概要 ②「新譜紹介」

新譜紹介 (古川正孝氏)

1. 『From This Monent On / 高橋リエ(vo)』(NSM-J-1040)

高橋リエさんの詳細については下記サイトをご覧下さい。

こちら ▶️

Here is Rie Takahashi sings “The Lady Is A Trump”.

2. 『Misty〜Live at JAZZ IS / 山本 剛(p)トリオ』(VHCD-1276)

本アルバムの詳細については下記サイトをご覧下さい。

こちら ▶️

本作品の音源は提供は出来ませんので、1980年の録音を添付します。

Here is 山本剛トリオ play “Misty”.
山本剛(p)、稲葉国光(b)、小原哲次郎(ds)1980年11月30日

3. 『Dreamville / Modern Times Big Band』(SMILE-0002)

本アルバムの詳細については下記サイトをご覧下さい。

こちら ▶️

ジャケット表紙《長い髪の女》については「甦る中山岩太:モダニズムの光と影」をご覧下さい。

こちら ▶️

兵庫県立美術館サイトも添付します。

こちら ▶️

4.『I Follow My Secret Heart / Christof Sanger(p) Trio featuring Ken Peplowski(cl)』(LAIKA-35103792)

本アルバムの詳細については下記サイトをご覧下さい。

こちら ▶️

Here is Christof Sanger Quartet play “Just One of Those Things”.

今回の例会はクラリネットが主役ですので、クラリネットを演奏した曲を追加します。

Here is Christof Sanger Quartet play “I Follow My Secret Heart”.

大阪ジャズ同好会2020年6月例会概要①「特集クラリネットの名曲を別スタイルで聴く」

June 19,2020

特集を担当された堀晃氏が事前に記載された案内文を転載します。

クラリネットの名曲は代表的な名演が定番になっていることが多いようです。たとえば「メモリーズ・オブ・ユー」は「ベニー・グッドマン物語」の影響が大きすぎて、どの奏者もグッドマンを意識せざるを得ません。
そこでいかに独自のスタイルで吹くかが聴きどころになりますが、一方で、セロニアス・モンクやクリフォード・ブラウンのような別楽器の演奏もあります。クラの名曲を、なるべく変わったスタイルで聴く企画です。

当日配付されたレジュメを添付します。

以下、当日ご持参のCD写真と本ブログでご紹介できる音源を添付しました。

【1】 「PETITE FLEUR」(小さな花) 

・Sidney Bechet

Here is Sidney Bechet play “PETITE FLEUR”.

・Mogens Johansen

Here is Mogens Johansen play “PETITE FLEUR”

・Edmond Hall

Here is Edmond Hall play ”PETITE FLEUR”.

【2】「鈴懸の径」

・Peanuts Hucko

当日ご紹介された音源は添付出来ませんので、代替として有名な録音を添付します。

Here is Peanuts Hucko plays “鈴懸の径”.

北村英治 VS 鈴木章治

Here is Eiji Kitamura and Shoji Suzuki play “鈴懸の径”.

谷口英治

上記の音源は提供出来ませんので、代替としてYouTube映像を添付します。

Here is Eiji Taniguchi play “鈴懸の径”.

【3】「MEMORIES OF YOU」

Thelonious Monk

Here is Thelonious Monk plays “MEMORIES OF YOU”. 

Ken Peplowski

Here is Ken Peplowski plays “MEMORIES OF YOU”. 

以下は音源が提供出来ないCDです。

・沖至

・清水万紀夫

 

(再編集版)おやまぁあんたまで!!「歌いたがり屋」列伝(大阪ジャズ同好会)

April 24.2020

大阪ジャズ同好会2015年4月例会「おやまぁあんたまで!!「歌いたがり屋」列伝」を再編集致しました。例会後に投稿した時には記載出来なかったデータもディスコグラフィーで確認しました。尚、吉瀬 拓雄氏(解説)が配付されたレジュメについては修正せず転載しております。

今回は「歌いたがり屋のジャズ奏者たちが大集合です。ジャズのレコード録音は1917年、白人バンドの0DJBが始まりと されますが、その前年に女性歌手マリオン・ハリス、さらに遡る1911年にラグタイム キングと呼ばれたジーン・グリーンが残した歌声もあるそうです。とはいえ、ヴォーカ ルをジャズの主要なパートに押し上げたのは1920年代半ばにホット5を結成したル イ・アームストロングの功績でしょう。その影響は、ビング・クロスビーら多くの歌手にとどまらず、器楽奏者たちにも歌う楽しさ(快感)を教えてしまったのでした。

