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神戸ジャズ愛好会7月例会(2019年7月28日)特集「白人ジャズメン・ジャズウィメンの名手は誰?』①

2019年7月29日

神戸ジャズ愛好会7月例会の特集「白人ジャズメン・ジャズウィメンの名手は誰?』

今回は4人のベテラン会員がご紹介された演奏をお楽しみ下さい。尚、僭越ながらブログ作成者が追加した音源もございます。

Y瀬氏(8月度大阪ジャズ同好会で特集「また暴挙ご容赦〜さまざまなSUMMERTINE で60分』を担当されます)

「Gerry Mulligan」

(以下、当日配付されたレジュメのコメントを修正せず転載します)

マリガンにパリが大熱狂
ジャズを手ほどきしてくれた遠縁の従兄に影響され、ブルーベックにはまった私が、初めての冒険で大枚?をはたいたのがジェリー・マリガンのパリ・コンサート盤でLPの両面に各4曲。 三色旗のジャケが粋で、バリトンサックスの音が凄くて、何よりもピアノレスの編曲が素敵でした。そのマリガンとブルーベックが組んだ時代もありさらにCDの時代に入って全18曲収録盤まで現われました。ファン大熱狂の中でのメンバー紹介に続き、最も気に入りの曲と、拡大盤からの1曲を。

Here is Gerry Mulligan Quartet play ”Love me or Leave me”.
Bob Brookmeyer (valve tb), Gerry Mulligan (bs), Red Mitchell (b), Frank Isola (ds)
Paris June ,1,1954

Here is Gerry Mulligan Quartet play ”Bark for Barksdale”.
Members of the recording are the same as above.

下記はGerry Mulliganの公式HPです。(いつも参考にしています)

こちら ▶️

M渡氏(神戸ジャズサロン主宰者)

「 Tal Farlow」

Here is Tal Farlow Quartet play “These Foolish Things”.
Claude Williamson(p) Tal Farlow(g) Red Mitchell(b) Stan Levey(ds)
LA January 17,1955

Here is Tal Farlow Quartet play “I Remember You”.
Members of the recording are the same as above.

Here is Tal Farlow Quartet play ”How Deep Is The Ocean”.
Members of the recording are the same as above.

Here is Tal Farlow Quartet play “Manhattan”.
Members of the recording are the same as above.

当日は上記の他に「Fascinating Rhythm」をご紹介されましたが、この曲に関しては映像を添付します。

Here is Tal Farlow Trio play “Fascinating Rhythm”.
Tommy Flanagan and Red Mitchell

下記写真はブログ作成者が大阪ジャズ同好会でご紹介したTal Farlowに関する名著です。

 

F川氏(大阪ジャズ同好会で新譜紹介をされています)

「Gene Dinovi(ジーン・ディノヴィ)」

当日は「Jordu」他1曲をご紹介されましたが、本ブログでは同じアルバムから 「I concentrate on you」を添付致します。

Here is Gene Dinovi Trio play “I concentrate on you”.
Gene Di Novi (p) Neil Swainson (b) Kazuaki Yokoyama (ds)
Yokohama, November 21, 2006

同じくマシュマロレコード制作でもう1曲添付しました。

Here is Gene DiNovi Trio play “So In Love”.

Gene DiNovi (p)Neil Swainson (b)Terry Clark (ds)
Canada March 2001

マシュマロレコードのHPで詳細をご確認願います。

こちら ▶️ HP右端のARTISTS(一番上)「GENE DINOVI」をクリックして下さい。

ブログ作成者からサイドメンとして参加した録音を1曲追加させて下さい。

Here is Lester Young And His Band play “The Sheik of Araby”.
Lester Young (ts) Gene Di Novi (p) Chuck Wayne (el-g) Curly Russell (b) Tiny Kahn (d)
New York, December 29, 1947

 

Photo by AllMusic

N瀬氏(サックスも吹かれるドクターです)

