タグ別アーカイブ: Louis Armstrong

神戸ジャズ愛好会9月例会(2019年9月22日) 特集『Columbiaレーベルの名演』③

September 28,2019

『Columbiaレーベルの名演』3回目はN瀬氏と小生が持参した演奏をご紹介します。

・N瀬氏
コロンビアの代表的な歌手による珍盤をご紹介されました。

Photo by YouTube

Here is Darlene Edwards sings “Autumn In New York” with Jonathan Edwards(piano).

ジョナサンのピアノは超絶下手で、奥様ダーレンは酷い音痴です。2人の本当の名前は添付の曲でご確認下さい。

Here is Darlene Edwards sings “It’s Magic” with Jonathan Edwards(piano).

・平野

1.Fletcher Henderson「挫折の研究」

Here is Fletcher Henderson and His Orchestra play “Sugar Foot Stomp”.
Fletcher Henderson(p,dir) Elmer Chambers, Joe Smith, Louis Armstrong(tp) Charlie Green(tb) Buster Bailey(cl,as) Don Redman(cl,as,arr) Coleman Hawkins(cl,ts) Charlie Dixon(bj) Bob Escudero(tu) Kaiser Marshall(ds) New York, May 29, 1925

2. Charlie Christian(el-g)「Benny Goodman Sextet 1939」

Photo by YouTube

Here is Benny Goodman Sextet play ”Soft Winds”.
Benny Goodman(cl) Lionel Hampton(vib) Fletcher Henderson(p) Charlie Christian(el-g) Artie Bernstein(b) Nick Fatool(ds) New York, November 22, 1939

3.Bobby Hackett「Jazz Session」

Here is Bobby Hackett play “What A Difference A Day Made”.
Bobby Hackett(tp), Charlie Queener(p), Danny Perri(g), Bob Casey (b), Cliff Leeman(ds) September 13,1950

4.Joe Bushkin「Piano After Midnight」

Here is Joe Bushkin Quartet play “If I Had You”.
Joe Bushkin (p),Buck Clayton (tp),Eddie Safranski (b),Jo Jones (ds) July 31. 1951

日本盤解説も面白いので添付しました。

神戸ジャズ愛好会9月例会(2019年9月22日) 特集『Columbiaレーベルの名演』①

September 23,2019

今月のテーマ『Columbiaレーベルの名演』

・Y濑氏
(当日配付されたレジュメの記載を編集せず転載しました)

奇跡の名盤「カーネギーのグッドマン」
1938(昭和13)年1月16日にベニー・グッドマンがクラシック音楽の殿堂だったカーネ ギーホールで敢行したコンサートは、その歴史的な意義付けに留まらず、舞台に置かれた1本のマイクが秘かに拾っていた音がCBSに残され、長い眠りを経て1950年に33回転のLP技術と出会い、記録的な大ヒットとなる劇的な展開をみせました。
1956(昭和31)年の映画「グッドマン物語」も見た記憶もあるのですが、貧乏学生でL Pに手も出せなかった小生が、初めてコンサートの全容を聴いたのは1990年代に入ってからのSONYの日本版で、2枚組CDで5000円。油井正一の解説で、出演者への報酬配分は演奏小節で割り出し、ジーン・クルーパが最も多かったなどと書かれています。97年の再発時は3000円、 そして2000年に「完全版」が出て、それまで「録音不良で省略」とされていた2曲やグッドマン自身の曲紹介も収録が売りでした。
今回は完全版を冒頭からと思ったのですが、冒頭のグッドマンのコメントは1950年時点のものですし、削除曲はそれなりの理由があったようで、LP(あるいは初CD化当時のまま、頭からなじみの15分弱をお聴きください。

「その手はないよ→ワンオクロック・ジャンプ→ジャズの20年(センセイション・ラグ、
私はヴァージニアへ、恋人がほほ笑めば、シャイン)」

(録音全編を添付致します)

Here is Benny Goodman: January 16, 1938 Carnegie Hall (Full Concert)

