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第25回神戸ジャズサロン(2019年6月30日)②

July 02,2019

第25回神戸ジャズサロン「ビッグバンド(ラージ・アンサンブルの醍醐味を楽しみましょう)」に参加しました。今回は3人のベテラン会員による選曲をご紹介します。

・Y瀬氏
テッド・ヒース楽団(Ted Heath)

グレン・ミラーに憧れ全米ツアーも果たしたテッド・ヒース楽団を4曲ご紹介されました。

Here is Ted Heath And His Big Band play ”St. James Infirmary”.

Here is Ted Heath And His Big Band play ”Dark Eyes”.

Here is Ted Heath And His Big Band play ”Caravan”.

Here is Ted Heath And His Big Band play “High Society”.

尚、Y瀬氏は大阪ジャズ同好会8月例会で特集を担当されます。

日時:2019年8月11日(日)14時~17時
場所:ジャズ喫茶「ディアロード」
特集:「また暴挙ご容赦〜さまざまなSUMMERTINE で60分』

昨年2月の「ALL OF ME」に続いて1曲集中特集。今回は ガーシュインの 「サマータイム」です。ご存じの通り、1935年作曲のフォークオペラ「ポ ギーとベス」冒頭で歌われる子守唄。名手たちがそれぞれの思いを寄せ、アレンジを加えて奏で、歌い上げるその多彩さで、退屈さとは無縁だろうじていますが・・・。その際は「夏来たる」季節に免じてご容赦を。

・N瀬氏

ウディ・ハ ーマン楽団

今回ご紹介された「Woody’s Winners」のジャケットデザインが大好きで、自宅では額に入れて飾っておられるそうです。(Bill ChaseとDusko Goykovichが在籍していました)

Here is Woody Herman And His Orchestra play “Greasy Sack Blues”.
Bill Chase, Don Rader, Dusko Goykovich (tp,arr) Gerry Lamy, Bobby Shew (tp) Frank Tesinsky, Don Doane, Henry Southall (tb) Woody Herman (cl,as,ss,vcl) Sal Nistico, Gary Klein, Andy McGhee (ts) Tom Anastas (bar) Nat Pierce (p,arr) Tony Leonardi (b) Ronnie Zito (d)
Live “Basin Street West”, San Francisco, CA, June 28, 29 & 30, 1965

Greasy sack blues

Here is Woody Herman And His Orchestra play “Opus de Funk 〜Blue Flame”.
Members of the recording are the same as above.

Opus de funk〜Blue Flame

上記録音の翌月(ディスコグラフィーで確認)に撮影された映像を添付します。

Here is Woody Herman And His Orchestra ”Live In Antibes”(1965)
Ron Myers (tb) replaces Frank Tesinsky
“Jazz Festival”, Antibes, France, July 28, 1965

・T川氏

ウディ・ハ ーマン楽団

Here is Woody Herman And His Orchestra play ”Early Autumn”.
Woody Herman And His Orchestra:
Stan Fishelson, Bernie Glow, Marky Red Rodney, Ernie Royal (tp) Shorty Rogers (tp) Bill Harris, Earl Swope, Ollie Wilson (tb) Bob Swift (b-tb) Woody Herman (cl,as,vcl) Sam Marowitz (as) Al Cohn, Zoot Sims (ts,arr) Stan Getz (ts) Serge Chaloff (bar) Terry Gibbs (vib,vcl,arr) Lou Levy (p) Chubby Jackson (b,vcl) Don Lamond (ds)Ralph Burns (arr) New York, December 30, 1948

アール・ハインズ楽団

Here is Earl Hines And His Orchestra play ”Sister Kate”.
Shirley Clay, George Mitchell (cnt) William Franklin (tb,vcl) Lester Boone (cl,as,bar) Toby Turner (cl,as) Cecil Irwin (ts,cl,arr) Earl Hines (p,vcl) Claude Roberts (bj,g) Hayes Alvis (tu,vcl,arr) Benny Washington (ds) Chicago, February 24, 1929

