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大阪ジャズ同好会第39回(2019年10月13日)「日本盤ヴィンテージ・シリーズの魅力」②

October18,2019

特集「日本盤ヴィンテージ・シリーズ」の2回目です。今回も油井正一氏による解説文(一部抜粋)を添付します。(当日補足資料として配付しました)

1.「グランド・テラス・バンド/アール・ハインズ」
Here is Earl Hines And His Orchestra play ”G. T. Stomp”.
Earl Hines And His Orchestra:Walter Fuller (tp,vcl) Milton Fletcher, Ed Sims (tp) George Dixon (tp,as,bar) Ed Burke, John Ewing, Joe McLewis (tb) Omer Simeon (cl,as) Leroy Harris (as) Budd Johnson (as,ts,arr) Robert Crowder (ts) Earl Hines (p) Claude Roberts (g) Quinn Wilson (b,arr) Alvin Burroughs (ds) Horace Henderson, Jimmy Mundy, Skippy Williams (arr) NYC, July 12, 1939

1928年シカゴのクラブ「グランド・テラス」で旗挙げされ、以後19年にわたって彼がひきいていたすばらしいビッグ・バンドの演奏だ。
1928年末―正確にはハインズの誕生日にあたる12月28日 に、シカゴのサウス・サイドに開店した「グランド・テラス」 は中央にダンス・フロアー、周囲にテーブル、入口の反対側にはるかはなれてバンド・スタンドが配置され、フロアー・ショウもよび物のひとつになっていた。このクラブの主たる株主は、夜の大統領アル・カポネが所有していたといわれる。1929年はシカゴ・ギャングの跳梁が絶頂に達した年で、「聖ヴ アレンタイン・デイの虐殺」が行われた年でもあった。ハインズのバンドはこのクラブを牙城とし、幾多の俊英を世に送りだしたが、このアルバムに収録されているのは、ス イング時代の絶頂期、1939年7月から40年6月にかけての一 年間に吹きこまれた名演16曲である。

2.「ボディ・アンド・ソウル/コールマン・ホーキンス」
Here is is Coleman Hawkins plays ”Body and Soul”.
Tommy Lindsay, Joe Guy (tp) Earl Hardy (tb) Jackie Fields, Eustis Moore (as) Coleman Hawkins (ts,arr) Gene Rodgers (p,arr) Oscar Smith (b) Arthur Herbert (ds) Thelma Carpenter (vcl) Hazel Scott (arr) NYC, October 11, 1939

ジャズの歴史上最も有名なレコーディングのひとつである。しかしホーキンス自身はこのレコードの伝説的なヒットに首をかしげ、「私はいつもこのように吹いていた。どうしてこのレコードだけが圧倒的にうけたのかがわからない」といっている。ヨーロッパに渡って5年間をすごしたホーキンスの帰国第一作であり、ヨーロッパでのレコーディングはアメリカでも発売されていたというが、つねに「オーバーなほどセンチでテクニック過剰だ」としてミュージシャンと批評家から過少評価をうけていたーときくと、このレコードがうけた原因も解明できそうだ。しかし立派な作品であることにはかわりない。

3.「ジャズの巨人/シドニー・べシェ」
Here is Sidney Bechet and his New Orleans Feetwarmers play ”Egyptian Fantasy”.
Sidney Bechet and his New Orleans Feetwarmers:Henry Allen(tp) J.C. Higginbotham(tb) Sidney Bechet(cl) James Tolliver(p) Wellman Braud(b) J.C. Heard(ds) New York, January 8, 1941

シド ニー・ベシェは、ジャズ・クラリネットおよびソプラノサックスの大巨星であった。彼の全盛期のレコードは、比較的知られていない。(中略)… ここにはじめてビクターに残された、彼の中期の傑作16曲が公開された。これらを聴いて、シドニー・べシェがジャズ界に残した偉大な功績を再認識されるファンも多いだろうし、またそうあってほしいものである。その力強さ、その創造力、そして絢爛たる表現力は、彼の偉大さを証明するものでなくして、何であろうか?

番組のバージョンとは異なります。

4.「エスクァイアー・オール・アメリカン・ホット・ジャズ」
Here is Leonard Feather’s Esquire All Americans play ”Long, Long Journey”.
Leonard Feather’s Esquire All Americans:(by the 1946 Esquire Hot Jazz Award Winners)
Louis Armstrong (tp,vcl) Charlie Shavers (tp) Jimmy Hamilton (cl) Johnny Hodges (as) Don Byas (ts) Duke Ellington, Billy Strayhorn (p) Remo Palmieri (g) Chubby Jackson (b) Sonny Greer (ds) New York, January 10, 1946

