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大阪ジャズ同好会第41回(2020年2月9日) ②特集「中間派テナー、バディー・テイト、ドン・バイアス、ラッキー・トンプソンの名演』

February 11,2020

特集「中間派テナー、バディー・テイト、ドン・バイアス、ラッキー・トンプソンの名演』

担当 竹村 功氏

以下、当日配付されたレジュメに記載されたコメントを編集せず転載いたします。尚、録音データ並びに写真についてはブログ作成者が追加した項目もございます。

(1)ドン・バイアス(1912~1972)
オクラホマ州出身、1937年にニューヨークに進出し、各バンドを経て1940年にカウント・ベイシー楽団に入ります。その後、ミントンズ・プレイハウスでビバップの洗礼を受けます。1946年に、ドン・レッドマン楽団で渡欧した後、そのままパリに拠点を移します。ジャズメッセンジャ ーズの一員として来日経験があります。

1.「I Got Rhythm」
Don Byas (ts) , Slam Stewart (b)
Concert “Town Hall”, New York, June 9, 1945

タウンホールでの、ベースだけをバックにした歴史的な演奏です。

2.「I can’t Get Started」

Don Byas (ts), Fats Sadi (vib), Maurice Vander (p), Pierre Michelot (b), Benny Bennett (ds)
Paris, France, May 10, 1955

欧州では、たくさんの名演奏を残しています。

3. 「I Remember Clifford」
Don Byas (ts),Bud Powell(p) ,Pierre Michelot(b), Kenny Clarke(ds)
Paris, France, December 15, 1961

キャノンボール・アダレーが、プロデュースした名作。貴重なパウエルとの共演です。

4. 「All The Things You Are」
Don Byas (ts) Bent Axen (p) Niels-Henning Orsted Pedersen (b) William Schiopffe (d)
Live (!), Copenhagen, Denmark, January 13 & 14, 1963

ブラック・ライオンレーベルのワンホーンです。

Photo by Wikipedia

(2)ラッキー・トンプソン (1924~2005)
サウスカロライナ州出身、1943年にニューヨークに進出。カウントベイシー楽団に参加します。1946年のパーカーのダイアルセッションや、マイルスの「ウオーキン」、ミルト・ジャク ソンとのサヴォイ・セッションは有名。1956年に、パリに移住し、その後は、米国と行っ 来たりします。70年代にフュージョン系の作品を吹込みますが、やがて大学で指導するも音楽界から離れ、ホームレス生活やアルツハイマー病を患ったりします。全盛期は1950年代で、レスター ・ヤングとホーキンスのいい所を合わせたテナーだと思います。

1. 「I Can’t Give You Anything But Love」

Lucky Thompson (ts), Michel Hausser (vib), Martial Solal (p), Jean-Pierre Sasson (g), Pierre Michelot (b), Gerard Pochonet (ds)
Paris, France, March 24, 1956

2. 「Gone With The Wind」

Lucky Thompson (ts), Henri Renaud (p), Benoit Quersin (b), Roger Paraboschi (ds)
Paris, March 7, 1956

3. 「Where Or When」

Lucky Thompson (ts), Billy Taylor (p),Sidney Gross (g) ,Oscar Pettiford (b), Osie Johnson (ds)  New York, October, 1954

典型的な中間派の演奏です。

4. 「Blues’n’ Boogie」

Lucky Thompson (ts) ,Tete Montoliu (p), Eric Peter (b), Peer Wyboris (ds)
Barcelona, Spain, May 1 & 2, 1970

晩年の秀作だと思います。

Buddy Tate and Lester Young by Burt Goldblatt Collection

(3) バディー・テイト(1913~2001)
テキサス州出身、ハーシャル・エヴァンスが急逝した後、カウント・ペイシー楽団に1948年まで10年間在籍します。その後は、ハーレムのナイトクラブ「セレブリティ・クラブ」のホストバンドの仕事を1970年代初めまでつとめます。1960年代は少しかったるい吹込みもありましたが、1970年代から晩年まで、好調を持続して豪快なテナーを聴かせてくれました。

