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神戸ジャズサロン4月例会(2024年4月28日)概要②「和ジャズ」「私のお勧めのアルバム」

2024年4月30日記

・O西氏

1.YOSHMASA KASA(笠井義正)SUPER3+a「Runnin Wild」

笠井義正(cl) 山本英次(p) 石田信雄(b) 川合純一(bj) 木村陽一(ds) 1988~95年録音

2.右近雅夫&リバーサイド・ランブラーズ「Blues My Naughty Sweet Give to Me

右近雅夫(cor) 平生舜一 (cor) 中山聖 (tp) 亀野徹 (tb) 広田稔 (tb) 渡辺朗 (cl)小曽根実 (p) 大森重志 (bj) 鈴木敏夫 (b) 加藤龍吉 (ds) 1980年5月25日 甲子園会館(旧甲子園ホテル)

・N本氏(神戸ジャズサロンオーディオ担当)

1.武田 和命「Gentle November」から「Once I Talked

武田和命(ts ) 山下洋輔(p) 国仲勝男(b) 森山威男(ds)1979年9月20〜21日録音

YouTubeにアルバム全曲公開されていましたので添付します。

2.鈴木 勲「Blow Up」から「Like it is

鈴木勲(b,cello) 菅野邦彦(p) ジョージ大塚(ds) 水橋孝(b) 1973年3月29〜30日録音

YouTubeにアルバム全曲公開されていましたので添付します。

・Y森氏

鈴木 勲「Blue City」から「Play Fiddle Play

鈴木 勲( b,cello) 井野 信義 (b) 菅野邦彦(p) 渡辺香津美 (g)小原 哲次郎(ds) 1974年3月4日録音

ご紹介されたY森氏は「西宮北口コーナーポケット」のオーディオ担当として、閉店後(23時)のSPチューニング盤として鈴木勲のTBM2枚を使っていらしたそうです。

ジャズ喫茶西宮北口コーナーポケットについては下記サイトをご覧下さい。

https://www.kobejazz.jp/jazz_report/vol17.html

・Chi紫氏(神戸ジャズサロン司会担当)

Modern Jazz All Stars of Japan Battle of Funky「Night in Tunisia」

渡辺 貞夫(as)宮沢 昭,松本英彦,稲垣次郎(ts) 粟田八郎, 滝本達郎 (b) 白木秀雄,富樫雅彦(ds)沢田俊吾(g) 三保敬太郎(p,arr) 中野 彰,林鉄雄(tp) 1961年12月28日録音

私のお勧めのアルバム

・T次氏

Paul Kuhn「The Big Hits Of The Big Bands」から「Skyliner

1972年発売

・M岡氏

Ken Peplowski「Memories of You」から2曲ご紹介

尚、Ken Peplowskiさんは「第26回高槻ジャズストリート」(2024年5月3日~4日)に出演されます。以下、ご確認願います。

https://www.0726.info/news/2024/ken_peplowski

・平野

社会人生活の前半を過ごした「岡山〜広島〜山口」で出会った演奏家をご紹介しました。

1.多田誠司「Triarchy(トライアーキー/三頭政治)」から「Who Cares

多田誠司(as) 菊池太光(p) 楠井五月(b)小松伸之(ds) 2023年11月発売

ジャズ喫茶倉敷アベニューが美観地区に移転後開始したライブによく行きました。多田さんは「神戸キーストンバップ」(月に一度土曜日)のメンバーとして共演されていました。

ジャズ喫茶倉敷アベニューの公式HPを添付します。

https://sound.jp/avenue/main.htm

2.川嶋哲郎「Days Of Bird」から「Days of Bird

川嶋哲郎 (ts) 吉田桂一 (p) 小林航太朗 (b) 菅原高志 (ds) 2019年9月29日録音  

Livehouse Bird(岡山)の岡崎さんを思い出しました。

現在のLivehouse Bird公式HPを添付します。

https://livehousebird.com

3.清水末寿メレンゲ「ホット・ケーキ・ミックス」から「You Don’t Know What Love Is

清水末寿(ts)沢田奈津美(p/vo)池田芳夫(b) 小山彰太(ds)1984年5月3日アケタの店で録音

小生が大阪出身でしたので、大阪で演奏した頃の話をよくお聞きしました。当時の仲間から「関西汽船が来た」(大阪天保山桟橋に接岸する時の大型客船を想像するぐらい音が大きい)と言われたそうです。

