タグ別アーカイブ: Benny Goodman

大阪ジャズ同好会第39回(2019年10月13日)「日本盤ヴィンテージ・シリーズの魅力」①

October 17,2019
担当 平野隆史

ビクターレコードはコロムビアレコードと並んでアメリカの二大レコード会社です。ジャズ史上に残る名演が「ヴィンテージ・シリーズ」に収録されています。1975年、日本ビクターがLP100枚からなる「RCAジャズ栄光の遺産シリーズ」というシリーズを販売しましたが貧乏学生にとって全100枚の購入は諦めざるを得ない状況でした。そんな時中古レコード店で「日本盤ヴィンテージ・シリーズ」の存在を知りました。ジャズの知識が乏しい小生には油井正一氏による詳細な解説は大変役に立ちました。(現在では「講釈師見て来たような…」と思われる表現もありますが!)
今回は録音年月日順に14枚(15曲)を解説文(一部抜粋)と共にご紹介させていただきます。尚、本ブログでは特集(1時間)を2回に分けて投稿致します。

1.「ジャック・ティーガーデン(Jack Teagarden)」
Here is Jack Teagarden with Roger Wolfe Kahn And His Orchestra play “She’s A Great, Great Girl”.
Roger Wolfe Kahn And His Orchestra:Jack Teagarden (tb) A Arthur Schutt (p) Eddie Lang (g)Roger Wolfe Kahn (dir) (他)New York, March 14, 1928

ジャック・ティーガーデン(1905-1964)はジャズ史上最初に現われた偉大なトロンボーン奏者であった。白人でありながらブルースの真髄を会得していた。彼の歌は彼のトロンボーン・スタイルとそっくりであった。ルイ・アームストロングとジャック・ティーガー デンによって、ジャズ・ヴォーカルの最高のものは器楽奏者によ って生みだされることが立証された。彼の歌とトロンボーンは、最初の数音をきいただけで「ジャックTだ!」とわかる個性をもっていた。その点ではアームストロ ング、ジョニー・ホッジス、ビックス・バイダーベックに比肩する強い個性をもっていた。J.J.ジョンソンが現われるまでティーガーデンはジャズ・トロ ンボーン界のアイドルであった。そのJ.J.でさえいっている。「真の巨人はジャック・ティーガーデンであった」と。

2.「ヴァレンタイン・ストンプ/ファッツ・ウォーラー」
Here isFats Waller plays “Valentine Stomp”.
Fats Waller(p-solo) Camden, N.J. August 2, 1929

40年ちかくまえの録音とは思えない卓抜な録音で、フ ァッツ・フォーラーの至芸がきかれる。ジェームス・P・ジョンソンを開拓者とする「ハーレム・ピアノ・スタイル」の伝統をうけついだ傑作であろう。これは音楽的にファッツ・ウォーラーのエッセンスといえる作品である。

Bennie Moten and His Orchestra (Count Basieが左端に座っています),Photo by Library.umkc.edu

3.「カンサス・シティのカウント・ベイシー」
Here is Bennie Moten and His Orchestra plat “Small black”.
Bennie Moten and His Orchestra:Ed Lewis, Booker Washington (cnt) Thamon Hayes (tb) Eddie Durham (v-tb,g,arr) Harlan Leonard (cl,sop,as) Jack Washington (cl,as,bar) Woody Walder (cl,ts) Count Basie (p,vcl) Ira “Buster” Moten (p,accor) Leroy “Buster” Berry (bj) Vernon Page (tu) Willie McWashington (ds) Bennie Moten (dir) Chicago, October 23, 1929

原盤解説の書き出しは、マーチン・ウィリアムスによって 次のように書き起こされてる。
1932年12月中旬、大不況のさなか、ベニー・モーテン楽団のメンバーが、ニュージャーシー州キャムデンのビクター吹込所にやってきた。(中略)ベニー・モーテン楽団のメンバーは皆空腹をかかえ、沈み切っていた。リード奏者エディ・ベアーフィールドはこの時の模様を次のように語っている。
「誰もが一文も金は持っていなかった。アーチーという小男が準備してくれた兎肉シチューと四切れのパンのおかげで、ともかく餓死はまぬがれ、吹きこみをすませた。(中略)吹きこみが終ると、すぐカンサスに帰った。」この日、バンドメンたちがそんな苦境にあったようなことを示す痕跡は全くみられない。 素晴らしい音楽。シンから楽しげな演奏。 だが1932年にこうした演奏に耳を傾ける人はほとんどいなかった。アメリカ全体が大不況の嵐に包まれ、ホット演奏は見向きもされなくなっていたのだった。