1.「One O’clock Jump」
Pat Jenkins (tp) Eli Robinson (tb) Ben Richardson (cl,as,bar) Buddy Tate (ts) Skip Hall (p) ,Carl “Flat Top” Wilson (b) Bobby Donaldson (d) Inez Washington (vcl)
New York, November 28, 1954

セレブリティ・クラブ・オーケストラで、お馴染みの曲です。

2.「I Surrender Dear」を選曲されましたが、音源の関係で「Body and soul」に差し替えさせて頂きます。

Buddy Tate (ts),Tete Montoliu (p), Bo Stief (b), Svend-Erik Norregaard (ds)
Live “La Fontaine”, Copenhagen, Denmark, September 24, 1975

デンマークのクラブでのワンホーン、後期の代表作。

3.「Jive At Five」

Doc Cheatham (tp), Vic Dickenson (tb), Buddy Tate (ts), Johnny Guarnieri (p),George Duvivier (b), Oliver Jackson (ds)  Antibes Jazz Festival, Antibes, France, July 23, 1975

中間派のオールスターズの演奏です。

4. 「Topsy」

Al Grey (tb), Buddy Tate (ts), Richard Wyands (p), Major Holley (b) Al Harewood (ds) N.J., April 28, 1984

僚友アル・グレイとの楽しい演奏です。

三人の共通項は、カウント・ベイシー楽団に所属していたこと。ヨーロッパで活躍したこと。スイ ング時代からモダンジャズにかけてのいわゆる「中間派」(ドン・バイアスは自分は違うぞと言うで しょうが)を代表する黒人のテナー奏者であること。今回、一括りで紹介するのは、時間的に無理がありましたが、楽しんでもらえれば幸いです。

僭越ながら、ブログ作成者から映像等を追加させて頂きます。

「Don Byas in Paris, 1946-54」(JazzWax記事から)

こちら ▶️

「Texas Tenors Part Two – Buddy Tate」(KTRU JAZZから)

こちら ▶️

Lucky ThompsonがBobby Jasparと共演した映像

 

大阪ジャズ同好会第41回(2020年2月9日) ①「新譜紹介」

February 10,2020

今回の例会には15人が参加されました。例会概要は「新譜紹介」からご紹介致します。

新譜紹介(古川 正孝氏)

1.Hetty Kate(vo) 「Under Paris Skies (HKDDUPS-19) 」

Here is Hetty Kate sings “After You’ve Gone”.

2017年の映像を追加添付します。

Here is Hetty Kate sings ”Something Cool”.
James Sherlock(g), Michael Story(b) New Zealand in November 2017

 

2.Ignasi Terraza(p) Trio 「High Up On The Terraza(T+34619316553)」

Here is Ignasi Terraza Trio play ”You Took Advantage of Me”.

Swit Recordsからの映像を追加します。

Here is Ignasi Terraza Trio play ”Round midnight”.

 

3.Rita Payes (tb, vo)「In New York/(VHCD-1268)」

「CD Japanの紹介文を転載します)
「デヴュー、”マイ・アイデアル”のヒットに続く第二弾はリタ初めてのニューヨーク録音! ジャズ・ドラマーのレジェンド、ジミー・コブ、ルイス・ヘイズに囲まれてリタのジャズ・パッションが開花! ニューヨーク・テナーのジェリー・ウェルダンとの二管編成もさらにジャズ・ムードを盛り上げる! <パーソネル> リタ・パイエス (trombone and vocal)、ジェリー・ウェルダン (tenor sax)、マッシモ・ファラオ (piano)、ニコラ・バルボン (bass)、ルイス・ヘイズ (drums)、ジミー・コブ (drums)」

当日は”What Can I Say Dear l Say I’m Sorry”をご紹介されましたが音源は提供できませんので、代替として2016年の映像を添付します。

Here is Rita Payés & Joan Chamorro Group play “I Can’t Get Started”.

Rita Payés本人のFacebookページに彼女の活動が詳しくアップされています。

こちら ▶️

 

4.Dick Hyman & Ken Peplowski 「Counterpoint Lerner & Loewe(Arbors Records ARCD19471)

Here is Dick Hyman & Ken Peplowski play ”Could Have Danced All Night”.

