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大阪ジャズ同好会第39回(2019年10月13日)「日本盤ヴィンテージ・シリーズの魅力」①

October 17,2019
担当 平野隆史

ビクターレコードはコロムビアレコードと並んでアメリカの二大レコード会社です。ジャズ史上に残る名演が「ヴィンテージ・シリーズ」に収録されています。1975年、日本ビクターがLP100枚からなる「RCAジャズ栄光の遺産シリーズ」というシリーズを販売しましたが貧乏学生にとって全100枚の購入は諦めざるを得ない状況でした。そんな時中古レコード店で「日本盤ヴィンテージ・シリーズ」の存在を知りました。ジャズの知識が乏しい小生には油井正一氏による詳細な解説は大変役に立ちました。(現在では「講釈師見て来たような…」と思われる表現もありますが!)
今回は録音年月日順に14枚(15曲)を解説文(一部抜粋)と共にご紹介させていただきます。尚、本ブログでは特集(1時間)を2回に分けて投稿致します。

1.「ジャック・ティーガーデン(Jack Teagarden)」
Here is Jack Teagarden with Roger Wolfe Kahn And His Orchestra play “She’s A Great, Great Girl”.
Roger Wolfe Kahn And His Orchestra:Jack Teagarden (tb) A Arthur Schutt (p) Eddie Lang (g)Roger Wolfe Kahn (dir) (他)New York, March 14, 1928

ジャック・ティーガーデン(1905-1964)はジャズ史上最初に現われた偉大なトロンボーン奏者であった。白人でありながらブルースの真髄を会得していた。彼の歌は彼のトロンボーン・スタイルとそっくりであった。ルイ・アームストロングとジャック・ティーガー デンによって、ジャズ・ヴォーカルの最高のものは器楽奏者によ って生みだされることが立証された。彼の歌とトロンボーンは、最初の数音をきいただけで「ジャックTだ!」とわかる個性をもっていた。その点ではアームストロ ング、ジョニー・ホッジス、ビックス・バイダーベックに比肩する強い個性をもっていた。J.J.ジョンソンが現われるまでティーガーデンはジャズ・トロ ンボーン界のアイドルであった。そのJ.J.でさえいっている。「真の巨人はジャック・ティーガーデンであった」と。

2.「ヴァレンタイン・ストンプ/ファッツ・ウォーラー」
Here isFats Waller plays “Valentine Stomp”.
Fats Waller(p-solo) Camden, N.J. August 2, 1929

40年ちかくまえの録音とは思えない卓抜な録音で、フ ァッツ・フォーラーの至芸がきかれる。ジェームス・P・ジョンソンを開拓者とする「ハーレム・ピアノ・スタイル」の伝統をうけついだ傑作であろう。これは音楽的にファッツ・ウォーラーのエッセンスといえる作品である。

Bennie Moten and His Orchestra (Count Basieが左端に座っています),Photo by Library.umkc.edu

3.「カンサス・シティのカウント・ベイシー」
Here is Bennie Moten and His Orchestra plat “Small black”.
Bennie Moten and His Orchestra:Ed Lewis, Booker Washington (cnt) Thamon Hayes (tb) Eddie Durham (v-tb,g,arr) Harlan Leonard (cl,sop,as) Jack Washington (cl,as,bar) Woody Walder (cl,ts) Count Basie (p,vcl) Ira “Buster” Moten (p,accor) Leroy “Buster” Berry (bj) Vernon Page (tu) Willie McWashington (ds) Bennie Moten (dir) Chicago, October 23, 1929

原盤解説の書き出しは、マーチン・ウィリアムスによって 次のように書き起こされてる。
1932年12月中旬、大不況のさなか、ベニー・モーテン楽団のメンバーが、ニュージャーシー州キャムデンのビクター吹込所にやってきた。(中略)ベニー・モーテン楽団のメンバーは皆空腹をかかえ、沈み切っていた。リード奏者エディ・ベアーフィールドはこの時の模様を次のように語っている。
「誰もが一文も金は持っていなかった。アーチーという小男が準備してくれた兎肉シチューと四切れのパンのおかげで、ともかく餓死はまぬがれ、吹きこみをすませた。(中略)吹きこみが終ると、すぐカンサスに帰った。」この日、バンドメンたちがそんな苦境にあったようなことを示す痕跡は全くみられない。 素晴らしい音楽。シンから楽しげな演奏。 だが1932年にこうした演奏に耳を傾ける人はほとんどいなかった。アメリカ全体が大不況の嵐に包まれ、ホット演奏は見向きもされなくなっていたのだった。

