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神戸ジャズ愛好会1月例会(2020年1月26日)①『コンボジャズの名演』前半

January 28,2020

神戸ジャズ愛好会1月例会には19名が参加しました。

今月のテーマ『コンボジャズの名演』の前半として、ベテラン4人の選曲をご紹介致します。

Y瀬氏が持参されたMJQメンバーサイン

・Y 瀬氏(当日配付されたレジュメの記載を一部編集させて頂きました)

昨年末の神戸ジャズサロン例会でMJQが1992年の仏マルシアック・ジャズフェスで演奏した「Majesty of the Sun」を聴いて頂きました。
この作品はMJQ結成40周年にあたる1991年3月に来日した際、ブルーノート大阪で初演されました。それまで大ホール中心だったMJQが日本で初めてクラブ出演するというので、6夜連続で予約を入れた中のある日、思いがけず飛び出した大曲。ジョン・ルイスの曲名アナウンスに続いて13分余。「太 陽の帝王」とは「星の王子さま」を書いたサン・テグジュペリの幼時のあだ名で、長い曲目解説の中でその人の名が出てきたようにも思うのですが、ヒアリングに自信がなく不確かです。
1993年、ホテル・カーライルでの新年恒例の演奏会を聴くためにニューヨークを初訪問し、MJQメンバーと再会。その年4月には再度4人でブルーノート大阪に来演したものの、コニー・ケイはアンコールの舞台に上がれないほど衰弱。11月に最も若く67歳で逝きました。
MJQはその後もドラマーをミッキー・ローカー、アルバート・ヒースに変えて何度か来日したのですが、1999年春にジョン・ルイスが「100フィンガース」で夫人同伴で来日した際、友人の厚意で同席する機会を与えられ、そこでブルーノート大阪での思い出を話しました。「6月に訪米予定なので自宅に訪問しても良いでしょうか?」と 問うと、「イエース、プリーズ!」という返事。
マンハッタンのジョンの高層アパート、ロングアイランド・モントークのパーシー・ヒース、NJ州ティー ネックのミルト・ジャクソン宅を訪れ、サインを頂いたのも今となっては良い思い出です。ミル トはベッドからガウン姿で現れ、その年10月76歳で逝去。韓国を夫婦で旅してきたというルイスは2001 年に80歳で、バス停まで車で迎えに来てくれたヒースは2006年に81歳で世を去りました。すべては伝 説となって忘れ去らていくのでしょうか。

Y瀬氏が配布したレジュメの一部

・T川氏

Photo above of Chris Blount by courtesy of Little Witley Village Hall 2019

Chris Blount’s New Orleans Jazz Band:
Derek Winters (tp) Brian “Sam” Ellis (tb) Chris Blount (cl) Barry Grummett (p) Tony Peatman (bj) Harry Slater (b) Gordon Pettit (d)
Live, Church Kungsham, Sweden, September 23, 1994
God leads his dear children along」をご紹介されましたが、音源の関係でYouTube映像を添付します。
Here is Chris Blount’s New Orleans Jazz Band(1990s)

Here is Kid Thomas and His Algiers Stompers play “Put on your old grey bonnet”.
Kid Thomas Valentine (tp) Louis Nelson (tb) Paul Barnes (cl) Emanuel Paul (ts) Joe James (p,vcl) George Guesnon (bj,vcl) Alcide “Slow Drag” Pavageau (b) Sammy Penn (d,vcl)
New Orleans, LA, July 3, 1960

Here is Jim Robinson New Orleans Band play “Take my hand precious Lord”.
Ernie Cagnolatti (tp) Jim Robinson (tb) Louis Cottrell (cl) George Guesnon (bj) Alcide “Slow Drag” Pavageau (b) Alfred Williams (d) Annie Pavageau (vcl)
“Jeunes Amis Hall”, New Orleans, LA, January 24, 1961

Here is Bunk Johnson’s Jazz Band play “Franklin Street Blues”.
Bunk Johnson (tp) Albert Warner (tb) George Lewis (cl) Walter Decou (p) Lawrence Marrero (bj) Chester Zardis (b) Edgar Mosley (d)
New Orleans, LA, October 2, 1942

F川氏

Photo by Discogs

Here is Chu Berry and his “Little Jazz” Ensemble play “Stardust”.
Roy Eldridge(tp) Chu Berry(ts) Clyde Hart(p) Danny Barker(g) Artie Shapiro(b) Sidney Catlett(d)
New York, November 11, 1938

Here is Chu Berry and his “Little Jazz” Ensemble play ”Sitting In”.
Members of the recording are the same as above.