「プレイボーイ」誌に圧倒された観があるが、「エス クァイアー」は1930年代以降最もよく読まれた男性向き月刊 誌であった。 当時の編集長(現在は発行人)アーノルド・キングリッチは陽のあたらぬ芸術だったジャズをこの雑誌にとりあげた先覚者で、1944年に評論家レナード・フェザーをジャズ部門の専任記者に委嘱すると共に、人気投票をやるための専問委員会を設けた。(読者投票ではなかった) 年鑑を出すとともに、人気投票の首位を集めて毎年1月にニューヨークのメトロポリタン・オペラハウスやロスアンジェルス、さらにはニ ューオリンズで、「オールスター・コンサート」を開催した。各楽器の首位が「金賞」、第二位が「銀賞」を与えられ、 45年からは「新人賞」(銅賞)も設けられ、1947年末で終ったが一流雑誌がこのように力を入れたことが、ジャズの発展に与えた影響は実に大きかった。

30センチのSP盤ですが、転勤時の引っ越しで割れてしまいました。

(デューク・エリントンのアナウンスが翻訳されています)
「皆さん、デューク・エリントンです。 レナード・フェザーやすばらしいオール・スター・オーケストラとご一緒できて嬉しく思います。この1曲には私も加わって、ルイ・アーム ストロングが歌います。さあはじめよう。レナード。」 レナード・フェザー作のブルース。 ソロイストは、アームストロング(トランペット) → ホッ ジス→アームストロング(ヴォーカル)→エリントン (ピア ノ) →アームストロング(ヴォーカル)。

5.「巨星(Dizzy Gillespie)」
Here is Dizzy Gillespie Band play ”52nd Street Theme”.
Dizzy Gillespie(tp) Don Byas(ts) Milt Jackson(vib) Al Haig(p) Bill DeArango(el-g) Ray Brown(b) J.C. Heard(ds) New York, February 22, 1946

LP 初期に「52番街のジャズ」として発売されたことがあるが、(中略)…レイ・ブラウンの弓弾き部分が面白い。ミルト・ジャクソンとしては最も初期の録音に属する。ヴァイブの音があまりよくないのは、当時ボロボロのヴァイブを引いていたからであろう。

Photo by britannica.com

6.「ビ・バップ・エラ/モダン・ジャズの夜明け」
Here is Kenny Clarke And His 52nd Street Boys play “Royal Roost”.
Kenny Clarke And His 52nd Street Boys: McKinlay Dorham (Kenny Dorham), Fats Navarro (tp), Sonny Stitt (as), Ray Abrams (ts), Eddie DeVerteuil (bs), Bud Powell (p), John Collins (g), Al Hall (b), Kenny Clarke (ds), Gil Fuller (arr) New York, September 5, 1946

(中略)編曲はガレスピー楽団の諸作で定評のあるギル・フラーが担当した。だから変則的な編成で、ビッグバンド的なサウンドをもつ部分もある。 バド・パウエル、ソニー・スティットの好プレイと共に、2人のトランぺ ット奏者が印象に残る。どのソロが誰かは皆さんの判断にまつしかないが、「ロイヤル・ルースト」はワン・コーラス毎にドーハム・ナヴァ 口がソロを交換してい るようにきこえる。それが二回づつあり、この個所の トランペットは四コーラス (1コーラス 12小節の ブルース)である。

Photo by Wikipedia

Here is is Metronome All-Star Bands play “Victory Ball”.
Metronome All-Star Bands:Miles Davis, Dizzy Gillespie, Fats Navarro(tp) J.J.Johnson, Kai Winding (tb) Buddy DeFranco(cl) Charlie Parker(as) Charlie Ventura(ts) Ernie Caceres(bs) Lennie Tristano(p) Billy Bauer(g) Eddie Safranski(b) Shelly Manne(ds) RCA Studios, NYC, January 3, 1949

「ヴィクトリー・ボール」はテーマのあとアルト(パーカー)。そのあとを16小節づつ、マイルス?→デフランコ→ウィンディング?→ ヴェンチュラ → J.J.→ナヴァロ?と続く。ピアノだけが一コーラスのソロをとり、以下キャセレス→ガレスピー? と続いて、ラストのアンサンブルに入リ、そのブリッジをデフランコがとる。この曲は「ス・ワンダフル」のコードにレニ ー・トリスターノが書いたもの。ビリー・バウァー(ギター) はソロこそとらないが、すばらしいアンサンプル、ワークをきかせている。

大阪ジャズ同好会(2015年6月14日) 特集『もう1人のバップトランペッター~ファッツ・ナヴァロ』

June 21,2019

Photo above of Fats Navarro by courtesy of Discogs

今回は4年前(2015年6月14日)の特集「もう1人のバップトランペッター~ファッツ・ナヴァロ」(解説 寺本 泰規氏)をブログとして作成しました。以下当日配付されたレジュメを編集せず記載いたします。

バップ時代のトランペッターといえばまずディジー・ガレスピーの名前が挙がりますが、彼の影響を受けたハワード・マギーを師匠としたファッツ・ナヴァロ(Sep,24, 1923~July 7, 1950)はその実力に伴った評価・人気を受けているとは思えません。同時代に同じ楽器のプレイヤーがいれば当然比較されるわけですが、メトロノーム・オールスターによる演奏ではナヴァロは共演したガレスピーやケニー・ドーハムらと間違えられるなどの扱いを受けていますが、いまでは故大和明氏によってその間遅いは正されています。(と私は考えています。)アメリカの有名なジャズ評論家でさえ間違えるほど似通っているところはありますが、聞き込めばその違いは割と見極められると思います。今回の例会ではそんなファッツ・ナヴァロの演奏を聴いていただくことにより、彼のファンになっていただければと考えています。まず最初に聴いていただくのは師匠格に当たるハワード・マギーのプレイです。当時ナヴァロはアン ディ・カーク楽団に在団していましたが、ソロパートは与えられておらず、ソロは全てハワード・マギ ーです。