広島Lush life(兄やんがオーナー)の公式HPを添付します。

http://www.lushlife-jazz.info

4.ディジー吉本「壇之浦2018」から「壇之浦2018

Dizzy 吉本(b) 村田 浩(tp) 緒方公治(p) 木下恒治(ds) 2018年2月18日 福岡にて録音

下関唐戸「ギターラ」で出会いました。数年前「下関バンドワゴン(閉店)」にも行きました。

当日、「岡山ジャズ物語」(2024年4月15日出版)をご紹介させていただきました。

大阪ジャズ同好会12月例会(2023年12月24日)概要②特集『ニューオリンズ・ラスカルズの60年』

2023年12月28日記

ニューオリンズ・ラスカルズの60年

解説 堀 晃氏

2023年8月12日にお亡くなりになった河合良一(85歳)さんの足跡を辿りながらその音楽と生涯をご紹介されました。

当日配付されたレジュメを添付致します。

以下、各曲ご紹介時の解説の一部を記載致します。

1.ニューオリンズ・ラスカルズの結成とジョージ・ルイスとの全国ツアー

早稲田大学ニューオルリンズジャズクラブを創設。卒業後、後輩の木村陽一氏(ds,vo)と演奏活動を行い、関学出身の川井純一氏(vj)、福田恒民氏(tb)と共にニューオリンズ・ラスカルズ結成(1961年)。尚、末廣光夫氏が結成したODJCは「ニューオリンズ・ラスカルズ」「右近雅夫グループ」を支援するファンクラブであった。

「Original Dixieland Jazz Club」の公式HPを添付致します。

下記リンクを参照願います 🔽

http://www.odjc.com

労音(全国勤労者音楽協議会)主催のジョージ・ルイス公演(1963年)は大阪を拠点として全国ツアーが行われ、ニューオリンズ・ラスカルズの練習場所(大阪)にジョージ・ルイス一行が現れ以後の共演が実現した。

ご紹介された「Just A Little While To Stay Here」では音色の高い方がジョージ・ルイス(河合さんから借りたクラリネット)で、普通の音色が河合さんであるとコメントされました。1966年、ニューオリンズに訪問し、ジョージ・ルイスと再会。

2.1966年、訪米しプリザベーションホールで演奏。

訪米ツアーはニューオリンズ以外にも地方都市を訪問し(ホームステイの援助により)、アメリカを一周するツアーを行いました。


3.「You Rascal You」 (Philips FX-8529)は商業販売として最初のレコード

本録音時点でも演奏レベルは相当高かったと思われる。

4.「Live at NEW SUNTORY 5」の赤いスピーカー裏話

NEW SUNTORY 5に常設されているSPは木村さんが提供。録音マイクも商品化前のテストを兼ねて勤務先から持込されていました。

「NEW SUNTORY 5」の公式HPを添付致します。

下記リンクを参照願います 🔽

https://www.newsuntory5.jp

5〜6.ニューオリンズ・ラスカルズの全盛期は1980年〜2005年

ジョージ・ルイスのセルマー(遺品)で録音した作品。トリオ演奏はもっと残して欲しかった。「Burgundy Street Blues」は代表作。

7.教会での録音シリーズでは「東京山手教会」が個人的にはベスト

教会での演奏も数多く残されていますが本録音は聴衆の多さ並びに雰囲気共に申し分なし。

8.「Jazz At Vespers」(3枚のCD)

TpとTbはミュート演奏。舞子の教会(全日本ディキシーランド・ジャズ・フェスティバル)で3年連続録音(録音曲の重複なく代表作の一部)

ジョージ・ルイスの名盤「Jazz At Vespers」をご持参されました。

9.New Suntory 5でのプライベート録音

本来であれば「Memories Of You」をご紹介したかったですが、音源所在不明により上記録音をご紹介されました。

10.最後の録音「Ryoichi Kawai Final Performance at New Suntory 5」

今は辛くて聴けません。

以上