Here is Chu Berry and his Jazz Ensemble play “Blowing Up A Breeze”.
Hot Lips Page(tp) Chu Berry(ts) Clyde Hart(p) Albert Casey(g) Al Morgan(b) Harry Jaeger(d)
New York, September, 1941

Here is Chu Berry and his Jazz Ensemble play “On The Sunny Side of The Street “.
Chu Berry(ts) Clyde Hart(p) Albert Casey(g) Al Morgan(b) Harry Jaeger(d)
New York, September, 1941

チュー・ベリーについては大阪ジャズ同好会で『ホーキンス派の巨人~レオン・チュー・ ベリーとして特集されています。下記にリンクさせて頂きました。

こちら ▶️

・N瀬氏

Here is Art Blakey & the Jazz Messengers play ”À la Mode”.

Lee Morgan(tp) Curtis Fuller(tb) Wayne Shorter(ts) Bobby Timmons(p)
Jymie Merritt (b) Art Blakey(ds) June 14, 1961

Here is The Horace Silver Quintet play ”Without You”.
Blue Mitchell(tp) Junior Cook(ts) Horace Silver(p) Gene Taylor(b) Roy Brooks(ds)
July 8, 1960

神戸ジャズ愛好会11月例会(2019年11月24日)特集『私の好きなマイルス・デヴィスの演奏』①

November 27,2019

今月のテーマ『私の好きなマイルス・デヴィスの演奏』でしたが、参加者は13名で少なかったです。

・Y 瀬氏(当日配付されたレジュメの記載を編集せず転載しました)

名盤マイルス「BAGS GROOVE」の裏側
ご存じプレスティッジ1954年のこの名盤は実に様々な不思議を孕んでいます。看板に偽りありというか、冒頭のタイトル曲(2バージョン)を除けば、ピアノがホレス・シルバーで採ったたソニー・ロリンズを売り出すための盤というのが、同年6月に録音した5曲セッションの実態です。そこへ作曲者であるミル ト・ジャクソンのヴァイブとピアノのセロニアス・モンクを招き12月のクリスマイヴに採ったセッションを、無理やりにくっ付けたような形で構成したこのが1枚。12月に録音された他の曲は後に「マイルスとモダンジャズジャイアンツ」として、 プレスティッジから発売され、「ザ・マン・アイ・ラブ」でのマイルスとモンクの「喧嘩セッション」で知られましたし、ベースがパーシー・ヒース、ドラムスがケニー・クラークということで、同社ワインストック社長のジョン・ルイス嫌いも取りざたされました。1996年7月号
のスイング・ジャーナル誌に載ったミルトのインタビュー記事によると、この曲は1952年にブルーノート盤吹き込みの際に作曲。ミルト(あだ名BAG=がま蛙)に「乗ってるかい」と声をかけるケーニー・ク ラークの口ぐせから命名の由来。録音時にやって来た、アコーディオン奏者のマット・マシューズとウィマー出版にたった25ドルで版権すべてをだまし取られ、取り戻すために1万5000ドル使ったとか。曲名に「ニュー」を付けたり、苦労したそうで、版権料が最も多額だったのは日本だったそうです。

 

 

Photo above of Mat Mathews by courtesy of Freshsound

 

Here is Miles Davis Quintet play ”Bag’s Groove (Take 1)” .
Miles Davis (tp) Milt Jackson (vib) Thelonious Monk (p) Percy Heath (b) Kenny Clarke (d) Hackensack, NJ., December 24, 1954

当日は1952年ブルーノート盤もご紹介されましたが、マイルスは参加しておりませんので省略致します。

・T川氏「トラッドジャズ専門ですのでマイルスはほとんど持っていません。数少ない手持ちから4曲選びました」
Here is Miles Davis All Stars play “Milestone”.
Miles Davis(tp) Charlie Parker(ts) John Lewis(p) Nelson Boyd(b) Max Roach(ds)
New York, August 14, 1947

Here is Miles Davis Sextet play “Whispering”.「レス・ポールの曲が好きで選曲しました」
Miles Davis (tp) Bennie Green (tb) Sonny Rollins (ts) John Lewis (p) Percy Heath (b) Roy Haynes (d) New York, January 17, 1951