まずは、ルイに刺激された調子のいいトランペッターたちの歌声を…

(1) HENRY RED ALLEN

ルイより5つ年下のニューオリンズ出身で、ルイス・ラッセル、キング・オリヴ アーらのバンを経て独立。

Here is Henry Red Allen sings “Dark Eyes”.
Henry “Red” Allen (tp,vcl) J.C. Higginbotham (tb) Don Stovall (as) Al Williams (p) Clarence Moten (b) Alvin Burroughs (d)   Chicago, May 5, 1944

(2) BUNNY BERIGAN

Photo by YouTube

学生バンド時代にハル・ケンプに見出されて欧州ツアーに参加。ポール・ホワ イトマン、ベニー・グッドマン楽団にも所属し独立。36年のメトロノーム誌人 気投票で首位。40年にはトミー・ドーシー楽団に加わったが、33歳で早世。

Here is Bunny Berigan sings “Star dust” .
Broadcast, New York, April 16, 1938

(3) ROY ELDRIDGE

1930年代半ばから活躍し、40年には白人ビッグバンド最初の黒人レギュラーと してジーン・クルーパ楽団に迎えられた。その後アーティー・ショウ楽団、JA TP、グッドマンの欧州ツアーにも参加。これは自己パンド時代の演奏で、メンパーにサヒブ・シーハブの名も。歌題は「恥ずかしくないかい?」でしょうか。

Here is Roy Eldridge sings “Ain’t that a Shame” (1946)
Roy Eldridge (tp,vcl) New York, January 31, 1946
Decca 23532(73335-B)

(4)CHARLIE SHAVERS

(4)CHARLIE SHAVERS
20歳前にジョン・カービー楽団に入り、大半の編曲を手がけたといわれる才人。 トミー・ドーシーやグッドマン楽団にも参加。多くの録音を残したレイ・ブライ アントトリオとのアルバム「Digs Dixie」から自作曲を。グリークスはペテンの俗語?

Here is Charlie Shavers sings “Daddy’s Got The Gleeks”.(1959)
Charlie Shavers (tp,vcl) Ray Bryant (p) Tommy Bryant (b) Oliver Jackson (d) New York, 1959

(5) DIZZY GILLESPIE

ビバップやラテンリズムの導入でモダンジャズの功績者と讃えられる一方、テ ディ・ヒル、キャブ・キャロウエイら所属楽団のボスや仲間と衝突を繰り返した という。MJQメンバーも彼の楽団にいた。クインテットの演奏で、ビル・グラハ ム(as)、ウイントン・ケリー(p)、ボニー・グリッグス(b), アル・ジョーンズ (d)。(他にナット・アダレイ、クラーク・テリーも歌っているようです)

Here is Dizzy Gillespie sings “Blue Skies”

Dizzy Gillespie (tp,vcl) Bill Graham (bar) Wynton Kelly (p) Bernie Griggs (b) Al Jones (d) Joe Carroll (vcl)  New York, July 18, 1952

トロンポーンはおなじみジャック・ティーガーデンを省略してこの人に…

(6) TYREE GLENN

べニー・カーター楽団などを経てキャブ・キャロウエイ、デューク・エリントン楽団へヴァイブ奏者との二足のわらじで活躍。歌の方もトロンボーンと同様、 楽しさがあふれます。クインテットのメンバーは、メリー・オズボーン(g)、トミー・フラナガン(p)、チャーリー・ポッター(b)、ジョー・ジョーンズ (d)。

Here is Tyree Glenn sings “Yes Sir That’s My Baby” .
Tyree Glenn (tb,vib,vcl) Tommy Flanagan (p) Mary Osborne (g) Tommy Potter (b) Jo Jones (d)
New York, 1958

 

歌うサックス奏者は少なく、他にソニー・スティット、トランバウアー、古谷充ぐらい

(7) GERRY MULLIGAN

ピアノレスのカルテットなど、意欲的試みでウエストコーストから新風を吹か せたあのマリガンが歌ってます。フュージョンのデーヴ・グルーシンと組んだ 全曲自作のアルバム。ジェイ・レオンハート(b)、バディ・ウイリアムス (a)。

