JAZZ AT STORYVILLE featuring Marian McPartland

January 23,2020

今回の7インチ盤はボストン・ストリービルクラブでのライブ録音です。

Marian McPartland (p) Eddie Safranski (b) Don Lamond (d)
Live “Storyville”, Boston, June 2, 1951

Here is Marian McPartland plays ”Strike up the band”.

Here is Marian McPartland plays ”The gypsy in my soul”.

裏面のライナーノーツはナット・ヘントフ(Nat Hentoff)が記載しています。

2人は1925年生まれの同じ年齢で、このレコードが制作された時は26歳でした。

ナット・ヘントフは3年前(2017年1月7日)に亡くなりましたが、ジョージ・ウェインはご存命です。

添付のサイトで、59年後(2010年)に2人が並んで撮影された写真がご覧になれます。

こちら ▶️

ストリービルクラブはジョージ・ウェイン(George Wein)がオーナーとして1950年に開店しました。(ニューポート・ジャズフェスティバルは1954年からです)

Photo by Wikipedia

 

7インチ盤シリーズ (8) Bix Beiderbecke (日本コロンビア発売)

January19,2020

上記7インチ盤にはBix Beiderbeckeによる名演が4曲収録されています。

日本コロンビアが製作した「ビックス・バイダーベック物語(3枚)」も所有していますが、EP盤は手軽に扱えるので手元に置きよく聞いていました。

「ジャズ・ミィ・ブルース(Jazz Me Blues)]

「リズム・キング(Rhythm King)」

「オールマン・リヴァー(Ol’ Man River)」

「マージイ(Margie)」

神戸ジャズ例会((2019年7月例会)では「ビックス・バイダーベック物語(3枚)」をご紹介しました。

Bix’s piano:Wurlitzer baby grand, serial number 124231
Photo by courtesy of jjs.libraries.rutgers.edu

大阪ジャズ同好会(2018年11月例会)ではビックス・バイダーベックによる「ピアノソロ演奏」をご紹介致しました。

 

ジーン・クルーパ ・ジャズ・トリオ1952年来日時録音盤(7インチ盤)

January 15,2020

1952年(昭和27年)、ジーン・クルーパ来日時の録音です。

「日本ビクター専属アーティスト」ということで銀座のスタジオで7曲録音しました。

しかし、当時のジーン・クルーパはJATPと契約中であり、日本ビクターからのレコードは廃盤(販売中止)になりました。ノーマン・グランツから「契約違反」だと叱責されたそうです。

当初SPで4枚(7曲)発売されていますが、本EPレコードが「いつ発売されたか」分かりません。

YouTubeでは全7曲が公開されています。

Here is Gene Krupa Trio in Japan 1952 play “Drum Boogie”.

スイングジャーナル誌から写真をお借りしました。

 

 

King Oliver 1929-1930(7インチ盤)

January 14,2020

新年おめでとうございます。本年も拙ブログを宜しくお願い申し上げます。

最近知人から「ブログ更新していないのですか?」とのお問い合わせがございました。実は新年からフェイスブックで7インチ盤を紹介しています。6回目になりますが、今回は音源の関係でブログを作成致しました。

本7インチ盤においては「Jimmie Johnson And His Orchestra」による2曲に注目して購入しました。

JIMMIE JOHNSON AND HIS ORCHESTRA:

King Oliver, Dave Nelson(tp), Jimmy Archey (tb) / 2 cl, as unknown / Charles Frazier(ts), James P. Johnson, Fats Waller(p), Teddy Bunn(bj, g) / Harry Hull(sb), ds,unknown,The Keep Shufflin’ Trio (one of whom sounds like Fats Waller), v. New York, November 18, 1929

Here is Jimmie Johnson And His Orchestra play “You don’t understand”.

Here is Jimmie Johnson And His Orchestra play “You’ve got to be modernistic”.

Photo by Discos

Here is King Oliver And His Orchestra play “Everybody does it in Hawaii”.