Here is Sonny Rollins Quartet play “I Know”.「マイルスのピアノ演奏を聴いて下さい」
Sonny Rollins (ts) Miles Davis (p) Percy Heath (b) Roy Haynes (d) New York, January 17, 1951

Here is Miles Davis plays “My funny Valentine”.
Miles Davis (tp) Red Garland (p) Paul Chambers (b) Philly Joe Jones (d) Hackensack, NJ., October 26, 1956

・F川氏「4部作の内「Steamin'(May 11, 1956)」から2曲選曲しました」

Here is Miles Davis Quintet play ”Surrey With The Fringe On Top”.
Miles Davis(tp) John Coltrane(ts) Red Garland(p) Paul Chambers(b)
Philly Joe Jones(ds)

Here is Miles Davis plays ”When I Fall In Love”.
Miles Davis(tp) Red Garland(p) Paul Chambers(b) Philly Joe Jones(ds)

・S氏「アルバムではIn a Silent Wayが好きです」

Here is Miles Davis plays ”In a Silent Way〜It’s About That Time”.
Miles Davis (tp) Wayne Shorter (sop) Herbie Hancock, Chick Corea (el-p) Joe Zawinul (org) John McLaughlin (el-g) Dave Holland (b) Tony Williams (d)
New York, February 18, 1969

・寺本氏

「The Unissued Cafe Bohemia Broadcasts / Miles Davis Quintet with John Coltrane」より3曲

Miles Davis(tp) John Coltrane(ts) Red Garland(p) Paul Chambers(b) Philly Joe Jones(ds) Broadcast, “Cafe Bohemia”, Greenwich Village New York
Here is Miles Davis Quintet play ”It Never Entered My Mind”.
September 15, 1956

Here is Miles Davis Quintet play “Stablemates”.
September 29, 1956

Here is Miles Davis Quintet play “Walkin'”.(All of Youが続きます)
April 13,1957

大阪ジャズ同好会第39回(2019年10月13日)「日本盤ヴィンテージ・シリーズの魅力」②

October18,2019

特集「日本盤ヴィンテージ・シリーズ」の2回目です。今回も油井正一氏による解説文(一部抜粋)を添付します。(当日補足資料として配付しました)

1.「グランド・テラス・バンド/アール・ハインズ」
Here is Earl Hines And His Orchestra play ”G. T. Stomp”.
Earl Hines And His Orchestra:Walter Fuller (tp,vcl) Milton Fletcher, Ed Sims (tp) George Dixon (tp,as,bar) Ed Burke, John Ewing, Joe McLewis (tb) Omer Simeon (cl,as) Leroy Harris (as) Budd Johnson (as,ts,arr) Robert Crowder (ts) Earl Hines (p) Claude Roberts (g) Quinn Wilson (b,arr) Alvin Burroughs (ds) Horace Henderson, Jimmy Mundy, Skippy Williams (arr) NYC, July 12, 1939

1928年シカゴのクラブ「グランド・テラス」で旗挙げされ、以後19年にわたって彼がひきいていたすばらしいビッグ・バンドの演奏だ。
1928年末―正確にはハインズの誕生日にあたる12月28日 に、シカゴのサウス・サイドに開店した「グランド・テラス」 は中央にダンス・フロアー、周囲にテーブル、入口の反対側にはるかはなれてバンド・スタンドが配置され、フロアー・ショウもよび物のひとつになっていた。このクラブの主たる株主は、夜の大統領アル・カポネが所有していたといわれる。1929年はシカゴ・ギャングの跳梁が絶頂に達した年で、「聖ヴ アレンタイン・デイの虐殺」が行われた年でもあった。ハインズのバンドはこのクラブを牙城とし、幾多の俊英を世に送りだしたが、このアルバムに収録されているのは、ス イング時代の絶頂期、1939年7月から40年6月にかけての一 年間に吹きこまれた名演16曲である。

2.「ボディ・アンド・ソウル/コールマン・ホーキンス」
Here is is Coleman Hawkins plays ”Body and Soul”.
Tommy Lindsay, Joe Guy (tp) Earl Hardy (tb) Jackie Fields, Eustis Moore (as) Coleman Hawkins (ts,arr) Gene Rodgers (p,arr) Oscar Smith (b) Arthur Herbert (ds) Thelma Carpenter (vcl) Hazel Scott (arr) NYC, October 11, 1939