本CDについては下記サイトをご覧下さい。

こちら ▶️

2015年6月の映像を追加添付します。

Here is Ken Peplowski and Dick Hyman at Salishan Play “Panama”.

Rita PayesとKen Peplowskiの作品については、37回例会「新譜紹介」でもご紹介されています。

こちら ▶️

又、 古川氏は第33回例会で『Dick Hyman(p)七変化』というテーマで特集を担当されています。 お時間あればご覧下さい。

こちら ▶️

7インチ盤シリーズ (8) Bix Beiderbecke (日本コロンビア発売)

January19,2020

上記7インチ盤にはBix Beiderbeckeによる名演が4曲収録されています。

日本コロンビアが製作した「ビックス・バイダーベック物語(3枚)」も所有していますが、EP盤は手軽に扱えるので手元に置きよく聞いていました。

「ジャズ・ミィ・ブルース(Jazz Me Blues)]

「リズム・キング(Rhythm King)」

「オールマン・リヴァー(Ol’ Man River)」

「マージイ(Margie)」

神戸ジャズ愛好会(2019年7月例会)では「ビックス・バイダーベック物語(3枚)」をご紹介しました。

Bix’s piano:Wurlitzer baby grand, serial number 124231
Photo by courtesy of jjs.libraries.rutgers.edu

大阪ジャズ同好会(2018年11月例会)ではビックス・バイダーベックによる「ピアノソロ演奏」をご紹介致しました。

 

AFRS Jubilee #278 〜Ake “Stan” Hasselgard and Wardell Gray

December 20,2019

大阪ジャズ同好会の次回持ち寄りは『ジャム・セッションの名演』です。

「ジャム・セッション」といえば、放送録音に収録された「C jam blues」で名演が多く残されており、本日はご紹介候補のレコードを久し振りに聞きました。

今回は「C jam blues」の録音データについて確認したことを記載します。

「Spotlite SPJ134」
「One o’clock jump (theme)〜 C jam blues 」
Ake “Stan” Hasselgard (cl) Wardell Gray (ts) Dodo Marmarosa (p) Al Hendrickson (g) Harry Babasin (b) Frank Bode (d)
AFRS Jubilee #278, McCormack General Hospital, Pasadena, CA, prob. February 9, 1948
上記データはTom Lord Discographyから転載しましたが、レコード裏面の解説では「録音日1947年12月、ベースは不明だがCryde lombardi」ではないかと記載されています。(本レコードは1976年に制作されています)
Tom Lord Discographyはコロラド大学作成PDF「JUBILEE~Programs」を根拠としています。

コロラド大学が公開しているPDF資料「JUBILEE~Programs 278」

NBC Vine Street

コロラド大学資料の表紙

コロラド大学が公開している「JUBILEE~Programs」はとても参考になる資料です。

前回のブログでも記載しましたが「良い時代になりました」

尚、Wardell Grayに興味をお持ちの方でしたら、大阪ジャズ同好会特集『Wardell Gray Memorial』もお読み頂くと嬉しいです。(解説 寺本泰規氏)

こちら ▶️

大阪ジャズ同好会第40回例会(2019年12月8日)「Best of Live & Broadcast Performances of Billie Holiday」

 

December 12,2019

Best of Live & Broadcast Performances of Billie Holiday

以下、解説された寺本泰規氏作成のレジュメを編集せず転載致しました。尚、文中の写真は寺本氏の解説に沿ってブログ作成者が添付致しました。

1.1930年代
ビリー・ホリデイ(Billie Holiday)ことエレオノーラ・フェイガン(Eleanora Fagan,1915年4月7日〜1959年7月17日)は1933年11月27日にコロンビアへ初録音を果たしますが、残されている放送録音で最も初期のものは1937年6月30日にCount Basie楽団の専属歌手として行われたものです。まず最初に聴いていただく歌唱は同じ年の11月に行われた放送録音です。オブリガードをつけるLester Youngが聞き物です