本録音については、IAJRC(International Association of Jazz Record Collectors)の記事で詳しく記載されています。(2006年8月) (以下、録音時の秘話を引用します)

録音に際しては放送局の回線を極秘に使いました。その当時、CBSは毎週日曜日のニューヨーク・フィルの演奏を放送するためにカーネギーホールに常設の放送回線を設置していました。BGコンサートはCBSの電話線を通じてホールから離れたARS(Advertisers ‘Recording Service)スタジオで所謂「ダイレクトカッティング」されたようです。

Photo by The Famous 1938 Carnegie Hall Jazz Concert” by Jon Hancock

・T川氏

(当日補足資料として配付されたレジュメを添付致しました)

1. Here is Lillie Delk Christian with Louis Armstrong and his Hot Four play “You’re A Real Sweetheart”.
Lillie Delk Christian(vo) Louis Armstrong(cnt) Jimmie Noone(cl) Earl Hines(p) Mancy Cara(bj) Chicago, June 26, 1928

2. Here is The Original Cresent City Jazzers play “Carry It On Down”.
St.Louis November 261925(0keh 9410-A)

3. Here is Chas. Creath’s Jazz-0-Mamiacs play “Market Strteet Blues”.
St.Louis December 2,1924

4. Here is Kid Ory Creole Jazz Band play “At A Georgia Camp Meetig”.

5.Here is The Harlem Footwarmers(Duke Ellington) play “Mood Indigo”.

ブログ作成者も同じレコードを所蔵していました。

Columbia House Party Series(神戸ジャズ愛好会9月例会関連)

September 17,2019

1955年、コロンビアレコードは「House Party Series(ハウス・パーティー・シリーズ)と呼ばれる新しいシリーズ(10インチ盤)を発売開始しました。

レコードジャケットの左上隅に「House Party」とデザインされたロゴも有名です。

詳細は「Columbia House Party Series (CL 2501 to CL 2606) 1955-1956」をご覧下さい。

こちら ▶️

Photo by Discogs

上記添付のレコードはレコードコレクターズ創刊第2号巻頭「RANDOM MEMORANDUM」に紹介されていました。岡郷三氏の記載を添付させて頂きます。

レコードコレクターズ創刊第2号6ページを撮影しました。

YouTubeで全曲公開されています。(下記に添付しました)

こちら ▶️  Columbia House Party (Full Album) Released in 1955

Photo by Discogs

Photo by Discogs

 

大阪ジャズ同好会第38回例会(2019年8月11日) 特集「また暴挙ご容赦様々なSUMMERTIME 60分」

August 15,2019

また暴挙ご容赦様々な「SUMMERTIME 」60分 解説 吉瀬拓雄氏

(当日配布されたレジュメを転載します)
昨年2月の「オール・オブ・ミー」に続いてまた1曲集中特集の最挙。60年余り前の学生時代、 松竹座裏の「ジャズ・ミー」で「この曲ナニ?」と尋ねた「サマータイム」です。 ご存じの通りガーシュインが1935年に作曲した「ポーギーとベス」冒頭の子守歌。現在までに2600バージョンが出ているそうですが、実は「これがその時に聴いた演奏」と言い切れる音には、いまだ出会えないでいます。「夏近し」の季節に免じてご容赦の上、 折にふれて集めた音源から、様々なアレンジや個性をお楽しみ頂ければ幸いです。

◆子守唄には似つかわしくないトランペットの3連発から

Henry “Red” Allen

Henry “Red” Allen (tp) Earl Warren (cl,as) Coleman Hawkins (ts) Marty Napoleon (p) Chubby Jackson (b) George Wettling (ds) New York, August 7, 1958

Charlie Shavers

Charlie Shavers (tp) with large studio orchestra, Sy Oliver (arr,cond)
New York, June, 1955 (Bethlehem BCP27)

Miles Davis

◆ペットのルイとエラがデュエットしビリーとサラも歌います

Ella Fitzgerald & Louis Armstrong

ブログ作成者から追加させて下さい。
Here is Ella Fitzgerald sings ”Summertime”. (1968)