ジャズの歴史上最も有名なレコーディングのひとつである。しかしホーキンス自身はこのレコードの伝説的なヒットに首をかしげ、「私はいつもこのように吹いていた。どうしてこのレコードだけが圧倒的にうけたのかがわからない」といっている。ヨーロッパに渡って5年間をすごしたホーキンスの帰国第一作であり、ヨーロッパでのレコーディングはアメリカでも発売されていたというが、つねに「オーバーなほどセンチでテクニック過剰だ」としてミュージシャンと批評家から過少評価をうけていたーときくと、このレコードがうけた原因も解明できそうだ。しかし立派な作品であることにはかわりない。

3.「ジャズの巨人/シドニー・べシェ」
Here is Sidney Bechet and his New Orleans Feetwarmers play ”Egyptian Fantasy”.
Sidney Bechet and his New Orleans Feetwarmers:Henry Allen(tp) J.C. Higginbotham(tb) Sidney Bechet(cl) James Tolliver(p) Wellman Braud(b) J.C. Heard(ds) New York, January 8, 1941

シド ニー・ベシェは、ジャズ・クラリネットおよびソプラノサックスの大巨星であった。彼の全盛期のレコードは、比較的知られていない。(中略)… ここにはじめてビクターに残された、彼の中期の傑作16曲が公開された。これらを聴いて、シドニー・べシェがジャズ界に残した偉大な功績を再認識されるファンも多いだろうし、またそうあってほしいものである。その力強さ、その創造力、そして絢爛たる表現力は、彼の偉大さを証明するものでなくして、何であろうか?

番組のバージョンとは異なります。

4.「エスクァイアー・オール・アメリカン・ホット・ジャズ」
Here is Leonard Feather’s Esquire All Americans play ”Long, Long Journey”.
Leonard Feather’s Esquire All Americans:(by the 1946 Esquire Hot Jazz Award Winners)
Louis Armstrong (tp,vcl) Charlie Shavers (tp) Jimmy Hamilton (cl) Johnny Hodges (as) Don Byas (ts) Duke Ellington, Billy Strayhorn (p) Remo Palmieri (g) Chubby Jackson (b) Sonny Greer (ds) New York, January 10, 1946

「プレイボーイ」誌に圧倒された観があるが、「エス クァイアー」は1930年代以降最もよく読まれた男性向き月刊 誌であった。 当時の編集長(現在は発行人)アーノルド・キングリッチは陽のあたらぬ芸術だったジャズをこの雑誌にとりあげた先覚者で、1944年に評論家レナード・フェザーをジャズ部門の専任記者に委嘱すると共に、人気投票をやるための専問委員会を設けた。(読者投票ではなかった) 年鑑を出すとともに、人気投票の首位を集めて毎年1月にニューヨークのメトロポリタン・オペラハウスやロスアンジェルス、さらにはニ ューオリンズで、「オールスター・コンサート」を開催した。各楽器の首位が「金賞」、第二位が「銀賞」を与えられ、 45年からは「新人賞」(銅賞)も設けられ、1947年末で終ったが一流雑誌がこのように力を入れたことが、ジャズの発展に与えた影響は実に大きかった。

30センチのSP盤ですが、転勤時の引っ越しで割れてしまいました。

(デューク・エリントンのアナウンスが翻訳されています)
「皆さん、デューク・エリントンです。 レナード・フェザーやすばらしいオール・スター・オーケストラとご一緒できて嬉しく思います。この1曲には私も加わって、ルイ・アーム ストロングが歌います。さあはじめよう。レナード。」 レナード・フェザー作のブルース。 ソロイストは、アームストロング(トランペット) → ホッ ジス→アームストロング(ヴォーカル)→エリントン (ピア ノ) →アームストロング(ヴォーカル)。

5.「巨星(Dizzy Gillespie)」
Here is Dizzy Gillespie Band play ”52nd Street Theme”.
Dizzy Gillespie(tp) Don Byas(ts) Milt Jackson(vib) Al Haig(p) Bill DeArango(el-g) Ray Brown(b) J.C. Heard(ds) New York, February 22, 1946

LP 初期に「52番街のジャズ」として発売されたことがあるが、(中略)…レイ・ブラウンの弓弾き部分が面白い。ミルト・ジャクソンとしては最も初期の録音に属する。ヴァイブの音があまりよくないのは、当時ボロボロのヴァイブを引いていたからであろう。