King Oliver(tp) ,Dave Nelson (tp) Jimmy Archey (tb) Glyn Paque (as) prob. Charlie Frazier (ts) Don Frye (p) prob. Arthur Taylor (bj) unknown (g) Roy Smeck (steel-g-1,hca-2) prob. Clinton Walker (tu) prob. Edmund Jones (d)  New York, December 30, 1929

Here is King Oliver And His Orchestra play “When you’re smiling”.
King Oliver, Henry “Red” Allen, Bubber Miley (tp) Jimmy Archey (tb) Bobby Holmes (cl) Glyn Paque (cl,as) unknown (cl,as) Walter Wheeler (cl,ts) Don Frye (p) Arthur Taylor (bj) Jean Stultz (g) Clinton Walker (tu) unknown (chimes-1) Carroll Dickerson (dir,vln-2) Frank Marvin (vcl) [alias Sonny Woods (vcl) ]  New York, January 28, 1930

Here is King Oliver And His Orchestra play “What’s the use of living without love”.
King Oliver, Henry “Red” Allen, Dave Nelson (tp) Jimmy Archey (tb) + 2 unknown (as), (one doubling cl-1) unknown (ts) prob. Sam Davis (p) unknown (g) unknown (tu) unknown (d) George Bias (vcl)  New York,September 12, 1930

Here is King Oliver And His Orchestra play “You were only passing time with me”.
Members of the recording are the same as above.

AFRS Jubilee #278 〜Ake “Stan” Hasselgard and Wardell Gray

December 20,2019

大阪ジャズ同好会の次回持ち寄りは『ジャム・セッションの名演』です。

「ジャム・セッション」といえば、放送録音に収録された「C jam blues」で名演が多く残されており、本日はご紹介候補のレコードを久し振りに聞きました。

今回は「C jam blues」の録音データについて確認したことを記載します。

「Spotlite SPJ134」
「One o’clock jump (theme)〜 C jam blues 」
Ake “Stan” Hasselgard (cl) Wardell Gray (ts) Dodo Marmarosa (p) Al Hendrickson (g) Harry Babasin (b) Frank Bode (d)
AFRS Jubilee #278, McCormack General Hospital, Pasadena, CA, prob. February 9, 1948
上記データはTom Lord Discographyから転載しましたが、レコード裏面の解説では「録音日1947年12月、ベースは不明だがCryde lombardi」ではないかと記載されています。(本レコードは1976年に制作されています)
Tom Lord Discographyはコロラド大学作成PDF「JUBILEE~Programs」を根拠としています。

コロラド大学が公開しているPDF資料「JUBILEE~Programs 278」

NBC Vine Street

コロラド大学資料の表紙

コロラド大学が公開している「JUBILEE~Programs」はとても参考になる資料です。

前回のブログでも記載しましたが「良い時代になりました」

尚、Wardell Grayに興味をお持ちの方でしたら、大阪ジャズ同好会特集『Wardell Gray Memorial』もお読み頂くと嬉しいです。(解説 寺本泰規氏)

こちら ▶️

フランク・ティッシュメーカー~シカゴジャズの中心的存在

December 15,2019

左から Frank Teschemacher, Jimmy McPartland, Dick McPartland, Bud Freeman by Stanford Libraries

昨日ラジオ放送(ジャズSPタイム)で「フランク・ティッシュメーカー~シカゴジャズの中心的存在」を聴きました。

その昔、フランク・ティッシュメーカー(Frank Teschemacher)について、大阪在住の辛口ジャズ評論家が「素人名人会に出演している….」と言われた記憶があります。
私は「フランク・ティッシュメーカーは録音も古いし、いい音で聴けない」という単純な理由であまり熱心に聴いておりませんでした。
後年、白人系のジャズを中心に聞くようになり「シカゴ・スタイルジャズ」が大好きになりました。
次回の放送(12月29日)では「円熟のシカゴ・スタイル」という特集で「デッカの名盤(1939年制作)」をご紹介されるそうです。

故粟村政昭氏の発言については「白人のアマチュアミュージシャンによる黒人ジャズの模倣演奏の中心人物」という意味で「素人名人会…」という言葉を選ばれたと推測致します。