Here is Gerry Mulligan sings “I Never Was A Young Man”.
Gerry Mulligan (bar,vcl) Dave Grusin (synt,el-p) Jay Leonhart (el-b) Buddy Williams (d)
New York, 1983

ピアニストで歌っているのはホーギー・カーマイケル、マット・デニスといった作曲家系と弾き語りトリオの元祖ナット・キング・コールは割愛して、次の2人を

(8) OSCAR PETERSON

ナット・コールとの約束で歌を封印したと言われるピーターソンが、その前に 吹き込んだアルバム「Romance」の1曲。ナットの死後もリスペクト盤を1枚出しただけでした。バックはバーニー・ケッセル(g)と、レイ・ブラウン(b)。

Here is Oscar Peterson sings “I Can’t Give You Anything But Love”.
Oscar Peterson (p,vcl) Barney Kessel (g) Ray Brown (b)
New York, May 21, 1953

(9) JAY MCSHANN

カンザスシティ・ジャズ時代を知るベテランの復活第2弾。ジェリー・マリガ ン(bs)、ハービー・マン (fl)、ジョン・スコフィールド(g)、ジョー・モレ ロ(d)、ジャック・シックス(b)というメンバーを得て気持ちよく歌い、弾いて います。前に聴いてもらったマリガン 94年の同曲はこれの完成形でしょうか。

Here is Jay Mcshann sings “Georgia On My Mind”.(1978)
Jay McShann (p,vcl)Herbie Mann (fl,ts) Gerry Mulligan (bar,sop) John Scofield (g) Jack Six (b) Joe Morello (d) Sammy Figueroa (perc-1)
New York, August 3, 8 & 10, 1978

負けじとオルガンも、そしてドラムもベースもヴァイヴも

(10) JIMMY SMITH

Photo by Wikipedia

ピアノ弾きが歌うなら俺だって、とジミー・スミスも歌います。バックのメ ンバーは不詳ですが、彼にはもう1枚ジョニー・ペイト楽団をバックにした歌入りアルバム「The Other Side Of Jimmy Smith」もあるそうです。

Here is Jimmy Smith sings “Tell Me”.

( 11)BUDDY RICH

リッチ・ヴォイスといろアルバムのタイトル通り、なかなかのいい声でいい歌いっぷり。バックはハル・ムーニー楽団。もう1枚ある「Just Sing」では、 ベン・ウェブスターやハリー・エディソンらをバックに歌っています。
(ドラマーではグラディ・テイトも歌っているそうですが…)

Here is Buddy Rich sings “Me And My Shadow”.

Buddy Rich (vcl) , Harold “Hal” Mooney (arr,dir)  New York, October, 1959

(12) RED MITCHEL

Love You Madly(1988)
1968年から長期にわたってスウェーデンに居を移し、これも現地にクラーク テリーを迎えてのデュオ録音。アルバムの約半数5曲がデューク・エリントンの作で、自作の詞をつけて彼に敬意を表しクラークも最後でハモります。
選曲された「Love You Madly」の代替として下記音源を添付します。

Here is Red Mitchell sings “When I’m Singing “.
Recorded:New York City, October 31, 1982

(13)LIONEL HAMPTON

RCAビクターは 1937年から4年間、ハンプトンにニューヨーク滞在中は自由に使ってくれと録音スタジオを開放していたそうです。その初期にあたるこの曲はバスター・ベイリー(cl)、ジョニー・ホッジス(as)、コジー・コール (d)らをバックに気持ちよく、そして後年に比べ極めて真摯に歌っています。

Here is Lionel Hampton sings “On The Sunny Side Of The Street”. (1937)

(14) MILT JACKSON

全曲歌入りのアルバムもある無類の歌いたがり屋さん。ビリー・ホリデーや シナトラの歌唱で知られる「アイム・ア・フール・トゥ・ウォント・ユー」まであるのですが、パリでエンリコ・イントラ・グループと歌ったこの曲を。契約の関係か、ヴァイブを叩かず、歌に徹しています。ピアノは彼かも…。

Here is Milt Jackson sings “Autumn Leaves” .
Milt Jackson (vcl,vib)Giancarlo Barigozzi (fl,as) Enrico Intra (p) Franco Cerri (g-1) Pallino Salonia (b) Gilberto Cuppini (d)
Milan, Italy, March 27, 1964