Photo by britannica.com

6.「ビ・バップ・エラ/モダン・ジャズの夜明け」
Here is Kenny Clarke And His 52nd Street Boys play “Royal Roost”.
Kenny Clarke And His 52nd Street Boys: McKinlay Dorham (Kenny Dorham), Fats Navarro (tp), Sonny Stitt (as), Ray Abrams (ts), Eddie DeVerteuil (bs), Bud Powell (p), John Collins (g), Al Hall (b), Kenny Clarke (ds), Gil Fuller (arr) New York, September 5, 1946

(中略)編曲はガレスピー楽団の諸作で定評のあるギル・フラーが担当した。だから変則的な編成で、ビッグバンド的なサウンドをもつ部分もある。 バド・パウエル、ソニー・スティットの好プレイと共に、2人のトランぺ ット奏者が印象に残る。どのソロが誰かは皆さんの判断にまつしかないが、「ロイヤル・ルースト」はワン・コーラス毎にドーハム・ナヴァ 口がソロを交換してい るようにきこえる。それが二回づつあり、この個所の トランペットは四コーラス (1コーラス 12小節の ブルース)である。

Photo by Wikipedia

Here is is Metronome All-Star Bands play “Victory Ball”.
Metronome All-Star Bands:Miles Davis, Dizzy Gillespie, Fats Navarro(tp) J.J.Johnson, Kai Winding (tb) Buddy DeFranco(cl) Charlie Parker(as) Charlie Ventura(ts) Ernie Caceres(bs) Lennie Tristano(p) Billy Bauer(g) Eddie Safranski(b) Shelly Manne(ds) RCA Studios, NYC, January 3, 1949

「ヴィクトリー・ボール」はテーマのあとアルト(パーカー)。そのあとを16小節づつ、マイルス?→デフランコ→ウィンディング?→ ヴェンチュラ → J.J.→ナヴァロ?と続く。ピアノだけが一コーラスのソロをとり、以下キャセレス→ガレスピー? と続いて、ラストのアンサンブルに入リ、そのブリッジをデフランコがとる。この曲は「ス・ワンダフル」のコードにレニ ー・トリスターノが書いたもの。ビリー・バウァー(ギター) はソロこそとらないが、すばらしいアンサンプル、ワークをきかせている。

神戸ジャズ愛好会(2017年7月)『1940年代のジャズ』

June 28,2019

Photo by YouTube

一昨年から平野の個人ページで神戸ジャズ愛好会の例会概要を公開していました。

今回は2017年7月例会特集テーマ『1940年代のジャズ』

・N瀬氏(2016年12月に大阪ジャズ同好会で「1940年代のジャズ」を解説)

Here is Charlie Parker All Stars play “East of The Sun”(The Complete Royal Roost Live Recordings on Savoy).
Kenny Dorham(tp) Charlie Parker(as) Al Haig(p) Tommy Potter(b) Max Roach(ds)
Royal Roost, NYC, January 1,1949

Here is Sidney Bechet All Stars(Paris Jazz Festival Jam Session) play “Farewell blues”.
Aime Barelli, Miles Davis, Hot Lips Page, Kenny Dorham, Bill Coleman (tp)Russell Moore, Big Chief(tb)Hubert Rostaing (cl)Sidney Bechet (ss)Pierre Braslavsky(ss)Charlie Parker (as) Don Byas ,James Moody (ts)Hazy Osterwald (vib) Toots Thielemans (g) Al Haig (p) Tommy Potter (b) Max Roach (ds)   “Salle Pleyel”, Paris,May 15, 1949

・F川氏(大阪ジャズ同好会で新譜紹介を担当)

Here is Lionel Hampton All Stars play ”Star Dust”.
Lionel Hampton(vib) Corky Corcoran(ts) Willie Smith(as) Charlie Shavers(tp) Tommy Todd(p) Barney Kessel(g) Slam Stewart(b) Lee Young(ds)
Civic Auditorium, Pasadena, California,Aug 4,1947

・K氏(本年4月に大阪ジャズ同好会で特集を担当)

Here is Charlie Christian play ”Swing To Bop”(from “Charlie Christian at Minton’s”) .
Charlie Christian(g) Joe Guy(tp) Thelonious Monk(p) Nick Fenton(b) Kenny Clarke(ds)NYC, May,1941

・寺本氏(神戸ジャズ愛好会世話人)

