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大阪ジャズ同好会第34回例会概要(2) 持ち寄り『放送録音の魅力』

December 6,2018

大阪ジャズ同好会世話人寺本氏のコメントから
「ラジオによるジャズのライブ放送は1930年代から行われていました。音質が悪いにもかかわらずその内容はスタジオ録音にはない臨場感にあふれ多くのファンを虜にしたものです。」

・T村氏
1.ハリウッドの「Streets Of Paris」からのラジオ放送、絶頂期のハワード・マギーです。

Here is Howard Mcghee plays “A Night in Tunisia”.
Howard Mcghee(tp), Teddy Edwards(ts) ,J.D.King(ts), Vernon Biddle(p), Bob Kesterson(b), Roy Porter(ds)  Dec.2,1945

2.「Every Tub」(Jan.14.1953)
ニューヨークの「BIRDLAND」からのカウント・ベイシー楽団のラジオ放送、この曲だけレスターヤングが加わりソロをとります。

Photo by courtesy of Pinterest

ブログではレスターヤングのソロ演奏が聴ける「Jumpin’ at the woodside」を添付しました。
Here is Count Basie And His Orchestra featuaring Lester Young play ”Jumpin’ at the woodside”.
Wendell Culley, Reunald Jones, Joe Newman, Paul Campbell (tp), Henry Coker, Benny Powell, Jimmy Wilkins (tb) Marshal Royal (as,cl) Ernie Wilkins (as,ts) Paul Quinichette (ts,arr) Eddie “Lockjaw” Davis (ts) Charlie Fowlkes (bar) Count Basie (p) Freddie Green (g) Gene Ramey (b) Gus Johnson (d) Lester Young (ts) radio broadcast, “Birdland”, New York City, January 1, 1953

3.Hooray For Stan Getzから「Move」(Aug.12.1952)
Stan Getz(ts) Jimmy Raney (g) Duke Jordan(p) Gene Ramey (b) Phil Brown(ds)
ジャケットは最悪ですが、スタンゲッツの演奏は最高です。

上記録音は提供できませんので、代替として「Polish Radio Jazz Archives」からStan Getz and Andrzej Trzaskowski Trioによる録音を添付しました。

Here is Stan Getz & Andrzej Trzaskowski Trio play “You Go To My Head”.
National Philharmonic Concert Hall, Warsaw, Poland on 27 October 1960

・Y濑氏
2006年まで50年眠っていた1956年シアトルでの JATP音源から
1.ノーマン・グランツのMCに続きで「GROOVING HIGH」
2.ピーターソン・トリオでをバックにエラの「JUST ONE OF THOSE THI MG」
3.「AIR MAIL APECIAL」

下記に添付したWEBで司会も兼ねていたノーマン・グランツが「タバコ吸わんとちゃんと聴いてくれ!」と言っています。

こちら ➡️

上記の3曲は提供できませんが、同じ日のノーマン・グランツのMCとジーン・クルーパグループの録音を添付しました。
Here is Gene Krupa Quartet play ”Bernie’s Tune” and “My one and only Love” “Drum Boogie”.
Gene Krupa(ds),Eddie Shu(ts,as), Dave McKenna(p), John Drew(b)
Jazz at the Philharmonic, Seattle 1956

・H氏(今回もクラリネットの名演をご紹介されました)

Here is Benny Goodman Septet play ”Swedish Pasty”.
Benny Goodman(cl),Stan Hasselgard(cl), Wardell Gray(ts), Teddy Wilson(p),Billy Bauer(g), Arnord Fishkind(b),Mel Zeinik(ds)
(1948年5月27日 CBS Brodcast)

ブログ作成者から30分番組を追加しました。上記録音の3日前(5/24)の放送録音で「Patti Page 」が参加しています。
Here is Benny Goodman Septet play “Limehouse Blues 〜The man I love 〜Back home again in Indiana (Donna Lee)〜Confess”.
Broadcast, “Click Restaurant”, Philadelphia, May 24, 1948

・K氏(西明石から参加)

1.Charlie Parker「At The Finale Club」より、
Here is Charlie Parker plays “Ornithology〜Billie’s Bounce〜 Ornithology〜All the Things You Are 〜Blue ‘n’ Boogie 〜Anthropology”.