Billie Holiday

Billie Holiday (vcl) ,Bunny Berigan (tp), Artie Shaw (cl) ,Joe Bushkin (p) ,Dick McDonough (g) ,Pete Peterson (b) ,Cozy Cole (ds)  New York, July 10, 1936

Sarah Vaughan

◆続いては男声の大御所ピングとシナトラに混声のプラターズ

Bing Crosby

Frank Sinatra

The Platters   (1990年殿堂入りした男4人女1人混声グループ)

◆ゴスペル、男女のロックやR&Bシンガーの登場です

・Mahalia Jackson

ブログ作成者から追加させて下さい。
Here is Mahalia Jackson sings ”Summertime”. (1960)

・Janis Joplin

Paul McCartney

Aaron Neville

Photo by Discogs

◆大震災前に「津軽弁ジャズ」で東北を巡演していたこの入をぜひ

・伊藤君子

当日紹介された「津軽弁ジャズ」の音源は提供出来ません。代替として伊藤君子さんのコメントと『A Touch Of Love(1994年)』から添付させて頂きます。

「津軽弁ジャズ ジャズだべ!ジャズださ!」(PRコメント)

Here is Kimiko Itoh sings “Summertime”.

伊藤君子(vo),Michael Brecker(ts), 日野皓正(Cor,Flh) ,Eddie Gómez(b),Steve Gadd(ds), 佐藤允彦(p) 松木恒秀(g) 1985年11月12日録音

(レジュメ末尾のコメント)
女性歌手では他にカーメン・マクレエ、ジュリー・ロンドン、メリー・フォード、ヘ レン・メリル、キリ・テ・カナワ、ナラ・レオン、チャカ・カーン、アニタ・ベイカー 、オリビア・ニュートンジョン、沖山秀子、矢代亜紀ら。男性でキャブ・キャロウェー、
SAM&DAVE、ゴールデン・ゲイトトリオ、アル・マルティノペリー・コモ、アンデ ・ウイリアムス、サム・クック、レイ・チャールス、ジョージ・ベンソン、ジョニー・ ハートマン。ウイリー・ネルソン、パリー・マニロウ、ガエターノ・ヴェローソらも。

第25回神戸ジャズサロン(2019年6月30日)②

July 02,2019

第25回神戸ジャズサロン「ビッグバンド(ラージ・アンサンブルの醍醐味を楽しみましょう)」に参加しました。今回は3人のベテラン会員による選曲をご紹介します。

・Y瀬氏
テッド・ヒース楽団(Ted Heath)

グレン・ミラーに憧れ全米ツアーも果たしたテッド・ヒース楽団を4曲ご紹介されました。

Here is Ted Heath And His Big Band play ”St. James Infirmary”.

Here is Ted Heath And His Big Band play ”Dark Eyes”.

Here is Ted Heath And His Big Band play ”Caravan”.

Here is Ted Heath And His Big Band play “High Society”.

尚、Y瀬氏は大阪ジャズ同好会8月例会で特集を担当されます。

日時:2019年8月11日(日)14時~17時
場所:ジャズ喫茶「ディアロード」
特集:「また暴挙ご容赦〜さまざまなSUMMERTINE で60分』

昨年2月の「ALL OF ME」に続いて1曲集中特集。今回は ガーシュインの 「サマータイム」です。ご存じの通り、1935年作曲のフォークオペラ「ポ ギーとベス」冒頭で歌われる子守唄。名手たちがそれぞれの思いを寄せ、アレンジを加えて奏で、歌い上げるその多彩さで、退屈さとは無縁だろうじていますが・・・。その際は「夏来たる」季節に免じてご容赦を。

・N瀬氏

ウディ・ハ ーマン楽団

今回ご紹介された「Woody’s Winners」のジャケットデザインが大好きで、自宅では額に入れて飾っておられるそうです。(Bill ChaseとDusko Goykovichが在籍していました)