「Gil Evans」

Here is Miles Davis With Gil Evans Orchestra play “Springville”.
Miles Davis – Flugelhorn
Gil Evans – Arranger, Conductor
Johnny Carisi, Bernie Glow, Taft Jordan, Louis Mucci,Ernie Royal(tp)
Lee Konitz(as)
Joe Bennett, Jimmy Cleveland, Frank Rehak(tb),Tom Mitchell(btb)
Edwin Caine,Sid Cooper,Romeo Penque -(flute, cl),Danny Bank(bcl)
Jim Buffington, Tony Miranda,Willie Ruff(French Horn),Bill Barber(tuba)
Paul Chambers(b),Art Taylor(ds)
NYC May 23,1957

ブログ作成者から1曲追加させて下さい。

上記傑作の4ヶ月後にGil Evansは最初の自己リーダー作を録音しています。

Here is Gil Evans And Ten play ”Remember”.
John Carisi, Jake Koven (tp) Jimmy Cleveland (tb) Bart Varsalona (b-tb) Willie Ruff (fhr) Lee Konitz (as) [as Zeke Tolin (as) ] Steve Lacy (sop) Dave Kurtzer (bassoon) Gil Evans (p,arr,cond) Paul Chambers (b) Jo Jones (d)
Hackensack, N.J., September 6, 1957

 

 

 

大阪ジャズ同好会第37回例会(2019年6月9日) 持ち寄り『1960年代のジャズ』②

June 12,2019

Photo by courtesy’s of http://www.ricocks.net

今回は参加者持ち寄り『1960年代のジャズ』の2回目です。

・Y瀬氏
1961年に録音されたドリス・デイとアンドレ・プレヴィントリオによる「DUET」とドリス・デイの追悼として「MY HEART」も併せてご紹介されました。以下、当日配付された案内を修正せず転載します。

ドリス・デイとアンドレ・プレヴィン、そしてテリー・メルチャーのこと
2019年6月の持ち寄りテーマ「1860年代ジャズ」で、ドリス・デイを紹介したい・・・と考 えました。18歳だった1940年、レスブラウン楽団の専属歌手として芸能界デビューし た彼女ですが、早々にトロンボーン奏者のアル・ジョーダンと結婚して妊娠。中絶要求を 拒んで愛息テリーを産んだものの家庭内暴力に悩み2年で離婚。46年の再婚もわずか8カ月で破局した後、3度目の夫で代理人マーティイン・メルチャーの尽力もありワーナー映画 のオーディションをパスし、その主題歌を含めて映画の世界で大成功を納めていきます。
そんな彼女が、ウエストコースト系のジャズピアニストとしてスタートし、同じハリウッドのMGM映画で音楽監督をしていたアンドレ・プレヴィンとコロンビアレコードのスタジオで出会ったのが1861年。彼は後にクラシックの世界でも世界各地の交響楽団の指揮者や監督を務めた人物です。共にジャズに飢えていた2人が、化学反応を起こして吹き込んだのが「DUET」です。ドリスとプレヴィン・トリオ(レッド・ミッッチェルb、フランク・ キャップds)にとって、ジャズマインドに満ちたまさに奇跡の1枚になりました。
①CLOSE YOUR EYE
②MY ONE AND ONLY LOVE
プレヴィンは今年2月28日、90歳を目前に亡くなっていたことを知り、その追悼にもなるかと思ったのですが、ドリスは2004年に先立った愛息テリー(メルチャー姓に改名)のため、(歌いたくて歌った)新旧のお気に入り音源による新作「MY HEART」を2011年に発表。この中でテリー作の表題曲を労苦を共にしたbuddy(相棒・同志) へのメッセージを語るなど、なお健在だったのですが、残念ながら今年5月13日に97 歳で逝去。これまた追悼盤ということになってしまいました。ちなみに、先ほどの②は、 この「MY HEART」にも収録されており、ドリスの愛着ぶりがしのばれます。
③MY HEART
④Message for Terry

Here is Doris Day sings “CLOSE YOUR EYE”.
Doris Day (vcl) acc by Andre Previn (p) Red Mitchell (b) Frank Capp (ds)
Hollywood, CA, November 30 & December 16, 1961

Here is Doris Day sings “My One And Only Love”.
Members of the recording are the same as above.