4.「キング・オリバー・イン・ニューヨーク」
Here is King Oliver and His Orchestra play “St,James Infirmary”.
King Oliver, Henry “Red” Allen, Bubber Miley (tp) Jimmy Archey (tb) Bobby Holmes (cl) Glyn Paque (cl,as) unknown (cl,as) Walter Wheeler (cl,ts) Don Frye (p) Arthur Taylor (bj) Jean Stultz (g) Clinton Walker (tu) unknown (chimes-1) Carroll Dickerson (dir,vln-2) Frank Marvin (vcl) New York, January 28, 1930


三年ほどまえ、浅草の天ぷら屋でドイツの評論家ベーレント氏と「いったいジャズ史上最も早くグルーブ表現を心掛けたリーダーは誰だろう?」といいあったことを思い出す。(中略)
そこでぼくがいった。「ぼくはキング・オリバーだと思う」
「そうかも知れんがあまりにもブリミティヴすぎる」と彼は答 えた。 ぼくは何故オリバーと思うかを説明した。 ニューオリーンズにいた頃既にオリバーは最高のトランペット奏者であり、ジャズ王とよばれたフレディ・ケバードを吹き負かして王座についた男である。その話を聞くとオリバーはケバード以上にふてぶてしいトランペット吹きにきこえるがそうではない。 彼が残したどのレコードをきいても彼のラッパだけが他の一切を支配しているようなものはなく、つねに抑制と調和を保ちアレンジの中にとけこんでいる。こういう考え方こそグルーブ表現の基本であり、それ故にばくはオリバーを買うんだ………というところでこの話題は終り天ぷらをパクついたわけである。

5.「ストンプ・アンド・ジョイ/ジェリー・ロール・モートン」
Here is Jelly-Roll Morton and his Red Hot Peppers play “Little Lawrence”.
Jelly-Roll Morton and his Red Hot PeppersJelly-Roll Morton(p,dir) Bubber Miley, Ward Pinkett(tp) Wilbur de Paris(tb) Lorenzo Tio Jr.(cl) Bernard Addison(g) unknown(bj) Bill Benford(tu) Tommy Benford(ds) New York, March 19, 1930


ジェリー・ロール・モートンは(1885-1941)、ジャズの発生期に現われた名ピアニストであり、作曲家であり、偉大なコンボ・リーダーであります。彼はビクター・レコードに不滅の傑作を残しましたが、(1) コンボ・リーダーとしては、デューク・エリントンに比すべき 「グループ表現」に徹し、 (2) ピアニストとしては、後年のジョン・ルイスに比すべき「ヨーロッパ的形式」と「ジャズ」との本能的な結合感をもち、 (3) 作曲家としては、ラグタイムやブルースの比類ない音楽形式を、その全作品に盛りこんだのでありました。 この知的で、華麗で、感動的な音楽がどんな基盤から発生したものかを、ご説明しておきたいと思います。

6.「30年代のでデューク・エリントン」
Here is Duke Ellington and His Orchestra play “Echoes of the Jungle”.
Duke Ellington and His Orchestra(The Jungle Band):Freddy Jenkins, Arthur Whetsol, Cootie Williams (tp) Joe Nanton, Juan Tizol (tb) Barney Bigard (cl,ts) Johnny Hodges (as,sop) Harry Carney (bar,cl,as) Duke Ellington (p) Fred Guy (bj) Wellman Braud (b) Sonny Greer (ds) New York, June 16,1931


ニューオリンズに始まり、シカゴに北上したジャズは、小編成ジャズである。ところがエリントンやヘンダーソンは、ニューヨ ークという大都会の、規模の大きい職場で、10人以上の大編成によるジャズを演奏せねばならなかった。たしかに、ソロの部分をはじめ、至るところに、ニューオリンズ・ジャズの影響はある。 しかし、編曲を必要としない小編成と、オーケストレーションを必要とする大編成ジャズとは、根本理念がちがうのである。(中略)
デューク・エリントン自身が語る、「ぼくの楽器はピアノではなく、わがオーケストラなのだ」という言葉の意味がわかってくる。 キング・オリヴァーやルイ・アームストロングがトランペットで、ジョニー・ドッズやジミー・ヌーンがクラリネットという楽器で創造したものを、デューク・エリントンは、10数人を擁する彼のオーケストラで創造したのである。
要約すれば、デューク・エリントンは新しい音楽形式の創造者 であり、その第1人者としての地位を40年にわたって保ち続けている偉大な存在なのである。