Here is Woody Herman And His Orchestra play “Greasy Sack Blues”.
Bill Chase, Don Rader, Dusko Goykovich (tp,arr) Gerry Lamy, Bobby Shew (tp) Frank Tesinsky, Don Doane, Henry Southall (tb) Woody Herman (cl,as,ss,vcl) Sal Nistico, Gary Klein, Andy McGhee (ts) Tom Anastas (bar) Nat Pierce (p,arr) Tony Leonardi (b) Ronnie Zito (d)
Live “Basin Street West”, San Francisco, CA, June 28, 29 & 30, 1965

Greasy sack blues

Here is Woody Herman And His Orchestra play “Opus de Funk 〜Blue Flame”.
Members of the recording are the same as above.

Opus de funk〜Blue Flame

上記録音の翌月(ディスコグラフィーで確認)に撮影された映像を添付します。

Here is Woody Herman And His Orchestra ”Live In Antibes”(1965)
Ron Myers (tb) replaces Frank Tesinsky
“Jazz Festival”, Antibes, France, July 28, 1965

・T川氏

ウディ・ハ ーマン楽団

Here is Woody Herman And His Orchestra play ”Early Autumn”.
Woody Herman And His Orchestra:
Stan Fishelson, Bernie Glow, Marky Red Rodney, Ernie Royal (tp) Shorty Rogers (tp) Bill Harris, Earl Swope, Ollie Wilson (tb) Bob Swift (b-tb) Woody Herman (cl,as,vcl) Sam Marowitz (as) Al Cohn, Zoot Sims (ts,arr) Stan Getz (ts) Serge Chaloff (bar) Terry Gibbs (vib,vcl,arr) Lou Levy (p) Chubby Jackson (b,vcl) Don Lamond (ds)Ralph Burns (arr) New York, December 30, 1948

アール・ハインズ楽団

Here is Earl Hines And His Orchestra play ”Sister Kate”.
Shirley Clay, George Mitchell (cnt) William Franklin (tb,vcl) Lester Boone (cl,as,bar) Toby Turner (cl,as) Cecil Irwin (ts,cl,arr) Earl Hines (p,vcl) Claude Roberts (bj,g) Hayes Alvis (tu,vcl,arr) Benny Washington (ds) Chicago, February 24, 1929

The Charleston Chasers

Here is The Charleston Chasers play “Basin Street blues”.
Ruby Weinstein, Charlie Teagarden (tp) Glenn Miller (tb) Jack Teagarden (tb,vcl) Benny Goodman (cl) Sid Stoneburn (as) Larry Binyon (ts) Arthur Schutt (p) Dick McDonough (g) Harry Goodman (b) Gene Krupa (ds) New York, February 9, 1931

上記“Basin Street blues”でのボーカル(Jack Teagarden)については、「ルイ・アームストロングの録音(1928年)に歌詞を付け加えた」というお話がございました。

Here is Louis Armstrong & His Hot Five play “Basin Street Blues”.
Louis Armstrong (tp,vcl) Fred Robinson (tb) Jimmy Strong (cl) Earl Hines (p) Mancy Carr (bj) Zutty Singleton (ds) Chicago, 4 December, 1928

ブログ作成者からレッド・ニコルス楽団での録音(Jack Teagardenボーカル)も追加させて頂きました。

Here is Louisiana Rhythm Kings play “Basin Street Blues”.
Red Nichols (cnt,) Jack Teagarden (tb,vcl) Pee Wee Russell (cl) Bud Freeman (ts) Joe Sullivan (p) Dave Tough (d) New York, June 11, 1929

The New Orleans Ragtime Orchestra

ブルック・シールズを一躍スターにした『プリティ・ベビー』(ルイ・マル監督/1978年制作)のサウンドトラックから「Heliotrope Bouquet」をご紹介されました。(音源は手元にございません)

ニューオーリンズの「ストーリーヴィル」を舞台とした映画『プリティ・ベビー』の予告編を添付します。こちら▶️

又、上記映画とは関係ありませんが、The New Orleans Ragtime Orchestraの映像も添付します。

Here is The New Orleans Ragtime Orchestra ”Live – 1970”.

