タグ別アーカイブ: Denzil Best

Vido Musso and Charlie Ventura on Savoy 622(SP)

January 25,2019

Photo by Courtesy of Pinterest(Herman Leonard) Billy Bauer, Eddie Safranski, Charlie Parker, Lennie Tristano, New York, 1949

今年最初のブログでEddie Safranski and The poll Catsをご紹介させて頂きました。

こちら ▶️

Eddie Safranskiは上記録音の1年前に最初のリーダー作をSavoy RecordsにEddie Safranski’s Quartet & All Starsの名義で4曲録音しています。(1946年2月26日)

ディスコグラフィーによると、1日前に面白いメンバーで録音を行なっています。

Vido Musso’s All Stars

Kai Winding (tb) Gene Roland (v-tb) Boots Mussulli (as) Vido Musso (ts) Marty Napoleon (p) Eddie Safranski (b) Denzil Best (d)
New York, February 25, 1946

「Vido In A Jam」「My Jo-Ann」含め4曲録音しました。

Ohoto by Discogs

上記2日間の録音「計8曲」はStan Getzが録音した4曲(1945年12月録音)と共に「Loaded( Savoy MG12074)」というタイトルで発売されました。

本アルバムはベテランのジャズファンにとって懐かしいジャケットであると推測します。

Vido Musso’s All StarsについてTom Lord Discographyの注釈から初めて知った事実があります。

Photo by Discogs

* Savoy 622 Charlie Ventura – Big Deal / Vido Musso – My Jo-Ann

SPレコードの表・裏が「Charlie Ventura と Vido Musso」という面白い編集で発売しています。

当時の製作者Teddy Reigのアイデアでしょうか?

それにしてもはSavoy Recordsは面白い録音が多いですね。

Photo of Teddy Reid

Here is Vido Musso Sextet play ”Vido in a jam”.
Kai Winding (tb) Gene Roland (v-tb) Boots Mussulli (as) Vido Musso (ts) Marty Napoleon (p) Eddie Safranski (b) Denzil Best (d)
New York, February 25, 1946

 

Here is Charlie Ventura Quartet play ”Big deal”.
Charlie Ventura (ts) Arnold Ross (p) John Levy (b) Specs Powell (d)
New York, August 24, 1945
Good deal

 

SPの話題になりましたので、瀬谷徹氏が最近アップされたVido Mussoの演奏もお楽しみ下さい。

Here is Vido Musso and his Orchestra play ”Vido’s Bop”.
Ray Wetzel(tp) Kai Winding(tb) Boots Mussulli(as) Vido Musso(ts) Pete Rugolo(p) Eddie Safranski(b) Shelly Manne(d)
Los Angeles, June 1947

神戸ジャズサロン10月例会概要「ビブラフォンの名演・好演・お気に入り」②

November 01,2018

持ち寄りテーマ「ビブラフォンの名演・好演・お気に入り」
続編にお付き合い下さい。

Y瀬氏
前回の大阪ジャズ同好会で「私的体験に基づく1940年代の音楽」と題して面白いお話を披露されました。当日配付されたレジュメの内容をご覧下さい。(編集しておりません)

「ハンプトン・オールスターズの「スターダスト」でジャズに目ざめてMJQにドはまり。
どうもヴァイブの音に取りつかれたようで…。3人の最晩年に近い演奏をどうぞ。
I LOVE YOU (Lionel Hampton, 1989)
ハンプトン(1908~2002)の82歳時の吹き込み。リチャード・ヘインズ(シンセ)、ミルト・ヒントン(b)、ジェームス・フォード(d)とのカルテット。

Nature Boy (Milt Jackson, 1998)
ミルト(1923~1999)の死の前年、76歳での吹き込み。オスカー・ピーターソン(p)、レイ・ブラウン(b)とのトリオ(ベリー・トール・バンド)のNYブルーノ ート・ライブ版 ですが、この1曲はソロで終始します。

Autumn Leaves (Terry Gibbs, 2017)
テリー・ギブス(1924~)が引退表明から1年半後の昨年1月、息子のドラマー Gerryの 誘いに応え、Gerry率いるトリオ(ピアノJohn Campbell、ベースMike Gurrola)と共に 自宅のスタジオで録音したアルバム”92 YEARS YOUNG”(全14曲)から季節に合わせ て …。」

Lionel Hamptonについては前回もご紹介しました。ドラムの演奏もお楽しみ下さい。
次回神戸ジャズ同好会(11/18予定)の持ち寄りテーマは「ドラムの名手達」です。

Here is Lionel Hampton play ”Merv Griffin Show.”

