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フランク・ティッシュメーカー~シカゴジャズの中心的存在

December 15,2019

左から Frank Teschemacher, Jimmy McPartland, Dick McPartland, Bud Freeman by Stanford Libraries

昨日ラジオ放送(ジャズSPタイム)で「フランク・ティッシュメーカー~シカゴジャズの中心的存在」を聴きました。

その昔、フランク・ティッシュメーカー(Frank Teschemacher)について、大阪在住の辛口ジャズ評論家が「素人名人会に出演している….」と言われた記憶があります。
私は「フランク・ティッシュメーカーは録音も古いし、いい音で聴けない」という単純な理由であまり熱心に聴いておりませんでした。
後年、白人系のジャズを中心に聞くようになり「シカゴ・スタイルジャズ」が大好きになりました。
次回の放送(12月29日)では「円熟のシカゴ・スタイル」という特集で「デッカの名盤(1939年制作)」をご紹介されるそうです。

故粟村政昭氏の発言については「白人のアマチュアミュージシャンによる黒人ジャズの模倣演奏の中心人物」という意味で「素人名人会…」という言葉を選ばれたと推測致します。

あれから40年以上経過しました。「素人名人会、そんな番組知らんけど!」というジャズファンも多くなりましたが、ラジオ放送並びにYouTube等でフランク・ティッシュメーカーの演奏を聞くことが出来る良い時代になりました。

以下、番組の解説者瀬谷徹氏が公開されている「Hot Jazz 78rpms」から2曲添付させていただきます。

「Hot Jazz 78rpms」こちら ▶️

Here is McKenzie and Condon’s Chicagoans ”China Boy”.
Jimmy McPartland(cnt) Frank Teschmacher(cl) Bud Freeman(ts) Joe Sullivan(p) Eddie Condon(bj) Jim Lannigan(b) Gene Krupa(d) Chicago, December 8, 1927

曲目解説は所蔵の書籍から

日本コロンビア「ジャズの歴史」168p

Here is Elmer Schoebel and his Friars Society Orchestra play ”Copenhagen”.
Dick Feige(cnt) Jack Reid(tb) Frank Teschmacher(cl) Floyd Townes(ts) Elmer Schoebel(p) Karl Berger(g) John Kuhn(tu) George Wettling(d) Chicago, October 18, 1929

上記録音は昨年(6月22日)阪急百貨店SPレコードコンサートでもご紹介されました。

2018年6月22日、阪急百貨店で撮影

 

 

阪急百貨店SPレコードコンサート(6月22日)

June 22.2018

本日も阪急百貨店で開催されているSPレコードコンサートに行ってきました。今日はシカゴで活躍したジャズメンの録音を7曲聞きました。

最初の曲から私の大好きなクラリネットを聞くことができ楽しかったです。

ブログではSP愛好家の瀬谷徹氏がYouTubeにアップされている4曲を添付させて頂きました。

明日は「カンサスシティ」で活躍したベニー・モーテン楽団をご紹介されることを楽しみにしております。

Photo above of Johnny Dodds by NOLA Jazz Museum

(1)
Here is Johnny Dodds and New Orleans Wanderers play “Perdido Street Blues”.
George Mitchell(cnt) Kid Ory(tb) Johnny Dodds(cl) Lil Armstrong(p) Johnny St. Cyr(bj) Chicago, July 13, 1926
この曲におけるJohnny Doddsのイントロは個人的に大好きです。モダンジャズのファンの方にもお薦めします。

(2)
Here is Jimmie Noone’s Apex Club Orchestra play “Every Evening”.
Jimmie Noone(cl),Joe Poston (as),Earl Hines(p),Buddy Scott (banjo),Johnny Wells (ds) May 1928.

ニューオーリンズ出身のジャズメンとシカゴ生まれの若き白人ジャズメンの共演を2曲ご紹介されました。

(3)
Here is Elmer Schoebel and his Friars Society Orchestra play “Copenhagen”.
Dick Feige(cnt) Jack Reid(tb) Frank Teschmacher(cl) Floyd Townes(ts) Elmer Schoebel(p) Karl Berger(g) John Kuhn(tu) George Wettling(d) Chicago, October 18, 1929

個人的にはギターの音(曲の途中にブレイクとして短く挿入)が新鮮に聞こえました。

Photo above of Wingy Manone by courtesy of alchetron.com

(4)
Here is Benny Goodman and his Boys play “Muskrat Ramble”.

ベニー・グッドマンが20歳での録音です。個人的な与太話で恐縮ですがWingy Manoneの写真を見ると「丹下左膳」を思い出します。

Wingy Manone (tp) Benny Goodman (cl) Bud Freeman (ts) Joe Sullivan (p) Herman Foster (bj) Harry Goodman (b) Bob Conselman (d)  Chicago, August 13, 1929

by YouTube

(5)
Here is Earl Hines and His Orchestra play “Blue Nights”.

Shirley Clay, George Mitchell (cnt) William Franklin (tb,vcl) Lester Boone (cl,as,bar) Toby Turner (cl,as) Cecil Irwin (ts,cl,arr) Earl Hines (p,vcl) Claude Roberts (bj,g) Hayes Alvis (tu,vcl,arr) Benny Washington (d) Alex Hill (arr)  Chicago, October 25, 1929

以下2曲はSPレコードの面裏(所謂AB面)に収録されたルイ・アームストロングの名演です。解説の西口氏もサッチモの絶頂期の作品としてご紹介されました。

(6)
Here is Louis Armstrong and his Hot Five play “Struttin’ with Some Barbecue”.
Louis Armstrong(cnt) Kid Ory(tb) Johnny Dodds(cl) Lil Armstrong(p) Johnny St. Cyr(bj,g) Chicago, December 9, 1927
Col 37535,

(7)
Here is Louis Armstrong and his Hot Five play “Once In A While”.
Louis Armstrong(cnt) Kid Ory(tb) Johnny Dodds(cl) Lil Armstrong(p) Johnny St. Cyr(bj,g) Chicago, December 10, 1927
Col 37535,