1. 「McGhee Special」(broadcast, NYC, circa 1944)
Andy Kirk & His Orchestra
Art Capehart, Harry Lawson, Howard McGhee, Fats Navarro(tp) Taswell Baird, Bob Murray, Wayman Richardson(tb) Reuben Phillips, Ben Smith(as) Jimmy Forrest, Joe Harrington(ts) Ed Loving(bs) John Young(p) Booker Collins(b) Ben Thigpen(ds)

当日ご紹介された1944年の音源(上記「Big bands of the “Savoy”」)は手元にございませんので、1942年の録音を代替として添付しました。
Here is Andy Kirk And His Twelve Clouds Of Joy play “McGhee Special”.
Johnny Burris, Harry Lawson (tp) Howard McGhee (tp,arr) Ted Donnelly, Milton Robinson (tb) John Harrington (cl,as) Ben Smith (as) Edward Inge (cl,ts) Al Sears (ts) Kenny Kersey (p,arr) Floyd Smith (g,el-g,vcl) Booker Collins (b) Ben Thigpen (d) June Richmond (vcl) Andy Kirk (dir)
New York, July 14, 1942

この演奏を良く頭に入れて次の演奏を聴いてみてください。彼のソロが最初に録音された演奏です。当時のビリー・エクスタイン楽団はバッパーを多く抱えており、ガレスピー楽団を凌駕するくらいモダンな演奏に終始していました。ここではジーン・アモンズのソロを始め、ナヴァロのメロディアスで歌心あふれるソロに注目です。

2. 「Love Me Or Leave Me」(AFRS Jubilee broadcast, LA, CA, Feb & Mar,1945)
Billy Eckstine & His Orchestra
Gail Brockman, Boonie Hazel,Shorty McConnell,Fats Navarro(tp) Joe Taswell Baird, Chippy Outcalt, Howard Scott, Gerald Valentine(tb) Bill Frazier, John Jackson(as) Gene Ammons(ts) Budd Johnson(ts, arr) Leo Parker (bs) Connie Wainwright(g) John Malachi(p) Tommy Potter(b) Art Blakey(ds) Billy Eckstine, Lena Horne, Sarah Vaughan (vo) Tadd Dameron, John Malachi, Jerry Valentine(arr)

いかがでしたか。彼自身はビッグバンドでの演奏は自由が無いということで嫌いだったようで、エクスタイン以後短期間のバンド在団を除くと、コンボにおける吹き込みが多くなっていきます。次は一時期モダンジャズメンとの共演を行ったホーキンスのコンボにおけるソロです。

3. 「Bean And The Boys」(SR1858-1)(NYC, Dec,1946)
Coleman Hawkins & His Orchestra
Fats Navarro(tp) J.J.Johnson(tb) Porter Kilbert(as) Coleman Hawkins(ts) Hank Jones(p) Curly Russell(b) Max Roach(ds)

ビッグバンドにおけるソロをもう一曲聴いていただきましょう。スイング~モダンジャズ時代に活躍 したイリノイ・ジャケー楽団での演奏です。

4.「Jivin’ With Jack The Bellboy」 (NR97-2)(NYC, January 7, 1947)
llinois Jacquet And His Orchestra
Miles Davis, Marion Hazel or Russell Jacquet, Fats Navarro, Joe Newman(tp) Gus Chapell, Ted Kelly, Fred Robinson, Dicky Wells(tb) Ray Perry, Jimmy Powell(as) Illinois Jacquet, Clay Nicholas or Budd Johnson(ts) Leo Parker(bs) Bull Doggett(p) Al Lucas(b) Shadow Wilson(ds)

これより以後は全てコンボスタイルによる演奏です。次は「他の男のところでは働きたくないんだ」 と言わしめたタッド・ダメロンとの共演です。彼の真価を遺憾なく発揮した最初のグループと言えるでしょう。

Photo above of Tadd Dameron and Fats Navarro by courtesy of Wikipedia

5.「The Squirrel」 (BN305-1) (WOR Studios, NYC, Sept 26, 1947)
Tadd Dameron Sextet
Fats Navarro(tp) Ernie Henry(as) Charlie Rouse(ts) Tadd Dameron(p) Nelson Boyd(b) Shadow Wilson(ds)

ナヴァロはパーカーとも何度か共演し録音を残していますが、その最初の記録がこの時の演奏です。 ただしこの曲に関しては終始ソロを取っており、彼の素晴らしいメロディックセンスを味わうことができます。

