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大阪ジャズ同好会(2015年6月14日) 特集『もう1人のバップトランペッター~ファッツ・ナヴァロ』

June 21,2019

Photo above of Fats Navarro by courtesy of Discogs

今回は4年前(2015年6月14日)の特集「もう1人のバップトランペッター~ファッツ・ナヴァロ」(解説 寺本 泰規氏)をブログとして作成しました。以下当日配付されたレジュメを編集せず記載いたします。

バップ時代のトランペッターといえばまずディジー・ガレスピーの名前が挙がりますが、彼の影響を受けたハワード・マギーを師匠としたファッツ・ナヴァロ(Sep,24, 1923~July 7, 1950)はその実力に伴った評価・人気を受けているとは思えません。同時代に同じ楽器のプレイヤーがいれば当然比較されるわけですが、メトロノーム・オールスターによる演奏ではナヴァロは共演したガレスピーやケニー・ドーハムらと間違えられるなどの扱いを受けていますが、いまでは故大和明氏によってその間遅いは正されています。(と私は考えています。)アメリカの有名なジャズ評論家でさえ間違えるほど似通っているところはありますが、聞き込めばその違いは割と見極められると思います。今回の例会ではそんなファッツ・ナヴァロの演奏を聴いていただくことにより、彼のファンになっていただければと考えています。まず最初に聴いていただくのは師匠格に当たるハワード・マギーのプレイです。当時ナヴァロはアン ディ・カーク楽団に在団していましたが、ソロパートは与えられておらず、ソロは全てハワード・マギ ーです。

1. 「McGhee Special」(broadcast, NYC, circa 1944)
Andy Kirk & His Orchestra
Art Capehart, Harry Lawson, Howard McGhee, Fats Navarro(tp) Taswell Baird, Bob Murray, Wayman Richardson(tb) Reuben Phillips, Ben Smith(as) Jimmy Forrest, Joe Harrington(ts) Ed Loving(bs) John Young(p) Booker Collins(b) Ben Thigpen(ds)

当日ご紹介された1944年の音源(上記「Big bands of the “Savoy”」)は手元にございませんので、1942年の録音を代替として添付しました。
Here is Andy Kirk And His Twelve Clouds Of Joy play “McGhee Special”.
Johnny Burris, Harry Lawson (tp) Howard McGhee (tp,arr) Ted Donnelly, Milton Robinson (tb) John Harrington (cl,as) Ben Smith (as) Edward Inge (cl,ts) Al Sears (ts) Kenny Kersey (p,arr) Floyd Smith (g,el-g,vcl) Booker Collins (b) Ben Thigpen (d) June Richmond (vcl) Andy Kirk (dir)
New York, July 14, 1942

この演奏を良く頭に入れて次の演奏を聴いてみてください。彼のソロが最初に録音された演奏です。当時のビリー・エクスタイン楽団はバッパーを多く抱えており、ガレスピー楽団を凌駕するくらいモダンな演奏に終始していました。ここではジーン・アモンズのソロを始め、ナヴァロのメロディアスで歌心あふれるソロに注目です。

2. 「Love Me Or Leave Me」(AFRS Jubilee broadcast, LA, CA, Feb & Mar,1945)
Billy Eckstine & His Orchestra
Gail Brockman, Boonie Hazel,Shorty McConnell,Fats Navarro(tp) Joe Taswell Baird, Chippy Outcalt, Howard Scott, Gerald Valentine(tb) Bill Frazier, John Jackson(as) Gene Ammons(ts) Budd Johnson(ts, arr) Leo Parker (bs) Connie Wainwright(g) John Malachi(p) Tommy Potter(b) Art Blakey(ds) Billy Eckstine, Lena Horne, Sarah Vaughan (vo) Tadd Dameron, John Malachi, Jerry Valentine(arr)