Charlie Parker(as) Miles Davis(tp) Joe Albany(p) Addison Farmer(b)Chuck Thompson(ds)  Los Angeles Broadcast,1946

2.Chet Baker「Live At The Paris Festival放送」
Here is Chet Baker Quartet play ”For Minors Only”.
Chet Baker(tp) Rene Urtreger(p) Pierre Michelot(b) Aldo Romano(ds)  Radio France,1981

・寺本氏(同好会世話人)
Bunny Berigan「Leader & Sideman」(Through The Years)より
放送録音の魅力は契約の関係上共演することが不可能なメンバーとの共演を聞くこと 出来る事ではないで しょうか。そういった意味で大スターが集まった次のセッションは正 に夢のセッションと言えるでしょう。
Here is Bunny Berigan and others play “Blues”.
Roy Eldrigde, Bunny Berigan, Harry James(tp) Tommy Dorsey, Jack Jenny(tb) Coleman Hawkins(ts) Count Basie(p) John Kirby(b) Gene Krupa(ds)
“Martin Block’s Make Believe Ballroom Jam Session” in Savoy Ballroom,June 14,1940

大阪ジャズ同好会(2018年8月例会)スイング時代の3大セッション①

August 18,2018

 

スイング時代の3大セッションをブラインドフォールドテスト形式で聴き比べしました。

全18曲(1~6ラウンド)がご紹介されました。本日は前半の9曲(1~3ラウンド)をお楽しみ下さい。

1.On the Sunnyside Of The Street

 

2.Mary Had A Little Lamb

 

3.Harlem Lullaby

 

4.Ring Dem Bells

 

5.Here’s Love In Your Eyes

 

6.For Sentimental Reasons

7.Shufflin’At The Hollywood

 

8.Right Or Wrong

 

9.Lover Come Back To Me

おやまぁあんたまで!!「歌いたがり屋」列伝(大阪ジャズ同好会特集)

May 4.2018

おやまぁあんたまで!!「歌いたがり屋」列伝  解説 吉瀬 拓雄氏 (2015年4月12日)

今回は「歌いたがり屋のジャズ奏者たちが大集合です。ジャズのレコード録音は1917年、白人バンドの0DJBが始まりと されますが、その前年に女性歌手マリオン・ハリス、さらに遡る1911年にラグタイム キングと呼ばれたジーン・グリーンが残した歌声もあるそうです。とはいえ、ヴォーカ ルをジャズの主要なパートに押し上げたのは1920年代半ばにホット5を結成したル イ・アームストロングの功績でしょう。その影響は、ビング・クロスビーら多くの歌手にとどまらず、器楽奏者たちにも歌う楽しさ(快感)を教えてしまったのでした。

まずは、ルイに刺激された調子のいいトランペッターたちの歌声を…

(1) HENRY RED ALLEN

ルイより5つ年下のニューオリンズ出身で、ルイス・ラッセル、キング・オリヴ アーらのバンを経て独立。当日はDark Eyes(1944)を選曲されましたが音源がありません。代替としてJ.C.Higginbotham(tb)達とコーラスしている映像を添付しました。

Here is Henry Red Allen sings “Drink Hearty”.(1946)

Photo by YouTube

(2) BUNNY BERIGAN
学生バンド時代にハル・ケンプに見出されて欧州ツアーに参加。ポール・ホワ イトマン、ベニー・グッドマン楽団にも所属し独立。36年のメトロノーム誌人 気投票で首位。40年にはトミー・ドーシー楽団に加わったが、33歳で早世。

Here is Bunny Berigan sings “Star dust” .

(3) ROY ELDRIDGE
1930年代半ばから活躍し、40年には白人ビッグバンド最初の黒人レギュラーと してジーン・クルーパ楽団に迎えられた。その後アーティー・ショウ楽団、JA TP、グッドマンの欧州ツアーにも参加。これは自己パンド時代の演奏で、メンパーにサヒブ・シーハブの名も。歌題は「恥ずかしくないかい?」でしょうか。

Here is Roy Eldridge sings “Ain’t that a Shame” (1946)

 

Photo above of  Charlie Shavers by Wikipedia

(4)CHARLIE SHAVERS
20歳前にジョン・カービー楽団に入り、大半の編曲を手がけたといわれる才人。 トミー・ドーシーやグッドマン楽団にも参加。多くの録音を残したレイ・ブライ アントトリオとのアルバム「Digs Dixie」から自作曲を。グリークスはペテンの俗語?

Here is Charlie Shavers sings “Daddy’s Got The Gleeks”.(1959)

 

5) DIZZY GILLESPIE
ビバップやラテンリズムの導入でモダンジャズの功績者と讃えられる一方、テ ディ・ヒル、キャブ・キャロウエイら所属楽団のボスや仲間と衝突を繰り返した という。MJQメンバーも彼の楽団にいた。クインテットの演奏で、ビル・グラハ ム(as)、ウイントン・ケリー(p)、ボニー・グリッグス(b), アル・ジョーンズ (d)。(他にナット・アダレイ、クラーク・テリーも歌っているようです)

Here is Dizzy Gillespie sings “Blue Skies”