4.「キング・オリバー・イン・ニューヨーク」
Here is King Oliver and His Orchestra play “St,James Infirmary”.
King Oliver, Henry “Red” Allen, Bubber Miley (tp) Jimmy Archey (tb) Bobby Holmes (cl) Glyn Paque (cl,as) unknown (cl,as) Walter Wheeler (cl,ts) Don Frye (p) Arthur Taylor (bj) Jean Stultz (g) Clinton Walker (tu) unknown (chimes-1) Carroll Dickerson (dir,vln-2) Frank Marvin (vcl) New York, January 28, 1930


三年ほどまえ、浅草の天ぷら屋でドイツの評論家ベーレント氏と「いったいジャズ史上最も早くグルーブ表現を心掛けたリーダーは誰だろう?」といいあったことを思い出す。(中略)
そこでぼくがいった。「ぼくはキング・オリバーだと思う」
「そうかも知れんがあまりにもブリミティヴすぎる」と彼は答 えた。 ぼくは何故オリバーと思うかを説明した。 ニューオリーンズにいた頃既にオリバーは最高のトランペット奏者であり、ジャズ王とよばれたフレディ・ケバードを吹き負かして王座についた男である。その話を聞くとオリバーはケバード以上にふてぶてしいトランペット吹きにきこえるがそうではない。 彼が残したどのレコードをきいても彼のラッパだけが他の一切を支配しているようなものはなく、つねに抑制と調和を保ちアレンジの中にとけこんでいる。こういう考え方こそグルーブ表現の基本であり、それ故にばくはオリバーを買うんだ………というところでこの話題は終り天ぷらをパクついたわけである。

5.「ストンプ・アンド・ジョイ/ジェリー・ロール・モートン」
Here is Jelly-Roll Morton and his Red Hot Peppers play “Little Lawrence”.
Jelly-Roll Morton and his Red Hot PeppersJelly-Roll Morton(p,dir) Bubber Miley, Ward Pinkett(tp) Wilbur de Paris(tb) Lorenzo Tio Jr.(cl) Bernard Addison(g) unknown(bj) Bill Benford(tu) Tommy Benford(ds) New York, March 19, 1930


ジェリー・ロール・モートンは(1885-1941)、ジャズの発生期に現われた名ピアニストであり、作曲家であり、偉大なコンボ・リーダーであります。彼はビクター・レコードに不滅の傑作を残しましたが、(1) コンボ・リーダーとしては、デューク・エリントンに比すべき 「グループ表現」に徹し、 (2) ピアニストとしては、後年のジョン・ルイスに比すべき「ヨーロッパ的形式」と「ジャズ」との本能的な結合感をもち、 (3) 作曲家としては、ラグタイムやブルースの比類ない音楽形式を、その全作品に盛りこんだのでありました。 この知的で、華麗で、感動的な音楽がどんな基盤から発生したものかを、ご説明しておきたいと思います。

6.「30年代のでデューク・エリントン」
Here is Duke Ellington and His Orchestra play “Echoes of the Jungle”.
Duke Ellington and His Orchestra(The Jungle Band):Freddy Jenkins, Arthur Whetsol, Cootie Williams (tp) Joe Nanton, Juan Tizol (tb) Barney Bigard (cl,ts) Johnny Hodges (as,sop) Harry Carney (bar,cl,as) Duke Ellington (p) Fred Guy (bj) Wellman Braud (b) Sonny Greer (ds) New York, June 16,1931


ニューオリンズに始まり、シカゴに北上したジャズは、小編成ジャズである。ところがエリントンやヘンダーソンは、ニューヨ ークという大都会の、規模の大きい職場で、10人以上の大編成によるジャズを演奏せねばならなかった。たしかに、ソロの部分をはじめ、至るところに、ニューオリンズ・ジャズの影響はある。 しかし、編曲を必要としない小編成と、オーケストレーションを必要とする大編成ジャズとは、根本理念がちがうのである。(中略)
デューク・エリントン自身が語る、「ぼくの楽器はピアノではなく、わがオーケストラなのだ」という言葉の意味がわかってくる。 キング・オリヴァーやルイ・アームストロングがトランペットで、ジョニー・ドッズやジミー・ヌーンがクラリネットという楽器で創造したものを、デューク・エリントンは、10数人を擁する彼のオーケストラで創造したのである。
要約すれば、デューク・エリントンは新しい音楽形式の創造者 であり、その第1人者としての地位を40年にわたって保ち続けている偉大な存在なのである。