6. 「Fats Flats 」(broadcast. “Bands For Bonds* WOR Studios, NYC, Nov.8,1947)
Barry Ulanov And His All Star Metronome Jazzmen
Fats Navarro(tp) Charlie Parker(as) Lennie Tristano(p) Billy Bauer(g) Tommy Potter(b) Buddy Rich(ds) Bruce Elliott, Barry Ulanov(announcer)

珍しい演奏をご紹介したいと思います。後年クリフォード・ブラウンも参加していたハンプトン におけるものです。曲の途中から始まっていますが、劈頭のソロは紛れもなくナヴァロです。(当日ご紹介された録音は添付出来ないことを了解願います。)

7. 「Hot House」(broadcast,”Howard Theatre”, Washington, May 1,1948)
Lionel Hampton & His Orchestra
Teddy Buckner, Wendell Culley, Duke Garrette, Fats Navarro, Leo Shepherd (tp) Sonny Craven, Andrew Penn, Britt Woodman, Jimmy Wormick(tb) Ben Kynard, Bobby Plater(as) John Sparrow. Billy Williams(ts) Charlie Fowlkes (bs) Lionel Hampton(vi,p, ds, vo) Milt Buckner(p) Charlie Harris, Charles Mingus(b) Earl Waiker(ds)

再びダメロンとの演奏です。ミディアムテンポで軽快にソロを展開する彼の演奏は、ガレスピーに代 表されるようにハイノートに偏ること無く、暖かみにあふれたプレイとなっています。

8. 「Good Bait」 (broadcast, “Royal Roost”, NYC, August 29, 1948)
Tadd Dameron Sextet
Fats Navarro(tp) Rudy Williams(as) Allen Eager(ts) Tadd Dameron(p) Curly Russell(b) Kenny Clarke(ds)

べニー・グッドマンも1948年から49年にかけて、なぜかモダンジャズメンをバンドに入れてモダンスタイルに変身したことがありました。残念ながらビッグバンドでのソロ演奏は残っていませんが、唯一コンボにおける演奏が1曲だけ残されています。ワーデル・グレイと共に彼のモダンなセンスが聴 かれる演奏となっています。(グッドマンだけがスイングスタイルの演奏を繰り広げており違和感はぬぐえません。)

9.「Stealin’ Apples」(2974-3)(NYC, September 9,1948)
Benny Goodman Septet
Fats Navarro(to) Benny Goodman(cl) Wardell Gray(ts) Gene Di Novi (p) Mundell Lowe(g) Clyde Lombardi (b) Mel Zelnick(ds)

さてナヴァロはわずかですが歌手の伴奏も録音しています。ここではダイアル盤に残された演奏から、パーカーの演奏で有名な「ヤードバード組曲」を聴いてください。オリジナルの演奏よりテンポを落としていますが、彼の趣味の良いフレーズが光ります。

10.「Yardbird Suite」(D1163-C)(NYC, November 29,1948)
Earl Coleman & His All Stars
Fats Navarro(tp) Don Lanphere(ts) Linton Garner(p) Al Casey(g) Jim Johnson(b) Max Roach(ds) Earl Coleman(vo)

昔、アメリカの雑誌メトロノームの主催によるジャズメンの人気投票があり、上位者によるオールス ターが編成され録音を行いました。次の演奏はビクターに吹き込まれたオールスターによるもので、当時の人気がうかがえる結果となっています。特に演奏の後半に繰り広げられる3人のトランペットの4小筋交換はデヴィス、ナヴァロ、ガレスピーと思われます。(故大和明氏の見解。一部デヴィスとガレ スピーが入れ替わっている。)

Photo by Metronome

11. 「Overtime(long version) (DOVC0021-2) (RCA Studios, NYC, January 3, 1949)
Metronome All-Star Bands
Miles Davis, Dizzy Gillespie, Fats Navarro(tp) J.J.Johnson, Kai Winding (tb) Buddy DeFranco(cl) Charlie Parker(as) Charlie Ventura(ts) Ernie Caceres(bs) Lennie Tristano(p) Billy Bauer(g) Eddie Safranski(b) Shelly Manne(ds)

再びダメロンとの共演です。この共演以後ダメロンとの演奏は残されていません。

12. 「Sid’s Delight」(3391-3E)(NYC, January 18,1949)
Tadd Dameron & His Orchestra
Fats Navarro(tp) Kai Winding(tb) Sahib Shihab(as) Dexter Gordon(ts) Cecil Payne(bs) Tadd Dameron (p) Curly Russell(b) Kenny Clarke(as) Vidal Balado(congas) Diego Ibarra(bongos)

今度の演奏はその存在は知られていたものの、2002年まで正式にリリースされなかったものと、今更ながらこんな素晴らしい演奏がなぜ公開されなかったのか不思議でなりません。彼の素晴らしいバラード演奏が聴かれます。

13. 「The Things We Did Last Summer」(“Carnegie Hall”,NYC, Nov 2,1949)
Jazz At The Philharmonic
Fats Navarro(tp) Hank Jones(p) Ray Brown(b) Shelly Manne(ds)