Here is Doris Day sings “My Heart” (from New Album 2011)

当日は「ドリス・デイのメッセージ」(30秒)だけのご紹介でしたが、本ブログでは全編お聞き頂けるYouTube映像(収録された写真が秀逸です)を添付しました。

Here is Doris Day with Terry Melcher

・T村氏

1960年代は、前衛ジャズの台頭、ビートルズ旋風、ボサノバや電化サウンドの流行などで、主流派ジャズが翻弄された時代でした。マイルス・デヴィスとジョン・コルトレー ンが時代を席巻したように思います。ここでは、伝統を守り、頑張っていた中間派ジャズを紹介します。
①Sweet Georgia Brown」(July.2.1964)
シカゴ派のオールスターズが、一堂に会してのニューポートジャズフェスティバルでの演奏です。
②「Swinging at the Coppers ‘Rail」(May.2 .1961)
1960年代初頭のバッククレイトン・オールスターズの欧州ツアーの演奏です。私の一番好きなジャズです。
③「Autumn Leaves」(Apr.29.1967)
ドン・バイアスの晩年のドイツで行われたライヴ演奏です。

1.Here is Newport Jazz Festival All Stars play “Sweet Georgia Brown”.
Muggsy Spanier, Max Kaminsky,Wingy Manone, Joe Thomas, George Brumies(tp) ,Lou McGarity(tb) ,Edmond Hall,Peanuts Hucko(cl),George Wein(p),Bob Haggart, Slam Stewart(b),Jo Jones,Buzzy Drootin(ds)  July 2,1964

添付の音源では、最初の曲「Sweet Georgia Brown」含め収録された全12曲を聴くことが可能です。

2. Here is Buck Clayton All Stars play “Swinging at the Coppers ‘Rail”.
Buck Clayton,Emmett Berry(tp),Dickie Wells(tb),Earle Warren(as)
Buddy Tate(ts), Sir Charles Thompson (p), Gene Ramey(b), Oliver Jackson(ds) May 2,1961

3. Here is Don Byas Quartet play “Autumn Leaves”.
Don Byas(ts), Sir Charles Thompson(p), Isla Eckinger(b), Peter Schmidlin(ds)
April 29,1967

ブログ作成者からDon Byasのドキュメンタリー映像を追加致します。川で釣りをしているシーンから始まります。(前半のBGは関係なく、Don Byasの映像が開始する箇所から添付しております)

Here is Don Byas Documentary Complete

・H氏(ODJC会員)

George Lewis in Tokyo 1963(1963年8月21日東京厚生年金会館ホール)

H氏は1965年(3度目の来日)の公演は行かれたそうです。

Here is George Lewis and His New orleans All Stars play “The world Os Waiting For The Sunrise”.

Punch Miller(tp), Louis Nelson(yb), George Lewis(cl), Joe Robichaux(p), Emanuel Sayles(bj), Pap John Joseph(b), Joe Watkins(ds)  August 21,1963

「ライブ・イン・ジャパン名盤選」(AERA.dotから)
林 建紀氏による解説が良いと思いましたので添付しました。(2011.6. 2)

こちら ▶️

上記来日公演に参加した「パンチ・ミラー(トランペット奏者)」が映画「シンシナティ・キッド」の冒頭シーン(葬送シーン)に出演していた事をお話しされました。

 

大阪ジャズ同好会(2018年6月例会) 新譜紹介・参加者持ち寄り

June 19.2018

2018年6月10日(日)に開催された大阪ジャズ同好会の概要をご紹介致します。

下記レジュメの順に関連のある動画等を添付しましたのでお楽しみ下さい。

・新譜紹介

Here is JUJU sings “It Don’t Mean A Thing” from 「JUJU BIG BAND JAZZ LIVE “So Delicious, So Good”」

Here is The Shoeshiners Band -play “Shoot the Sherbert to me Herbert”.

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・参加者持ち寄り『マイ・ベスト・ジャズ・ベース』

Y瀬氏

Here is Percy Heath plays “A Love Song” [ Solo ].

Here is Gary Mazzaroppi with Les Paul play ”How High the Moon”.

 

K氏

Here is 稲葉 國光and 中牟礼 貞則(Duo) play “Conversation #1,2”

 

Alfortville27/01/2016 Le contrebassiste de jazz Henri Texier

Photo above of Henri Texierby courtesy of Mediapart

Here is Henri Texier Trio play “Stolen Moments”.