Helen Ward 1916-1998 And Benny Goodman Photograph by Everett

7.「ベニー・グッドマン/スモール・グループ」
Here is Benny Goodman Trio with Helen Ward play “All my life”.
Benny Goodman (cl) Teddy Wilson (p) Gene Krupa(ds) Helen Ward (vcl)
Chicago, April 24, 1936


文字通り、スイング時代の絶頂期をうつしだしたグッドマン・コンボ の傑作集である。
昭和10年にふとしたキッカケで、ジャズを熱愛しだした私にとって、これらの1曲1曲には、いいつくせぬ思い出がある。現在50才前後のオ ールド・ファンにとっても、思いは同じことであろう。当時のビクター・レコードは、SPながら音質のいいシェラック盤で あった。ところが戦争が近づくにつれ、材質は悪化し、このアルバムで いえば、《張り切りおやじ》あたりからは、ザラザラと針音のする盤を買わされることになった。SP盤のレーベルわきには(特)とか(T)とかいう 刻印が打たれ、そのシルシのあるものは皆かなりゆがんだ音にプレスされたことを思い出す。《君に泣く》に至っては、ジョン・カービーのベ ースが、ほとんどきこえなかった。
今あらためて、最高技術で復元されたこのアルバムに接すると、30年あまり前の1曲1曲についての思い出が、昨日のことのように脳裡によ みがえってくる。この16曲は戦前に1曲のこらず日本盤のSPで出たが、その大半は今回はじめてLP化されたものである。

Photo above of Mezz Mezzrow, James P. Johnson, Hughes Panassie, Tommy Ladnier at the Victor studios by courtesy of TEDDY BUNN(JAZZ LIVES)

8.「パナシェ・セッション」

Here is Weary Tommy Ladnier plays ”Weary Blues”.
Tommy Ladnier, Sidney DeParis (tp) Mezz Mezzrow (cl) James P. Johnson (p) Teddy Bunn (g) Elmer James (b) Zutty Singleton (ds) New York, November 21, 1938


ユーグ・パナシェ(製作者)による「レコーディングの思い出」(中略)
1938年10月私は数枚のレコーディングを企画してニューヨーク に赴いた。私が企画したのはニューオリンズ・スタイルのジャズだった。」(中略)ジャズ史学者の中には、1938年頃にはもはやニューオリンズ・ ジャズは骨董品になっていたという人がいる。だがこれは大間違で、今世紀のはじめ頃生まれた偉大なミュージシャンたちは、まだ40才にもなっていなかったのである。彼らは皆音楽的にも健在だった。ただ色んなバンドに散ってニューオリンズとは関係のないジャズをやっていたのである。
ニューオリンズ・ジャズの花形は何といってもトランペット奏者だ。トランペットの安定した力強いアンサンブル・リードなくしては、典型的なニューオリンズのフロント・ラインが出来あがらない。トランペット奏者の選択こそまっさきに手をつけるべきこととは思っていたが、意外にむずかしいことがわかってきた。偉大なルイ・アームストロングは勿論最適任者だが、専属会社がちがっていた。もう一人の偉大なニューオリンズ・スタイル・プレイアーはトミー・ラドニアだが、誰に聞いても居所がわからない。ある者はとうの昔に故人になったといい、ある者は精神病院に収容されているという。(中略)
ニューヨークに着いた直後の一週間、私はトミーの所在をたずねまわったが、とうとうみつけだすことができなかった。 他のメンバーはすぐ揃った。 しかしどうしても手がかりがない侭数日が過ぎた。トミー・ラ ドニアを入れずにレコーディングするのでは出来栄えが半減してしまう、ということが目に見えていたので私は録音を延期した。ある晩メズロウが、ハーレム中をトミーを探して歩いてみようと提案した。夜中に探索がはじまった。7番街の端から端まで、ハーレム中 に知己をもつメズロウは店をのぞきこんで「トミー・ラドニアが何処にいるか知っている人はいないかい?」とたずね歩いた。約一時間ほど経った時、玉突き屋から出てきた男がメズロウのそばにくると「トミー・ラドニアの居所を知ってるよ。この手紙を出しにゆくところだ」といって一通の手紙を差しだした。私はその手紙に数年前パリで会ったことのあるパナシェだが是非会いに来てくれないか? とつけたした。トミーはニューヨークからほど遠からぬニューバーグに住んでいた。 3日後トミー・ラドニアはメズ・メズロウの家を訪ねてきた。 ニューヨークの喧騒にたえかねて数年前に小都会に移住し、トリオをひきい、トランペットの個人指導をしながら平穏な生活を送っていたのだそうだ。
発狂説もあったし、精神病院へ入れられているという説もあっ たよ、というと彼は答えた。
「発狂? なるほどそうかもしれない。だけどまだ精神病院には 入れられてませんでしたな」
彼は吹きこみの話に大いに乗り気であった。11月21日、上記の メンバーで2曲が吹きこまれた。《さあはじめよう》と《レヴォ リューショナリー・ブルース》である。