最晩年のMilt Jacksonのソロ演奏は心に染みます。

Here is Milt Jackson play ”Nature Boy”.

Here is Terry Gibbs plays ”Autumn Leaves”.(最初の音が歪みますがご容赦下さい)

Autumn Leaves

上記アルバム”92 YEARS YOUNG”発売に際してビデオインタビューに答えています。

Here is Terry Gibbs talks “92 Years Young: Jammin’ at the Gibbs House”.

又、JazzWaxさんのブログ(英文表記)も読み応えがあります。下記サイトを参照願います。
▶︎こちら

ブログ作成者のお気に入り映像を添付致しました。上記メンバーのJohn Campbell (p), Gerry Gibbs (ds)がサポートしています。

Here is Terry Gibbs & Buddy DeFranco play “Giant Steps”.
Terry Gibbs (vib),
Buddy DeFranco (cl),John Campbell(p),Todd Coolman (b),Gerry Gibbs (ds)
Joe Segal’s Jazz Showcase, Chicago, July 1987

Tさん

例会ではいつもカラー印刷されたレジュメを別途配付されています。今回も当日配付されたレジュメを添付いたします。

音源が提供出来ませんのでYouTube映像を添付します。

Here is Arturo Serra Live at Jamboree Jazz Club in Barcelona.
Arturo Serra(vib),Juan Galiardo(p),Joan Motera(b),Xavi Hinojosa(ds)
May 2012

Here is Arturo Serra Quintet play ”Someday My Prince Will Come”

Photo by courtesy of Hep Records

平野

(1)Marjorie Hyams(マーギー・ハイアムズ)
Here is George Shearing Quintet play ”MoonOver Miami.
Marjorie Hyams (vib) George Shearing (p) Chuck Wayne (g) John Levy (b) Denzil Best (ds)
New York, January 31, 1949

Moon over Miami

(2)Joe Roland (ジョー・ローランド)
Here is George Shearing Quintet play “Swedish Pastry”.
Joe Roland(vib) George Shearing (p) Chuck Wayne (g) John Levy (b) Denzil Best (ds)
New York, 1950

Swedish pastry

上記2曲は宣伝です。大阪ジャズ同好会12月の例会で「初期のジョージ・シアリング」を特集させて頂く予定です。(12月2日14:00〜17:00・ジャズ喫茶DEAR LORD)

大阪ジャズ同好会特集『ボビー・ハケット大全集』

May 01.2018

Photo by courtesy of Swing DJ Resources

ボビー・ハケット大全集(2017年6月5日) 解説 寺本 泰規氏(同好会世話人)

ボビー・ハケットというミュージシャンをはたして何人の人がご存知でしょうか。リーダーアルバムもそれほど多いわけでもないのに、印象的なプレイを我々に残してくれました。

今日はボビー・ハケットの業績を残された数々の演奏からたどり、あらためて彼のプレイに注目してもらえれば幸いです。

さて彼のファーストレコーディングは何かということですが、それは1937年3月24日にDick Robert san & His Orchの一員として吹き込まれたものです。しかし彼が注目されるようになったのは、ベニー グッドマン・カーネギー・ホール・コンサートでジャズの歴史をたどるメドレーの中で、ビックス ・バイダーベックの名演を再現したときの演奏からだと思います。まず最初にその演奏を聴いていただきましょう。

1.「I’m Coming Virginia」(2:15)(Jan 16,1938)
Soloist Bobby Hackett(cor) Allan Reuss(g)

ハケットはビックスに似ていると言われることもありますが、ビックスのアタック鋭いサウンドは なく、中音域を主体とした柔らかい音が特徴です。また、後で紹介するヴォーカルのバックで吹くオブリガードのうまさは彼ならではのもので正に絶品と言えるでしょう。

次はユービー・ブレイクの名曲を聴いていただきましょう。ここでは彼の特徴である中音域を生か したソロが聴かれます。
2.「Memories Of You」(3:18)(July, 12,1938)
Bud Freeman & His Gang
Bobby Hackett(cor) Pee Wee Russell(cl) Dave Matthews(as) Bud Freeman(ts) Eddie Condon(g) Jess Stacy(p) Artie Shapiro(b) Dave Tough(ds)

Photo by Discogs

ハケットは1941年7月から1942年9月までグレン・ミラー楽団に在団しますが、元々は欠員となってい たギター奏者として雇われます。しかしコルネット奏者としても印象的なソロを残しています。ここではその代表的なソロを聴いていただきます。