ブルーノートに彼はバド・パウェルと共に多くのテイクを吹き込んでいますが、ロリンズの初期の演奏が聴かれる「異教徒のダンス」を聴いてください。

14. 「Dance Of The Infidels」(BN362-1)(WOR Studios,NYC, August 9,1949)
Bud Powell’s Modernists
Fats Navarro(tp) Sonny Rollins(ts) Bud Powell(p) Tommy Potter(b) Roy Haynes(ds)

次の演奏は彼のレコーディング歴の中であまり注目を受けていませんが、4曲19テイクにわたって バップ・プレイヤーとは思えぬサトルなプレイに終始しており、早死にしなければ一流のモダンジャズ プレイヤーとしてもっと知られる存在になっていただろうと想像するにふさわしいものです。

15. 「Infatuation」(JRC37D)(NYC, September 20,1949)
Don Lanphere Quintet
Fats Navarro(tp) Don Lanphere(ts) Al Haig(p) Tommy Potter(b) Max Roach(ds)

最後はバードランドにおける3人のバップの巨人の共演です。ただしこの演奏ではパーカーのソロは ありません。

16. 「A Night In Tunisia」(broadcast,”Birdland”,NYC, May 15 & 16,1950)
Charlie Parker Quintet
Fats Navarro(tp) Chartie Parker(as) Bud Powell(p) Curly Russell(b) Art Blakey(ds)

本ブログでは「Ornithology」を添付しました。
Here is Chartie Parker Quintet play “Ornithology”.
Fats Navarro(tp) Chartie Parker(as) Bud Powell(p) Curly Russell(b) Art Blakey(ds)

彼の初期から最晩年の演奏までを聴いていただきましたが、その演奏から後年のクリフォード・ブラ ウンのプレイを感じるのは私だけではないと思います。これを機会に是非ナヴァロの演奏に親しみを持 っていただければと思います。

(使用音源)
1. 「Big bands of the “Savoy”」(Caracol CAR 424)(LP)
2.「Together / Billy Eckstine」(Spotlite 100)(LP)
3. 「Bean & The Boys / Coleman Hawkins」(Prestige PR 7824)(LP)
4.「The Complete Aladdin Sessions / Illinois Jacquet] (Aladdin 803) (LP)
5.「 The Fabulous Fats Navarro, Vol. 1」 (Blue Note BLP 1531) (LP)
6. 「Anthropology」 (Spotlite SPJ 108) (LP)
7. 「Lionel Hampton In Concert」 (Cicala Jazz Live (it) BLJ 8015) (LP)
8. 「Good Bait / Fats Navarro, Tadd Dameron」 (Riverside NW 2007)(LP)
9. 「Cool Clarinet 」(Capitol CR-8803) (LP)
10. 「Move! / Dexter Gordon」 (Spotlite SPJ 133) (LP)
11. 「From Swing To Be Bop」 (RCA RA-96-100) (LP)
12. 「Bebop Professors 」(Capitol CR-8812) (LP)
13. 「J.A.T.P. At Carnegie Halt 1949 / Jazz At The Philharmonic]」(Pablo PACD 5311-2)(CD)
14. 「The Amazing Bud Powell vol.1 / Bud Powell」 (Blue Note BLP 1503) (LP)
15. 「The Thin Man Meets Fat Boy vol.」 (Misterioso MLP 1982) (LP)
16. 「One Night In Birdland / Charlie Parker」 (Columbia JG 34808) (LP)

Vido Musso and Charlie Ventura on Savoy 622(SP)

January 25,2019

Photo by Courtesy of Pinterest(Herman Leonard) Billy Bauer, Eddie Safranski, Charlie Parker, Lennie Tristano, New York, 1949

今年最初のブログでEddie Safranski and The poll Catsをご紹介させて頂きました。

こちら ▶️

Eddie Safranskiは上記録音の1年前に最初のリーダー作をSavoy RecordsにEddie Safranski’s Quartet & All Starsの名義で4曲録音しています。(1946年2月26日)

ディスコグラフィーによると、1日前に面白いメンバーで録音を行なっています。

Vido Musso’s All Stars

Kai Winding (tb) Gene Roland (v-tb) Boots Mussulli (as) Vido Musso (ts) Marty Napoleon (p) Eddie Safranski (b) Denzil Best (d)
New York, February 25, 1946

「Vido In A Jam」「My Jo-Ann」含め4曲録音しました。

Ohoto by Discogs

上記2日間の録音「計8曲」はStan Getzが録音した4曲(1945年12月録音)と共に「Loaded( Savoy MG12074)」というタイトルで発売されました。

本アルバムはベテランのジャズファンにとって懐かしいジャケットであると推測します。

Vido Musso’s All StarsについてTom Lord Discographyの注釈から初めて知った事実があります。

Photo by Discogs

* Savoy 622 Charlie Ventura – Big Deal / Vido Musso – My Jo-Ann

SPレコードの表・裏が「Charlie Ventura と Vido Musso」という面白い編集で発売しています。

当時の製作者Teddy Reigのアイデアでしょうか?

