カテゴリー別アーカイブ: 大阪ジャズ同好会

大阪ジャズ同好会次回例会(4月12日)は中止となりました。

20200331

最近は「note」(ブログサービス)でも投稿しています。昨日投稿したブログをこちらで読めるようにしました。

又、本ブログは大阪ジャズ同好会(Facebookグループサイト)で公開しております。

『ジャズ・トロンボーンの名手達:Rita Payes』(2020年3月30日)

こちら ▶️

 

 

 

 

 

大阪ジャズ同好会第41回例会持ち寄り(2020年2月9日)『ジャム・セッションの名演』②

 

February 13,2020

2月例会『ジャム・セッションの名演』後半ですが、例会案内の一部を引用します。

「戦前からジャム・セッションは存在していましたが、それを商業的なコンサートにしたのはノーマン・グランツでした。」

Photo above of Norman Granz by courtesy of Penn State News

・寺本世話人

「J.A.T.P. At The Opera House」(Verve.MI 3009)
本アルバムは日本盤JATPシリーズを購入された熱心なファンにプレゼントされた非売品です。

Lester Young, Illinois Jacquet, Flip Phillips(ts) Sonny Stitt(as) , Oscar Peterson (p) Herb Ellis(g), Ray Brown (b), Jo Jones(ds) ” Shrine Auditorium”, LA, CA, Oct.25, 1957

上記録音は「Stan Getz & J.J.Johnson lat The Opera House」(stereo盤)と同じ日、同じ場所での録音です。

アルバムの表裏写真を添付します。

当日ご紹介された「The Slow Blues」は音源の関係で提供できませんので、代替として10月9日に行われた別グループの録音を添付します。

Here is JATP All Stars At The Opera House play “Stuffy”.
Roy Eldridge (tp) J.J. Johnson (tb) Stan Getz, Coleman Hawkins (ts) Oscar Peterson (p) Herb Ellis (g) Ray Brown (b) Jo Jones (ds)
Concert “Shrine Auditorium”, Los Angeles, October 9, 1957
Verve MGV8267, MGVS6029, V-8489,

1957年の映像を添付します。

Here is Jazz At The Philharmonic 1957 Little Jazz Roy Eldridge
Roy Eldridge(tp),Oscar Peterson(p) Herb Ellis(g),Ray Brown (b),Jo Jones(ds)

・平野

選曲に際しては戦前からアメリカで発売されていた雑誌”Esquire’s Jazz Book”を参考にしました。

1.Esquire Metrpolitan Opera House Jam Session
Here is Esquire All Stars play “Spotlight Band Thema~Esquire Blues”.
Roy Eldridge (tp), Jack Teagarden (tb), Barney Bigard (cl), Coleman Hawkins (ts),
Art Tatum (p), Al Casey (g), Oscar Pettiford (b) ,Sidney Catlett (ds)
Metropolitan Opera House, New York, January 18, 1944

上記コンサートについては下記添付の拙ブログにも記載しました。

こちら ▶️

2. Esquire Poll Winners 1947(Coleman Hawkins And His All Stars)
Here is Esquire Poll Winners 1947 play “Jumpin’ for Jane”
Fats Navarro (tp) ,J.J. Johnson (tb), Budd Johnson (as), Coleman Hawkins (ts) ,
Marion DiVeta (bs) ,Hank Jones (p), Chuck Wayne (g) ,Jack Lesberg (b), Max Roach (ds)
New York, December 11, 1947

大阪ジャズ同好会第41回例会持ち寄り(2020年2月9日)『ジャム・セッションの名演』①

February 12,2020

『ジャム・セッションの名演』前半4人のお気に入りをご紹介します。

・竹村氏(短いコメントも転載しております)

1.Midnight At Minton’s

Here is Don Byas and Joe Guy and Thelonious Monk play “I Can’t Give You Anything But Love”.
Midnight At Minton’s:
Joe Guy (tp) ,Don Byas (ts) ,Thelonious Monk (p) unknown (b) Kenny Clarke (ds)
Live “Minton’s”, New York, 1941
ビバップ誕生の聖地、ミントンズ・クラブでの貴重な実況録音

2.Charlie Christian in Minneapolis

Here is Charlie Christian plays “ I got rhythm”.
Jerry Jerome (ts),Frankie Hines (p), Charlie Christian (g), Oscar Pettiford (b),
Live “Harlem Breakfast Club”, Minneapolis, MN, September 24, 1939
ミネアポリスのハーレム・ブレックファースト・クラブでの、アフターアワーズ・ジャムセッション。

3.Jazz from a Swinging Era

Here is Buck Clayton and his All Stars play “Into The Blues Bag”.
Buck Clayton, Roy Eldridge (tp), Vic Dickenson (tb), Earl Warren (as) ,Bud Freeman (ts), Sir Charles Thompson (p), Bill Pemberton (b), Oliver Jackson (ds)
Paris, March 12, 1967
バック・クレイトン・ジャムセッションの最後のオールスターズでのパリ公演。