3.「A Strings Of Pearls」(3:47)(Nov 8,1941)
Glenn Miller & His Orchestra Soloist Bobby Hackett(cor) Jerry Gray(arr)

1946年まではリーダーセッションはあったものの、リーダーアルバムはありませんでした。 SP時代に吹き込んだ曲をLP時代(10inchs)になりまとめたのが次のアルバムで、初めてのリーダーアルバム だと思います。

4.「With A Song In My Heart」(2:39) (Feb 5,1946)
Bobby Hackett(cor) Hank D’Amico(cl) Bil Stegmeyer, Johnny Pepper(as) Wolfe Tannenbaum, Hank Ross(ts) Johnny Guarnieri(p) Carl Kress(g) Bob Haggart(b)Cozy Cole(ds) Bill Challis(arr, cond)

さて、彼が本領を発揮するのはワンホーン・クインテットの時だと思いますが、下記の演奏は正に彼のソフトでメロウなトーンとエレガンスに満ちたフレイズが堪能できるものとなっています。

5.「What A Difference A Day Made」(3:08)(Sep 13,1950)
Bobby Hackett(tp) Charlie Queener(p) Danny Perri(g) Bob Casey (b) Cliff Leeman(ds)

同じクインテットでもストリングが入るとより彼のプレイが浮かび上がるのですが、次の曲ではミ ユートプレイが日本人好みのいわゆる「泣き」が入ったものとなっています。リズムセクションにモダン派も加えたこのレコードは、キャピトル最初のリーダーアルバムとなっ ています。

6.「You Turned The Tables on Me」(2:27) (lay 11,1953)
Bobby Hackett(tp) Lou Stein(p) Billy Bauer(g) Arnord Fishkind(b) Denzil Best(ds) with strings

キャピトルに移籍後、ムードミュージックで有名なジャッキー・グリースン楽団でソロイストとし てフューチャーされたアルバムを7枚ほど作りますが、それぞれ50万枚以上売り上げてゴールドディスクとなっています。その中から1曲お送ります。
7.「Yesterdays」(3:06)(1954)
Jackie Gleason & His Orchestra featuring Bobby Hackett(tp)

彼はキャピトルレーベルにおいてグリースン楽団だけではなく、自己のグループを率いてコンボで のレコーディングを残していますが、その中からジャケットのデザインが秀逸な「Rendezvous」から 一曲選んでみました。この曲はカーク・ダグラス主演の映画「Young man with a horn」(邦題「情熱 の狂想曲」)でドリス・ディが唄う場面が印象的でした。

8.「The Very Thought Of You」(2:35)(1956)
Bobby Hackett(tp) with Orchestra conducted by Glenn Osser

今度はライブ演奏を聴いていただきましょう。シャンソンの名曲でジャズでも取り上げられること の多い「枯葉」です。メンバーがモダンジャズメン3名、スイング時代からのベテラン2名の合わせて 5名が何の違和感もなく、一緒にプレイしているところがジャズのすごいところだと思います。
9.「Autumn Leaves」(6:34) Jan 31,191)
Dizzy Gillespie(tp) Bobby Hackett(tp) Mary Lou Williams(p) George Duvivier(b) Grady Tate(ds)

ハケットは唄伴でもその能力を最大限に発揮します。オブリガードのうまさは他のミュージシャン と比べても特筆すべきものがありますが、特にリー・ワイリーとは1950年12月に吹き込んだ名盤「Night In Manhattan」でも既に共演しており、実に22年ぶりの共演となりました。

10.「Moon River」(3:15) (June 5,1972)
Lee Wiley(vo) Bobby Hackett(cor) Teddy Wilson(p) Bucky Pizzarelli(g) George Duvivier (b) Don Lamond(ds)

続いてはテレサ・ブリュワーの唄に伴奏した時のものです。そのうち2曲目の「I’ve Got A Crush On You」は先ほどの「Night In Manhattan」でもワイリーと共演しており、興味のある人は比べてみるのも一興かと思います。
11.「If I Had To You~I’ve Got A Crush On You」(4:49)(1973)
Teresa Brewer(vo) Bobby Hackett(tp) Hank Jones(p) Art Ryerson(g) Richard Davis(b) Ted Sommer(ds) Johnny Mince, Hank Freeman, George Berg, Toots Mondello(sax) James Maxwell, Nax Kaminsky, Mel Davis(tp) Warren Covington, Vic Dickenson, Urbie Green(tb)

