2022年2月14日記
1.特集『Anthology of underrated musicians』
担当 寺本 泰規氏
世の中には実力がありながら、過小評価されている人が少なからずいます。今日はそんな人を集めてみました。ただ人によっては何でこの人が過小評価なんだとのご指摘もあろうかと思いますが、私の独断と偏見にて選んだものなのでご容赦願えればと考えております。またお遊びとしてプレイ ヤーを当てるクイズもありますので楽しんでくだされば幸いです。
1.まずトップバッターはこの人です。ピアニストとしても一流の腕前だと思いますが、なぜか日本ではほとんどレコードが出ていません。
「Polka Dots and Moonbeams」(’55 7/24)
ピアノは誰でしょうか? John Frigo(b)
2.次はウェストコースト派のサックス奏者です。なかなか良いプレイをする人なのですが、愛妻の死後、精彩を欠きいつしか一線から消えていってしまいました。
「Crazy He Calls Me」 (’58/19)
アルトサックスは誰でしょうか? Conte Candoli (tp) Ziggy Vines(ts) Red Mitchell(b) Bruz Freeman(ds) ピアノは誰でしょうか?
3.さて、気分を変えてヴォーカルといきましょう。この人も私の好きなヴォーカリストのひとりですが、若くして死んでしまったのが残念です。
「Here’s That Rainy Day」(’75 6/13 & 14)
ヴォーカルは誰でしょうか? Mike Wofford(p) Bob Magnusson(b) Tony Marillo(ds)
4.今度はピアノやヴァイブもこなす器用な人ですが、なぜか日本では人気がありません。
「There is No Greater Love」(’58 1/21 & 22)
ピアノ、ヴィブラフォンは誰でしょうか?
ベースは誰でしょうか? Stan Levey(ds)
5.次の人もマイナーな人だと思います。テナー奏者としてほとんど話題に上ったことがないのでは ないでしょうか。非常によい演奏する人だと思うのですが・・・・。
「I Need You」(’60 4/30)
Nat Adderley(cor) テナーサックスは誰でしょうか?
Barry Harris(p) Sam Jones(b) Louis Hayes
6.この曲はウェス自身のアルバムにも収録された有名なナンバーです。
「West Coast Blues」 (’60 5/17 & 18)
Joe Gordon(tp) テナーサックスは誰でしょうか?
Barry Harrs(p) Wes Montgomery(g) Sam Jones(b) Louis Hayes(ds)
7.さて、次の人は過小評価されているとはいえないかもしれませんが、日本では不思議と余り話題に上らないミュージシャンです。
「Hush-a-Bye」 (’61 12/21)
テナーサックスは誰でしょうか? Barry Harris(p) Ron Carter(b) Ben Riley(d)
8.ちょっと珍しいデュオを聴いてください。
「Memories of You」(’68 9/17)
サックス奏者は誰でしょうか?
ピアノは誰でしょうか?
- 最後は女性ヴォーカルで締めくくりたいと思います。
「Imagination」(’83)
ヴォーカルは誰でしょうか?Laurie Holloway(p) Allen Walley(b)
以上
(注)上記、ブラインドフォールド・テストの回答は「例会概要③」(今週中に投稿予定)に記載致します。