Dizzy Gillespie Big Band  “Round Midnight”from 46 Live at the Spotlite”.
Dave Burns, Talib Dawud, Kenny Dorham, John Lynch, Elmon Wright,Dizzy Gillespie (tp, vo)Leon Comegys, Charles Greenlea, Alim Moore (tb)Howard Johnson, Sonny Stitt (as)Ray Abrams,Warren Luckey (ts) Eddie ‘Lockjaw’ Davis (ts)Leo Parker (bars)Milt Jackson (vib) Thelonious Monk(p)Ray Brown (b) Kenny Clarke (ds)Spotlight Lounge, Washington, DC, May-June, 1946
上記音源は都合により添付出来ませんので、翌年録音されたTempo Jazzmenによる「Round About Midnight」を添付しました。

Here is Dizzy Gillespie Jazzmen (Tempo Jazzmen) play ”Round About Midnight”.
Dizzy Gillespie (tp) Lucky Thompson (ts) Milt Jackson (vibl) Al Haig (p) Ray Brown (b) Stan Levey (ds)Glendale, CA., February 6, 1946

Here is Billy Eckstine & His Octet play ”She’s Got The Blues For Sale”.
Ray Linn(tp) Gerald Vientine(tb) Sonny Criss(as) Wardell Gray(ts) Warren Bracken(p) unknown(g) Shifty Henry(b) Tim Kennedy(ds) Billy Eckstine(vo, valve tb) Los Angeles, CA, April 21,1947

Here is Bud Powell Trio play “Strictly Confidential”.
Bud Powell(p) Ray Brown(b) Max Roach(ds) NYC, February-May, 1949

・平野

Here is Benny Goodman and Stan Hasselgard play “Opening~Stopmpin’ at The Savoy”.
Benny Goodman, Stan Hasselgard (cl); Wardell Gray (ts); Red Rodney(tp);Wardell gray(ts);Mary Lou Williams (p); Billy Bauer (g); Clyde Lombardi (b); Mel Zelnick (ds); Glen Adams (mc).Broadcast, WNEW “The Benny Goodman Show” broadcast,NYC, June 26,1948

 

Here is Benny Goodman and Stan Hasselgard play “Swedish Pastry”.
Members of the recording are the same as above.

 

Here is Fats Navarro plays “Fat Girl”.
Fats Navarro(tp) Leo Parker(bs)Tadd Dameron(p)Gene Ramey(b) Denzil Best(ds)
NYC January 29, 1947

 

Here is Lennie Tristano Quintet play “Progression”.
Lennie Tristano(p);Lee Konitz(a) ;Billy Bauer(g); Arnold Fishkin(b); Shelly Manne(ds) NYC, January 11, 1949

 

大阪ジャズ同好会第37回例会(2019年6月9日) 特集「ベーシストに注目してジャズを楽しむ」

June 10,2019

特集「ベーシストに注目してジャズを楽しむ」

ナビゲーター浦谷敏行氏のコメントです。

普段はリズムをキープして、演奏の下支えの役割を果たすベース。 今回は、そんな縁の下を支えるベーシストに着目します。(と言っても、前に出てきて弾 きまくるベーシストも出てきますが。)

今回の概要では、当日ご紹介されたベーシストの映像等を追加添付させて頂きました。

1. Ray Brown
Here is Milt Jackson Quintet play “Frankie And Johnny”.
Milt Jackson (vib), Ray Brown (b), Teddy Edwards(ts), Monty Alexander(p), Dick Berk(ds)
Live “Shelly’s Manne-Hole”, Hollywood, August 1 & 2, 1969

Here is Ray Brown play Solo Bass on “Black Orpheus”.

2. Paul Chambers
Here is Red Garland Trio play “C Jam Blues”.
Red Garland(p), Paul Chambers(b), Art Tylor(ds)
Hackensack, N.J., August 9, 1957

映像がございませんので、小生(平野)が以前ブログに記載したエピソードを紹介します。

マイルスが上記自伝でポール・チェンバースについて興味ある発言をしています。

翻訳せず引用します。(酒と女の話です)

Anyway, on this trip to Rochester, Paul is drinking zombies. I ask him, “Why do you drink shit like that? Why you drink so much, Paul?”
And he says, “Aw, man, I can drink all I want. I can drink ten of these and it wouldn’t bother me.”
”Drink ‘em and I’ll pay for them,” I told him. And he said, “Okay”.
The only downer for me, really, during this entire first trip was that Paul Chambers was staying with Bird’s ex-wife, Doris Sydnor, in her hotel room at the Sutherland Hotel. So he kept her to himself while we were there. I think he was a little disappointed that I didn’t like Doris, though. He probably figured she was a catch, a feather in his cap, being Bird’s former old lady.