Lionel Ferbos(tp),Orange Kellin(cl),William Russell(violin)
Paul Crawford(tb), Lars Edegran(p),James Prevost(b),Josiah “Cie” Frazier(ds)

バイオリンはジャズ研究家のWilliam Russellです。

William Russellについては下記サイトを是非ご覧下さい。

こちら ▶️

大阪ジャズ同好会第35回例会概要(3)特集「ルイ・アームストロング~名演の軌跡」

February 17,2019

特集は「ルイ・アームストロング~名演の軌跡 (解説寺本 泰規氏)」でした。

以下、寺本氏作成のレジュメを編集せず転載致しました。尚、文中の写真は寺本氏の解説に沿ってブログ作成者が添付致しました。

ジャズの歴史においてルイ・アー ムストロングが果たした役割は非常に大きいものがありますが、そのことをジャズファンはどれだけレコードを聞いて理解している人がいるでしょうか。今日は彼の偉大さを全盛期の レコードを丹念に聴くことによってたどってみたいと思います。
さて彼が最初の大きなステップを踏み出すのはキング・オリバー楽団に入団してからでした。まず最初にキング ・オリバーとの共演を聞いていただきましょう。

1. 「Dipper Mouth Blues」(April 6,1923)(2:38)
King Oliver’s Creole Jazz Band
King Oliver, Louis Armstrong (cor) Honore Dutrey(tb) Johnny Dodds(cl) Lil Hardin(p) Bady Dodds(ds)

このころはまだオリバーの影響下にあるプレイを展開していますが、1924年2月5日に結婚したリル・ハ ーディンに励まされ、1924年6月にはオリバー楽団を退団し、同年9月誘いを受けたフレッチャー・ヘンダーソン楽団に入団します。次の演奏は彼のヴォーカルを最初に記録した演奏と言われています。最初のコーラスから彼の素晴らしいトランペットが聞かれます。

Here is King Oliver’s Creole Jazz Band play “Dipper Mouth Blues”.

2.「Everybody Loves My Baby」(take 3)(Nov.22,1924)(2:53)
Fletcher Henderson & His Orchestra
Louis Armstrong, Elmer Chambers, Howard Scott(tp) Charlie Green(tb) Buster Bailey(cl, as, sop) Don Red man(cl, as, oboe,arr) Coleman Hawkins(cl,ts) Fletcher Henderson(p,arr) Charlie Dixon(bj) Ralph Escudero(tu) Kaiser larshall(ds) Louis Armstrong(vcl)

ヘンダーソン楽団に在団中にベッシー・スミスの伴奏者として録音を残していますが、次の曲では二人はまるで会話をしているみたいで、正にインタープレイを繰り広げています。

Here is Fletcher Henderson & His Orchestra play “Everybody Loves My Baby”.

3.「St. Louis Blues] (Jan.14,1925)(3:10)
Bessie Smith(vo) Louis Aristrong(cor) Fred Longshaw(harmonium)

St.Louis Blues

1925年11月初めにヘンダーソン楽団を退団しますが、もう一曲ヘンダーソン楽団での演奏を聴いていただきましょう。彼のソロイストとしての力量が分かるものとなっています。

4.「Sugar Foot Stonp」(May 29,1925)(2:49)
Fletcher Henderson & His Orchestra
Coleman Hawkins(cl,ts) Louis Aristrong(ct) Elier Chambers, Joe Smith(tp) Charly Green(tb) Buster Baily(ts) Don Redman(as, ts, arr) Fletcher Henderson(lead + p) Charlie Dixon(bj) Ralph Escuderos(tu) Kaiser Marshall(ds)

 

自分のバンドを組んで演奏した「12番街のラグ」は、通常もう少し速いテンポで演奏されるのですが、ここでは思い切った遅いテンポで演奏されます。音のタイミングの取り方などを聞くと正にジャズです。この演奏スタイルが後の「ウエスト・エンド・ブルース」等の名演つながっていくのです。

5.「Twelfth Street Rag」(May 11,1927)(3:10)[master W.80864-A]
Louis Armstrong Hot Seven
Louis Armstrong(cor) John Thomas(tb) Johnny Dodds(cl) Lit Hardin Armstrong(p) Johnny St.Cyr (banjo,g) Pete Briggs(tuba) Baby Dodds (ds)

Here is Louis Armstrong Hot Seven play “Twelfth Street Rag”.