 

寺本氏

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Here is Duke Ellington and Jimmy Blanton play “PIitter Panther Patter”.
Jan.10,1940.
PIitter Panther Patter(1940)

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Here is Duke Ellington and Ray Brown play “PIitter Panther Patter”.
Dec. 5,1972.
PIitter Panther Patter(1972)

Here is Red Mitchell, Isao Suzuki, Tsuyoshi Yamamoto play “Perdido” (1979).

 

平野

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Here is Luis Russell and His Orchestra play “Jersey Lightning.
Luis Russell(p.dir) Henry Allen, Bill Coleman(tp) J.C. Higginbotham(tb) Albert Nicholas(cl, as) Charlie Holmes(as) Teddy Hill(ts) Will Johnsong bi) Pops Foster(b) Paul Barbarin(d, vib) New York, September 6, 1929
Jersey Lightning

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Here is John Kirby Sextet play “Charlie’s prelude”.
Charlie Shavers (tp) Buster Bailey (cl) Russell Procope (as) Billy Kyle (p, arr) John Kirby (b) O’Neil Spencer (d) World transcriptions, New York, 1940
Charlie’s Prelude

Chubby Jackson Little Rascals promo w Casey

 

Here is Chubby Jackson and His Orchestra play “Northwest passage”.
Howard McGhee (tp) Bill Harris (tb) Flip Phillips (ts) Ralph Burns (p) Bil Ty Bauer (g) Chubby Jackson (b) Dave Tough (d) New York, January 10, 1945
Northwest passage

Chubby Jacksonについて拙ブログ(5回)もお時間あればご覧下さい。

⇨こちら (1)https://wp.me/p6X2wH-34x

                    (2)https://wp.me/p6X2wH-34Y

                    (3)https://wp.me/p6X2wH-35z

                    (4)https://wp.me/p6X2wH-363

                    (5)https://wp.me/p6X2wH-36u

 

 

 

おやまぁあんたまで!!「歌いたがり屋」列伝(大阪ジャズ同好会特集)

May 4.2018

おやまぁあんたまで!!「歌いたがり屋」列伝  解説 吉瀬 拓雄氏 (2015年4月12日)

今回は「歌いたがり屋のジャズ奏者たちが大集合です。ジャズのレコード録音は1917年、白人バンドの0DJBが始まりと されますが、その前年に女性歌手マリオン・ハリス、さらに遡る1911年にラグタイム キングと呼ばれたジーン・グリーンが残した歌声もあるそうです。とはいえ、ヴォーカ ルをジャズの主要なパートに押し上げたのは1920年代半ばにホット5を結成したル イ・アームストロングの功績でしょう。その影響は、ビング・クロスビーら多くの歌手にとどまらず、器楽奏者たちにも歌う楽しさ(快感)を教えてしまったのでした。

まずは、ルイに刺激された調子のいいトランペッターたちの歌声を…

(1) HENRY RED ALLEN

ルイより5つ年下のニューオリンズ出身で、ルイス・ラッセル、キング・オリヴ アーらのバンを経て独立。当日はDark Eyes(1944)を選曲されましたが音源がありません。代替としてJ.C.Higginbotham(tb)達とコーラスしている映像を添付しました。

Here is Henry Red Allen sings “Drink Hearty”.(1946)

Photo by YouTube

(2) BUNNY BERIGAN
学生バンド時代にハル・ケンプに見出されて欧州ツアーに参加。ポール・ホワ イトマン、ベニー・グッドマン楽団にも所属し独立。36年のメトロノーム誌人 気投票で首位。40年にはトミー・ドーシー楽団に加わったが、33歳で早世。

Here is Bunny Berigan sings “Star dust” .

(3) ROY ELDRIDGE
1930年代半ばから活躍し、40年には白人ビッグバンド最初の黒人レギュラーと してジーン・クルーパ楽団に迎えられた。その後アーティー・ショウ楽団、JA TP、グッドマンの欧州ツアーにも参加。これは自己パンド時代の演奏で、メンパーにサヒブ・シーハブの名も。歌題は「恥ずかしくないかい?」でしょうか。

Here is Roy Eldridge sings “Ain’t that a Shame” (1946)

 

Photo above of  Charlie Shavers by Wikipedia

(4)CHARLIE SHAVERS
20歳前にジョン・カービー楽団に入り、大半の編曲を手がけたといわれる才人。 トミー・ドーシーやグッドマン楽団にも参加。多くの録音を残したレイ・ブライ アントトリオとのアルバム「Digs Dixie」から自作曲を。グリークスはペテンの俗語?