Helen Ward 1916-1998 And Benny Goodman Photograph by Everett

7.「ベニー・グッドマン/スモール・グループ」
Here is Benny Goodman Trio with Helen Ward play “All my life”.
Benny Goodman (cl) Teddy Wilson (p) Gene Krupa(ds) Helen Ward (vcl)
Chicago, April 24, 1936


文字通り、スイング時代の絶頂期をうつしだしたグッドマン・コンボ の傑作集である。
昭和10年にふとしたキッカケで、ジャズを熱愛しだした私にとって、これらの1曲1曲には、いいつくせぬ思い出がある。現在50才前後のオ ールド・ファンにとっても、思いは同じことであろう。当時のビクター・レコードは、SPながら音質のいいシェラック盤で あった。ところが戦争が近づくにつれ、材質は悪化し、このアルバムで いえば、《張り切りおやじ》あたりからは、ザラザラと針音のする盤を買わされることになった。SP盤のレーベルわきには(特)とか(T)とかいう 刻印が打たれ、そのシルシのあるものは皆かなりゆがんだ音にプレスされたことを思い出す。《君に泣く》に至っては、ジョン・カービーのベ ースが、ほとんどきこえなかった。
今あらためて、最高技術で復元されたこのアルバムに接すると、30年あまり前の1曲1曲についての思い出が、昨日のことのように脳裡によ みがえってくる。この16曲は戦前に1曲のこらず日本盤のSPで出たが、その大半は今回はじめてLP化されたものである。

Photo above of Mezz Mezzrow, James P. Johnson, Hughes Panassie, Tommy Ladnier at the Victor studios by courtesy of TEDDY BUNN(JAZZ LIVES)

8.「パナシェ・セッション」

Here is Weary Tommy Ladnier plays ”Weary Blues”.
Tommy Ladnier, Sidney DeParis (tp) Mezz Mezzrow (cl) James P. Johnson (p) Teddy Bunn (g) Elmer James (b) Zutty Singleton (ds) New York, November 21, 1938


ユーグ・パナシェ(製作者)による「レコーディングの思い出」(中略)
1938年10月私は数枚のレコーディングを企画してニューヨーク に赴いた。私が企画したのはニューオリンズ・スタイルのジャズだった。」(中略)ジャズ史学者の中には、1938年頃にはもはやニューオリンズ・ ジャズは骨董品になっていたという人がいる。だがこれは大間違で、今世紀のはじめ頃生まれた偉大なミュージシャンたちは、まだ40才にもなっていなかったのである。彼らは皆音楽的にも健在だった。ただ色んなバンドに散ってニューオリンズとは関係のないジャズをやっていたのである。
ニューオリンズ・ジャズの花形は何といってもトランペット奏者だ。トランペットの安定した力強いアンサンブル・リードなくしては、典型的なニューオリンズのフロント・ラインが出来あがらない。トランペット奏者の選択こそまっさきに手をつけるべきこととは思っていたが、意外にむずかしいことがわかってきた。偉大なルイ・アームストロングは勿論最適任者だが、専属会社がちがっていた。もう一人の偉大なニューオリンズ・スタイル・プレイアーはトミー・ラドニアだが、誰に聞いても居所がわからない。ある者はとうの昔に故人になったといい、ある者は精神病院に収容されているという。(中略)
ニューヨークに着いた直後の一週間、私はトミーの所在をたずねまわったが、とうとうみつけだすことができなかった。 他のメンバーはすぐ揃った。 しかしどうしても手がかりがない侭数日が過ぎた。トミー・ラ ドニアを入れずにレコーディングするのでは出来栄えが半減してしまう、ということが目に見えていたので私は録音を延期した。ある晩メズロウが、ハーレム中をトミーを探して歩いてみようと提案した。夜中に探索がはじまった。7番街の端から端まで、ハーレム中 に知己をもつメズロウは店をのぞきこんで「トミー・ラドニアが何処にいるか知っている人はいないかい?」とたずね歩いた。約一時間ほど経った時、玉突き屋から出てきた男がメズロウのそばにくると「トミー・ラドニアの居所を知ってるよ。この手紙を出しにゆくところだ」といって一通の手紙を差しだした。私はその手紙に数年前パリで会ったことのあるパナシェだが是非会いに来てくれないか? とつけたした。トミーはニューヨークからほど遠からぬニューバーグに住んでいた。 3日後トミー・ラドニアはメズ・メズロウの家を訪ねてきた。 ニューヨークの喧騒にたえかねて数年前に小都会に移住し、トリオをひきい、トランペットの個人指導をしながら平穏な生活を送っていたのだそうだ。
発狂説もあったし、精神病院へ入れられているという説もあっ たよ、というと彼は答えた。
「発狂? なるほどそうかもしれない。だけどまだ精神病院には 入れられてませんでしたな」
彼は吹きこみの話に大いに乗り気であった。11月21日、上記の メンバーで2曲が吹きこまれた。《さあはじめよう》と《レヴォ リューショナリー・ブルース》である。