あれから40年以上経過しました。「素人名人会、そんな番組知らんけど!」というジャズファンも多くなりましたが、ラジオ放送並びにYouTube等でフランク・ティッシュメーカーの演奏を聞くことが出来る良い時代になりました。

以下、番組の解説者瀬谷徹氏が公開されている「Hot Jazz 78rpms」から2曲添付させていただきます。

「Hot Jazz 78rpms」こちら ▶️

Here is McKenzie and Condon’s Chicagoans ”China Boy”.
Jimmy McPartland(cnt) Frank Teschmacher(cl) Bud Freeman(ts) Joe Sullivan(p) Eddie Condon(bj) Jim Lannigan(b) Gene Krupa(d) Chicago, December 8, 1927

曲目解説は所蔵の書籍から

日本コロンビア「ジャズの歴史」168p

Here is Elmer Schoebel and his Friars Society Orchestra play ”Copenhagen”.
Dick Feige(cnt) Jack Reid(tb) Frank Teschmacher(cl) Floyd Townes(ts) Elmer Schoebel(p) Karl Berger(g) John Kuhn(tu) George Wettling(d) Chicago, October 18, 1929

上記録音は昨年(6月22日)阪急百貨店SPレコードコンサートでもご紹介されました。

2018年6月22日、阪急百貨店で撮影

 

 

大阪ジャズ同好会第40回例会(2019年12月8日)「Best of Live & Broadcast Performances of Billie Holiday」

 

December 12,2019

Best of Live & Broadcast Performances of Billie Holiday

以下、解説された寺本泰規氏作成のレジュメを編集せず転載致しました。尚、文中の写真は寺本氏の解説に沿ってブログ作成者が添付致しました。

1.1930年代
ビリー・ホリデイ(Billie Holiday)ことエレオノーラ・フェイガン(Eleanora Fagan,1915年4月7日〜1959年7月17日)は1933年11月27日にコロンビアへ初録音を果たしますが、残されている放送録音で最も初期のものは1937年6月30日にCount Basie楽団の専属歌手として行われたものです。まず最初に聴いていただく歌唱は同じ年の11月に行われた放送録音です。オブリガードをつけるLester Youngが聞き物です

1.「I Can’t Get Started」(2:56)(Wednesday,November 3,1937)(Camel Caravan Radio Show)
(Cedar Grove(New Jersey),Meadowbrook Lounge,CBS Broadcast by WOR)
Count Basie and his Orchestra
Buck Clayton,Ed Lewis,Bobby Moore(tp) Eddie Durham,Benny Morton,Dan Minor(tb),Earle Warren(a) Jack Washington,(as,bs) Herschel Evans,Lester Young(ts),Count Basie(p), Freddie Green(g) Walter Page(b) Jo Jones(ds) Billie Holiday(vo)

 

Photo by Billie Holiday Discography(CBS放送時に撮影)

次は2回目の放送録音であるBenny Goodmanとの共演です。この時の録音はもう一曲あり、後になって公開されました。同じ頃コモドアにも「Strange Fruit」で有名な録音を始めます。

2.「I Cried For You」(2:31)(Tuesday,January 17,1939)
(New York City,Camel Caravan Radio Show(Broadcast))
Benny Goodman and his Orchestra
Chris Griffin,Ziggy Elman,Irving Goodman,Cy Baker(tp) Red Ballard,Vernon Brown(tb),Hymie Schertzer,Noni Bernardi(as) Jerry Jerome,Art Rollini(ts) Benny Goodman(cl),Jess Stacy(p) Ben Heller(g) Harry Goodman(b) Buddy Schutz(ds) Billie Holiday(vo)

 

1938年暮れにオープンした「Café Society」に出演(1939年1月1日撮影)Photo by Billie Holiday Discography

コロンビア時代(1933〜1942年)は元気溌剌とした歌声とその楽器的唱法が最大限生かされた時代でした。名だたる共演者とも臆せず唄うその姿は、正にジャズヴォーカルそのものと言えるでしょう。