いかがでしたか。彼自身はビッグバンドでの演奏は自由が無いということで嫌いだったようで、エクスタイン以後短期間のバンド在団を除くと、コンボにおける吹き込みが多くなっていきます。次は一時期モダンジャズメンとの共演を行ったホーキンスのコンボにおけるソロです。

3. 「Bean And The Boys」(SR1858-1)(NYC, Dec,1946)
Coleman Hawkins & His Orchestra
Fats Navarro(tp) J.J.Johnson(tb) Porter Kilbert(as) Coleman Hawkins(ts) Hank Jones(p) Curly Russell(b) Max Roach(ds)

ビッグバンドにおけるソロをもう一曲聴いていただきましょう。スイング~モダンジャズ時代に活躍 したイリノイ・ジャケー楽団での演奏です。

4.「Jivin’ With Jack The Bellboy」 (NR97-2)(NYC, January 7, 1947)
llinois Jacquet And His Orchestra
Miles Davis, Marion Hazel or Russell Jacquet, Fats Navarro, Joe Newman(tp) Gus Chapell, Ted Kelly, Fred Robinson, Dicky Wells(tb) Ray Perry, Jimmy Powell(as) Illinois Jacquet, Clay Nicholas or Budd Johnson(ts) Leo Parker(bs) Bull Doggett(p) Al Lucas(b) Shadow Wilson(ds)

これより以後は全てコンボスタイルによる演奏です。次は「他の男のところでは働きたくないんだ」 と言わしめたタッド・ダメロンとの共演です。彼の真価を遺憾なく発揮した最初のグループと言えるでしょう。

Photo above of Tadd Dameron and Fats Navarro by courtesy of Wikipedia

5.「The Squirrel」 (BN305-1) (WOR Studios, NYC, Sept 26, 1947)
Tadd Dameron Sextet
Fats Navarro(tp) Ernie Henry(as) Charlie Rouse(ts) Tadd Dameron(p) Nelson Boyd(b) Shadow Wilson(ds)

ナヴァロはパーカーとも何度か共演し録音を残していますが、その最初の記録がこの時の演奏です。 ただしこの曲に関しては終始ソロを取っており、彼の素晴らしいメロディックセンスを味わうことができます。

6. 「Fats Flats 」(broadcast. “Bands For Bonds* WOR Studios, NYC, Nov.8,1947)
Barry Ulanov And His All Star Metronome Jazzmen
Fats Navarro(tp) Charlie Parker(as) Lennie Tristano(p) Billy Bauer(g) Tommy Potter(b) Buddy Rich(ds) Bruce Elliott, Barry Ulanov(announcer)

珍しい演奏をご紹介したいと思います。後年クリフォード・ブラウンも参加していたハンプトン におけるものです。曲の途中から始まっていますが、劈頭のソロは紛れもなくナヴァロです。(当日ご紹介された録音は添付出来ないことを了解願います。)

7. 「Hot House」(broadcast,”Howard Theatre”, Washington, May 1,1948)
Lionel Hampton & His Orchestra
Teddy Buckner, Wendell Culley, Duke Garrette, Fats Navarro, Leo Shepherd (tp) Sonny Craven, Andrew Penn, Britt Woodman, Jimmy Wormick(tb) Ben Kynard, Bobby Plater(as) John Sparrow. Billy Williams(ts) Charlie Fowlkes (bs) Lionel Hampton(vi,p, ds, vo) Milt Buckner(p) Charlie Harris, Charles Mingus(b) Earl Waiker(ds)

再びダメロンとの演奏です。ミディアムテンポで軽快にソロを展開する彼の演奏は、ガレスピーに代 表されるようにハイノートに偏ること無く、暖かみにあふれたプレイとなっています。

8. 「Good Bait」 (broadcast, “Royal Roost”, NYC, August 29, 1948)
Tadd Dameron Sextet
Fats Navarro(tp) Rudy Williams(as) Allen Eager(ts) Tadd Dameron(p) Curly Russell(b) Kenny Clarke(ds)