The Charleston Chasers

Here is The Charleston Chasers play “Basin Street blues”.
Ruby Weinstein, Charlie Teagarden (tp) Glenn Miller (tb) Jack Teagarden (tb,vcl) Benny Goodman (cl) Sid Stoneburn (as) Larry Binyon (ts) Arthur Schutt (p) Dick McDonough (g) Harry Goodman (b) Gene Krupa (ds) New York, February 9, 1931

上記“Basin Street blues”でのボーカル(Jack Teagarden)については、「ルイ・アームストロングの録音(1928年)に歌詞を付け加えた」というお話がございました。

Here is Louis Armstrong & His Hot Five play “Basin Street Blues”.
Louis Armstrong (tp,vcl) Fred Robinson (tb) Jimmy Strong (cl) Earl Hines (p) Mancy Carr (bj) Zutty Singleton (ds) Chicago, 4 December, 1928

ブログ作成者からレッド・ニコルス楽団での録音(Jack Teagardenボーカル)も追加させて頂きました。

Here is Louisiana Rhythm Kings play “Basin Street Blues”.
Red Nichols (cnt,) Jack Teagarden (tb,vcl) Pee Wee Russell (cl) Bud Freeman (ts) Joe Sullivan (p) Dave Tough (d) New York, June 11, 1929

The New Orleans Ragtime Orchestra

ブルック・シールズを一躍スターにした『プリティ・ベビー』(ルイ・マル監督/1978年制作)のサウンドトラックから「Heliotrope Bouquet」をご紹介されました。(音源は手元にございません)

ニューオーリンズの「ストーリーヴィル」を舞台とした映画『プリティ・ベビー』の予告編を添付します。こちら▶️

又、上記映画とは関係ありませんが、The New Orleans Ragtime Orchestraの映像も添付します。

Here is The New Orleans Ragtime Orchestra ”Live – 1970”.

Lionel Ferbos(tp),Orange Kellin(cl),William Russell(violin)
Paul Crawford(tb), Lars Edegran(p),James Prevost(b),Josiah “Cie” Frazier(ds)

バイオリンはジャズ研究家のWilliam Russellです。

William Russellについては下記サイトを是非ご覧下さい。

こちら ▶️

大阪ジャズ同好会第35回例会概要(1)「新譜紹介」

February 13,2019

2月例会には18人が参加されました。
例会の概要については「古川氏による新譜紹介」「Y瀬氏の持ち寄り」からご紹介致します。
一部ご紹介された音源と異なる演奏を添付していることをご容赦下さい。

新譜紹介(解説 古川正孝氏)

1.弘田三枝子(vo)『Isn’t lt Romantic?』(OLC-19)
後藤誠一氏記載のライナーノーツを添付致します。
こちら ▶️

尚、当日ご紹介された音源は著作権の関係で添付出来ませんので、1994年の映像をご覧下さい。
Here is 弘田三枝子 sings “It’s Only A Paper Moon ~S’Wounderful ~Day By Day ~Fly Me To The Moon”.

2.Michael Dease(tb)『Bonafide』(PR-8188)

詳細はこちら ▶️
尚、当日ご紹介された「Theme For Basie」に加え、2012年の映像をご覧下さい。

追記

ジャズ喫茶〔BUDHOUSE〕の裏谷オーナーから「Theme For Basie」の音源がYouTubeにアップされている事を教えて頂きました。ありがとうございます。

Here is Michael Dease plays “Theme For Basie”.

Michael Dease,Marshall Gilkes,Conrad Herwig(tb)
Gina Benalcazar(bass tb),Sam Dillon(ts) ,David Hazeltine(p)
Todd Coolman(b), E.J. Strickland(ds)  (2018)

Here is Michael Dease Quintet play “Solid Gold ~ The Release”.