Here is Charlie Shavers sings “Daddy’s Got The Gleeks”.(1959)

 

5) DIZZY GILLESPIE
ビバップやラテンリズムの導入でモダンジャズの功績者と讃えられる一方、テ ディ・ヒル、キャブ・キャロウエイら所属楽団のボスや仲間と衝突を繰り返した という。MJQメンバーも彼の楽団にいた。クインテットの演奏で、ビル・グラハ ム(as)、ウイントン・ケリー(p)、ボニー・グリッグス(b), アル・ジョーンズ (d)。(他にナット・アダレイ、クラーク・テリーも歌っているようです)

Here is Dizzy Gillespie sings “Blue Skies”

トロンポーンはおなじみジャック・ティーガーデンを省略してこの人に…

Photo above of Tyree Glenn by AllMusic

 

(6) TYREE GLENN
べニー・カーター楽団などを経てキャブ・キャロウエイ、デューク・エリントン楽団へヴァイブ奏者との二足のわらじで活躍。歌の方もトロンボーンと同様、 楽しさがあふれます。クインテットのメンバーは、メリー・オズボーン(g)、トミー・フラナガン(p)、チャーリー・ポッター(b)、ジョー・ジョーンズ (d)。
歌うサックス奏者は少なく、他にソニー・スティット、トランバウアー、古谷充ぐらい

Here is Tyree Glenn sings “Yes Sir That’s My Baby” (1957)

 

(7) GERRY MULLIGAN
ピアノレスのカルテットなど、意欲的試みでウエストコーストから新風を吹か せたあのマリガンが歌ってます。フュージョンのデーヴ・グルーシンと組んだ 全曲自作のアルバム。ジェイ・レオンハート(b)、バディ・ウイリアムス (a)。

Here is Gerry Mulligan sings “I Never Was A Young Man”. (1980s)

ピアニストで歌っているのはホーギー・カーマイケル、マット・デニスといった作曲家系と弾き語りトリオの元祖ナット・キング・コールは割愛して、次の2人を

 

(8) OSCAR PETERSON
ナット・コールとの約束で歌を封印したと言われるピーターソンが、その前に 吹き込んだアルバム「Romance」の1曲。ナットの死後もリスペクト盤を1枚出しただけでした。バックはバーニー・ケッセル(g)と、レイ・ブラウン(b)。

Here is Oscar Peterson sings “I Can’t Give You Anything But Love”. (1953)

Photo by National Jazz Museum in Harlem
Happy Birthday Jay McShann

(9) JAY MCSHANN
カンザスシティ・ジャズ時代を知るベテランの復活第2弾。ジェリー・マリガ ン(bs)、ハービー・マン (fl)、ジョン・スコフィールド(g)、ジョー・モレ ロ(d)、ジャック・シックス(b)というメンバーを得て気持ちよく歌い、弾いて います。前に聴いてもらったマリガン 94年の同曲はこれの完成形でしょうか。

Here is Jay Mcshann sings “Georgia On My Mind”.(1978)

負けじとオルガンも、そしてドラムもベースもヴァイヴも

(10) JIMMY SMITH
Tell Me(1966)
ピアノ弾きが歌うなら俺だって、とジミー・スミスも歌います。バックのメ ンバーは不詳ですが、彼にはもう1枚ジョニー・ペイト楽団をバックにした歌入りアルバム「The Other Side Of Jimmy Smith」もあるそうです。当日選曲された「Tell Me」の音源の代替としてYouTube映像をご覧下さい。
Here is Jimmy Smith and Kenny Burrell play “Got my Mojo Workin’ “(1993)

 

( 11)BUDDY RICH
リッチ・ヴォイスといろアルバムのタイトル通り、なかなかのいい声でいい歌いっぷり。バックはハル・ムーニー楽団。もう1枚ある「Just Sing」では、 ベン・ウェブスターやハリー・エディソンらをバックに歌っています。
(ドラマーではグラディ・テイトも歌っているそうですが…)