トロンポーンはおなじみジャック・ティーガーデンを省略してこの人に…

Photo above of Tyree Glenn by AllMusic

 

(6) TYREE GLENN
べニー・カーター楽団などを経てキャブ・キャロウエイ、デューク・エリントン楽団へヴァイブ奏者との二足のわらじで活躍。歌の方もトロンボーンと同様、 楽しさがあふれます。クインテットのメンバーは、メリー・オズボーン(g)、トミー・フラナガン(p)、チャーリー・ポッター(b)、ジョー・ジョーンズ (d)。
歌うサックス奏者は少なく、他にソニー・スティット、トランバウアー、古谷充ぐらい

Here is Tyree Glenn sings “Yes Sir That’s My Baby” (1957)

 

(7) GERRY MULLIGAN
ピアノレスのカルテットなど、意欲的試みでウエストコーストから新風を吹か せたあのマリガンが歌ってます。フュージョンのデーヴ・グルーシンと組んだ 全曲自作のアルバム。ジェイ・レオンハート(b)、バディ・ウイリアムス (a)。

Here is Gerry Mulligan sings “I Never Was A Young Man”. (1980s)

ピアニストで歌っているのはホーギー・カーマイケル、マット・デニスといった作曲家系と弾き語りトリオの元祖ナット・キング・コールは割愛して、次の2人を

 

(8) OSCAR PETERSON
ナット・コールとの約束で歌を封印したと言われるピーターソンが、その前に 吹き込んだアルバム「Romance」の1曲。ナットの死後もリスペクト盤を1枚出しただけでした。バックはバーニー・ケッセル(g)と、レイ・ブラウン(b)。

Here is Oscar Peterson sings “I Can’t Give You Anything But Love”. (1953)

Photo by National Jazz Museum in Harlem
Happy Birthday Jay McShann

(9) JAY MCSHANN
カンザスシティ・ジャズ時代を知るベテランの復活第2弾。ジェリー・マリガ ン(bs)、ハービー・マン (fl)、ジョン・スコフィールド(g)、ジョー・モレ ロ(d)、ジャック・シックス(b)というメンバーを得て気持ちよく歌い、弾いて います。前に聴いてもらったマリガン 94年の同曲はこれの完成形でしょうか。

Here is Jay Mcshann sings “Georgia On My Mind”.(1978)

負けじとオルガンも、そしてドラムもベースもヴァイヴも

(10) JIMMY SMITH
Tell Me(1966)
ピアノ弾きが歌うなら俺だって、とジミー・スミスも歌います。バックのメ ンバーは不詳ですが、彼にはもう1枚ジョニー・ペイト楽団をバックにした歌入りアルバム「The Other Side Of Jimmy Smith」もあるそうです。当日選曲された「Tell Me」の音源の代替としてYouTube映像をご覧下さい。
Here is Jimmy Smith and Kenny Burrell play “Got my Mojo Workin’ “(1993)

 

( 11)BUDDY RICH
リッチ・ヴォイスといろアルバムのタイトル通り、なかなかのいい声でいい歌いっぷり。バックはハル・ムーニー楽団。もう1枚ある「Just Sing」では、 ベン・ウェブスターやハリー・エディソンらをバックに歌っています。
(ドラマーではグラディ・テイトも歌っているそうですが…)

Here is Buddy Rich sings “Me And My Shadow”(1959)

 

(12) RED MITCHEL
Love You Madly(1988)
1968年から長期にわたってスウェーデンに居を移し、これも現地にクラーク テリーを迎えてのデュオ録音。アルバムの約半数5曲がデューク・エリントンの作で、自作の詞をつけて彼に敬意を表しクラークも最後でハモります。
選曲された「Love You Madly」についても音源の代替として下記を添付します。

Here is Red Mitchell sings “When I’m Singing “.

Recorded:New York City, October 31, 1982

 

(13)LIONEL HAMPTON
RCAビクターは 1937年から4年間、ハンプトンにニューヨーク滞在中は自由に使ってくれと録音スタジオを開放していたそうです。その初期にあたるこの曲はバスター・ベイリー(cl)、ジョニー・ホッジス(as)、コジー・コール (d)らをバックに気持ちよく、そして後年に比べ極めて真摯に歌っています。

Here is Lionel Hampton sings “On The Sunny Side Of The Street”. (1937)

 

(14) MILT JACKSON
全曲歌入りのアルバムもある無類の歌いたがり屋さん。ビリー・ホリデーや シナトラの歌唱で知られる「アイム・ア・フール・トゥ・ウォント・ユー」まであるのですが、パリでエンリコ・イントラ・グループと歌ったこの曲を。契約の関係か、ヴァイブを叩かず、歌に徹しています。ピアノは彼かも…。

Here is Milt Jackson sings “Autumn Leaves” (1964 )