3. Scott Lafaro
Here is Pat Moran Trio play “Blues”.
Pat Moran(p), Scott LaFaro(b), Johnny Whited(ds)
New York, December, 1957

Here is Richie Kamuca and Frank Rosolino Quintet with Scott LaFaro play “Cherry”.
Richie Kamuca(ts), Frank Rosolino(tb), Scott LaFaro(b),Victor Feldman(p), Stan Levey,(ds)
LA,7 April,1958

Photo above of Scott LaFaro’s car following his fatal accident
(JazzWaxさんから事故現場の写真をお借りしました。July 02, 2016)

4. Gary Peacock
Here is Bill Evans Trio play “A Sleeping Bee”.
Bill Evans(p), Gary Peacock(b), Paul Motian(ds)
New York, December 18, 1963

Here is Ralph Towner & Gary Peacock play “The Prowler”.

5. Marc Johnson
Here is Bill Evans Trio play “Up With The Lark”.
Bill Evans(p), Marc Johnson(b), Joe LaBar bera(ds)
1979

Here is Bill Evans Trio play Jazz at the Maintenance Shop (1979)

6. Charlie Haden
Here is Charlie Haden and Kenny Barron play “You Don’t Know What Love Is”.
Charlie Haden(b), Kenny Barron(p)
Live “The Iridium”, New York, September 20, 21 & 22, 1996

Here is Charlie Haden “In Memoriam”.

7. Niels-Henning Orsted Pedersen
Here is Tete Montoliu Trio play “Giant Steps”.
Tete Montoliu(p), Niels-Henning Orsted Pedersen(b), Albert Tootie Heath(ds)
Copenhagen, Denmark, May 28, 1974

Here is Joe Pass & Niels-Henning Orsted Pedersen play “Tricostin”.

8. George Mraz
Here is Tommy Flanagn Trio play “Mr. P.C”.
Tommy Flanagn(p), George Mraz(b), Al Foster(ds)
New York, February 17 & 18, 1982

Here is George Mraz and Camilla Mraz(妻) Trio “Sad history”.

ジョージ・ムラーツさんを援助する寄付サイトがございます。
2016年7月の膵臓の手術及びその後のリハビリのために多額のお金が必要だそうです。

詳細はこちら ▶️
又、上記以外の情報についてはJazz Club Over Seas(大阪メトロ堺筋本町駅12番出口)にご訪問下さい。

HPはこちらをクリック 

(再)大阪ジャズ同好会第36回例会(2019年4月14日) 概要④持ち寄り「『マイ・ベスト・マイルス・デヴィス』(後)

April 18,2019

参加者持ち寄り『マイ・ベスト・マイルス・デヴィス』「スイング時代のビッグバンド」の後半は寺本氏と平野が選曲した演奏をお楽しみ下さい。

・寺本氏

With Cannonball Adderley 「Somethin’ Else」 (Blue Note )より
「Autumn Leaves」 Alternate take(別テイク)
Miles Davis(tp), Cannonball Adderley(as), Hank Jones(p), Sam Jones(b), Art Blakey(ds)
Van Gelder Studio, Hackensack, NJ, March 9, 1958

別テイクについては下記サイトをご覧下さい。

こちら ▶️

当日ご紹介された音源の代替としてヨーロッパ公演(1964年)の映像を添付しました。(今回は1960年代以降の持ち寄りがございませんでした)

Here is Miles Davis Quintet play “Autumn leaves”.
Miles Davis(tp), Wayne Shorter(ts), Herbie Hancock(p), Ron Carter(b), Tony Williams(ds) October 11, 1964.