Michael Dease(tb),Steve Wilson(as), Helio Alves(p), John Lee(b),Ulysses Owens Jr.(ds)
Live at Smalls.NYC July 4,2012

3.Petra Van Nvis(vo) & Dennis Luxion(p)『Because We’re Night People』(MZCF-1378)

本CDについては添付のサイトを参照願います。 こちら▶️

Here is Petra van Nuis and Dennis Luxion play “Because We’re Night People” from recordings.

4.Richard “Groove”Holmes(org)『Swedish Lullaby』(PCD-24800)

Richard “Groove” Holmes”の詳細についてはこちら ▶️

Here is Richard “Groove”Holmes play ”Swedish Lullaby”.

5.JUJU(vo)『Delicious-JUJU’s Jazz 3rd Dish』(AICL-3577)

詳細はこちら ▶️

全曲ダイジェストムービーを添付しました。

Here is JUJU sings “DELICIOUS ~JUJU‘s JAZZ 3rd Dish”.

 

Y瀬氏 (当日配付されたレジメの内容を編集せず転載致しました)

年初にアメリカの友人からの思わぬメールで「進駐軍ジャズ」の存在を知りました。米軍関係者だけにPX(購買部 =大阪では心斎橋そごうを接収)などで売られたようです。今月のテーマ「ビッグバンド」に沿ってまず、従軍中に英仏海峡で消息を絶ったグレン・ミラー、そしてジョニー・ワトソン指揮の第293陸軍軍楽隊が日本ビクターに遺した2000年のCD復刻を中心して、日本の曲をお聴きください。世代的には彼らによってジャズに目ざめた我々と同様、彼らも初めて触れる異国の音文化に大いに刺激を受けたようです。

1.「Moonlight Serenade」(グレン・ミラー楽団 = 1939年の初録音)
2.「Moshi Moshi Anone」(モシ・モシ・アノネ=239軍楽隊・1952年)
3.「Song of Early Spring」(早春譜 =同・1953年)
4.「Gomen nasai」(Anita Darian 名義のKAPP盤)(年代不詳)
まずリチャード・パワーズがコロムビア盤で歌った4.は、江利チエミも歌い、スリム ・ゲイラードの名演もあるとか。アニタ嬢は無名ながら敬意をもこめてオペラ風に美し く歌い上げます。

Y瀬氏は神戸ジャズ愛好会1月例会でも「進駐軍ジャズ」についてご紹介されています。
こちら ▶️

Here is “The Glenn Miller story featuaring Moonlight Serenade”.

Here is Anita Darian sings “Gomen nasai “.

スリム・ゲイラード(Slim Gaillard)による“Gomen nasai “をお楽しみ下さい。

Here is Slim Gaillard and His Shintoists play “Gomen Nasai(Forgive me)”.
Ben Webster (ts) Cyril Haynes (p) Slim Gaillard (g,vcl) Ray Brown (b) Milt Jackson (d) NYC December,1952

_ Gomen nasai [Forgive me]

又、ドラム奏者がMilt Jacksonであることにご注目を!
彼の楽歴でドラム奏者として録音が記録されているのはこの録音だけでしょうか?
上記音源については拙ブログから添付しました。こちら ▶️

下記の写真はY瀬氏持参のEPレコードです。(例会当日撮影)

阪急百貨店SPレコードコンサート(6月25日)

June 26.2018

昨日は阪急百貨店で開催されていたSPレコードコンサートの最終日に行ってきました。

解説 西口 正博氏(京都HOT STEP代表)

会場にはM氏(神戸ジャズサロン主宰者)とF川氏(大阪ジャズ同好会で新譜紹介担当)が来られていました。F川氏からは「竹針カッター」についても教えて頂きました。

当日ご紹介された7曲を記載しました。又、ミルドレッド・ベイリーとビリー・ホリデイの歌唱をお楽しみ下さい。

(1)

Photo by Discogs

Benny Goodman & his Orchestra
“Let’s Dance”

(2)

Photo by YouTube

(2)Artie Shaw & his Orchestra
”Star Dust”

(3)