(使用音源)
1.Jack Teadarden(VRA-5019)
2.Fats Waller/Valentine Stomp(VRA-5020)
3.Count Basie/Count Basie n Kansas City(VRA-5008)
4.King Oliver/King Oliver in New York(VRA-5016)
5.Jerry Roll Morton/Stomp and Joys(VRA-5006)
6.Duke Ellington/Daybreak Express(VRA-5002)
7.Benny Goodman/The Small Groups(VRA-5026)
8.The Panassie sessions(VRA-5015)

以上

神戸ジャズ愛好会9月例会(2019年9月22日) 特集『Columbiaレーベルの名演』③

September 28,2019

『Columbiaレーベルの名演』3回目はN瀬氏と小生が持参した演奏をご紹介します。

・N瀬氏
コロンビアの代表的な歌手による珍盤をご紹介されました。

Photo by YouTube

Here is Darlene Edwards sings “Autumn In New York” with Jonathan Edwards(piano).

ジョナサンのピアノは超絶下手で、奥様ダーレンは酷い音痴です。2人の本当の名前は添付の曲でご確認下さい。

Here is Darlene Edwards sings “It’s Magic” with Jonathan Edwards(piano).

・平野

1.Fletcher Henderson「挫折の研究」

Here is Fletcher Henderson and His Orchestra play “Sugar Foot Stomp”.
Fletcher Henderson(p,dir) Elmer Chambers, Joe Smith, Louis Armstrong(tp) Charlie Green(tb) Buster Bailey(cl,as) Don Redman(cl,as,arr) Coleman Hawkins(cl,ts) Charlie Dixon(bj) Bob Escudero(tu) Kaiser Marshall(ds) New York, May 29, 1925

2. Charlie Christian(el-g)「Benny Goodman Sextet 1939」

Photo by YouTube

Here is Benny Goodman Sextet play ”Soft Winds”.
Benny Goodman(cl) Lionel Hampton(vib) Fletcher Henderson(p) Charlie Christian(el-g) Artie Bernstein(b) Nick Fatool(ds) New York, November 22, 1939

3.Bobby Hackett「Jazz Session」

Here is Bobby Hackett play “What A Difference A Day Made”.
Bobby Hackett(tp), Charlie Queener(p), Danny Perri(g), Bob Casey (b), Cliff Leeman(ds) September 13,1950

4.Joe Bushkin「Piano After Midnight」

Here is Joe Bushkin Quartet play “If I Had You”.
Joe Bushkin (p),Buck Clayton (tp),Eddie Safranski (b),Jo Jones (ds) July 31. 1951

日本盤解説も面白いので添付しました。

神戸ジャズ愛好会9月例会(2019年9月22日) 特集『Columbiaレーベルの名演』②

September 27,2019

寺本世話人が持参されたレコード 

『Columbiaレーベルの名演』2回目は3人のお気に入りをご紹介します。

・K氏

エピックレコードで製作された3枚のアルバムを持参されました。

エピック・レコードはコロンビア傘下のレコード会社として1953年に設立されました。個人的に参考にしているサイト「Birka Jazz Archive」で他のアルバムをご確認願います。

こちら ▶️

1.Curtis Fuller「The Magnificent Trombone of Curtis Fuller」
Here is Curtis Fuller Quintet play ”Sometimes I Feel Like A Motherless Child”.
Curtis Fuller(tb) ,Walter Bishop.jr(p),Les Spann(g),Jimmy Garrison(b),
Stu Martin(ds) NYC February 16,1961

2. Johnny Coles 「The Warm Sound」
Johnny Coles(tp), Kenny Drew(p),Peck Morrison(b), Charlie Persip(ds)
NYC April 10・13,1961

(発売当初未発表のボーナストラック2曲含め全曲添付します)

3. Dave Bailey 「Two Feet in the Gutter」
Bill Hardman(tp), Frank Haynes(ts), Bily Gardner(p), Ben Tucker(b), Dave Bailey(ds) NYC Octover 6,1961(全曲添付します)

・F川氏

1.Rampart Street Paraders「Dixieland My Dixieland」

Matty Matlock(cl),Eddie Miller(ts),Joe Rushton(bs),Clyde Harley(tp), Abe Lincoln(tb),Stan Wrightsman(p),George Van Eps(g),Phil Stephens(b)Nick Fatool(ds) LA June 7,19 1954, September 7,1954(全曲添付します)