2.1940年代
40年代はコモドアに4セッションしたのとJATPコンサート以外は、ほとんどDeccaレーベル(1944〜50年)への録音となります。この時代はより情感を込めた歌い方となり、円熟した歌唱が多く全盛時代と行っても良い時代だと思います。しかし中にはDeccaでのストリング伴奏の評価が良くないとする人もいますが、ストリングスのアレンジの出来を除くと、彼女の唄そのものは30年代よりも素晴らしいものとなっているのは間違いないと思います。
さて1944年に入り彼女はコモドアへ残りの録音を行い、その後豪華メンバーをバックに次の放送録音を残しました。残念ながら共演者のソロはありません。

3.「Fine and Mellow」(3:50)(Sunday,June 25,1944)
(New York City,WMCA Broadcast New World a-coming # 17)
WMCA New World A’Coming – The Story Of Negro Music(narrated by Canada Lee)
Ben Webster(ts) Vic Dickenson,Benny Morten(tb) Edmond Hall(cl) Charlie Shavers,Roy Eldrige(tp) Art Tatum(p) Al Casey(g) Slam Stewart(b) Arthur Trappier(ds)

 

次のライブセッションは従来1946年4月22日エンパシー・シアターでの録音とされていましたが、後年下記の日時・場所に訂正されたものです。個人的にはコモドア盤よりも心に訴えかける歌唱だと思っています。

4.「Strange Fruit」(3:12)(Monday,February 12,1945)(accompanied by piano only)
(Los Angeles,Shrine Auditorium)
Jazz At The Philharmonic
Billie Holiday(vo) Wardell Gray,Illinois Jacquet(ts) Willie Smith(as)
Howard McGhee(tp) prob.Milt Raskin(p) prob.Dave Barbour(g) Charlie Mingus(b)
Davie Coleman(ds)

 

12月にはアポロ劇場から中継されたHot Lips Page and Orchestraのゲストとして出演します。その時の録音です。

5.「All of Me」(2:02)(Saturday,December 15,1945)
(Harlem(New York City),Apollo Theatre,253 West 125th Stree at 7th/8th Aves.)
(WMCA Broadcast )
Hot Lips Page and Orchestra
Hot Lips Page(tp) Joe Springer(p) unknown(b) unknown(ds)

 

次はカーネギー・ホールで最初に録音されたセッションです。

6.「He’s Funny That Way」(2:27)(Monday,May 27,1946)
(New York City,Carnegie Hall) Jazz At The Philharmonic
Billie Holiday(vo) Buck Clayton(tp) unknown(tb) Coleman Hawkins,Illinois Jacquet,Lester Young(ts) Ken Kersey(p) John Collins or Tiny Grimes(g)prob.Curly Russell(b) J.C.Heard(ds)

 

上記録音の5日後にDown Beat Clubの楽屋でWilliam Gottliebが撮影(1946年6月1日)Photo by Billie Holiday Discography

 

2回目のカーネギー・ホールです。ピアノのみの伴奏で情感を込めて唄っているのが良くわかります。

7.「There Is No Greater Love」(2:34)(Saturday,May 24,1947)
(New York City,Carnegie Hall)
Jazz At The Philharmonic
Billie Holiday(vo) Bobby Tucker(p)

 

ライオネル・ハンプトン楽団との初めてで最後の共演の記録ですが、楽器の音はベースを除きほとんど聞こえません。最後にアンサンブルがわずかに出てきます。この時の録音はFats Navarro(tp)のソロがある曲も録音されています。

8.「I Cover The Waterfront」(3:19)(Wednesday,July 7,1948)
(New York City,Geneva,Radio Broadcast)
Billie Holiday(vo) with Lionel Hampton and his Orchestra
including Wes Montgomery(g) Charlie Mingus(b)

 