べニー・グッドマンも1948年から49年にかけて、なぜかモダンジャズメンをバンドに入れてモダンスタイルに変身したことがありました。残念ながらビッグバンドでのソロ演奏は残っていませんが、唯一コンボにおける演奏が1曲だけ残されています。ワーデル・グレイと共に彼のモダンなセンスが聴 かれる演奏となっています。(グッドマンだけがスイングスタイルの演奏を繰り広げており違和感はぬぐえません。)

9.「Stealin’ Apples」(2974-3)(NYC, September 9,1948)
Benny Goodman Septet
Fats Navarro(to) Benny Goodman(cl) Wardell Gray(ts) Gene Di Novi (p) Mundell Lowe(g) Clyde Lombardi (b) Mel Zelnick(ds)

さてナヴァロはわずかですが歌手の伴奏も録音しています。ここではダイアル盤に残された演奏から、パーカーの演奏で有名な「ヤードバード組曲」を聴いてください。オリジナルの演奏よりテンポを落としていますが、彼の趣味の良いフレーズが光ります。

10.「Yardbird Suite」(D1163-C)(NYC, November 29,1948)
Earl Coleman & His All Stars
Fats Navarro(tp) Don Lanphere(ts) Linton Garner(p) Al Casey(g) Jim Johnson(b) Max Roach(ds) Earl Coleman(vo)

昔、アメリカの雑誌メトロノームの主催によるジャズメンの人気投票があり、上位者によるオールス ターが編成され録音を行いました。次の演奏はビクターに吹き込まれたオールスターによるもので、当時の人気がうかがえる結果となっています。特に演奏の後半に繰り広げられる3人のトランペットの4小筋交換はデヴィス、ナヴァロ、ガレスピーと思われます。(故大和明氏の見解。一部デヴィスとガレ スピーが入れ替わっている。)

Photo by Metronome

11. 「Overtime(long version) (DOVC0021-2) (RCA Studios, NYC, January 3, 1949)
Metronome All-Star Bands
Miles Davis, Dizzy Gillespie, Fats Navarro(tp) J.J.Johnson, Kai Winding (tb) Buddy DeFranco(cl) Charlie Parker(as) Charlie Ventura(ts) Ernie Caceres(bs) Lennie Tristano(p) Billy Bauer(g) Eddie Safranski(b) Shelly Manne(ds)

再びダメロンとの共演です。この共演以後ダメロンとの演奏は残されていません。

12. 「Sid’s Delight」(3391-3E)(NYC, January 18,1949)
Tadd Dameron & His Orchestra
Fats Navarro(tp) Kai Winding(tb) Sahib Shihab(as) Dexter Gordon(ts) Cecil Payne(bs) Tadd Dameron (p) Curly Russell(b) Kenny Clarke(as) Vidal Balado(congas) Diego Ibarra(bongos)

今度の演奏はその存在は知られていたものの、2002年まで正式にリリースされなかったものと、今更ながらこんな素晴らしい演奏がなぜ公開されなかったのか不思議でなりません。彼の素晴らしいバラード演奏が聴かれます。

13. 「The Things We Did Last Summer」(“Carnegie Hall”,NYC, Nov 2,1949)
Jazz At The Philharmonic
Fats Navarro(tp) Hank Jones(p) Ray Brown(b) Shelly Manne(ds)

ブルーノートに彼はバド・パウェルと共に多くのテイクを吹き込んでいますが、ロリンズの初期の演奏が聴かれる「異教徒のダンス」を聴いてください。

14. 「Dance Of The Infidels」(BN362-1)(WOR Studios,NYC, August 9,1949)
Bud Powell’s Modernists
Fats Navarro(tp) Sonny Rollins(ts) Bud Powell(p) Tommy Potter(b) Roy Haynes(ds)