Here is Buddy Rich sings “Me And My Shadow”(1959)

 

(12) RED MITCHEL
Love You Madly(1988)
1968年から長期にわたってスウェーデンに居を移し、これも現地にクラーク テリーを迎えてのデュオ録音。アルバムの約半数5曲がデューク・エリントンの作で、自作の詞をつけて彼に敬意を表しクラークも最後でハモります。
選曲された「Love You Madly」についても音源の代替として下記を添付します。

Here is Red Mitchell sings “When I’m Singing “.

Recorded:New York City, October 31, 1982

 

(13)LIONEL HAMPTON
RCAビクターは 1937年から4年間、ハンプトンにニューヨーク滞在中は自由に使ってくれと録音スタジオを開放していたそうです。その初期にあたるこの曲はバスター・ベイリー(cl)、ジョニー・ホッジス(as)、コジー・コール (d)らをバックに気持ちよく、そして後年に比べ極めて真摯に歌っています。

Here is Lionel Hampton sings “On The Sunny Side Of The Street”. (1937)

 

(14) MILT JACKSON
全曲歌入りのアルバムもある無類の歌いたがり屋さん。ビリー・ホリデーや シナトラの歌唱で知られる「アイム・ア・フール・トゥ・ウォント・ユー」まであるのですが、パリでエンリコ・イントラ・グループと歌ったこの曲を。契約の関係か、ヴァイブを叩かず、歌に徹しています。ピアノは彼かも…。

Here is Milt Jackson sings “Autumn Leaves” (1964 )

以上 14 曲、「楽器で歌う」ことに専念する多くのミュージシャンには失礼な企画ではありましたが、1曲でも気に入ってもらえる物があったなら幸いです。

Talmage Farlow(1)

January 7.2018

Recently, I watched “Talmage Farlow” by website.

“Talmage Farlow” was produced by Lorenzo DeStefano as a documentary on jazz guitarist Tal Farlow in 1981.

Photo above of Lorenzo DeStefano(left) by courtesy of the portland Press Herald

下記映像は5分ごとにCMが挿入されます。後半30分以降が楽しめると思います。

This film is featuring Tal’s footages and interviews of Lenny Breau, George Benson, Tommy Flanagan, Red Mitchell, Red Norvo, and Jimmy Lyon.

Last year I learned an interesting fact about this film.

”Initially, we considered Emily Remler here ,but she wasn’t available,and then Tal suggested Lenny Breau.”
(Lorenzo DeStefano ,conversation with Jean-Luc Katchoura,August 2011.from p184)

 

年初で時間がありましたので、 ネットで公開されているTal Farlowのドキュメンタリー映画を観ました。

「Talmage Farlow」は映像作家Lorenzo DeStefanoによって1980年に制作されました。

この作品の中ではGeorge Benson、Red Norvo、Jimmy Lyonがインタビューゲストとして登場しています。

又、Lenny Breauとのクラブでの共演、Tommy Flanagan並びにRed Mitchellとのコンサートの模様が記録されています。

昨年購入した書籍(上記写真)からこの作品について興味深い事実を知りました。

「当初、Tal FarlowはEmily Remlerと共演したかったそうです。しかし、彼女とは共演できずLenny Breauを指名したそうです。」

余談ですが、40年以上前にジャズ喫茶オアシス(大阪千里丘)での例会で、毎週「樽春雄」さんがギター関連のレコード解説をされていました。個人的には樽さん(小林氏)にこの映像を解説して頂きたいと思っています。

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次回はLenny Breauとの共演盤「Chance Meeting」を全曲ご紹介します。

Photo above of Emily Remler by courtesy of Brian McMillen

Here is Emily Remler Quartet play “Softly, as in a morning sunrise”.
Hank Jones (p) Emily Remler (g) Buster Williams (b) Marvin “Smitty” Smith (d)
New York, May, 1988

 

 


Here is Emily Remler Quartet play “In a sentimental mood”.
Hank Jones (p) Emily Remler (g) Bob Maize (b) Jake Hanna (d)
San Francisco, CA, April, 1981