3.1950年代
50年代の大部分(1952〜59年)をノーマン・グランツのVerveで過ごしますが、声は酒とドラッグでますますしゃがれたものになってきています。それでも彼女の唄からは彼女でしか表現し得ない恋心や人生の深みが感じられると私は思います。
まず最初はStan Getzが珍しく伴奏しているセッションです。ソロは取っていませんが、ヴォーカルにオブリガードする様子はまるで30年代のLester Youngを彷彿させてくれます。

9.「Ain’t Mobody’s Business If I Do」(2:19)(Sunday,October 28,1951)
(or Monday October 29,1951 on 「Lady Day’s Diary」)(Boston,Storyville Club,Copley Square Hotel)
Billie Holiday(vo) Stan Getz(ts) Buster Harding(p) John Fiels(b) Marquis Foster(ds)

 

写真の説明によると「出演料はスタン・ゲッツと50=50」だったそうです。Photo by Billie Holiday Discography

次はエリントンのバンド結成25周年を記念したコンサートにおけるライブです。この時は他にもStan Getz Quartet,Ahmad Jamal Trio,Charlie Parker with Strings,Dizzy Gillespie等が出演する一大コンサートでした。

10.「Lover Come Back To Me」(2:18)(Friday,November 14,1952)
(New York City,Carnegie Hall)
Duke Ellington 25th Anniversary – second concert(Carnegie Hall)
Clark Terry,Willie Cook,Cat Anderson,Ray Nance(tp) Britt Woodman,Quentin Jackson,Juan Tizol(tb) Harry Carney(cl,bar,b-cl) Russell Procope(cl, as)Jimmy Hamilton(cl,ts) Rick Henderson,Hilton Jefferson(as) Paul Gonsalves(ts),Duke Ellington(p) Wendell Marshall(b) Louis Bellson(ds) Billie Holiday(vo)

 

1953年になってGeorge JesselのTV Show「Comeback」に出演します。

11.「God Bless The Child」(2:34)(Friday,October 16,1953)
(New York City,The Comeback Story(ABC TV))
Carl Drinkard’s Trio
Billie Holiday(vo) Carl Drinkard(p) Jimmy Raney(g) Peter Litman(ds)

 

1954年1月10日、Jazz Club USAの一員としてビリーはCopenhagenに向けて楽旅に出発します。
1月12日から2月4日まで、およそ20日間ヨーロッパ各地で公演を行います。その時のライブから聴いて下さい。

12.「What A Little Moonlight Can Do」(2:51)(Friday,January 22,1954)
(Koln (Germany),Radio Broadcast,Deutz) Jazz Club USA Concert
Leonard Feather(mc) Billie Holiday(vo) Red Norvo(vib) Buddy DeFranco(cl)
Carl Drinkard(p) Jimmy Raney(g) Red Mitchell(b) Elaine Leighton(ds)

 

Photo by Billie Holiday Discography

次の1955年5月6日のコンサートもCount Basie Orch.,Budy Rich,Clifford Brown & Max Roach,
等の有名ミュージシャンが出演しました。その中からLester Youngを含むCount Basie Orch.の伴奏での唄です。(なおBrown & Roachの演奏はFresh SoundからCD化されています。)

13.「Stormy Weather」(3:29)(Friday,May 6,1955) New York City,Carnegie Hall
Count Basie and his Orchestra
Billie Holiday(vo) Buck Claytontp) Lester Young(ts) Count Basie(org)
prob.Bobby Tucker(p) unknown(b) unknown(ds)

 

Photo by Billie Holiday Discography

1956年8月13日は彼女にとっては忙しい日でした。というのはNorman Granzのレコーディングを行いながら、その合間を縫ってロスアンジェルスのテレビ局でBobby Troup司会の「Stars of Jazz」に出演したからです。その時の唄です。(この時の放送は映像で残されています。)

14.「Please,Don’t Talk About Me When I’m Gone」(2:01)(Monday,August 13,1956)
(Hollywood,Los Angeles,Stars of Jazz(TV)) Stars of Jazz(TV)
Billie Holiday(vo) Corky Hale(p) Jules bertaux(b) Bob Neel(ds)

 