先ほどのガレスピーとの共演と同じように、今度はモダンジャズの巨人ズート・シムズとの共演で す。それ以外のメンバーもモダンジャズメンで固められており、彼が如何に柔軟性のとんだプレイヤ ーであるかということを如実に示しています。モダンジャズメンの中にあっても彼の個性は決して理没することなく、しっかりと自己主張しており、彼らと対等に渡り合っています。
12. 「These Foolish Things」(5:50)(Aug. 3,1974)
Bobby Hackett(tp) Zoot Sims(ss) Hank Jones(p) Bucky Pizzarelli(g) Richard Davis(b) Mel Lewis (ds) Glenn Osser(arr)

この特集の締めくくりとして、多分彼のラストレコーディングと思われるアルバムから1曲お送りします。このアルバムは映画、ジャズ・クラシックびスタンダードから選曲されたきわめて彼らしいアルバム作りとなっています。その中から彼の得意とするディキシースタイルで「Tin Roof Blues」 を聴いてください。
13. 「Tin Roof Blues」(3:46)(1976)
Bobby Hackett(tp) Dave McKenna(p) Bob Daugherty(b) Ron Lundberg(ds)

皆さんいかがだったでしょうか。彼が如何に融通性に富み、リーダーアルバムにおいても、他の楽 団のソロイストにおいても、唄伴においても一流の演奏者であることがおわかりになったと思います。 これを機会にもっとハケットの演奏に興味を持っていただけたら幸いです。

[補足]Bobby Hackettの公式ファンクラブがFacebookで公開されています。

こちらをクリックして下さい。⇨Fans of Bobby Hackett(NOT BUDDY)

神戸ジャズ愛好会(2017年7月)

July 11.2017

Photo by Discogs

昨日、神戸ジャズ愛好会に参加しました。
お二人のベテラン会員の方がSidney Bechetの演奏を合計6曲も紹介されました。以下詳細を記載致します。

・T川氏の選曲
(1) Blackstick(American Rhythm)
(2)Mon Homme
Bill Coleman (tp); Sidney Bechet (ss) ;Big Boy Goodie (ts) ;Charlie Lewis (p) Pierre Michelot (b) Kenny Clarke (ds)
Paris, France, October 20, 1949
Sidney Bechet Dial LP 301 Blackstick With Sidney Bechet

(3)Nelly Gray
(4)Old Grey Bonnet
(5)Apex Blues
Marcel Bornstein (cor); Jean-Louis Durand (tb) ;Andre Reweliotty (cl); Sidney Bechet (ss); Yannick Singery (p); Zozo D’Halluin (b); Michel Pacout (ds-5),Wallace Bishop(ds-3.4) September 7, 1951. Paris
Sidney Bechet Dial 302 Sidney Bechet With Wally Bishop’s Orchestra

・N瀬氏の選曲
(6)Blues Final
Aime Barelli, Miles Davis, Hot Lips Page, Kenny Dorham, Bill Coleman (tp); Russell Moore, Big Chief(tb); Hubert Rostaing (cl); Sidney Bechet (ss)Pierre Braslavsky(ss); Charlie Parker (as); Don Byas ,James Moody (ts); Hazy Osterwald (vib); Toots Thielemans (g); Al Haig (p); Tommy Potter (b); Max Roach (ds)
May 15, 1949 .Paris

映像コーナーで下記ビデオが上映されました。
Here is Jam Session from the Timex All-Star Jazz Show(1959)
Coleman Hawkins, Roy Eldridge, Dizzy Gillespie, Louis Armstrong, Vic Dickenson, Jo Jones, Duke Ellington, George Shearing,Shelly Manne, among others.
January 7, 1959.

・平野
下記のレコードをご紹介しました。

(1)Opening~stopmpin’ at The Savoy(1:25)
(2)Swedish Pastry(3:47)
Benny Goodman, Stan Hasselgard (cl); Wardell Gray (ts); Red Rodney(tp);Wardell gray(ts);Mary Lou Williams (p); Billy Bauer (g); Clyde Lombardi (b); Mel Zelnick (ds); Glen Adams (mc).
Broadcast, WNEW “The Benny Goodman Show” broadcast,
NYC, June 26,1948

OPENING-STOMPIN’ AT THE SAVOY

SWEDISH PASTRY

(3)Fat Girl (2:19)
Fats Navarro(tp); Leo Parker(bs);Tadd Dameron(p); Gene Ramey(b); Denzil Best(ds)
NYC January 29, 1947

(4)Progression(3:02)
Lennie Tristano(p);Lee Konitz(a) ;Billy Bauer(g); Arnold Fishkin(b); Shelly Manne(ds)
NYC, January 11, 1949