さてこれからの3曲はジャズの歴史の中でもとっておきの名演と言われる演奏です。「West End Blues」は後にビリー・ホリディがこの曲を聴いて感動した様子を語っています。「Weather Bird」は当時としては珍しいピ アノとのデュオで、アール・ハインズとの素晴らしいインタープレイが繰り広げられます。最後の「Tight Like This」は彼の演奏の中でも頂点に位置する演奏です。演奏の最初から曲のクライマックスに持って行くその構成カにはただただ脱帽するしかありません。

Photo by Discogs

Photo by the movie New Orleans

6.「West End Blues」(June 28,1928)(3:15) [master W.400967-B]
Louis Armstrong Hot Five
Louis Aristrong(tp, vo) Fred Robinson(tb) Jimmy Strong(cl,ts) Earl Hines(p) Mancy Carr(banjo) Zutty Singleton(ds)

Here is Louis Armstrong Hot Five play “West End Blues”.

 WEST END BLUES

7.「Weather Bird」(Dec.5,1928)(2:48)[master W.402199-A]
Louis Armstrong(tp) Earl Hines(p)

Here is Louis Armstrong and Earl Hines play “Weather Bird”.

8.「Tight Like This」(Dec.12,1928)(3:25) [master .W.402226-C]
Louis Armstrong Hot Seven
Louis Armstrong(tp,vo) Fred Robinson(tb) Jimmy Strong(cl, ts) Don Redman(cl,as, spoken Introduction) Earl Hines (p, Spoke Introduction) Mancy Carr(banjo) Zutty Singleton(ds)

Here is Louis Armstrong Hot Seven play “Tight Like This”.

TIGHT LIKE THIS

次の曲では原曲を感じさせないほどメロディを崩して歌い演奏するサッチモが聴けます。記譜されたメロディはほとんど出ずに、ほぼ即興で歌われています。彼以前にこのように歌った歌手がいたでしょうか。この面からも彼の革新性が発揮されています。

9.「Sweetheart On Parade」(Dec,23,1930)(3:11) [master W.404417-A]
Louis Armstrong & His Orchestra
Louis Armstrong(tp, vo) Les Hite(conductor, as, bass sax) George Orendorff(tp) Harold Scott(tp) Luther Craven(tb) Marvin Johnson(as) Cha rlie Jones(ts, cl) Henry Prince(p) Bill Perkins(banjo, steel guitar) Joe Bailey(tuba.b) Lionel Hampton(ds.vib)

Here is Louis Armstrong & His Orchestra play “Sweetheart On Parade”.

今度は2つのスタンンダードナンバーを聞いていただきます。これらの曲で彼のヴォーカリストとしての非凡な才能がうかがえます。演奏も非常にリラックスしており、流れるような演奏にウットリさせられます。

10.「I’ve Got The World on A String」(Jan,26,1933)(3:16) [ master BS-75891-1]

Here is Louis Armstrong & His Orchestra play “I’ve Got The World on A String”.