1.「I Can’t Get Started」(2:56)(Wednesday,November 3,1937)(Camel Caravan Radio Show)
(Cedar Grove(New Jersey),Meadowbrook Lounge,CBS Broadcast by WOR)
Count Basie and his Orchestra
Buck Clayton,Ed Lewis,Bobby Moore(tp) Eddie Durham,Benny Morton,Dan Minor(tb),Earle Warren(a) Jack Washington,(as,bs) Herschel Evans,Lester Young(ts),Count Basie(p), Freddie Green(g) Walter Page(b) Jo Jones(ds) Billie Holiday(vo)

 

Photo by Billie Holiday Discography(CBS放送時に撮影)

次は2回目の放送録音であるBenny Goodmanとの共演です。この時の録音はもう一曲あり、後になって公開されました。同じ頃コモドアにも「Strange Fruit」で有名な録音を始めます。

2.「I Cried For You」(2:31)(Tuesday,January 17,1939)
(New York City,Camel Caravan Radio Show(Broadcast))
Benny Goodman and his Orchestra
Chris Griffin,Ziggy Elman,Irving Goodman,Cy Baker(tp) Red Ballard,Vernon Brown(tb),Hymie Schertzer,Noni Bernardi(as) Jerry Jerome,Art Rollini(ts) Benny Goodman(cl),Jess Stacy(p) Ben Heller(g) Harry Goodman(b) Buddy Schutz(ds) Billie Holiday(vo)

 

1938年暮れにオープンした「Café Society」に出演(1939年1月1日撮影)Photo by Billie Holiday Discography

コロンビア時代(1933〜1942年)は元気溌剌とした歌声とその楽器的唱法が最大限生かされた時代でした。名だたる共演者とも臆せず唄うその姿は、正にジャズヴォーカルそのものと言えるでしょう。

2.1940年代
40年代はコモドアに4セッションしたのとJATPコンサート以外は、ほとんどDeccaレーベル(1944〜50年)への録音となります。この時代はより情感を込めた歌い方となり、円熟した歌唱が多く全盛時代と行っても良い時代だと思います。しかし中にはDeccaでのストリング伴奏の評価が良くないとする人もいますが、ストリングスのアレンジの出来を除くと、彼女の唄そのものは30年代よりも素晴らしいものとなっているのは間違いないと思います。
さて1944年に入り彼女はコモドアへ残りの録音を行い、その後豪華メンバーをバックに次の放送録音を残しました。残念ながら共演者のソロはありません。

3.「Fine and Mellow」(3:50)(Sunday,June 25,1944)
(New York City,WMCA Broadcast New World a-coming # 17)
WMCA New World A’Coming – The Story Of Negro Music(narrated by Canada Lee)
Ben Webster(ts) Vic Dickenson,Benny Morten(tb) Edmond Hall(cl) Charlie Shavers,Roy Eldrige(tp) Art Tatum(p) Al Casey(g) Slam Stewart(b) Arthur Trappier(ds)

 

次のライブセッションは従来1946年4月22日エンパシー・シアターでの録音とされていましたが、後年下記の日時・場所に訂正されたものです。個人的にはコモドア盤よりも心に訴えかける歌唱だと思っています。

4.「Strange Fruit」(3:12)(Monday,February 12,1945)(accompanied by piano only)
(Los Angeles,Shrine Auditorium)
Jazz At The Philharmonic
Billie Holiday(vo) Wardell Gray,Illinois Jacquet(ts) Willie Smith(as)
Howard McGhee(tp) prob.Milt Raskin(p) prob.Dave Barbour(g) Charlie Mingus(b)
Davie Coleman(ds)

 

12月にはアポロ劇場から中継されたHot Lips Page and Orchestraのゲストとして出演します。その時の録音です。

5.「All of Me」(2:02)(Saturday,December 15,1945)
(Harlem(New York City),Apollo Theatre,253 West 125th Stree at 7th/8th Aves.)
(WMCA Broadcast )
Hot Lips Page and Orchestra
Hot Lips Page(tp) Joe Springer(p) unknown(b) unknown(ds)

 