・K氏

Buck Clayton Jam Session

Here is Buck Clayton All Stars play “All The Cats Join In”.
Buck Clayton, Ruby Braff, Billy Butterfield(tp), J.C.Higginbotham(tb),
Tyree Glenn(tb, vib), Coleman Hawkins, Julian Dash(ts), Kenny Kersay(p) ,Steve Jordan(g) ,Walter Page(b), Bobby Donaldson(ds) NYC March 5,1956
ソロの順番
Hawkins(ts)-Glenn(vib)-Braff(tp)-Higginbotham(tb)-Glenn(vib)-Braff(tp)- Higginbotham (tb)-Butterfield(tp) -Glenn(tb) -Clayton(tp)-Dash(ts)-Kersy(p)

当日、本録音は約2分短いバージョンもあると解説されました。以下添付します

・H氏

The Historic Mocambo Session ’54

Here is Shotaro Moriyasu plays ”I Want To Be Happy”.
守安祥太郎(p),宮沢昭(ts),鈴木寿夫(b),清水 潤(ds)
July 27-28,1954

植田紗加栄(著)
「そして、風が走りぬけて行った―天才ジャズピアニスト・守安祥太郎の生涯」をご紹介されました。

ブログ作成者もモカンボセッションをリストアップしておりました。1曲追加させて下さい。
Here is Shotaro Moriyasu plays ”Strike Up The Band”.
守安祥太郎(p),宮沢昭(ts),鈴木寿夫(b),清水 潤(ds)
July 27-28,1954

・Y瀬氏

Lionel Hampton And His Just Jazz All Stars
2月の放出例会の持ち寄り、ジャムセッションとは無縁と思いこみ、「聴きに徹しようか」と思っていたのですが、実はジャズの目覚めは18歳を迎える昭和28年(1953年)の正月、一族の子らが集う席へ遠縁の大学生が持ち込んだSP2枚の表と裏の計4面にわたる「スターダスト」でした。すっかり魅了され、繰り返し聴いて長年の愛聴曲となったのですが、ハンプトンのイントロで始まり、ウイリー・スミス(as)、チャーリー・シェイバース(tp)、バーニー・ケッセル(g)ら初めて名を知る名手が音を紡ぎ、やがて圧倒的なハンプトンのソロに。これこそ、まさにジャムセッションだったのですね。

Here is Lionel Hamton All Stars play “Star Dust”.
Lionel Hampton And His Just Jazz All Stars:
Charlie Shavers (tp) Willie Smith (as) Corky Corcoran (ts) Lionel Hampton (vib) Tommy Todd (p) Barney Kessel (g) Slam Stewart (b) Lee Young (d)
CA Civic Auditorium,Pasadena, August 4, 1947

Y瀬氏はSPレコード2枚(表裏4面)を神戸ジャズサロン(2018年2月例会)にご持参されていました。当日撮影した写真を添付します。

大阪ジャズ同好会第41回(2020年2月9日) ②特集「中間派テナー、バディー・テイト、ドン・バイアス、ラッキー・トンプソンの名演』

February 11,2020

特集「中間派テナー、バディー・テイト、ドン・バイアス、ラッキー・トンプソンの名演』

担当 竹村 功氏

以下、当日配付されたレジュメに記載されたコメントを編集せず転載いたします。尚、録音データ並びに写真についてはブログ作成者が追加した項目もございます。

(1)ドン・バイアス(1912~1972)
オクラホマ州出身、1937年にニューヨークに進出し、各バンドを経て1940年にカウント・ベイシー楽団に入ります。その後、ミントンズ・プレイハウスでビバップの洗礼を受けます。1946年に、ドン・レッドマン楽団で渡欧した後、そのままパリに拠点を移します。ジャズメッセンジャ ーズの一員として来日経験があります。

1.「I Got Rhythm」
Don Byas (ts) , Slam Stewart (b)
Concert “Town Hall”, New York, June 9, 1945

タウンホールでの、ベースだけをバックにした歴史的な演奏です。

2.「I can’t Get Started」

Don Byas (ts), Fats Sadi (vib), Maurice Vander (p), Pierre Michelot (b), Benny Bennett (ds)
Paris, France, May 10, 1955

欧州では、たくさんの名演奏を残しています。

3. 「I Remember Clifford」
Don Byas (ts),Bud Powell(p) ,Pierre Michelot(b), Kenny Clarke(ds)
Paris, France, December 15, 1961

キャノンボール・アダレーが、プロデュースした名作。貴重なパウエルとの共演です。

4. 「All The Things You Are」
Don Byas (ts) Bent Axen (p) Niels-Henning Orsted Pedersen (b) William Schiopffe (d)
Live (!), Copenhagen, Denmark, January 13 & 14, 1963