11.「I Gotta Right “To Sing The Blues」(Jan,26,1933) (3:;05) [master BS-75892-1]
Louis Armstrong & His Orchestra
Louis Armstrong (tpt,vo) Elmer Whitlock(tp) Zilner Randolph(tp) Keg Johnson(tb). dois Scoville Brown(cl, as) George Oldham(cl,as) Budd Johnson(cl, as) Teddy Wilson(p) Nike McKendrick(g, banjo) Bill Oldham(b, tuba, tb) Yank Porter(ds)

 I GOTTA RIGHT TO SING THE BLUES

同じ時期の演奏をもう一曲聴いていただきますが、この曲では全編スキャットで唄っており珍しいものとなっ ています。

12.「Basin Street Blues」(Jan.27,1933)(3:27) [master BS-75103-1]
Louis Armstrong & His Orchestra
Louis Armstrong(tp,vo) Elmer Whitlock(tp) Zilner Randolph(tp) Keg Johnson(tb) cb Scoville Brown(cl,as) George Oldham(cl,as) Budd Johnson(cl,as) Teddy Wilson(p) Mike McKendrick(g, banjo) Bill Oldham(b, tuba, tb) Yank Porter(ds)

1940年代に入ると彼は自分のオールスターズを編成し、数々のライブ録音やスタジオ録音を残しその中には名演と呼ばれるものありますが、彼のジャズ界における革新性という意味では既に役割を終えていると思います。50年代以降は大物との共演もありますが、1957年に先立つエラ・フィッツジェラルドとの共演がある ので楽しんでください。

Photo by Discos

13.「Dream A Little Dream Of Me」(Aug,25,1950)(3:04) [master 76750]
Louis Armstrong & His Orchestra
Louis Armstrong (tp,vo) Ella Fitzgerald(vo) Sy Oliver(conductor, arr) Paul Webster(tp) Hank D’Amico(cl) Frank Ludwig(ts) Hank Jones(p) Everett Barksdale(g) Ray Brown(b) Johnny Blowers(ds)

 

最後は日本に初めて来たときの珍しいライブ演奏を聴いていただきましょう。この演奏はQueen Discという私家版レーベルでLP化されました。当時の歓迎ぶりが録音からもうかがえます。

14.「When It’s Sleepy Time Down South」(Dec.31,1953)(4:50)(Live in Yokohama)
Louis Armstrong All Stars
Louis Armstrong(tp, vo) Trummy Young(tb) Barney Bigard(cl) Billy Kyle(p) Milt Hinton(b) Kenny Jones(ds)

Photo by courtesy Daniel Richard

サッチモの名演の軌跡をたどってきましたが、今一度彼の偉大さを再認識していただけたのなら幸いです。

使用音源について

1. King Oliver / The Great 1923 Gennetts] (Herwin 106) (LP)
2. CA Study in Frustration / The Fletcher Henderson Story) (ECJ55680) (CD)
3. TA Portrait of Bessie Smith 1925-1933) (Col. 20AP1477) (LP)
4. CA Study in Frustration / The Fletcher Henderson Story] (ECJ55680) (CD)
5. [Louis Armstrong / His Greatest Years vol.2] (Odeon OR-8003) (LP)
6. [Louis Armstrong / His Greatest Years vol.4] (Odeon OR-8005) (LP)
7. [Louis Armstrong / His Greatest Years vol.4] (Odeon OR-8005) (LP)
8. TLouis Armstrong / His Greatest Years vol.4] (Odeon OR-8005) (LP)
9. [Louis Armstrong / Louis in Los Angels 1930] (Swaggie S1265) (LP)
10. [Louis Armstrong – Immortal (RCA RA-13~16) (LP)
11. [Louis Armstrong – Immortal] (RCA RA-13~16) (LP)
12. I Louis Armstrong – Immortal] (RCA RA-13~16) (LP)
13. TLouis #Satchmo” Armstrong & His Friends (Decca VIN-5588(MONO)) (LP)
14. [Louis Armstrong “Live” in Yokohama (Queen Disc Q 032) (LP)

参考文献
「モダンジャズの伝統」(The Jazz Tradition by M.Williams)(荒地出版社1971年)

Gordon Jenkins on Decca Records

September 14,2018

Photo of Gordon Jenkins

 

最近ネットラジオで「Dick Haymes: Sinatra’s Shadow」という放送を聴きました。この番組ではゴードン・ジェンキンス(Gordon Jenkins)についても語られていました。