2. Lambert, Hendricks & Ross 「The Hottest New Group in Jazz」
Dave Lambert, John Hendric, Annie Ross(vocal)
with The Ike Isaacs Trio and featuring Harry Edison(p)
May 9, 1960 – March 9, 1962(全曲添付します)

・寺本世話人

1.Here is Jack Jenney & His Orchestra play “Stardust” .
Nick Galetta, Oliver Suderman, Tommy Gonsoulin (tp) ,Jack Jenney, Henry Singer, Ray Noonan (tb), Hugo Winterhalter, Larry Gordon (as), Mario Dallolio, Bunny Bardach (ts), Arnold Ross (p) ,Al Costi (g), Iggy Shevak (b),Paul Richter (ds),
NYC October 19, 1939 (Col. GL 100)

2.Here is Frank Sinatra sings “That Old Feeling”.
Frank Sinatra(vo) with Axel Stordahl & His Orchestra
August 11,1947 (Col. CL 902)

3. Benny Goodman with strings「Let’s Hear The Melody(GL 102)」
当日は「If I Had You」をご紹介されましたが、手元に音源がございませんので別音源を添付します。
Here is Benny Goodman with strings play ”Good-Bye”.

4. Harry James「Trumpet After Midnight(Col. B-410)」
Here is Harry James(tp) & His Orchestra play “Autumn Leaves”.
December 14,1953

神戸ジャズ愛好会9月例会(2019年9月22日) 特集『Columbiaレーベルの名演』①

September 23,2019

今月のテーマ『Columbiaレーベルの名演』

・Y濑氏
(当日配付されたレジュメの記載を編集せず転載しました)

奇跡の名盤「カーネギーのグッドマン」
1938(昭和13)年1月16日にベニー・グッドマンがクラシック音楽の殿堂だったカーネ ギーホールで敢行したコンサートは、その歴史的な意義付けに留まらず、舞台に置かれた1本のマイクが秘かに拾っていた音がCBSに残され、長い眠りを経て1950年に33回転のLP技術と出会い、記録的な大ヒットとなる劇的な展開をみせました。
1956(昭和31)年の映画「グッドマン物語」も見た記憶もあるのですが、貧乏学生でL Pに手も出せなかった小生が、初めてコンサートの全容を聴いたのは1990年代に入ってからのSONYの日本版で、2枚組CDで5000円。油井正一の解説で、出演者への報酬配分は演奏小節で割り出し、ジーン・クルーパが最も多かったなどと書かれています。97年の再発時は3000円、 そして2000年に「完全版」が出て、それまで「録音不良で省略」とされていた2曲やグッドマン自身の曲紹介も収録が売りでした。
今回は完全版を冒頭からと思ったのですが、冒頭のグッドマンのコメントは1950年時点のものですし、削除曲はそれなりの理由があったようで、LP(あるいは初CD化当時のまま、頭からなじみの15分弱をお聴きください。

「その手はないよ→ワンオクロック・ジャンプ→ジャズの20年(センセイション・ラグ、
私はヴァージニアへ、恋人がほほ笑めば、シャイン)」

(録音全編を添付致します)

Here is Benny Goodman: January 16, 1938 Carnegie Hall (Full Concert)

本録音については、IAJRC(International Association of Jazz Record Collectors)の記事で詳しく記載されています。(2006年8月) (以下、録音時の秘話を引用します)

録音に際しては放送局の回線を極秘に使いました。その当時、CBSは毎週日曜日のニューヨーク・フィルの演奏を放送するためにカーネギーホールに常設の放送回線を設置していました。BGコンサートはCBSの電話線を通じてホールから離れたARS(Advertisers ‘Recording Service)スタジオで所謂「ダイレクトカッティング」されたようです。

Photo by The Famous 1938 Carnegie Hall Jazz Concert” by Jon Hancock

・T川氏

(当日補足資料として配付されたレジュメを添付致しました)

1. Here is Lillie Delk Christian with Louis Armstrong and his Hot Four play “You’re A Real Sweetheart”.
Lillie Delk Christian(vo) Louis Armstrong(cnt) Jimmie Noone(cl) Earl Hines(p) Mancy Cara(bj) Chicago, June 26, 1928

2. Here is The Original Cresent City Jazzers play “Carry It On Down”.
St.Louis November 261925(0keh 9410-A)

3. Here is Chas. Creath’s Jazz-0-Mamiacs play “Market Strteet Blues”.
St.Louis December 2,1924

4. Here is Kid Ory Creole Jazz Band play “At A Georgia Camp Meetig”.

5.Here is The Harlem Footwarmers(Duke Ellington) play “Mood Indigo”.