次の演奏は彼のレコーディング歴の中であまり注目を受けていませんが、4曲19テイクにわたって バップ・プレイヤーとは思えぬサトルなプレイに終始しており、早死にしなければ一流のモダンジャズ プレイヤーとしてもっと知られる存在になっていただろうと想像するにふさわしいものです。

15. 「Infatuation」(JRC37D)(NYC, September 20,1949)
Don Lanphere Quintet
Fats Navarro(tp) Don Lanphere(ts) Al Haig(p) Tommy Potter(b) Max Roach(ds)

最後はバードランドにおける3人のバップの巨人の共演です。ただしこの演奏ではパーカーのソロは ありません。

16. 「A Night In Tunisia」(broadcast,”Birdland”,NYC, May 15 & 16,1950)
Charlie Parker Quintet
Fats Navarro(tp) Chartie Parker(as) Bud Powell(p) Curly Russell(b) Art Blakey(ds)

本ブログでは「Ornithology」を添付しました。
Here is Chartie Parker Quintet play “Ornithology”.
Fats Navarro(tp) Chartie Parker(as) Bud Powell(p) Curly Russell(b) Art Blakey(ds)

彼の初期から最晩年の演奏までを聴いていただきましたが、その演奏から後年のクリフォード・ブラ ウンのプレイを感じるのは私だけではないと思います。これを機会に是非ナヴァロの演奏に親しみを持 っていただければと思います。

(使用音源)
1. 「Big bands of the “Savoy”」(Caracol CAR 424)(LP)
2.「Together / Billy Eckstine」(Spotlite 100)(LP)
3. 「Bean & The Boys / Coleman Hawkins」(Prestige PR 7824)(LP)
4.「The Complete Aladdin Sessions / Illinois Jacquet] (Aladdin 803) (LP)
5.「 The Fabulous Fats Navarro, Vol. 1」 (Blue Note BLP 1531) (LP)
6. 「Anthropology」 (Spotlite SPJ 108) (LP)
7. 「Lionel Hampton In Concert」 (Cicala Jazz Live (it) BLJ 8015) (LP)
8. 「Good Bait / Fats Navarro, Tadd Dameron」 (Riverside NW 2007)(LP)
9. 「Cool Clarinet 」(Capitol CR-8803) (LP)
10. 「Move! / Dexter Gordon」 (Spotlite SPJ 133) (LP)
11. 「From Swing To Be Bop」 (RCA RA-96-100) (LP)
12. 「Bebop Professors 」(Capitol CR-8812) (LP)
13. 「J.A.T.P. At Carnegie Halt 1949 / Jazz At The Philharmonic]」(Pablo PACD 5311-2)(CD)
14. 「The Amazing Bud Powell vol.1 / Bud Powell」 (Blue Note BLP 1503) (LP)
15. 「The Thin Man Meets Fat Boy vol.」 (Misterioso MLP 1982) (LP)
16. 「One Night In Birdland / Charlie Parker」 (Columbia JG 34808) (LP)

神戸ジャズサロン6月例会(3)

July 02.2018

神戸ジャズサロンの特集は「兄弟(姉妹)ミュージシャン参加(仲良し夫婦も可)のアルバム」でした。最終回もお付き合いください。

K原さん

日本のジャズオルガンの第一人者であり、神戸ジャズ界に功績を遺した故小曽根実氏(2月15日死去)を追悼した特集を行われました。

ご紹介されたアルバムは「Lazy Dad」(2002年12月録音)

本アルバムは神戸ジャズのゴッドファーザーがジャズミュージシャン50周年記念として収録しました。

故人のオリジナル「夜は君のもの」は11PM(読売テレビ)エンディングテーマとして有名です。

本録音のストリングス編曲は小曽根真が担当しています。

故人が自らのジャズ人生を振り返った痛快エッセイを是非お読み下さい。⇨「Lazy Dad」

 