次はカーネギー・ホールで最初に録音されたセッションです。

6.「He’s Funny That Way」(2:27)(Monday,May 27,1946)
(New York City,Carnegie Hall) Jazz At The Philharmonic
Billie Holiday(vo) Buck Clayton(tp) unknown(tb) Coleman Hawkins,Illinois Jacquet,Lester Young(ts) Ken Kersey(p) John Collins or Tiny Grimes(g)prob.Curly Russell(b) J.C.Heard(ds)

 

上記録音の5日後にDown Beat Clubの楽屋でWilliam Gottliebが撮影(1946年6月1日)Photo by Billie Holiday Discography

 

2回目のカーネギー・ホールです。ピアノのみの伴奏で情感を込めて唄っているのが良くわかります。

7.「There Is No Greater Love」(2:34)(Saturday,May 24,1947)
(New York City,Carnegie Hall)
Jazz At The Philharmonic
Billie Holiday(vo) Bobby Tucker(p)

 

ライオネル・ハンプトン楽団との初めてで最後の共演の記録ですが、楽器の音はベースを除きほとんど聞こえません。最後にアンサンブルがわずかに出てきます。この時の録音はFats Navarro(tp)のソロがある曲も録音されています。

8.「I Cover The Waterfront」(3:19)(Wednesday,July 7,1948)
(New York City,Geneva,Radio Broadcast)
Billie Holiday(vo) with Lionel Hampton and his Orchestra
including Wes Montgomery(g) Charlie Mingus(b)

 

3.1950年代
50年代の大部分(1952〜59年)をノーマン・グランツのVerveで過ごしますが、声は酒とドラッグでますますしゃがれたものになってきています。それでも彼女の唄からは彼女でしか表現し得ない恋心や人生の深みが感じられると私は思います。
まず最初はStan Getzが珍しく伴奏しているセッションです。ソロは取っていませんが、ヴォーカルにオブリガードする様子はまるで30年代のLester Youngを彷彿させてくれます。

9.「Ain’t Mobody’s Business If I Do」(2:19)(Sunday,October 28,1951)
(or Monday October 29,1951 on 「Lady Day’s Diary」)(Boston,Storyville Club,Copley Square Hotel)
Billie Holiday(vo) Stan Getz(ts) Buster Harding(p) John Fiels(b) Marquis Foster(ds)

 

写真の説明によると「出演料はスタン・ゲッツと50=50」だったそうです。Photo by Billie Holiday Discography

次はエリントンのバンド結成25周年を記念したコンサートにおけるライブです。この時は他にもStan Getz Quartet,Ahmad Jamal Trio,Charlie Parker with Strings,Dizzy Gillespie等が出演する一大コンサートでした。

10.「Lover Come Back To Me」(2:18)(Friday,November 14,1952)
(New York City,Carnegie Hall)
Duke Ellington 25th Anniversary – second concert(Carnegie Hall)
Clark Terry,Willie Cook,Cat Anderson,Ray Nance(tp) Britt Woodman,Quentin Jackson,Juan Tizol(tb) Harry Carney(cl,bar,b-cl) Russell Procope(cl, as)Jimmy Hamilton(cl,ts) Rick Henderson,Hilton Jefferson(as) Paul Gonsalves(ts),Duke Ellington(p) Wendell Marshall(b) Louis Bellson(ds) Billie Holiday(vo)

 

1953年になってGeorge JesselのTV Show「Comeback」に出演します。

11.「God Bless The Child」(2:34)(Friday,October 16,1953)
(New York City,The Comeback Story(ABC TV))
Carl Drinkard’s Trio
Billie Holiday(vo) Carl Drinkard(p) Jimmy Raney(g) Peter Litman(ds)

 

1954年1月10日、Jazz Club USAの一員としてビリーはCopenhagenに向けて楽旅に出発します。
1月12日から2月4日まで、およそ20日間ヨーロッパ各地で公演を行います。その時のライブから聴いて下さい。

12.「What A Little Moonlight Can Do」(2:51)(Friday,January 22,1954)
(Koln (Germany),Radio Broadcast,Deutz) Jazz Club USA Concert
Leonard Feather(mc) Billie Holiday(vo) Red Norvo(vib) Buddy DeFranco(cl)
Carl Drinkard(p) Jimmy Raney(g) Red Mitchell(b) Elaine Leighton(ds)