それにしてもはSavoy Recordsは面白い録音が多いですね。

Photo of Teddy Reid

Here is Vido Musso Sextet play ”Vido in a jam”.
Kai Winding (tb) Gene Roland (v-tb) Boots Mussulli (as) Vido Musso (ts) Marty Napoleon (p) Eddie Safranski (b) Denzil Best (d)
New York, February 25, 1946

 

Here is Charlie Ventura Quartet play ”Big deal”.
Charlie Ventura (ts) Arnold Ross (p) John Levy (b) Specs Powell (d)
New York, August 24, 1945
Good deal

 

SPの話題になりましたので、瀬谷徹氏が最近アップされたVido Mussoの演奏もお楽しみ下さい。

Here is Vido Musso and his Orchestra play ”Vido’s Bop”.
Ray Wetzel(tp) Kai Winding(tb) Boots Mussulli(as) Vido Musso(ts) Pete Rugolo(p) Eddie Safranski(b) Shelly Manne(d)
Los Angeles, June 1947

I listened to the mourning radio program of George Avakian(1)

December 05. 2017

By Courtesy of The New York Times,From left, Louis Armstrong, the songwriter W.C. Handy and George Avakian in the 1950s.

Last week I heard my favorite radio program “World Jazz Warehouse.”Christopher Knott (番組DJクリスさん) introduced some of the many great recordings by George Avakian for mourn his death.

So I would like to introduce my favorite songs according to the album introduced in the program.

About songs that were broadcast on the day, please see the radio program’s website.Go here

毎週日曜日の夜はいつもジャズ番組「World Jazz Warehouse(FMCOCOLO765)」を聞いています。

今回の放送でChristopher Knott(番組DJクリスさん)は先月98歳で亡くなった偉大なプロデューサーGeorge Avakianさんを追悼し、Avakianが遺した多くのレコーディングから数曲ご紹介されました。

そんな訳で番組で紹介されたアルバムに収録されている曲(私が好きな曲)を以下ブログで紹介したいと思っています。

尚、当日に放送された曲については、ラジオ番組のウェブサイトをご覧下さい。こちらをクリックして下さい。


Louis Armstrong “Louis Armstrong Plays W.C. Handy”
Here is Louis Armstrong plays “Yellow Dog Blues”.
Louis Armstrong (tp), Trummy Young (tb), Barney Bigard (cl), Billy Kyle (p), Arvell Shaw (b), Barrett Deems (ds) July 12, 1954… New York


J.J. Johnson & Kai Winding Octet “Jay & Kai +6”
Here is J.J. Johnson & Kai Winding Octet play “You Don’t Know What Love Is”.
J.J. Johnson, Kai Winding, Urbie Green, Bob Alexander, Eddie Bert, Jimmy Cleveland (tb), Tom Mitchell, Bart Varsalona (btb), Hank Jones (p), Milt Hinton (b), Osie Johnson (ds)
1956… New York

Here is J.J. Johnson & Kai Winding Octet play “Night in Tunisia”.
Members of the recording are the same as above.
add Candido (cga)


George Avakian produced “Chicago Jazz Album”.
Here is Jimmy McPartland and his Orchestra play “Sugar”.
Jimmy McPartland(cor),Bud Jacobson(cl),Boyce Brown(as),Floyd Bean(p),Dick McPartland(g), Jim Lannigan(sb),Hank Isaacs(d) Chicago, October 11, 1939.

Here is Jimmy McPartland and his Orchestra play “China Boy”.
Members of the recording are the same as above.


George Wettling’s Chicago Rhythm Kings play “I’ve Found A New Baby”.
Charlie Teagarden(tp),Floyd O’Brien(tb),Danny Polo(cl),Joe Marsala(ts),Jess Stacy(p),Jack Bland(g),Artie Shapiro(sb,George Wettling(d) New York, January 16, 1940.

George Wettling’s Chicago Rhythm Kings play “Bugle call Rag”.
Members of the recording are the same as above.

The early Kai Winding(5)

July 13.2017

Photo by courtesy of Jazz Profiles “Lament”

Finally, I would like to write about forming a double-headed group with J.J.Johnson.

In early 1946, he began appearing on 52nd Street with the small circle of bebop innovators.

In June ’46, after several years of recording as a big band sideman, he made his first session as a leader.

Unfortunately he lost his cabaret card – the New York musician’s indispensable passport to employment.  The revocation of his card meant the loss of his ability to work in the city’s nightclubs.

Then he was invited by Miles Davis and Gil Evans to participate in the nonet sessions,”Birth of the Cool”.

By this time, Johnson had established his reputation as the preeminent trombonist in modern jazz.

Also Kai Winding was always to an extent overshadowed by J.J. Johnson

In those days the trombone was considered an unusual instrument to lead a combo.

In 1954, producer Ozzie Cadena proposed the marriage of two trombones “ .

Photo above of Ozzie Cadena

The session of Winding and Johnson was Cadena’s first session as a producer for Savoy.

I posted about Ozzie Cadena last year.Go here 

So the two leaders became a hugely popular club attraction and critical favorite.