ミルドレッド・ベイリーと小編成のコンボ演奏をご紹介されました。

Here is Mildred Bailey And Her Swing Band play “ I’d rather listen to your eyes ”.
Mildred Bailey (vcl) acc by Chris Griffin (tp) Chu Berry (ts) Teddy Wilson (p) Red Norvo (xyl-1) Dick McDonough (g) Artie Bernstein (b) Eddie Dougherty (d)
New York, September 20, 1935

(4)

Photo by Wikipedia

Glenn Miller Orchestra
“Moonlight Serenade”

(5)

Photo by eBay

Anita O’Day with Gene Krupa And His Orchestra
“Side by side”

SPレコードコンサートの最後にビリー・ホリデイを3曲ご紹介されました。

(6)

Here is Billie Holiday sings “Loveless Love”.
Billie Holiday(vo),Bill Coleman(tp),Benny Carter(cl & as)
Georgie Auld(ts),Benny Morton(tb),Sonny White(p),
Ulysesses Livingstone(g),Wilson Myers(b); Yank Porter(ds)
15th, October 1940 Okeh 6064 (28875-1)

(7)

Here is Billie Holiday sings “Lover Come Back to Me”.
Billie Holiday(vo),Eddie Heywood(p),John Simmons(b),Sidney Catlett (ds9
Commodore 559B (A4755-2) 8, April 1944

(8)

Here is Billie Holiday sings “All of Me”.
Shad Collins(tp) Leslie Johnakins, Eddie Barefield(as) Lester Young(ts) Eddie Heywood(p) John Collins(g) Ted Strurgis(b) Kenny Clarke(d)
New York, March 21, 1941 Okeh 6214 (29990-1)

京都HOT STEPのFacebookから写真をお借りしました

大阪ジャズ同好会特集『ボビー・ハケット大全集』

May 01.2018

Photo by courtesy of Swing DJ Resources

ボビー・ハケット大全集(2017年6月5日) 解説 寺本 泰規氏(同好会世話人)

ボビー・ハケットというミュージシャンをはたして何人の人がご存知でしょうか。リーダーアルバムもそれほど多いわけでもないのに、印象的なプレイを我々に残してくれました。

今日はボビー・ハケットの業績を残された数々の演奏からたどり、あらためて彼のプレイに注目してもらえれば幸いです。

さて彼のファーストレコーディングは何かということですが、それは1937年3月24日にDick Robert san & His Orchの一員として吹き込まれたものです。しかし彼が注目されるようになったのは、ベニー グッドマン・カーネギー・ホール・コンサートでジャズの歴史をたどるメドレーの中で、ビックス ・バイダーベックの名演を再現したときの演奏からだと思います。まず最初にその演奏を聴いていただきましょう。

1.「I’m Coming Virginia」(2:15)(Jan 16,1938)
Soloist Bobby Hackett(cor) Allan Reuss(g)

ハケットはビックスに似ていると言われることもありますが、ビックスのアタック鋭いサウンドは なく、中音域を主体とした柔らかい音が特徴です。また、後で紹介するヴォーカルのバックで吹くオブリガードのうまさは彼ならではのもので正に絶品と言えるでしょう。

次はユービー・ブレイクの名曲を聴いていただきましょう。ここでは彼の特徴である中音域を生か したソロが聴かれます。
2.「Memories Of You」(3:18)(July, 12,1938)
Bud Freeman & His Gang
Bobby Hackett(cor) Pee Wee Russell(cl) Dave Matthews(as) Bud Freeman(ts) Eddie Condon(g) Jess Stacy(p) Artie Shapiro(b) Dave Tough(ds)

Photo by Discogs

ハケットは1941年7月から1942年9月までグレン・ミラー楽団に在団しますが、元々は欠員となってい たギター奏者として雇われます。しかしコルネット奏者としても印象的なソロを残しています。ここではその代表的なソロを聴いていただきます。

3.「A Strings Of Pearls」(3:47)(Nov 8,1941)
Glenn Miller & His Orchestra Soloist Bobby Hackett(cor) Jerry Gray(arr)