上記ラジオ放送は  こちら 

Gordon Jenkinsはキャピタル時代のフランク・シナトラとの共演盤が有名ですが、デッカ時代にも有名歌手と多くの名曲を録音しています。

今回、デッカレコード専属時代のGordon Jenkinsが関わった録音からブログを作成しました。

最後に添付したThe Weavers(ピート・シーガーが参加)については門外漢でありますので余計なコメントは記載しておりません。

尚、Gordon Jenkinsについては1年前の拙ブログ(4回連載)も併せてご覧頂ければ嬉しいです。

1. https://wp.me/p6X2wH-3DJ

2. https://wp.me/p6X2wH-3Ex

3. https://wp.me/p6X2wH-3EM

4. https://wp.me/p6X2wH-3Fv

Photo above of Woody Herman by Wikipedia

Isham Jonesは歌手としてWoody Hermanを採用しました。
Here is Isham Jones Orchestra and Woody Herman sing “There is no greater love”.
Clarence Willard, Chelsea Qualey (tp) Wendell deLory, Russ Jenner (tb) Joe Bishop (tu,arr) Tommy Macey, Don Watt (cl,as) Woody Herman (cl,as,bar,vcl) Vic Hauprich, Saxie Mansfield (ts) Howard Smith (p,arr) George Wartner (g) Eddie Stone (vln,vcl,arr) Vince Allotta (vln) Nick Hupfer (vln,arr) Walt Yoder (b) Walter Lageson (d), Gordon Jenkins (arr) Isham Jones (dir) New York, February 3, 1936

 

下記の曲は大ヒットしました。シナトラの好敵手です。
Here is Dick Haymes (with Gordon Jenkins Orchestra) sings “Little White Lies”.
New York 1948

Peggy Leeのデッカ盤ではなくElla Fitzgerald による“Black coffee”です。
Here is Ella Fitzgerald sings (with Gordon Jenkins Orchestra) “Black coffee”.
Ella Fitzgerald (vcl) with Gordon Jenkins Orchestra, Gordon Jenkins (cond) New York, April 28, 1949

 

コロンビア盤のRay Ellis(楽団)の編曲と比べて下さい。
Here is Billie Holiday (with Gordon Jenkins And His Orchestra) sings “You’re my thrill”.
Bobby Hackett (tp) Milt Yaner (cl,as) John Fulton (fl,cl,ts) Bernie Leighton (p) Tony Mottola (g) Jack Lesberg (b) Bunny Shawker (d) + five strings Billie Holiday (vcl) Gordon Jenkins (cond) New York, October 19, 1949

 

ディスコグラフィーを読んで二人の組み合わせを初めて知りました。
Here is Hoagy Carmichael (with Gordon Jenkins And His Orchestra And Chorus) sings “Sacramento.
Hoagy Carmichael (vcl) acc by orchestra and chorus, Gordon Jenkins (dir)
Los Angeles, March 1, 1951

 

当時の看板スターはサッチモです。
Here is Louis Armstrong (with with studio orchestra and Gordon Jenkins(cond) )sings “Jeannine, I Dream Of Lilac Time”.
U.S. Royal Showcase: (Tv Show): NBC tv studio, New York City, June 8, 1952

 

この歌手を出さないと叱られます。
Here is Peggy Lee (with Gordon Jenkins (cond) sings “Sans souci”.
Los Angeles, July 31, 1952

 

下記文章は「Songwriters Hall of Fame」から引用しました。 HPは こちら

In 1938, he moved to California, where he worked for Paramount Pictures. In 1939 he became music director for NBC’s Hollywood based west coast division. From 1944 to 1948, he worked on Dick Haymes’ radio show. In 1945, he became a staff conductor for Decca Records. Jenkins soon became Decca’s musical director, and was responsible for bringing The Weavers (a group that included Pete Seeger among its members) to Decca.

Here is The Weavers (with Gordon Jenkins Orchestra) sing “Goodnight, Irene”.