ブログの最後としてJ.J.Johnsonと双頭バンドを結成した経由を書きたいと思います。
1946年初め頃、J.J.Johnsonはビバップ革命の中心地であったNYの52番街に登場してきました。
BigBandのメンバーとしてレコーデングに参加した後に、46年6月最初のリーダー作を録音しています。
残念なことに軽犯罪の罪によりニューヨークのジャズクラブで働くために必要なキャバレーカードを取り消されてしまいます。即ちニューヨークのジャズクラブで働けなくなった時期もありました。
その後、Miles DavisとGil Evansによる「クールの誕生」の演奏陣として参加しています。
1949年時点ではJ.J.Johnsonはモダンジャズトロンボーン奏者における第一人者としての地位を確立していました。
一方Kai Windingは常にJ.J.Johnsonsの後塵を拝すことになりました。
当時、一般的にはモダンジャズコンボの編成においてトロンボーンはリード楽器としては珍しい存在と考えられていました。
1954年、プロデューサーのOzzie Cadenaは2人のトロンボーンによる合奏を提案しました。
Kai WindingとJ.J.Johnsonによる双頭バンドのレコーディングは、Ozzie CadenaのSavoyでの最初の仕事になりました
昨年、Ozzie Cadenaについて投稿しています。
時間があればこちらをクリックして下さい。
その後、2人の双頭バンドはジャズクラブで人気を博し、「J&K」として今日でもジャズファンには親しまれています。

Here is J J Johnson & Kai Winding Quintet play “Lament”.(1954)
J.J. Johnson, Kai Winding (tb), Billy Bauer (g), Charles Mingus (b), Kenny Clarke (ds)

Here is Chris Connor sings “I Concentrate On You”.
Chris Connor(vo)J.J.Johnson,Kai Winding(tb)Herbie Mann(fl,ts)
Ralph Sharon(p)Joe Puma(g)Milt Hinton(b)Osie Johnson(ds)
April,1955

The early Kai Winding(4)

July 11.2017

Kai Winding participated in some early bebop sessions such as Tadd Dameron’s recordings,and also recorded his leader sessions.

Today I will introduce his leader’s recordings from in 1946 to in 1953.

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In January 1946 Kai and Stan Getz had recordings on Savoy label as “Kai’s Krazy Kats”.

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Photo by The Guardian

Recently these recordings reissued by Mosaic label as “Classic Savoy Be-Bop Sessions 1945-49.”

In April 1949 Kai and Gerry Mulligan with George Wallington recorded  four tunes on Roost label.

They adopted “Wallington’s Godchild” by George Wallington.

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Photo above of The Miles Davis nonet as ‘Birth of the Cool,’ from left, Bill Barber, Junior Collins, Kai Winding, Max Roach (obscured behid screen), Al Haig (at piano) by courtesy of All About Jazz

It was first performed by Miles Davis and His Orchestra in 1948 and was recorded “Birth of the Cool” by Miles Davis.

In May 1951 Kai and Brew Moore recorded again at Roost label.

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We can hear these four tunes on Youtube,which are added previous Roost recordings(1949).

In March 1952 Kai recorded again four tunes at Savoy label.

Lou Stein(p), and (b), Tiny Kahn(ds), Al Young(bgs,timbales)

Unknown

As a matter of course these recordings are not included “Classic Savoy Be-Bop Sessions 1945-49”.

In June 1953 Kai and Howard McGhee “Kai Winding and his Birdlanders” cut four tunes  at MGM label.

 

Photo by courtesy of Jazzinphoto(WordPress)

1940年代の後半、Kai Windingは Tadd Dameronによる初期のバップセッションに参加すると共に、自分をリーダーとする録音を行なっていました。

今日は1946年から1953年までのリーダ作品を順番に紹介していきたいと思います。

1946年1月Kai WindingとStan Getz はSavoyレコードに「 Kai’s Krazy Kats」の名前でレコーディングを行いました。

最近、これらの録音は別テイクを含め「 Classic Savoy Be-Bop Sessions 1945-49」としてMosaicレーベルで発売されています。

1949年4月Kai WindingとGerry MulliganはGeorge Wallington と共にRoostレコードに4曲録音しました。
Gerry Mulliganの提案と推測しますがGeorge Wallingtonが作曲した「Wallington’s Godchild」を取り上げています。

この曲は1948年にMiles Davis and his Orchestraによって初めて演奏され「Birth of the Cool」の中で再演されています。

1951年5月Kai WindingはBrew Mooreと組み再びRoostに録音しました。
この時の4曲は1949年のRoost録音に追加される形で最近Youtubeにアップされました。正確な録音データを記載しておきます。(Youtubeの記載データには誤りがあります)

1952年3月Kai Windingは再びSavoyレコードに4曲録音しています。
音源を紹介できないですが参加メンバーを記載しておきます。
Lou Stein(p), and Eddie Safranski(b), Tiny Kahn(ds), Al Young(bgs,timbales)

当然ですがこれらは「Classic Savoy Be-Bop Sessions 1945-49」に収録されていません。

1953年6月Kai Windingは「Kai Winding and his Birdlanders」という名前で Howard McGheeと共演しています。リズム陣はMJQです。

Here is Kai Winding’s New Jazz Group play “Sweet Miss”.
Shorty Rogers(tp),  Kai Winding(tb), Stan Getz(ts),  Shorty Allen(p), Iggy Shevack(b), Shelly Manne(ds),  December 14, 1945

Here is Kai Winding Sextet plays “Wallington’s Godchild”.
Kai Winding (tb), Brew Moore (ts), Gerry Mulligan (bs), George Wallington (p), Curley Russell (b), Max Roach (d). NYC, April 1949.