 

Photo by Billie Holiday Discography

次の1955年5月6日のコンサートもCount Basie Orch.,Budy Rich,Clifford Brown & Max Roach,
等の有名ミュージシャンが出演しました。その中からLester Youngを含むCount Basie Orch.の伴奏での唄です。(なおBrown & Roachの演奏はFresh SoundからCD化されています。)

13.「Stormy Weather」(3:29)(Friday,May 6,1955) New York City,Carnegie Hall
Count Basie and his Orchestra
Billie Holiday(vo) Buck Claytontp) Lester Young(ts) Count Basie(org)
prob.Bobby Tucker(p) unknown(b) unknown(ds)

 

Photo by Billie Holiday Discography

1956年8月13日は彼女にとっては忙しい日でした。というのはNorman Granzのレコーディングを行いながら、その合間を縫ってロスアンジェルスのテレビ局でBobby Troup司会の「Stars of Jazz」に出演したからです。その時の唄です。(この時の放送は映像で残されています。)

14.「Please,Don’t Talk About Me When I’m Gone」(2:01)(Monday,August 13,1956)
(Hollywood,Los Angeles,Stars of Jazz(TV)) Stars of Jazz(TV)
Billie Holiday(vo) Corky Hale(p) Jules bertaux(b) Bob Neel(ds)

 

1957年にカナダで行われたフェスティバルにおけるライブ・レコーディングからの1曲です。

15.「Nice Work If You Can Get It」(2:33)(Saturday,August 10,1957)
Stratford(Ontario,Canada),Stratford Shakespeare Festival
Stratford Shakespeare Festival
Billie Holiday(vo) Mal Waldron(p) Ernie Cosachuck(b) Archie Alleyne(ds)

 

2週間後の「New York Jazz Festival 」に出演Photo by Billie Holiday Discography

スタジオにおけるラスト・レコーディングを1958年2月21日に終えると、後はわずかに残されたライブと放送録音しか残っていません。多分最後の正式レコーディングがライブで残されています。それが次のセッションです。

16.「Lover Man (Oh,Where Can You Be?)」(2:55)(Friday,September 26,1958)
(Wallingford(Connecticut),Oakdale Musical Theater)
Seven Ages of Jazz Festival Concert
Billie Holiday(vo) Buck Clayton(tp) Mal Waldron(p) Milt Hinton(b) Don Lamond(ds)

 

9月9日、プラザホテルでマイルスと共演(Billie with Miles Davis)Photo by Billie Holiday Discography

先の録音以降は放送録音しかなく、次のセッションがおそらく記録されている最後のセッションかと思われます。

17.「Too Marvelous For Words」(2:35)(Wednesday,April 15,1959)
(or Monday April 20,1959 on 「Lady Day’s Diary」)
(Boston,Storyville Club,Copley Square Hotel)
Billie Holiday and Trio
Billie Holiday(vo) Mal Waldron(p) Champ Jones(b) Roy Haynes(ds)

 

上記録音から3週間後に自宅で撮影された写真(5月1日)Photo by Billie Holiday Discography

30年代から死の直前までの録音をたどってきましたが、スタジオ録音では聴かれないリラックスしたビリーの唄も聴くことが出来たのではないでしょうか。ビリーの唄はその初録音からラストレコーディングまで全てを聴く価値がある希有な歌手だと私は思っています。是非その一部でも良いのでもう一度聞き直す機会を設けていただけたら幸いです。