1946年まではリーダーセッションはあったものの、リーダーアルバムはありませんでした。 SP時代に吹き込んだ曲をLP時代(10inchs)になりまとめたのが次のアルバムで、初めてのリーダーアルバム だと思います。

4.「With A Song In My Heart」(2:39) (Feb 5,1946)
Bobby Hackett(cor) Hank D’Amico(cl) Bil Stegmeyer, Johnny Pepper(as) Wolfe Tannenbaum, Hank Ross(ts) Johnny Guarnieri(p) Carl Kress(g) Bob Haggart(b)Cozy Cole(ds) Bill Challis(arr, cond)

さて、彼が本領を発揮するのはワンホーン・クインテットの時だと思いますが、下記の演奏は正に彼のソフトでメロウなトーンとエレガンスに満ちたフレイズが堪能できるものとなっています。

5.「What A Difference A Day Made」(3:08)(Sep 13,1950)
Bobby Hackett(tp) Charlie Queener(p) Danny Perri(g) Bob Casey (b) Cliff Leeman(ds)

同じクインテットでもストリングが入るとより彼のプレイが浮かび上がるのですが、次の曲ではミ ユートプレイが日本人好みのいわゆる「泣き」が入ったものとなっています。リズムセクションにモダン派も加えたこのレコードは、キャピトル最初のリーダーアルバムとなっ ています。

6.「You Turned The Tables on Me」(2:27) (lay 11,1953)
Bobby Hackett(tp) Lou Stein(p) Billy Bauer(g) Arnord Fishkind(b) Denzil Best(ds) with strings

キャピトルに移籍後、ムードミュージックで有名なジャッキー・グリースン楽団でソロイストとし てフューチャーされたアルバムを7枚ほど作りますが、それぞれ50万枚以上売り上げてゴールドディスクとなっています。その中から1曲お送ります。
7.「Yesterdays」(3:06)(1954)
Jackie Gleason & His Orchestra featuring Bobby Hackett(tp)

彼はキャピトルレーベルにおいてグリースン楽団だけではなく、自己のグループを率いてコンボで のレコーディングを残していますが、その中からジャケットのデザインが秀逸な「Rendezvous」から 一曲選んでみました。この曲はカーク・ダグラス主演の映画「Young man with a horn」(邦題「情熱 の狂想曲」)でドリス・ディが唄う場面が印象的でした。

8.「The Very Thought Of You」(2:35)(1956)
Bobby Hackett(tp) with Orchestra conducted by Glenn Osser

今度はライブ演奏を聴いていただきましょう。シャンソンの名曲でジャズでも取り上げられること の多い「枯葉」です。メンバーがモダンジャズメン3名、スイング時代からのベテラン2名の合わせて 5名が何の違和感もなく、一緒にプレイしているところがジャズのすごいところだと思います。
9.「Autumn Leaves」(6:34) Jan 31,191)
Dizzy Gillespie(tp) Bobby Hackett(tp) Mary Lou Williams(p) George Duvivier(b) Grady Tate(ds)

ハケットは唄伴でもその能力を最大限に発揮します。オブリガードのうまさは他のミュージシャン と比べても特筆すべきものがありますが、特にリー・ワイリーとは1950年12月に吹き込んだ名盤「Night In Manhattan」でも既に共演しており、実に22年ぶりの共演となりました。

10.「Moon River」(3:15) (June 5,1972)
Lee Wiley(vo) Bobby Hackett(cor) Teddy Wilson(p) Bucky Pizzarelli(g) George Duvivier (b) Don Lamond(ds)

続いてはテレサ・ブリュワーの唄に伴奏した時のものです。そのうち2曲目の「I’ve Got A Crush On You」は先ほどの「Night In Manhattan」でもワイリーと共演しており、興味のある人は比べてみるのも一興かと思います。
11.「If I Had To You~I’ve Got A Crush On You」(4:49)(1973)
Teresa Brewer(vo) Bobby Hackett(tp) Hank Jones(p) Art Ryerson(g) Richard Davis(b) Ted Sommer(ds) Johnny Mince, Hank Freeman, George Berg, Toots Mondello(sax) James Maxwell, Nax Kaminsky, Mel Davis(tp) Warren Covington, Vic Dickenson, Urbie Green(tb)