ブログ作成者も同じレコードを所蔵していました。

大阪ジャズ同好会第38回例会持ち寄り(2019年8月11日)「男性ヴォーカリスト群像」②

August 17,2019

Photo by Amazon.com

・N瀬氏(3年前に「1940年代のジャズ」を特集されました)

Eddy Howard

Photo above of Eddy Howord by Wikipedia

伴奏に参加したチャーリー・クリスチャン(Charlie Christian)の貴重なソロ演奏が聞けました。

Here is Eddy Howard sings “Star dust”.
Eddy Howard (vcl) acc by Bill Coleman (tp) Benny Morton (tb) Edmond Hall (cl) Bud Freeman (ts) Teddy Wilson (p) Charlie Christian (el-g) Billy Taylor, Sr. (b) Yank Porter (ds) New York, October 4, 1940

・寺本世話人
Bing Crosby

Here is Bing Crosby & Lee Wiley sing ”I Still Suits Me”.
Bing Crosby, Lee Wiley (vcl) duet acc. by Victor Young & His Orchestra
Los Angeles, March 17, 1947

Frankie Laine

Here is Frankie Laine sings ”Blue Turning Grey Over You”.
Frankie Laine with Paul Weston & His Orchestra(1957)

Buddy Greco

Here is Buddy Greco sing “Polka Dots and Moonbeams”.
当日ご紹介された「Live at Mister Kelly’s」の録音は手元にありませんので別音源を添付致します。

Frank Sinatra

1957年6月9日にワシントン州シアトルで行われたコンサート録音(編曲ネルソン・リドル) 。

Here is Frank Sinatra sings ”Just One Of Those Things”.
June 9,1957 Seattle, Washington Concert Frank Sinatra(vo) with Nelson Riddle & His Orchestra

 

・平野

Nat King Cole

Here is Nat King Cole sings ”A beautiful friendship”.
Nat King Cole (vcl) George Shearing (p,arr) Los Angeles, December 19~22, 1961

Al Bowlly
1898年モザンビークで生まれイギリスでデビューしアメリカにも進出した戦前の大歌手です。

Here is Al Bowlly sings “You’re my everything”.
Al Bowlly(vo) with Roy Fox and His Band London, August 8, 1932

1934年の映像を追加します。
Here is Al Bowlly Sings ”The Very Thought of You”.

Jack Teagarden
ブルースを歌わせたらBIG Tが最高です。当日は「Blues after hours(1947年) 」をご紹介しましたが映像を添付しました。

Here is Jack Teagarden sings “Basin’ Street Blues”.

Fats Waller

Photo above of Fats Waller by All About Jazz

45年前「アスペクト・イン・ジャズ」でファッツ・ウォーラーのボーカルを初めて聞きました。

Here is Ted Lewis Band play “Royal garden blues”.
Ted Lewis (cl),Muggsy Spanier (cnt),Benny Goodman (cl), Fats Waller (p,vcl) ,他
New York, March 5, 1931

第25回神戸ジャズサロン(2019年6月30日)②

July 02,2019

第25回神戸ジャズサロン「ビッグバンド(ラージ・アンサンブルの醍醐味を楽しみましょう)」に参加しました。今回は3人のベテラン会員による選曲をご紹介します。

・Y瀬氏
テッド・ヒース楽団(Ted Heath)

グレン・ミラーに憧れ全米ツアーも果たしたテッド・ヒース楽団を4曲ご紹介されました。

Here is Ted Heath And His Big Band play ”St. James Infirmary”.

Here is Ted Heath And His Big Band play ”Dark Eyes”.

Here is Ted Heath And His Big Band play ”Caravan”.

Here is Ted Heath And His Big Band play “High Society”.

尚、Y瀬氏は大阪ジャズ同好会8月例会で特集を担当されます。

日時:2019年8月11日(日)14時~17時
場所:ジャズ喫茶「ディアロード」
特集:「また暴挙ご容赦〜さまざまなSUMMERTINE で60分』

昨年2月の「ALL OF ME」に続いて1曲集中特集。今回は ガーシュインの 「サマータイム」です。ご存じの通り、1935年作曲のフォークオペラ「ポ ギーとベス」冒頭で歌われる子守唄。名手たちがそれぞれの思いを寄せ、アレンジを加えて奏で、歌い上げるその多彩さで、退屈さとは無縁だろうじていますが・・・。その際は「夏来たる」季節に免じてご容赦を。

・N瀬氏

ウディ・ハ ーマン楽団

今回ご紹介された「Woody’s Winners」のジャケットデザインが大好きで、自宅では額に入れて飾っておられるそうです。(Bill ChaseとDusko Goykovichが在籍していました)