Here is Kai Winding plays “Night On Bop Mountain”.
Jerry Lloyd(tp),Kai Winding(tb),Brew Moore(ts),Gerry Mulligan(bs), George Wallington(p), Curley Russell(b) Roy Haynes(ds),  August 23, 1949

Here is Kai Winding’s Band play “I’m Shooting High”.
Kai Winding(tb),Warne Marsh(ts),Billy Taylor(p),Jack Lesberg(b),Charlie Perry(ds),  April 27,1951

Here is Gerry Mulligan & Kai Winding All Stars ‎– Modern Jazz Spectacular
[SIDE ONE]“Wallington’s Godchild”“Bop City”“Sleepy Bop”“Crossing The Channel”.
Kai Winding (tb), Brew Moore (ts), Gerry Mulligan (bs), George Wallington (p), Curley Russell (b), Max Roach (d). NYC, April 1949.

[SIDE TWO]“Honey”“Someone To Watch Over Me”“Harem Buffet”“Cheek To Cheek”.
Kai Winding(tb), Brew Moore(ts),Lou Stein(p), Jack Lesberg(b), Don Lamond(ds) NYC, May 31,1951

Here is Kai Winding’s Birdlanders plays “That a Plenty”.
Kai Winding(tb), Howard McGhee(tp),Eddie Shu(ts),John Lewis (p),Percy Heath(b),Kenny Clarke(ds) NYC,June 1953,

The early Kai Winding(3)

July 10.2017

Photo above of Stan Kenton, Kai Winding, Eddie Safranski, Pete Rugolo, and Shelly Manne by Library of Congress

After he worked with Benny Goodman’s band, he joined Stan Kenton’s orchestra.

In those days Stan Kenton was looking for a featured trombonist.

The trombone section didn’t have an identifiable sound until that time.

Kai Winding gave it the unique sound that remained with the orchestra.

Photo by Wikipedia

Pete Rugolo wrote some terrific arrangements for trombone section.

In addition the leader employed excellent talents such as Eddie Safranski and Vido Musso and Shelly Manne  at that time.

Their sound had been leading to a permanent change in the Kenton sound.

When Kenton broke up in 1946, Kai decided to play with Charlie Ventura’s jazz combo.

Again after 18 months he left Charlie Ventura and joined Woody Herman for a short period.

Photo above of Charlie Ventura and Billy Bauer and Chubby Jackson by courtesy of Jazz Guitar’s Hidden Giant

Photo above of Woody Herman, Chubby Jackson, and Abraham Rosen by courtesy of Library of Congress(Gottlieb, William P. collection)

Then he moved to the 52nd Street area.

He formed his own combos which included Brew Moore and George Wallington.

When Chubby Jackson led a studio big band,he had his first sessions with J.J. Johnson.

Photo above of J.J.Johnson by amazon.com

Kai Winding はBenny Goodman’s bandを退団した後、Stan Kenton Orchestraに入団しました。
その当時Stan kentonはトロンボーンセクションのサウンドに満足しておらず、優秀なトロンボーン奏者を探していました。
Kai Winding の加入によって、Stan Kenton Orchestraに新しいサウンドが生まれました。
Kai Winding のソロ演奏を活かすために多くの曲が作曲され演奏されました。
Pete Rugoroはトロンボーンセクションを前面に出した素晴らしい編曲をStan Kenton Orchestraに提供しました。
加えて、同時期にEddie SafranskiやVido Musso、Shelly Manneなどの優秀な演奏家も在籍していました。
彼らはStan Kenton楽団のサウンドを大きく変化させました。
1946年、Stan Kentonが個人的な理由でバンドを解散すると、Kai Winding はCharlie Venturaのグループで演奏するようになりました。
そして1年半経過後、Woody Herman楽団に短期間でしたが加入しています。
その後、彼の活動の場所はNY52番街に移動しました。
初めて彼自身のコンボを Brew MooreやGeorge Wallingtonと共に結成しました。
そしてChubby Jacksonがレコーディンの為に big bandを編成した時に、J.J. Johnsonと初めて共演することになりました。

Here is Stan Kenton orchestra play “Artistry in Percussion”.

Here is Stan Kenton orchestra play “Artistry In Bolero”.

Here is Charlie Ventura with Kai Winding “East Of Suez”.
Charlie Ventura(ts), Kai Winding(tb),Lou Stein(p),Bob Carter(b),Shelly Manne(ds),Buddy Stewart(vo)   September 11,1947

Here is Kai Winding & His Sextet play “Bop City”.
Kai Winding (tb), Brew Moore (ts), Gerry Mulligan (bs), George Wallington (p), Curley Russell (b), Max Roach (d). NYC, April 1949.