(使用音源)
1.Jack Teadarden(VRA-5019)
2.Fats Waller/Valentine Stomp(VRA-5020)
3.Count Basie/Count Basie n Kansas City(VRA-5008)
4.King Oliver/King Oliver in New York(VRA-5016)
5.Jerry Roll Morton/Stomp and Joys(VRA-5006)
6.Duke Ellington/Daybreak Express(VRA-5002)
7.Benny Goodman/The Small Groups(VRA-5026)
8.The Panassie sessions(VRA-5015)

以上

大阪ジャズ同好会第33回例会概要(4) 持ち寄り『40年代のジャズ』②

October 12,2018

Y瀬氏「私的体験に基づく1940年代の音楽 」(当日配付されたレジメの内容を、Y瀬氏了解により一部編集しました)
ジャズ史的には「スイングとバップが同居した特異な時代」である1940年代だったの でしょうが、敵性音楽のレッテルを貼られて厳しく規制されたこともあるその時代(昭和15〜24年)を、ガキから少年期に実体験した者にとっては、全く違った景色でありまし た。

1.「金比羅船々・木曽節」和田肇(p)(1942年)
祖母が夕餉の支度を始める頃にラジオから流れる和田肇のピアノ。世界で一番うまい人だろうと思っていました。淡谷のり子と結婚。後の奥さんとの子が日活スターの和田浩二。後年、ヴィブラフォンの鍋島直昶氏から「あれはジャズだったよ」と教えられて驚きました。

例会当日ご紹介された「金比羅船々・木曽節」については音源が提供出来ません。代替として「日本俗曲集(和田肇編曲)」から添付します。

Here is Hajime Wada(和田肇) plays “かっぽれ・奴さん”.

旧大阪歌舞伎座 by Wikipedia

2.「夜のタンゴ」(ポーラ・ネグリ)(1937年制作=日本公開1941年)
中学2年の頃、旧・歌舞伎座近くの映画館の艶然たる美女の看板に書かれた題名 「したらアカンで!」といつも祖母に戒められる言葉を含む「ゴンタの夜」。
タンゴという単語をそれまで知らず、左頭で読んで「どんな映画?」と聞いて大笑いされました。友邦ドイツと中立国アルゼンチンの音楽タンゴは戦中も規制を免れ、外の風を運び続けました。

Here is Pola Negli(ポーラ・ネグリ) sings “Tango Notturno 夜のタンゴ”

3.「熱風」(カルア・カマアイナス)(1942年)
バッキー白方、灰田晴彦らハワイからの帰国組に朝吹英一(vib)ら慶応ボーイを加えて1937年ごろ結成。華族の子弟が多く、カオを効かせた部分も含めてハワイアンを「南方音楽」と言い逃れ、戦中も「南海楽友」と名を変えてしぶとく生き延びたそうです。

Here is KALUA KAMAAINAS(カルア・カマアイナス) play “Hot Wind(熱風)”.

 

又、ワイラナ・グラス・シャック・ボーイズ(カルア・カマアイナスの変名バンド)が『セントルイス・ブルース(St.Louis Blues)』を録音した音源を見つけました。
添付のHPで聴くことが可能です。

➡️  こちら

4.「ラッパと娘」(笠置シヅ子)(1941年)
敗戦2年目の1947年に大ヒットした「東京ブギウギ」と同様、作曲・服部良一とのコ ンビ作。歌って跳ねて踊る笠置はことのほか当局から目の敵にされたようです。(注)3と4については戦後に得た知識であって、当時に演奏をラジオで聴いた記憶はありません。

Here is Kasagi Shizuko(笠置シヅ子) sings “Rappa To Musume (ラッパと娘)”.