以上 14 曲、「楽器で歌う」ことに専念する多くのミュージシャンには失礼な企画ではありましたが、1曲でも気に入ってもらえる物があったなら幸いです。

(再編集版)大阪ジャズ同好会第30回例会概要(2)参加者持ち寄り『ソロ・ピアノの世界』 

April 20.2020

2年前の概要(2018年4月例会)を再編集致しました。

本ブログでは映像も交え2回に分けてご紹介された楽曲の一部を添付致します。

・竹村氏

(1) Here is Teddy Wilson plays “I’ve got a feeling I’m falling” .
Live “Metropolitan Opera House”, New York, January 18, 1944
本コンサートではアート・テイタムが参加していたにも拘らず「ソロピアノ演奏を任された」と解説されました。

 

(2)Here is Erroll Garner plays “That old feeling”.
New York, March 14, 1955
「ガーナーはこのレコードだけでええ」(解説)

 

(3)Here is Oscar Peterson plays “I concentrate on you”.
Tallinn, Estonia, November 17, 1974

 

・Y瀬氏(シスターズ特集でお馴染みです)

ブルーベックのソロ演奏をご紹介されましたが、ブログではYouTube映像でのソロ演奏を添付しました。
(1)Here is Dave Brubeck plays “Thank You”.

(2)Here is Dave Brubeck Quartet play “La Paloma Azul (The Blue Dove)”.
4曲目「Blue Dove」は原曲「La Paloma」です。カルテットの映像をお楽しみ下さい。
Dave Brubeck(p), Paul Desmond(as), Joe Morello(ds), Eugene Wright(b) France, July 22, 1967

 

・H氏(森山威夫研究会創設メンバー)

セロニアス・モンクの特殊なピアノ技法は「他人の作曲した曲のソロ演奏」を聞くとよく理解出来るとの解説でした。(納得)
(1)Here is Thelonious Monk plays “Smoke gets in your eyes”.
Paris, France, June 7, 1954

 

(2)Here is Thelonious Monk plays “April in Paris”
N2ew York, April 12, 1957

 

・K氏(西明石から毎回ご出席)

板橋文夫「渡良瀬」YouTubeからの音源でご容赦下さい。
ビル・エバンスも貴重な映像がYouTubeにありました。

Here is 板橋文夫 plays 「渡良瀬」

Here is Bill Evans plays “I Loves You Porgy” (NYC 1969)

・T井氏(奥様と毎回参加されています)

Inaki Sandovalのソロ演奏をYouTube映像でお楽しみ下さい。
(1)Here is Iñaki Sandoval plyas “Old Folks “
Solo Piano concert at Metropolia University Hall, Helsinki (Finland)
March 22nd, 2011

(2)Here is Iñaki Sandoval plyas “All of You”
Solo Piano concert at Metropolia University Hall, Helsinki (Finland)
March 22nd, 2011

尚、Tさんの奥様のお店「miss evans」をご紹介します。「大阪ジャズ喫茶map」9番のお店です。http://cafemissevans.wixsite.com/missevans

尚、寺本氏並びに平野のご紹介した内容についいては、下記をご覧下さい。

こちら ▶️

『ジャズクラリネットの脇道を歩く』(再編集版)

April 13.2020

4月例会特集『クラリネットの名曲を別バージョンで聴く』(担当 堀晃氏)を楽しみにしていましたが中止となりました。今回は堀晃氏が過去の例会で特集された『ジャズクラリネットの脇道を歩く』について作成した概要を一部再編集致しました。

ジャズ・クラリネットの歴史といえば、ニューオリンズ・ジャズのジョニー・ドッズ、ジミー・ヌーン~スイング時代のベニー・グッドマン、アーティー・ショウバップ以降のトニー・スコット、バディ・デフランコ~エディ・ダニエルズといった流れが「表通り」といえるでしょう。日本では鈴木章治、北村英治、藤家虹二の御三家。しかし、むろん米国のみならず、ヨーロッパやラテン系、日本にも名手は多く、また、クラリネットはリード楽器の基礎ですから、多くのサックスプレイヤーが演奏しており、クラシックの演奏家がジャズを演奏する例も少なくありません。そこで、ちょっと脇道を歩く視点で名手の演奏を紹介します。(掘晃氏記載コメントを転載)

1.Monty Sunshine(神戸ジャズ愛好会でもよくご紹介されます)

Here is Monty Sunshine plays “Hush-a-bye”. (Chris Barber Jazz Band)
Monty Sunshine (cl), Lonnie Donegan (bj), Chris Barber (b), Ron Bowden (d)
London, March 26, 1956
Hush-a-bye