昭和29年12月12日 東京 日本テレビにて。
右から、鳥居則達(Vo)、大越泰三(Tb)、福井康平(Banjo)、小曽根実、右近雅夫(Tp)、油井良光(Cla)、鈴木敏夫、?さん  Photo by courtesy of Kobejazz.jp

 

故小曽根実氏と小曽根真さんがピアノで共演している1983年の映像がありました。

 

余談になりますが上記写真のギターは作曲家の故奧村英夫氏です。「帰り道は遠かった」(チコとビーグルス)を作曲されました。「しゃぶ亭」のオーナーでした。又、「Don Shop (ドンショップ)」(閉店)で演奏されたギタリストも多くおられるでしょう。

最後に小生がご紹介した「兄弟(姉妹)ミュージシャン参加のアルバム」を記載します。

(1)
Here is Edmond Hall(cl) and Herb Hall (cl) play “Lover”.
Edmond Hall (cl) Omer Simeon (cl) Herb Hall (cl) Dick Cary (p) Jimmy Raney (g) Al Hall (b) Jimmy Crawford (d) New York, June 25 & 26, 1959

LOVER

(2)
Here is Russell Jacquet(tp,vcl) and Illinois Jacquet(ts) play “Mean and Evil World”.
Russell Jacquet (tp,vcl) Snooky Young, Harry “Sweets” Edison, Gerald Wilson, Harry Parr Jones (tp) Eli Robinson,J.J. Johnson, Ted Donnelly (tb) Willie Smith, Preston Love (as) Illinois Jacquet, Lucky Thompson (ts) Rudy Rutherford (bar)Bill Doggett (p) Freddie Green (g) Billy Hadnott (b) Al “Cake” Wichard (d) Hollywood, 1946

_Mean and evil old world

(3)

Here is Ann Hampton Callaway(vcl) and Liz Callaway(vcl) sing “Moondance”.

例会ではCDをご紹介しましたが、今回はYouTube映像を添付します。

Russell Jacquet(2)

June 11.2018

今回はRussell Jacquetが東海岸で行った録音から投稿します。

1947年4月1日、ニューヨークのスタジオで弟イリノイ・ジャケーと親交が深かったレオ・パーカーとのコンボ演奏にRussell Jacquetが参加しています。

Here is Illinois Jacquet and His Band play “Blow, Illinois, blow”.
Joe Newman, Russell Jacquet (tp) J.J. Johnson (tb) Ray Perry (as) Illinois Jacquet (ts) Leo Parker (bar) Sir Charles Thompson (p) Freddie Green (g) Al Lucas (b) Shadow Wilson (d)  New York, April 1, 1947 Aladdin 3001

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同月、カナダTorontoの劇場でのライブ録音も発売されています。

Illinois Jacquet/Leo Parker in Toronto 1947
Joe Newman (tp) Russell Jacquet (tp,vcl) Illinois Jacquet (ts) Leo Parker (bar) Sir Charles Thompson (p) Al Lucas (b) Shadow Wilson (d)
Concert, “Mutual Street Arena”, Toronto, ON, Canada, April 29, 1947

上記以降に参加したIllinois Jacquet and His Allstarsとの録音は省略します。

By courtesy of Heritage Auctions

1948年5月、デトロイトでRussell Jacquet and His Allstarsとして自己名義の録音を行いました。

尚、翌月(1948年6月)のSonny stitt(偽名Lord Nelson)名義の録音については、前々回のプログを参照願います。

⇨こちら

翌年(1949年)3月、Russell Jacquet & His Bopper Bandとしてリーダー作を録音しています。

上記2作品「Russell Jacquet and His Allstars,Russell Jacquet & His Bopper Band」をSpotifyプレイリストに纏めて添付致しました。(12曲)