平野
(1)1940年代に起こったニューオリンズ・ジャズの再評価運動は重要です。
「早稲田大学ニューオリンズジャズクラブ」のブログが参考になりました。(2011年11月03日掲載)
➡️  こちら

▶️ こちら


Here is Bunk Johnson’s Original Superior Band play ”Down by the Riverside”.
Bunk Johnson (tp), Jim Robinson (tb), George Lewis (cl), Walter Decou (p),
Lawrence Marrero (bj), Austin Young (b), Ernest Rogers (d)
New Orleans, June 11, 1942

Down by the riverside

(2)1942年の8月から1945年1月までの「吹き込みスト」期間中の貴重な録音です。
Here is The Esquire All-American Band play “Spotlight Band Thema~Esquire Blues”.
Metropolitan Opera House, New York, January 18, 1944
Roy Eldridge (tp), Jack Teagarden (tb), Barney Bigard (cl),Coleman Hawkins (ts),
Art Tatum (p), Al Casey (g),Oscar Pettiford (b), Sidney Catlett (ds)

 

『例会概要作成後記』
例会概要作成中に「カルア・カマアイナス」についての参考資料を見つけました。
・昭和戦中期の軽音楽に関する一考察
― カルア・カマアイナスについて ―(古川隆久氏著)
➡️こちら

大阪ジャズ同好会特集『1940年代のジャズ』(2016年12月例会)

August 06,2018

「1940年代のジャズ」2016年12月例会

解説 野瀬惟清氏

野瀬さん(神戸ジャズ愛好会のベテラン会員)が1940年代の名演を解説された特集(2016年12月例会)をブログに纏めました

尚、当日配付されたレジュメの録音年月日と異なった記載は、ブログ作成者が所有しているレコード並びにディスコグラフィー等に照らし合わせ修正したものです。

 Here is Johnny Hodges & Orchestra play “Squaty Roo”.
Johnny Hodges(as) Ray Nance(tp) Lawrence Brown(tb) Harry Carney(bs) Duke Ellington(p) Jimmy Blanton(b) Sonny Greer(ds)
Hollywood,July 3,1941

Here is Johnny Hodges & His Orchestra play “Day dream”.
Johnny Hodges(as)Cootie Williams (tp) Lawrence Brown (tb) Harry Carney (bar) Duke Ellington (p) Jimmy Blanton (b) Sonny Greer (ds)
Chicago, November 2, 1940
Day dream

Here is Rex Stewart & His Orchestra play “Linger While”.
Rex Stewart(tp) Lawrence Brown(tb) Ben Webster(ts) Harry Carney(bs) Billy Strayhorn(p) Jimmy Blanton(b) Sonny Greer(ds)
Chicago,November 2, 1940
Linger Awhile

Here is Rex Stewart & His Orchestra play “Mobile Bay”.
Rex Stewart(tp) Lawrence Brown(tb) Ben Webster(ts) Harry Carney(bs) Duke Ellington(p)Jimmy Blanton(b) Sonny Greer(ds)
Chicago,November 2, 1940
Mobile Bay

Here is Edmond Hall’s Celeste Quartet play “Jammin’ In Four”.
Edmond Hall(cl) Charlie Christian(g) Meade Lux Lewis(celeste) Israel Crosby(b)
NYC,February.5,1941

Here is Edmond Hall’s Celeste Quartet play “Profoundly Blue”.
Edmond Hall(cl) Charlie Christian(g) Meade Lux Lewis(celeste) Israel Crosby(b)
NYC,February.5,1941

Here is The Capitol Jazzmen play “Clambake in B Flat”.
Billy May(tp) Jack Teagarden(tb) Jimmie Noone(cl) Dave Matthews(ts) Joe Sullivan(p) Dave Barbour(g) Art Shapiro(b) Zutty Singleton(ds)
Los Angeles, November 16, 1943

Here is The Capitol Jazzmen play “Casanovas Lament “.
Jack Teagarden(tb,vo)Billy May(tp) Jimmie Noone(cl) Dave Matthews(ts) Joe Sullivan(p) Dave Barbour(g) Art Shapiro(b) Zutty Singleton(ds)
Los Angeles, November 16, 1943