先ほどのガレスピーとの共演と同じように、今度はモダンジャズの巨人ズート・シムズとの共演で す。それ以外のメンバーもモダンジャズメンで固められており、彼が如何に柔軟性のとんだプレイヤ ーであるかということを如実に示しています。モダンジャズメンの中にあっても彼の個性は決して理没することなく、しっかりと自己主張しており、彼らと対等に渡り合っています。
12. 「These Foolish Things」(5:50)(Aug. 3,1974)
Bobby Hackett(tp) Zoot Sims(ss) Hank Jones(p) Bucky Pizzarelli(g) Richard Davis(b) Mel Lewis (ds) Glenn Osser(arr)

この特集の締めくくりとして、多分彼のラストレコーディングと思われるアルバムから1曲お送りします。このアルバムは映画、ジャズ・クラシックびスタンダードから選曲されたきわめて彼らしいアルバム作りとなっています。その中から彼の得意とするディキシースタイルで「Tin Roof Blues」 を聴いてください。
13. 「Tin Roof Blues」(3:46)(1976)
Bobby Hackett(tp) Dave McKenna(p) Bob Daugherty(b) Ron Lundberg(ds)

皆さんいかがだったでしょうか。彼が如何に融通性に富み、リーダーアルバムにおいても、他の楽 団のソロイストにおいても、唄伴においても一流の演奏者であることがおわかりになったと思います。 これを機会にもっとハケットの演奏に興味を持っていただけたら幸いです。

[補足]Bobby Hackettの公式ファンクラブがFacebookで公開されています。

こちらをクリックして下さい。⇨Fans of Bobby Hackett(NOT BUDDY)

Bobby Hackett(2)

January 24.2017

Photo by Rhode Island Music Hall of Fame Historical Archive

Photo above of Bobby Hackett by Rhode Island Music Hall of Fame Historical Archive

Hackett’s first professional gig was at age sixteen with Cab Calloway’s Orchestra.

Despite he couldn’t read music in those days,Cab gave him twenty-five dollars for a week’s pay.

Photo above of Cab Calloway by AllMusic

Photo above of Cab Calloway by AllMusic

Bobby continued to play locally for about four years until he went to Boston.

Then he settled in New York City via Boston in the mid-1930s.

The Andrews Sisters, (l-r) Maxene, Patty, and LaVerne. --- Image by © Michael Ochs Archives/Corbis

Photo above of Andrews Sisters by Michael Ochs Archives/Corbis

His early recordings had been recorded “Bei Mir Bist Du Schoen,” which featured the Andrews Sisters in 1937.

In 1939 Bobby Hackett formed a big band.

His orchestra got critical and commercial success, but his band broke up by poor management.

He had to pay down his debt.

So he sought his work with the other big bands.

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Fortunately he was invited to appear as one of the few guest artists at the famed Carnegie Hall jazz concert led by Benny Goodman in 1939.

Then he joined the Glenn Miller band as guitarist and trumpet soloist in 1941.

There is a very interesting anecdote about his joining.

Photo above of Glenn Miller by Wikipedia

Photo above of Glenn Miller by Wikipedia

When Glenn Miller asked him to join Miller’s band, he couldn’t play his horns.

Because his lip was in bad shape after dental surgery, making it difficult for him to play the cornet.

Glenn took him on as guitarist because Glenn Miller came to Hackett’s rescue.

Here is Andrews Sisters sing “Bei Mir Bist Du Schoen”(1938).

Here is Bobby Hackett & His Band play “Jazz Me Blues”.

Here is Glenn Miller with play Bobby Hackett cornet “A String Of Pearls”(1942).