1957年にカナダで行われたフェスティバルにおけるライブ・レコーディングからの1曲です。

15.「Nice Work If You Can Get It」(2:33)(Saturday,August 10,1957)
Stratford(Ontario,Canada),Stratford Shakespeare Festival
Stratford Shakespeare Festival
Billie Holiday(vo) Mal Waldron(p) Ernie Cosachuck(b) Archie Alleyne(ds)

 

2週間後の「New York Jazz Festival 」に出演Photo by Billie Holiday Discography

スタジオにおけるラスト・レコーディングを1958年2月21日に終えると、後はわずかに残されたライブと放送録音しか残っていません。多分最後の正式レコーディングがライブで残されています。それが次のセッションです。

16.「Lover Man (Oh,Where Can You Be?)」(2:55)(Friday,September 26,1958)
(Wallingford(Connecticut),Oakdale Musical Theater)
Seven Ages of Jazz Festival Concert
Billie Holiday(vo) Buck Clayton(tp) Mal Waldron(p) Milt Hinton(b) Don Lamond(ds)

 

9月9日、プラザホテルでマイルスと共演(Billie with Miles Davis)Photo by Billie Holiday Discography

先の録音以降は放送録音しかなく、次のセッションがおそらく記録されている最後のセッションかと思われます。

17.「Too Marvelous For Words」(2:35)(Wednesday,April 15,1959)
(or Monday April 20,1959 on 「Lady Day’s Diary」)
(Boston,Storyville Club,Copley Square Hotel)
Billie Holiday and Trio
Billie Holiday(vo) Mal Waldron(p) Champ Jones(b) Roy Haynes(ds)

 

上記録音から3週間後に自宅で撮影された写真(5月1日)Photo by Billie Holiday Discography

30年代から死の直前までの録音をたどってきましたが、スタジオ録音では聴かれないリラックスしたビリーの唄も聴くことが出来たのではないでしょうか。ビリーの唄はその初録音からラストレコーディングまで全てを聴く価値がある希有な歌手だと私は思っています。是非その一部でも良いのでもう一度聞き直す機会を設けていただけたら幸いです。

(使用音源)
1.「Basic Basie Aircheck from The Golden Count Basie Years:1937-38」
(Phontastic NOST 7640)(LP)
2.「BG,his Stars and his Guests」(Queen Q 1016)(LP)
3.「Billie Holiday “On The Air”」(TOTEM 1037)(LP)
4.「The complete Billie Hokuday on Verve 1945-1959」(Ver.314 513 860-869)(CD)
5.「Hot Lips Page “Play The Blues In ‘B'”」(Jazz Archives JA-17)(LP)
6.「The complete Billie Hokuday on Verve 1945-1959」(Ver.314 513 860-869)(CD)
7.「The complete Billie Hokuday on Verve 1945-1959」(Ver.314 513 860-869)(CD)
8.「Saint Louis Blues / unissued and rare performances」(Durium BLJ8001)(LP)
9.「Billie Holiday at Storyville」(Storyville K18P 9350)(LP)
10.「Billie Holiday / 1953-56 Radio & TV Broadcasts vol.2」(ESP 3003)(LP)
11.「Billie Holiday / 1953-56 Radio & TV Broadcasts vol.2」(ESP 3003)(LP)
12.「Jazz Club U.S.A. In Europe」(White Label)(LP)
13.「Billie Holiday / 1953-56 Radio & TV Broadcasts vol.2」(ESP 3003)(LP)
14.「Banned From New York City – Live 1948-1957」(Uptown UPCD27.81/27.82)(CD)
15.「Billie Holiday at Stratford ’57」(Baldwin Street Music BJH-308)(CD)
16.「Seven Age Of Jazz」(MGM MMZ 8105/6)(LP)
17.「Giants 3 / Ellington,Holiday,Armstrong」(Giants of Jazz GOJ-1008)(LP)

(ブログ作成者からの補足)

上記に添付した写真等は「Billie Holiday Discography(Photos)」から添付致しました。WEBサイトは下記を参照願います。

こちら ▶️