(使用音源)
1.「Basic Basie Aircheck from The Golden Count Basie Years:1937-38」
(Phontastic NOST 7640)(LP)
2.「BG,his Stars and his Guests」(Queen Q 1016)(LP)
3.「Billie Holiday “On The Air”」(TOTEM 1037)(LP)
4.「The complete Billie Hokuday on Verve 1945-1959」(Ver.314 513 860-869)(CD)
5.「Hot Lips Page “Play The Blues In ‘B'”」(Jazz Archives JA-17)(LP)
6.「The complete Billie Hokuday on Verve 1945-1959」(Ver.314 513 860-869)(CD)
7.「The complete Billie Hokuday on Verve 1945-1959」(Ver.314 513 860-869)(CD)
8.「Saint Louis Blues / unissued and rare performances」(Durium BLJ8001)(LP)
9.「Billie Holiday at Storyville」(Storyville K18P 9350)(LP)
10.「Billie Holiday / 1953-56 Radio & TV Broadcasts vol.2」(ESP 3003)(LP)
11.「Billie Holiday / 1953-56 Radio & TV Broadcasts vol.2」(ESP 3003)(LP)
12.「Jazz Club U.S.A. In Europe」(White Label)(LP)
13.「Billie Holiday / 1953-56 Radio & TV Broadcasts vol.2」(ESP 3003)(LP)
14.「Banned From New York City – Live 1948-1957」(Uptown UPCD27.81/27.82)(CD)
15.「Billie Holiday at Stratford ’57」(Baldwin Street Music BJH-308)(CD)
16.「Seven Age Of Jazz」(MGM MMZ 8105/6)(LP)
17.「Giants 3 / Ellington,Holiday,Armstrong」(Giants of Jazz GOJ-1008)(LP)

(ブログ作成者からの補足)

上記に添付した写真等は「Billie Holiday Discography(Photos)」から添付致しました。WEBサイトは下記を参照願います。

こちら ▶️

大阪ジャズ同好会第40回例会持ち寄り(2019年12月8日)「今年聴いた私の中でのベスト・ジャズ・アルバム」

December 11,2019

持ち寄り「今年聴いた私の中でのベスト・ジャズ・アルバム」

・T村氏(的確なコメントにも注目願います)

1.Here is Richie Kamuca Quartet play “Just Friends”.
Richie Kamuca(ts),Carl Perkins(p),Leroy Vinnegar(b),Stan Levey(ds)
Hollywood CA, June, 1957

「繰り返し再発されたモード・レーベルの目玉で、リッチー・カミューカの処女作にして代表作」

2.Here is Gerry Wiggins Trio play “The Lady Is A Tramp”.
Gerry Wiggins(p),Major Holley(b) Oliver Jackson(ds)Feb.1977

「隠れた名手ジェリー・ウィギンスの晩年の代表作」

3.Here is Nice All Stars play “I Never Knew I Could Love Anybody”.
Wallece Davenport(tp), Vic Dickenson(tb), Buddy Tate(ts) ,Claude Hopkins(p), Arvell Shaw(b), Cozy Cole(ds)July.1974

「ニース・ジャズ・フェスティバルに出演した中間派のオールスターズ」

・Y瀬氏(レジュメのコメントを編集せず転載しました)

秘かに愛聴していたクラリネット奏者が逝きました。Sol Yaged(ソル・エイジド)と言い、 1966年の映画「ベニーグッドマン物語」で音楽監修も務めた根っからのグッドマン信奉者で、主にNYのナイトクラブで活躍した人です。1993年に初めて渡米した際に買ったシェイバー ス名義CDの「WE DIG COLE」、が出会いでした。その後、アメリカの通販サイト「DISCOGS」 でSolのLP音源を見つけ、今年になって何枚かを入手。そんな中での訃報でした。アメリ カは広いな、知られざる名手も多いのだろうなというのが実感です。ちなみに、彼の晩年のバンドで歌っていたという日本人女性からは、彼の名を「サル・イヤーゴ」と呼んでいたと教えられたこともありますが…。

Y瀬氏手作りのCD

1.Here is Charlie Shavers with Sol Yaged play “I Love Paris”.
Charlie Shavers (tp), Urbie Green (tb), Sol Yaged (cl), Sam Taylor (ts), Buddy Weed (p), Barry Galbraith (g),Bob Haggart (b), Cozy Cole (ds), Larry Clinton (arr)

2.Here is Sol Yaged plays “It Might As Well Be Swing”.
Sol Yaged (cl) Harry Sheppard (vib) Kenny Kersey (p) Mort Herbert (b) Mickey Sheen (d) New York, 1956

・H氏
Takky meets Dorothy『Jazz at 周』をご紹介されました。

CD販売サイト(下記に添付)からお借りしました。

Jimin Park(世界中で活躍中のジャズピアニスト)とのセッションを滝川雅弘氏(大阪在住のクラリネット奏者)が制作されました。(2019年5月24日録音)
本CDの販売サイトを添付させて頂きます。

こちら ▶️

当日ご紹介された「Boogie Woogie Stomp」はNew Suntory 5 (大阪梅田) での映像を添付します。(2019年5月26日)

1.Here is Jimin plays “Boogie Woogie Stomp”.