Russell Jacquet And His All Stars(4曲)
Russell Jacquet (tp,vcl) J.J. Johnson (tb) Sonny Stitt (as) Maurice Simon (ts) Leo Parker (bar) Sir Charles Thompson (p) Al Lucas (b) Shadow Wilson (d)
Detroit, May, 1948
K5503    Scamparoo
K5504    Suede Jacquet
K5505    Lion’s roar
K5506    Relaxin’ with Randel

Russell Jacquet & His Bopper Band(8曲)
Russell Jacquet, Joe Newman, John Anderson (tp) Henry Coker (tb) Bumps Myers (ts) Maurice Simon (bar) Gerald Wiggins (p) Charlie Drayton (b) Chico Hamilton (d)
Los Angeles, March 18, 1949
K5701    Eight ball
K5702    Blues in F
K5703    Jockey Joe
K5704    Bongo blues
K5706    King’s spinner
K5707    Wigglin’ with Wiggins
K5708    Tropical fever

Spotifyに登録されている方

Here is Russell Jacquet & His Bopper Band play ”Bongo Blues”.

上記2作品以降、Illinois Jacquetの録音に数多く参加しています。

最後に、EPレコードコレクターで有名な漫画家橋本孤蔵氏がRussell Jacquetについて書かれたブログをご覧下さい。

こちらをクリック

 

 

Russell Jacquet(1)

June 9.2018

Russell Jacquet (tp) and Illinois Jacquet (ts) Photo by courtesy of Texas State Historical Association

Russell Jacquet was the elder brother of  Illinois Jacquet.

From 1945 until 1953 he recorded occasionally as a band leader.

Russell Jacquet( イリノイ・ジャケーの兄)について2回に分けて投稿します。今回は2度目のレコーディング・ストライキまでの録音について調べました。

今回はRussell Jacquetによるリーダー作品から数曲を選んでブログに添付しました。(Illinois Jacqueのリーダー作品については 音声添付を省略しています)

Photo by courtesy of Jazzinphoto

ご存じの通りRussell Jacquet(ラッセル・ジャケー)のリーダー作にはデビュー間もないCharles Mingusが参加しています。

Here is Russell Jacquet octet play “Penny’s worth of boogie”.
Russell Jacquet (tp,vcl) Calvin Boze (tp) Teddy Edwards, Maurice Simon (ts) Arthur Dennis (bar) Bill Davis (p) Charles Mingus (b) Chico Hamilton (d)  Los Angeles, 1944-45

上記の曲はこちらをクリックしてお聞き下さい。

Here is Russell Jacquet octet play “Look what you’ve done to me”.
Members of the recording are the same as above.

上記の曲はこちらをクリックしてお聞き下さい。

Photo by courtesy of Jazzinphoto

次に弟Illinois Jacqueをリーダーとした録音です。以下、SPレーベルと録音データを記載しました。

Illinois Jacquet And His All Stars
Russell Jacquet (tp,vcl) Henry Coker (tb) Illinois Jacquet (ts) Arthur Dennis (bar) Sir Charles Thompson (p) Ulysses Livingston (g) Billy Hadnott (b) Johnny Otis (d)
“Uptown boogie”    Philo 102     Los Angeles, July, 1945      

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Photo by Discogs

Illinois Jacquet with Wynonie Harris And His All Stars:
Wynonie Harris (vcl) acc by : Russell Jacquet (tp) John Brown (as) Illinois Jacquet (ts) Arthur Dennis (bar) Bill Doggett (p) Ulysses Livingston (g) Charles Mingus (b) Al “Cake” Wichard (d)
“Here comes the blues”     Apollo 363   Los Angeles, August 2, 1945

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Photo by Discogs

Illinois Jacquet Septet
Russell Jacquet (tp,vcl) John Brown (as) Illinois Jacquet (ts) Arthur Dennis (bar) Bill Doggett (p) Ulysses Livingston (g) Charles Mingus (b) Al “Cake” Wichard (d)
” What’s this ”    Apollo 758      Hollywood, CA, August 中旬頃, 1945