Here is The Capitol Jazzmen with Peggy Lee play “That Old Feeling”.
Shorty Sherock(tp) Barney Bigard(cl) Les Robinson(as) Eddie Miller(ts) Stan Wrightman(p & celeste) Nappy Lamare(g) Hank Wayland(b) Nick Fatool(ds) Peggy Lee(vo)
LA,January 7, 1944
That Old Feeling

Photo above of Peggy Lee and Capitol Jazzmen by courtesy of UMKC Digital Special Collections

Here is Capitol International Jazzmen play “You Can Depend On Me”. 
Benny Carter(as) Coleman Hawkins(ts) Bill Coleman (2)(tp) Buster Bailey(cl) Nat King Cole(p) Oscar Moore(g) John Kirby(b) Max Roach(ds)
LA, March 30, 1945
You Can Depend On Me

神戸ジャズサロン(2018年4月例会)「楽器も、歌も聴かせるミュージシャン」

May 2.2018

Photo by YouTube

先週の日曜日神戸ジャズサロンに参加しました。テーマは「楽器も、歌も聴かせるミュージシャン」でした。

自宅に帰ってから資料の順にYouTube映像を観て楽しんでいます。

今回もベテラン会員の方から面白い話が聞けとても楽しい時間を過ごすことが出来ました。

小生にとって「Andrea Motis,Nicki Parrott,Esperanza Spalding」については馴染みがありませんでしたがバラエティに富んだ内容だったと思います。

以下、当日ご紹介されたミュージシャンをYouTube映像でお楽しみ下さい。

1.T川さん(トラッド愛好家)

Here is Jack Teagarden & Louis Armstrong sing “Old Rockin’ Chair”.
New York,on December 30, 1957

Here is Fats Waller sings “Ain’t Misbehavin’” and “Stormy Weather” (1943).

2.Tさん

Here is Les McCann & Eddie Harris play “Compared To What”.
Eddie Harris(ts),Les McCann(p, vo),c(tp),Leroy Vinnegar(b),Donald Dean(ds)
June 21, 1969  at The Montreux Jazz Festival

3.Fさん(大阪ジャズ同好会で新譜紹介を担当されています)

Here is Nicki Parrott with Les Paul Trio play “I’ll Be Your Baby Tonight”.

Here is Andrea Motis and Joan Chamorro Quintet with Scott Hamilton play “Lullaby of Birdland”.

4.Y瀬さん(いつもおしゃれな選曲をされます)

Here is Gerry Mulligan Sings “I Never Was A Young Man”.

5.Iさん

Here is Esperanza Spalding sings “Little Fly” .

6.Kさん

Here is 「小川理子」Riko Ogawa Swinging’ Stride Jazz Band play “How Long Has This Been Goin’ On”.
小川理子(P.Vo) 佐久間 和(G) 小林真人(B) 木村純士(Ds) ODJC 2017.11.19(島之内教会)

7.M氏(神戸ジャズサロン主宰者)

Here is Frank Sinatra and Louis Armstrong sing “Birth of the Blues”.

8.平野

Here is Joe Bushkin with Axel Stordahl and orchestra singss “I Love A Piano” (1951 TV)

Here is Woody Herman Orchestra play “Doctor Jazz” 1939

最後に番外編として最近気に入っている映像を添付致します。

Here is Louis Armstrong, Jack Teagarden, Barney Bigard & Earl Hines
Jack Teagarden(tb,vo), Barney Bigard(cl), Earl Hines(p), Arvell Shaw(b), Cozy Cole(ds)  December 26, 1950, L.A. “THE STRIP”

I listened to the mourning radio program of George Avakian(1)

December 05. 2017

By Courtesy of The New York Times,From left, Louis Armstrong, the songwriter W.C. Handy and George Avakian in the 1950s.

Last week I heard my favorite radio program “World Jazz Warehouse.”Christopher Knott (番組DJクリスさん) introduced some of the many great recordings by George Avakian for mourn his death.

So I would like to introduce my favorite songs according to the album introduced in the program.