同じ日の演奏です。

2.Here is Jimin plays “Misty”.

New Suntory 5 (大阪梅田)のHPもご覧下さい。

こちら ▶️

Photo by Discogs

・K氏

Joshua Redman & Brooklyn Rider 「Sun on Sand」

本CDについては下記サイトを参照願います。

こちら ▶️

1.Here is Joshua Redman & Brooklyn with Scott Colley & Satoshi Takeishi play “Through Mist.”

Hely 「Borderland」

Photo by Hely’s HP

スイスのチューリッヒを拠点として活動しているピアノとドラムのデュオグループによる新作をご紹介されました。Helyの詳細については下記サイトを参照願います。

こちら ▶️

2.Here is HELY plays “BORDERLAND”.
Lucca Fries(p),Jonas Ruther(ds)

大阪ジャズ同好会第40回(2019年12月8日) ①「新譜紹介」

December 09,2019

今回の例会には16人が参加されました。例会概要は「新譜紹介」からご紹介致します。

新譜紹介(古川 正孝氏)

1.Hank Jones with The Meridian String Quartet (CDSOL-45978) (日本初CD化)

Hank Jones (p),Rufus Reid (b),Dennis Mackrel (ds),The Meridian String Quartet,
Manny Albam (arr)

当日は”There’s A Small Hotel”をご紹介されましたが、添付のサイトで全10曲が公開されています。

こちら ▶️

2. 清水ひろみ「The Sky Gate / From Here To The Blue Sky)」 (BJH-5002)

JAZZ ON TOP ACTⅢ店(ディスクユニオン大阪店向かい)「経営者・ボーカリスト」清水ひろみさんの新作です。お店のHPを添付しますので過去に発表された作品等含めゆっくりご覧下さい。

JAZZ ON TOP ACTⅢのHP こちら▶️

お昼のランチも美味しそうです。
豚生姜焼き定食コ―ヒ―付き¥860:御飯おかわり自由、コ―ヒ―飲み放題

T村会員が11/28撮影

9/23(日)、大阪ジャズ同好会開催会場でお世話になっているジャズ喫茶DEAR LORDさんでライブを開催されていました。

DEARLORDさんのHPからお借りしました。

酒井オーナーによるライブ報告も是非お読み下さい。

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日本ウエストミンスター株式会社HP からお借りしました

3.海原純子「RONDO」

本作品の詳細については発売元のHPを参照願います。

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古川さんが回覧された新聞切り抜き

当日は”Embraceable You”をご紹介されましたが別の曲をお楽しみ下さい。

Here is 海原純子 sings “Everything Happens To Me”.

Here is 海原純子 sings “O Conto Das Nuvens(雲の物語)”

 

番外編「両耳失聴から復活したジャズ奏者 吉本信行さん」

上記海原純子さんと親交のあるベーシストの作品をご紹介させて下さい。

ジャズジャパン 9月号から

海原純子さんと吉本信行さんが対談された「Dr.純子のメディカルサロン(2017年7月10日」を是非お読み下さい。

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Dr.純子のメディカルサロン(2017年7月10日」(時事メディカル)からお借りしました。

吉本さんは「The Cotton Sisters」の制作にも関わっています。

大阪ジャズ同好会第39回(2019年10月13日) 「新譜紹介(後半)The Cotton Sisters」

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又、吉本さんはミュージカル・コーラス物のオリジナルSP盤コレクターです。平野が下関在勤時には同学年という事から親しくさせて頂きました。

ジャズ喫茶DEAR LORDさんから参加者全員にプレゼント

8周年記念として作成された店名入りボールペン