ブラック・ライオンレーベルのワンホーンです。

Photo by Wikipedia

(2)ラッキー・トンプソン (1924~2005)
サウスカロライナ州出身、1943年にニューヨークに進出。カウントベイシー楽団に参加します。1946年のパーカーのダイアルセッションや、マイルスの「ウオーキン」、ミルト・ジャク ソンとのサヴォイ・セッションは有名。1956年に、パリに移住し、その後は、米国と行っ 来たりします。70年代にフュージョン系の作品を吹込みますが、やがて大学で指導するも音楽界から離れ、ホームレス生活やアルツハイマー病を患ったりします。全盛期は1950年代で、レスター ・ヤングとホーキンスのいい所を合わせたテナーだと思います。

1. 「I Can’t Give You Anything But Love」

Lucky Thompson (ts), Michel Hausser (vib), Martial Solal (p), Jean-Pierre Sasson (g), Pierre Michelot (b), Gerard Pochonet (ds)
Paris, France, March 24, 1956

2. 「Gone With The Wind」

Lucky Thompson (ts), Henri Renaud (p), Benoit Quersin (b), Roger Paraboschi (ds)
Paris, March 7, 1956

3. 「Where Or When」

Lucky Thompson (ts), Billy Taylor (p),Sidney Gross (g) ,Oscar Pettiford (b), Osie Johnson (ds)  New York, October, 1954

典型的な中間派の演奏です。

4. 「Blues’n’ Boogie」

Lucky Thompson (ts) ,Tete Montoliu (p), Eric Peter (b), Peer Wyboris (ds)
Barcelona, Spain, May 1 & 2, 1970

晩年の秀作だと思います。

Buddy Tate and Lester Young by Burt Goldblatt Collection

(3) バディー・テイト(1913~2001)
テキサス州出身、ハーシャル・エヴァンスが急逝した後、カウント・ペイシー楽団に1948年まで10年間在籍します。その後は、ハーレムのナイトクラブ「セレブリティ・クラブ」のホストバンドの仕事を1970年代初めまでつとめます。1960年代は少しかったるい吹込みもありましたが、1970年代から晩年まで、好調を持続して豪快なテナーを聴かせてくれました。

1.「One O’clock Jump」
Pat Jenkins (tp) Eli Robinson (tb) Ben Richardson (cl,as,bar) Buddy Tate (ts) Skip Hall (p) ,Carl “Flat Top” Wilson (b) Bobby Donaldson (d) Inez Washington (vcl)
New York, November 28, 1954

セレブリティ・クラブ・オーケストラで、お馴染みの曲です。

2.「I Surrender Dear」を選曲されましたが、音源の関係で「Body and soul」に差し替えさせて頂きます。

Buddy Tate (ts),Tete Montoliu (p), Bo Stief (b), Svend-Erik Norregaard (ds)
Live “La Fontaine”, Copenhagen, Denmark, September 24, 1975

デンマークのクラブでのワンホーン、後期の代表作。

3.「Jive At Five」

Doc Cheatham (tp), Vic Dickenson (tb), Buddy Tate (ts), Johnny Guarnieri (p),George Duvivier (b), Oliver Jackson (ds)  Antibes Jazz Festival, Antibes, France, July 23, 1975

中間派のオールスターズの演奏です。

4. 「Topsy」

Al Grey (tb), Buddy Tate (ts), Richard Wyands (p), Major Holley (b) Al Harewood (ds) N.J., April 28, 1984

僚友アル・グレイとの楽しい演奏です。

三人の共通項は、カウント・ベイシー楽団に所属していたこと。ヨーロッパで活躍したこと。スイ ング時代からモダンジャズにかけてのいわゆる「中間派」(ドン・バイアスは自分は違うぞと言うで しょうが)を代表する黒人のテナー奏者であること。今回、一括りで紹介するのは、時間的に無理がありましたが、楽しんでもらえれば幸いです。

僭越ながら、ブログ作成者から映像等を追加させて頂きます。

「Don Byas in Paris, 1946-54」(JazzWax記事から)

こちら ▶️

「Texas Tenors Part Two – Buddy Tate」(KTRU JAZZから)

こちら ▶️

Lucky ThompsonがBobby Jasparと共演した映像

 

大阪ジャズ同好会第41回(2020年2月9日) ①「新譜紹介」

February 10,2020

今回の例会には15人が参加されました。例会概要は「新譜紹介」からご紹介致します。

新譜紹介(古川 正孝氏)

1.Hetty Kate(vo) 「Under Paris Skies (HKDDUPS-19) 」

Here is Hetty Kate sings “After You’ve Gone”.