・平野

「FM東京アスペクトインジャズ」から
「The Man I Love (Alternate take)(油井正一解説付)」
Miles Davis And The Modern Jazz Giants (Prestige PRLP 7150)
Miles Davis(tp), Milt Jackson(vib), Thelonious Monk(p), Percy Heath(b),Kenny Clarke(ds) NJ, December 24, 1954

 

上記解説は「あどりぶ寄席(アドリブ創刊号)」に詳述されております。
例会当日に回覧したページを添付致します。アドリブ創刊号242ページ〜245ページ)

 

Photo above of Juliette Greco & Miles Davis by courtesy of Pinterest

大阪ジャズ同好会第36回例会(2019年4月14日) 概要③持ち寄り「『マイ・ベスト・マイルス・デヴィス』(前)

April 17,2019

Jeanne Moreau and Miles Davis during the recording of the music for Louis Malle’s film “Elevator to the Gallows,” in December, 1957.Photograph by AGIP / RDA / Everett

4月例会の持ち寄り『マイ・ベスト・マイルス・デヴィス』については、2回に分け(前半は4人)ご紹介させて頂きます。

・Y瀬氏(レジュメに記載されたコメントを編集せず転載致しました)

学生のころにいた森小路に近い千林商店街のレコード店で「来月出るのが凄いらしいよ」 と教えられたのが1957(昭和32)年3月発売の「ラウンド・ミッドナイト」です。マイルスのメジャー・レーベル移籍第1弾で、それまでマイルスを聴いたことは無かったのですが、その音盤以上に衝撃を受けたのは翌58年9月に公開された映画「死刑台のエレベータ ー」でした。そのサウンドトラックと、後年に完全版として追加されたテストテイクを合わせて、マイルスとルイ・マル、そしてジャンヌ・モローの輝きをご堪能ください。
1.「テーマ(GENERIQUE)」
2.「ドライブウェーのスリル」
3.「プティバックの酒場にて」
(以上サウンドトラック)
4.「シャンゼリゼの夜(テーマ)」
(テイク1-3 冒頭各0:30+テイク4)

本ブログでは映画の予告編を添付しました。

ご紹介された「テイク1-3 冒頭各0:30+テイク4」を本ブログで再現しました。

 

・T村氏(レジュメに記載されたコメントを編集せず転載致しました)

マイルス デヴィスの持ち味が最もよく表れた演奏が、プレスティジのマラソンセッ ションです。バラードのワンホーンを二曲聴いてください。
1.「When I Fall In Love」
2.「It Never Entered My Mind」(May 11,1956)
Miles Davis(tp) Red Garland(p) Paul Chambers(b) Philly Joe Jones(ds) John Coltrane(ts)が加わっての演奏です。
3.「Airegin」(Oct.26,1956)
個人的には、ジョン コルトレーンを帯同した1960年の3月のJATPの欧州ツア ーでのマイルスが一番好きですが、マイルスがかすむくらいコルトレーンが凄すぎて、今 回は取り上げるのを遠慮(?)しました。マイルスは、私の最初のアイドルであり、特別な存在です。1960年代の末に二度目の来日公演が、トニー ウイリアムスの麻薬が原因で中止になった時ほど失望したことはありません。

Here is Miles Davis Quartet play “When I Fall in Love”.
Miles Davis(tp), Red Garland(p), Paul Chambers(b), Philly Joe Jones(ds)
Van Gelder Studio, Hackensack, NJ, May 11, 1956

Here is Miles Davis Quartet play “It Never Entered My Mind”.
Miles Davis(tp), Red Garland(p), Paul Chambers(b), Philly Joe Jones(ds)
Van Gelder Studio, Hackensack, NJ, May 11, 1956

Here is Miles Davis Quintet play “Airegin”.
Miles Davis(tp), John Coltrane(ts), Red Garland(p), Paul Chambers(b), Philly Joe Jones(ds)
Van Gelder Studio, Hackensack, NJ, October 26, 1956

 

・K氏(今回の特集を担当されました)
Another Tracks Of Kind Of Blueより「Blue In Green」
Here is Miles Davis Quintet play “Blue In Green”.
Miles Davis(tp), Cannonball Adderley(as), John Coltrane(ts), Bill Evans(p), Paul Chambers(b), Jimmy Cobb(ds)
Columbia 30th Street Studios, NYC, March 2, 1959

 

・N瀬氏(神戸ジャズ愛好会のベテラン会員)
Miles Davis European Tour ’56より「How High The Moon」
Here is Miles Davis and Lester Young play “How High The Moon”.
Miles Davis(tp) Lester Young(ts) John Lewis(p) Milt Jackson(vi) Percy Heath(b) Connie Kay(ds)
Germany,Nov.12,1956

UNSPECIFIED – CIRCA 1970: Photo of Lester Young Photo by Michael Ochs Archives/Getty Images