Here is Woody Herman And His Orchestra play “Greasy Sack Blues”.
Bill Chase, Don Rader, Dusko Goykovich (tp,arr) Gerry Lamy, Bobby Shew (tp) Frank Tesinsky, Don Doane, Henry Southall (tb) Woody Herman (cl,as,ss,vcl) Sal Nistico, Gary Klein, Andy McGhee (ts) Tom Anastas (bar) Nat Pierce (p,arr) Tony Leonardi (b) Ronnie Zito (d)
Live “Basin Street West”, San Francisco, CA, June 28, 29 & 30, 1965

Greasy sack blues

Here is Woody Herman And His Orchestra play “Opus de Funk 〜Blue Flame”.
Members of the recording are the same as above.

Opus de funk〜Blue Flame

上記録音の翌月(ディスコグラフィーで確認)に撮影された映像を添付します。

Here is Woody Herman And His Orchestra ”Live In Antibes”(1965)
Ron Myers (tb) replaces Frank Tesinsky
“Jazz Festival”, Antibes, France, July 28, 1965

・T川氏

ウディ・ハ ーマン楽団

Here is Woody Herman And His Orchestra play ”Early Autumn”.
Woody Herman And His Orchestra:
Stan Fishelson, Bernie Glow, Marky Red Rodney, Ernie Royal (tp) Shorty Rogers (tp) Bill Harris, Earl Swope, Ollie Wilson (tb) Bob Swift (b-tb) Woody Herman (cl,as,vcl) Sam Marowitz (as) Al Cohn, Zoot Sims (ts,arr) Stan Getz (ts) Serge Chaloff (bar) Terry Gibbs (vib,vcl,arr) Lou Levy (p) Chubby Jackson (b,vcl) Don Lamond (ds)Ralph Burns (arr) New York, December 30, 1948

アール・ハインズ楽団

Here is Earl Hines And His Orchestra play ”Sister Kate”.
Shirley Clay, George Mitchell (cnt) William Franklin (tb,vcl) Lester Boone (cl,as,bar) Toby Turner (cl,as) Cecil Irwin (ts,cl,arr) Earl Hines (p,vcl) Claude Roberts (bj,g) Hayes Alvis (tu,vcl,arr) Benny Washington (ds) Chicago, February 24, 1929

The Charleston Chasers

Here is The Charleston Chasers play “Basin Street blues”.
Ruby Weinstein, Charlie Teagarden (tp) Glenn Miller (tb) Jack Teagarden (tb,vcl) Benny Goodman (cl) Sid Stoneburn (as) Larry Binyon (ts) Arthur Schutt (p) Dick McDonough (g) Harry Goodman (b) Gene Krupa (ds) New York, February 9, 1931

上記“Basin Street blues”でのボーカル(Jack Teagarden)については、「ルイ・アームストロングの録音(1928年)に歌詞を付け加えた」というお話がございました。

Here is Louis Armstrong & His Hot Five play “Basin Street Blues”.
Louis Armstrong (tp,vcl) Fred Robinson (tb) Jimmy Strong (cl) Earl Hines (p) Mancy Carr (bj) Zutty Singleton (ds) Chicago, 4 December, 1928

ブログ作成者からレッド・ニコルス楽団での録音(Jack Teagardenボーカル)も追加させて頂きました。

Here is Louisiana Rhythm Kings play “Basin Street Blues”.
Red Nichols (cnt,) Jack Teagarden (tb,vcl) Pee Wee Russell (cl) Bud Freeman (ts) Joe Sullivan (p) Dave Tough (d) New York, June 11, 1929

The New Orleans Ragtime Orchestra

ブルック・シールズを一躍スターにした『プリティ・ベビー』(ルイ・マル監督/1978年制作)のサウンドトラックから「Heliotrope Bouquet」をご紹介されました。(音源は手元にございません)

ニューオーリンズの「ストーリーヴィル」を舞台とした映画『プリティ・ベビー』の予告編を添付します。こちら▶️

又、上記映画とは関係ありませんが、The New Orleans Ragtime Orchestraの映像も添付します。

Here is The New Orleans Ragtime Orchestra ”Live – 1970”.