2017年の映像を追加添付します。

Here is Hetty Kate sings ”Something Cool”.
James Sherlock(g), Michael Story(b) New Zealand in November 2017

 

2.Ignasi Terraza(p) Trio 「High Up On The Terraza(T+34619316553)」

Here is Ignasi Terraza Trio play ”You Took Advantage of Me”.

Swit Recordsからの映像を追加します。

Here is Ignasi Terraza Trio play ”Round midnight”.

 

3.Rita Payes (tb, vo)「In New York/(VHCD-1268)」

「CD Japanの紹介文を転載します)
「デヴュー、”マイ・アイデアル”のヒットに続く第二弾はリタ初めてのニューヨーク録音! ジャズ・ドラマーのレジェンド、ジミー・コブ、ルイス・ヘイズに囲まれてリタのジャズ・パッションが開花! ニューヨーク・テナーのジェリー・ウェルダンとの二管編成もさらにジャズ・ムードを盛り上げる! <パーソネル> リタ・パイエス (trombone and vocal)、ジェリー・ウェルダン (tenor sax)、マッシモ・ファラオ (piano)、ニコラ・バルボン (bass)、ルイス・ヘイズ (drums)、ジミー・コブ (drums)」

当日は”What Can I Say Dear l Say I’m Sorry”をご紹介されましたが音源は提供できませんので、代替として2016年の映像を添付します。

Here is Rita Payés & Joan Chamorro Group play “I Can’t Get Started”.

Rita Payés本人のFacebookページに彼女の活動が詳しくアップされています。

こちら ▶️

 

4.Dick Hyman & Ken Peplowski 「Counterpoint Lerner & Loewe(Arbors Records ARCD19471)

Here is Dick Hyman & Ken Peplowski play ”Could Have Danced All Night”.

本CDについては下記サイトをご覧下さい。

こちら ▶️

2015年6月の映像を追加添付します。

Here is Ken Peplowski and Dick Hyman at Salishan Play “Panama”.

Rita PayesとKen Peplowskiの作品については、37回例会「新譜紹介」でもご紹介されています。

こちら ▶️

又、 古川氏は第33回例会で『Dick Hyman(p)七変化』というテーマで特集を担当されています。 お時間あればご覧下さい。

こちら ▶️

7インチ盤シリーズ (8) Bix Beiderbecke (日本コロンビア発売)

January19,2020

上記7インチ盤にはBix Beiderbeckeによる名演が4曲収録されています。

日本コロンビアが製作した「ビックス・バイダーベック物語(3枚)」も所有していますが、EP盤は手軽に扱えるので手元に置きよく聞いていました。

「ジャズ・ミィ・ブルース(Jazz Me Blues)]

「リズム・キング(Rhythm King)」

「オールマン・リヴァー(Ol’ Man River)」

「マージイ(Margie)」

神戸ジャズ愛好会(2019年7月例会)では「ビックス・バイダーベック物語(3枚)」をご紹介しました。

Bix’s piano:Wurlitzer baby grand, serial number 124231
Photo by courtesy of jjs.libraries.rutgers.edu

大阪ジャズ同好会(2018年11月例会)ではビックス・バイダーベックによる「ピアノソロ演奏」をご紹介致しました。

 

AFRS Jubilee #278 〜Ake “Stan” Hasselgard and Wardell Gray

December 20,2019

大阪ジャズ同好会の次回持ち寄りは『ジャム・セッションの名演』です。

「ジャム・セッション」といえば、放送録音に収録された「C jam blues」で名演が多く残されており、本日はご紹介候補のレコードを久し振りに聞きました。

今回は「C jam blues」の録音データについて確認したことを記載します。

「Spotlite SPJ134」
「One o’clock jump (theme)〜 C jam blues 」
Ake “Stan” Hasselgard (cl) Wardell Gray (ts) Dodo Marmarosa (p) Al Hendrickson (g) Harry Babasin (b) Frank Bode (d)
AFRS Jubilee #278, McCormack General Hospital, Pasadena, CA, prob. February 9, 1948
上記データはTom Lord Discographyから転載しましたが、レコード裏面の解説では「録音日1947年12月、ベースは不明だがCryde lombardi」ではないかと記載されています。(本レコードは1976年に制作されています)
Tom Lord Discographyはコロラド大学作成PDF「JUBILEE~Programs」を根拠としています。

コロラド大学が公開しているPDF資料「JUBILEE~Programs 278」

NBC Vine Street

コロラド大学資料の表紙

コロラド大学が公開している「JUBILEE~Programs」はとても参考になる資料です。

前回のブログでも記載しましたが「良い時代になりました」

尚、Wardell Grayに興味をお持ちの方でしたら、大阪ジャズ同好会特集『Wardell Gray Memorial』もお読み頂くと嬉しいです。(解説 寺本泰規氏)

こちら ▶️