Photo above of Jimmy Hamilton by Wikipedia

 

2.Jimmy Hamilton

ジミー・ハミルトンはバーニー・ビガードの後任としてデューク・エリントン楽団に入団しました。(1943年から1968年まで在籍)

Here is Jimmy Hamilton Orchestra play ” The Nearness Of You”.
John Anderson (tp) Mitchell “Bootie” Wood, Britt Woodman, Dave Wells (bar-hrn) Jimmy Hamilton (cl) Paul Gonsalves (ts) Jimmy Rowles (p) Aaron Bell (b) Sam Woodyard (d) Los Angeles, July, 1960
The Nearness Of You

Photo above of Peanuts Hucko by Wikipedia

3.Peanuts Hucko

Here is Peanuts Hucko All Stars play “Rose Room”.
Peanuts Hucko (cl) Frits Landesbergen (vib) John Bunch (p) Jack Lesberg (b) Jake Hanna (d) Louise Tobin (vcl)  Holland, July 8, 1986
Rose Room

Richard-Stoltzman-Updated

Photo by Milken Archive

4.Richard Stoltzman

Here is Richard Stoltzman plays “Maidens Awake”.
Richard Stoltzman(cl),Gary Burton(vib),Eddie Gomez(b)……   August 9-11,1999
Maidens Awake

Photo above of James L. Dean by courtesy of jldeanorchestra.com

5.James L. Dean 

Here is James L. Dean Quartet play “Giant Steps”.

(30秒しか聞くことができませんことをご容赦下さい)
James L. Dean (cl) Vic Cenicola (g) Ron Naspo (b) Glen Weber (d,cga)  N.J., July 23 & 25, 1995
Giant Steps

James L. DeanについてはHPを参照しました。⇨こちらをクリックして下さい。

6.Evan Christopher

Here is Evan Christopher plays “Tropical Moon”
Evan Christopher (cl) David Blenkhorn (g) Dave Kelbie (rhythm-g) Sebastien Girardot (b) (Finese: Django a la Creole)  Wales, March, 2010
Tropical Moon

Evan ChristopherについてはFaceBookを参照しました。⇨こちらをクリックして下さい。 

Photo above of Paquito D’Rivera from aztecatrends.com

7.Paquito D’Rivera

Here is Paquito D’Rivera plays “Tico ! Tico !”.
Paquito D’Rivera (cl) Danilo Perez (p) Fareed Haque (g-1) Romero Lubambo (g-2) Tiberio Nascimento (g-3) David Finck (b-4) Nilson Matta (b-5) Mark Walker (d-4) Portinho (d-5) New York, 1989
Tico! Tico

8.Buddy DeFranco, Rolf Kühn, Eddie Daniels〜”The Three Sopranos”.

当日は”To The Point”をご紹介されました。音源が手元にございませんので下記映像を添付します。

Here is Eddie Daniels and His Trio play “After You’ve Gone” .

Here is Rolf Kühn and His Trio play at Jazzfest Bonn 2013.

Buddy DeFrancoは別の機会にご紹介致します。

9.Ove Lind

Here is Ove Lind plays “Swingtime”.

10.レイモンド・コンデ

Here is Gay Septet play “SWINGIN’ AT THE BANKERS”

レイモンド・コンデ(cl),南部三郎(vib),フランシスコ・キーコ(p),永田暁雄(g),吉葉恒男(b),(ベース)ジョージ・川口(ds) 昭和24年録音

 

写真は「証言で綴る日本のジャズ(小川隆夫氏)」からお借りしました。

11.清水万紀夫(解説の掘氏が日本人演奏家として最も高く評価)

清水万紀夫さんについては、連載インタビュー「証言で綴る日本のジャズ」をご覧下さい。本インタビュー(4話)はリンク出来ませんので、別途公開ページをご覧下さい。

こちら ▶️

【証言で綴る日本のジャズ】清水万紀夫
〈第1話〉投稿日 : 2019.12.05
〈第2話〉投稿日 : 2019.12.12
〈第3話〉投稿日 : 2019.12.19
〈第4話〉投稿日 : 2019.12.26

Here is 清水万紀夫(Makio Shimizu) plays “Les Liaisons(危険な関係)”.