Lionel Ferbos(tp),Orange Kellin(cl),William Russell(violin)
Paul Crawford(tb), Lars Edegran(p),James Prevost(b),Josiah “Cie” Frazier(ds)

バイオリンはジャズ研究家のWilliam Russellです。

William Russellについては下記サイトを是非ご覧下さい。

こちら ▶️

神戸ジャズ愛好会(2017年7月)『1940年代のジャズ』

June 28,2019

Photo by YouTube

一昨年から平野の個人ページで神戸ジャズ愛好会の例会概要を公開していました。

今回は2017年7月例会特集テーマ『1940年代のジャズ』

・N瀬氏(2016年12月に大阪ジャズ同好会で「1940年代のジャズ」を解説)

Here is Charlie Parker All Stars play “East of The Sun”(The Complete Royal Roost Live Recordings on Savoy).
Kenny Dorham(tp) Charlie Parker(as) Al Haig(p) Tommy Potter(b) Max Roach(ds)
Royal Roost, NYC, January 1,1949

Here is Sidney Bechet All Stars(Paris Jazz Festival Jam Session) play “Farewell blues”.
Aime Barelli, Miles Davis, Hot Lips Page, Kenny Dorham, Bill Coleman (tp)Russell Moore, Big Chief(tb)Hubert Rostaing (cl)Sidney Bechet (ss)Pierre Braslavsky(ss)Charlie Parker (as) Don Byas ,James Moody (ts)Hazy Osterwald (vib) Toots Thielemans (g) Al Haig (p) Tommy Potter (b) Max Roach (ds)   “Salle Pleyel”, Paris,May 15, 1949

・F川氏(大阪ジャズ同好会で新譜紹介を担当)

Here is Lionel Hampton All Stars play ”Star Dust”.
Lionel Hampton(vib) Corky Corcoran(ts) Willie Smith(as) Charlie Shavers(tp) Tommy Todd(p) Barney Kessel(g) Slam Stewart(b) Lee Young(ds)
Civic Auditorium, Pasadena, California,Aug 4,1947

・K氏(本年4月に大阪ジャズ同好会で特集を担当)

Here is Charlie Christian play ”Swing To Bop”(from “Charlie Christian at Minton’s”) .
Charlie Christian(g) Joe Guy(tp) Thelonious Monk(p) Nick Fenton(b) Kenny Clarke(ds)NYC, May,1941

・寺本氏(神戸ジャズ愛好会世話人)

Dizzy Gillespie Big Band  “Round Midnight”from 46 Live at the Spotlite”.
Dave Burns, Talib Dawud, Kenny Dorham, John Lynch, Elmon Wright,Dizzy Gillespie (tp, vo)Leon Comegys, Charles Greenlea, Alim Moore (tb)Howard Johnson, Sonny Stitt (as)Ray Abrams,Warren Luckey (ts) Eddie ‘Lockjaw’ Davis (ts)Leo Parker (bars)Milt Jackson (vib) Thelonious Monk(p)Ray Brown (b) Kenny Clarke (ds)Spotlight Lounge, Washington, DC, May-June, 1946
上記音源は都合により添付出来ませんので、翌年録音されたTempo Jazzmenによる「Round About Midnight」を添付しました。

Here is Dizzy Gillespie Jazzmen (Tempo Jazzmen) play ”Round About Midnight”.
Dizzy Gillespie (tp) Lucky Thompson (ts) Milt Jackson (vibl) Al Haig (p) Ray Brown (b) Stan Levey (ds)Glendale, CA., February 6, 1946

Here is Billy Eckstine & His Octet play ”She’s Got The Blues For Sale”.
Ray Linn(tp) Gerald Vientine(tb) Sonny Criss(as) Wardell Gray(ts) Warren Bracken(p) unknown(g) Shifty Henry(b) Tim Kennedy(ds) Billy Eckstine(vo, valve tb) Los Angeles, CA, April 21,1947

Here is Bud Powell Trio play “Strictly Confidential”.
Bud Powell(p) Ray Brown(b) Max Roach(ds) NYC, February-May, 1949

・平野

Here is Benny Goodman and Stan Hasselgard play “Opening~Stopmpin’ at The Savoy”.
Benny Goodman, Stan Hasselgard (cl); Wardell Gray (ts); Red Rodney(tp);Wardell gray(ts);Mary Lou Williams (p); Billy Bauer (g); Clyde Lombardi (b); Mel Zelnick (ds); Glen Adams (mc).Broadcast, WNEW “The Benny Goodman Show” broadcast,NYC, June 26,1948

 

Here is Benny Goodman and Stan Hasselgard play “Swedish Pastry”.
Members of the recording are the same as above.

 

Here is Fats Navarro plays “Fat Girl”.
Fats Navarro(tp) Leo Parker(bs)Tadd Dameron(p)Gene Ramey(b) Denzil Best(ds)
NYC January 29, 1947

 

Here is Lennie Tristano Quintet play “Progression”.
Lennie Tristano(p);Lee Konitz(a) ;Billy Bauer(g); Arnold Fishkin(b); Shelly Manne(ds) NYC, January 11, 1949