About songs that were broadcast on the day, please see the radio program’s website.Go here

毎週日曜日の夜はいつもジャズ番組「World Jazz Warehouse(FMCOCOLO765)」を聞いています。

今回の放送でChristopher Knott(番組DJクリスさん)は先月98歳で亡くなった偉大なプロデューサーGeorge Avakianさんを追悼し、Avakianが遺した多くのレコーディングから数曲ご紹介されました。

そんな訳で番組で紹介されたアルバムに収録されている曲(私が好きな曲)を以下ブログで紹介したいと思っています。

尚、当日に放送された曲については、ラジオ番組のウェブサイトをご覧下さい。こちらをクリックして下さい。


Louis Armstrong “Louis Armstrong Plays W.C. Handy”
Here is Louis Armstrong plays “Yellow Dog Blues”.
Louis Armstrong (tp), Trummy Young (tb), Barney Bigard (cl), Billy Kyle (p), Arvell Shaw (b), Barrett Deems (ds) July 12, 1954… New York


J.J. Johnson & Kai Winding Octet “Jay & Kai +6”
Here is J.J. Johnson & Kai Winding Octet play “You Don’t Know What Love Is”.
J.J. Johnson, Kai Winding, Urbie Green, Bob Alexander, Eddie Bert, Jimmy Cleveland (tb), Tom Mitchell, Bart Varsalona (btb), Hank Jones (p), Milt Hinton (b), Osie Johnson (ds)
1956… New York

Here is J.J. Johnson & Kai Winding Octet play “Night in Tunisia”.
Members of the recording are the same as above.
add Candido (cga)


George Avakian produced “Chicago Jazz Album”.
Here is Jimmy McPartland and his Orchestra play “Sugar”.
Jimmy McPartland(cor),Bud Jacobson(cl),Boyce Brown(as),Floyd Bean(p),Dick McPartland(g), Jim Lannigan(sb),Hank Isaacs(d) Chicago, October 11, 1939.

Here is Jimmy McPartland and his Orchestra play “China Boy”.
Members of the recording are the same as above.


George Wettling’s Chicago Rhythm Kings play “I’ve Found A New Baby”.
Charlie Teagarden(tp),Floyd O’Brien(tb),Danny Polo(cl),Joe Marsala(ts),Jess Stacy(p),Jack Bland(g),Artie Shapiro(sb,George Wettling(d) New York, January 16, 1940.

George Wettling’s Chicago Rhythm Kings play “Bugle call Rag”.
Members of the recording are the same as above.

Art Tatum was selected “The All American Band” by Esquire Magazine

November 30.2017

Art Tatum had recorded a lot of playing in solo performances and his trio performances.

Today I heard a valuable record that Art Tatum participated in the all star jam session.

Esquire Magazine selected ”The All American Band” in 1944.

Photo above of Esquire’s jazz concert at the Metropolitan Opera House by courtesy of NEW YORK DAILY NEWS

The band was made up of Armstrong and Roy Eldridge, trumpets; Barney Bigard, clarinet; Sidney Catlett, drums; Al Casey, guitar; Coleman Hawkins, sax; Oscar Pettiford, bass; Art Tatum, piano; Red Norvo, xylophone; Lionel Hampton, vibraharp, and  Jack Teagarden, trombone.

They were gathered at the the Metropolitan Opera House in January 18.

The concert was broadcast on NBC Blue network and around the world on Armed Forces Radio.

Photo above of the Metropolitan Opera House(it was located on Broadway in 39th street) by NEW YORK DAILY NEWS

Art Tatumはピアノソロ演奏や自己のトリオ演奏を多く録音しています。

今日久し振りにArt Tatumがオールスタージャムセッションに参加した貴重なレコードを聞きました。(エレックレコード日本盤)

Esquire Magazineは1944年にThe All American Bandを選びました。

1月18日、錚々たるメンバーがメトロポリタンオペラハウスに集められました。

このコンサートの模様はNBC系列並びに米軍駐留地に同時中継されました。

 

Here is The Esquire All-American Band play ”Spotlight Band Thema〜Esquire Blues”.
Tatum→Teagarden→Bigard→Hawkins→ Eldridge→Casey→Teagarden→ Bigard→Hawkins→Tatum→Eldridge

Here is The Esquire All-American Band play “I Got Rhythm”.
Norvo→Tatum→Armstrong→Hawkins→Bigard→Teagarden→Eldridge→Norvo

 

Here is Art Tatum Trio plays “Sweet Lorraine.”

Photo above of Roy Eldridge,Art Tatum, Oscar Pettiford and Billie Holiday by courtesy of songbook1.wordpress.com