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Photo by Discogs

Illinois Jacquet Septet
Russell Jacquet (tp) Henry Coker (tb) Illinois Jacquet, Tom Archia (ts) Sir Charles Thompson (p) prob Ulysses Livingston (g) Charles Mingus (b) or John Simmons (b) Johnny Otis (d)
“Ladies lullaby”    ARA 144,   Los Angeles, August 28, 1945

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Photo by Discogs

リーダー第2作は「Russell Jacquet And His All Stars」と命名されたグループでベイシー楽団の主要メンバーと録音しています。Freddie Greenがジャケー兄弟を盛り立てているようにも聞こえます。

Here is Russell Jacquet And His All Stars play “Mean and evil old world”.
Russell Jacquet (tp,vcl) Snooky Young, Harry “Sweets” Edison, Gerald Wilson, Harry Parr Jones (tp) Eli Robinson, J.J. Johnson, Ted Donnelly (tb) Willie Smith, Preston Love (as) Illinois Jacquet, Lucky Thompson (ts) Rudy Rutherford (bar) Bill Doggett (p) Freddie Green (g) Billy Hadnott (b) Al “Cake” Wichard (d)   Hollywood, c. 1946

上記の曲はこちらをクリックしてお聞き下さい。

Here is Russell Jacquet And His All Stars play ”Blues”.
Members of the recording are the same as above.

上記の曲はこちらをクリックしてお聞き下さい。

Russell Jacquet And His Yellow JacquetsというバンドではDexter Gordonの参加が注目されます。

Russell Jacquet And His Yellow Jacquets play “Wake up old maid”.
Russell Jacquet (tp,vcl) Gus Evans (as) Dexter Gordon (ts) Arthur Dennis (bar) Jimmy Bunn (p) Leo Blevins (g) Herman Washington (b) Chico Hamilton (d) Numa Lee Davis (vcl)
Hollywood, CA, September 21, 1946

上記の曲はこちらをクリックしてお聞き下さい。

Russell Jacquet And His Yellow Jacquets play “Blues la Russ”.
Members of the recording are the same as above.

上記の曲はこちらをクリックしてお聞き下さい。

Russell Jacquet And His Yellow Jacquets play  “Side saddle blues”.
Members of the recording are the same as above.

上記の曲はこちらをクリックしてお聞き下さい。

 

 

 

Sir Charles Thompson and Jeremy Steig(3)

October 13, 2016

Photo from www.45worlds.com

“Robbins Nest” is Thompson’s own compositions.

It was recorded first in 1947 by Thompson with Illinois Jacquet’s band.

Then it had subsequently appeared on records by Basie, Ella Fitzgerald and many others.

Eventually he married to Japanese wife Makiko Thompson in 1992 in Japan.

He had lived in Matsudo City in Chiba Prefecture.

Photo of Yoshio Toyama in New Orleans Satchmo Summer Fest 2010

Photo of Yoshio Toyama in New Orleans Satchmo Summer Fest 2010

In Japan, he made recording with Yoshio and Keiko Toyama in late 1990s.

About Yoshio and Keiko Toyama, please refer to their website. GO here

Fortunately his performance in Japan has been left in the video.

Funeral was held in Tokyo, Japan, Higashi Kurume, by his wife Makiko Thompson and family and friends on June 21st.

I’ve read an impressive article about his death by Adam Bernstein.

I quoted from The Washington Post( June 20).

Mr.Toyama said:“Before he went back to the hospital for the last time, although he was very weak, he insisted he play piano for his wife Makiko, saying, ‘This is for you, for this might be the last chance.’ He played for an hour, with much feeling in his playing.”

Here is “Robbins’ Nest” from Buck Clayton’s Jam Session.

Here is Sir Charles Thompson plays “Russian lullaby” 2012,Dec. 23 in Tokyo.

At that time he was 94 years old. With The band Yoshio Toyama’s Dixie Saints.