2gether:Warren Vaché And Bill Charlap

April 10,2020

「2gether:Warren Vaché And Bill Charlap」

大阪ジャズ同好会2月例会には中間派ジャズの大ファンであるAさん(大阪市玉造在住)が初参加されました。当日はルビー・ブラフの話で盛り上がりましたが、ウォーレン・ヴァシェ(Warren Vaché)もお好みであると推測致します。

過日ご紹介した「2X2: Ruby and Ellis Play Rodgers and Hart」と同じ楽器編成で2001年ドイツの会社が製作しております。

Here is Warren Vaché And Bill Charlap play “If I Should Lose You”.

Warren Vaché(tp), Bill Charlap(p)
NTC, December 13, 2000.

下記YouTubeでは全曲聴くことができます。お好きな曲をお楽しみ下さい。

こちら ▶️

Richard Wyands(昨年9月死去)のメモリアルコンサートで2人が共演した映像がアップされていました。

Richard Wyandsについては下記サイトをご覧下さい。

こちら ▶️

Here is The Richard Wyands Memorial
St Peter’s Church – NYC – 1/6/20

Warren Vache(tp),Bill Charlap(p),Murray Wall(b),Leroy Williams(ds)

 

大阪ジャズ同好会次回例会(4月12日)は中止となりました。

20200331

最近は「note」(ブログサービス)でも投稿しています。昨日投稿したブログをこちらで読めるようにしました。

又、本ブログは大阪ジャズ同好会(Facebookグループサイト)で公開しております。

『ジャズ・トロンボーンの名手達:Rita Payes』(2020年3月30日)

こちら ▶️

 

 

 

 

 

大阪ジャズ同好会第41回例会持ち寄り(2020年2月9日)『ジャム・セッションの名演』②

 

February 13,2020

2月例会『ジャム・セッションの名演』後半ですが、例会案内の一部を引用します。

「戦前からジャム・セッションは存在していましたが、それを商業的なコンサートにしたのはノーマン・グランツでした。」

Photo above of Norman Granz by courtesy of Penn State News

・寺本世話人

「J.A.T.P. At The Opera House」(Verve.MI 3009)
本アルバムは日本盤JATPシリーズを購入された熱心なファンにプレゼントされた非売品です。

Lester Young, Illinois Jacquet, Flip Phillips(ts) Sonny Stitt(as) , Oscar Peterson (p) Herb Ellis(g), Ray Brown (b), Jo Jones(ds) ” Shrine Auditorium”, LA, CA, Oct.25, 1957

上記録音は「Stan Getz & J.J.Johnson lat The Opera House」(stereo盤)と同じ日、同じ場所での録音です。

アルバムの表裏写真を添付します。

当日ご紹介された「The Slow Blues」は音源の関係で提供できませんので、代替として10月9日に行われた別グループの録音を添付します。

Here is JATP All Stars At The Opera House play “Stuffy”.
Roy Eldridge (tp) J.J. Johnson (tb) Stan Getz, Coleman Hawkins (ts) Oscar Peterson (p) Herb Ellis (g) Ray Brown (b) Jo Jones (ds)
Concert “Shrine Auditorium”, Los Angeles, October 9, 1957
Verve MGV8267, MGVS6029, V-8489,

1957年の映像を添付します。

Here is Jazz At The Philharmonic 1957 Little Jazz Roy Eldridge
Roy Eldridge(tp),Oscar Peterson(p) Herb Ellis(g),Ray Brown (b),Jo Jones(ds)

・平野

選曲に際しては戦前からアメリカで発売されていた雑誌”Esquire’s Jazz Book”を参考にしました。

1.Esquire Metrpolitan Opera House Jam Session
Here is Esquire All Stars play “Spotlight Band Thema~Esquire Blues”.
Roy Eldridge (tp), Jack Teagarden (tb), Barney Bigard (cl), Coleman Hawkins (ts),
Art Tatum (p), Al Casey (g), Oscar Pettiford (b) ,Sidney Catlett (ds)
Metropolitan Opera House, New York, January 18, 1944

上記コンサートについては下記添付の拙ブログにも記載しました。

こちら ▶️

2. Esquire Poll Winners 1947(Coleman Hawkins And His All Stars)
Here is Esquire Poll Winners 1947 play “Jumpin’ for Jane”
Fats Navarro (tp) ,J.J. Johnson (tb), Budd Johnson (as), Coleman Hawkins (ts) ,
Marion DiVeta (bs) ,Hank Jones (p), Chuck Wayne (g) ,Jack Lesberg (b), Max Roach (ds)
New York, December 11, 1947