以上 14 曲、「楽器で歌う」ことに専念する多くのミュージシャンには失礼な企画ではありましたが、1曲でも気に入ってもらえる物があったなら幸いです。

『ホーキンス派の巨人~レオン・チュー・ベリー』

April 30.2018

Photo by Pinterst

大阪ジャズ同好会例会2016年10月例会
特集「『ホーキンス派の巨人~レオン・チュー・ベリー』解説  寺本泰規氏(同好会世話人)

はじめに 今月の特集は皆さんにとってあまりなじみがないと思われる人を取り上げました。テナーサックスの父と呼ば るコールマン・ホーキンスに比べて1941年に31才で事故死したためレコーディングもそれほど多くはなく、リ ーダー録音は2つしかありません。録音の多くはビッグバンドやコンボのサイドメンとしてのものでしたが、数々の印象的なソロを演奏して当時のジャズファンをうならせただけではなく、現在においても熱心なファンの間 で語り継がれています。
さて彼の生涯については資料としてプリントしてありますのでそちらを見ていただくことにして、早速その演 奏を聴いていただくことにしましょう。彼の演奏の特徴はホーキンスやべンのようにヴィブラートやアクセント をあまり効かせず、スムーズなフレーズを止めどなく聴かせることにあります。

それではまず最初に最も初期の演奏としてスパイク・ヒューズ楽団での演奏を聴いてみましょう。ソロはディ ッキー・ウェルズ、ベニー・カーター、チュー・ベリー、ホーキンス、ベニー・カーター、ヘンリー・レッド・ アレンです。
1.「Music at Midnight」(May 18,1933)(2:43)
SPIKE HUGHES AND HIS ALL AMERICAN ORCHESTRA
Henry Red Allen, Leonard Davis, Bill Dillard(tp) Dicky Well, Wilbur De Paris, George Washington(tb) Benny Carter(as, cl) Wayman Carver(as,fl) Howard Johnson(as) Coleman Hawkins, Chu Berry(ts) Luis Russell(p) Lawrence Lucie(g) Ernest Hill(b) Sidney Catlett(ds) Spike Hughes(dir,arr)

 

ホーキンスとの違いがおわかりになったでしょうか?よく似てはいますが、彼の独自性が感じられる演奏だと思 います。次にブルースの女王ベッシー・スミスの伴奏者としてのソロを聴いていただきましょう。彼は結構ヴォ ーカルの伴奏者としてレコーディングがあり、このセッションはその最も初期のものです。
2.「Do Your Duty」(NYC, Nov 24,1933)(3:31)
BESSIE SMITH – ORCHESTRA ACC. BY BUCK AND HIS BAND
Frankie Newton(tp) Jack Teagarden(tb) poss.Benny Goodman(cl) Chu Berry(ts) Buck Washington(p) Bobby Johnson(g) Billy Taylor(b) Bessie Smith(vcl)

 

次の演奏は臨時編成された白黒混合バンドで、スイング時代の名手達が顔をそろえた演奏としても有名です。 特にベリガンの参加は貴重です。
3.「Blues In E Flat」(Jan 25,1935)(3:03)
RED NORVO AND HIS SWING OCTET
Bunny Berigan(tp) Jack Jenny(tb) Jphnny lince(cl) Chu Berry(ts) Teddy Wilson(p) George Van Eps(g) Artie Bernstein(b) Gene Krupa(ds) Red Norvo(xyl)

 

次はピアニストでもあり歌手でもあるPUTNEY DANDRIDGEとの共演です。ここでのソロはくつろぎに満ちたもの となっています。
4.「Chasing Shadows」(NYC, June 25,1935)(2:40)
PUTNEY DANDRIDGE AND HIS ORCHESTRA
Roy Eldridge(tp) Chu Berry(ts) Putney Dandridge(p-2, vcl) Harry Grey(p-1) Nappy Lamare(a) Artie Bernstein(b) Bill Beason(ds)

 

1935年暮れにフレッチャー・ヘンダーソン楽団に入団した彼は30曲あまり吹き込みますが、その中からべニー ・グッドマンの演奏でも有名な「Stealin’ Apples」です。
5.「Stealin’ Apples」(Chicago, lar 27,1936)(2:58)
FLETCHER HENDERSON AND HIS ORCHESTRA
Dick Vance(tp,arr) Joe Thomas, Roy Eldridge(tp) Fernando Arbello, Ed Cuffee(tb),Chu Berry(ts) Buster Balley(cl,as) Scoops Carey(as) Elmer Fletcher Henderson(p-1, arr) Horace Henderson(p-2,arr) Bob Lessey(g)John Kirby(b) Sid Catlett(ds)

Roy Eldridge and Chu Berry – September 1935 by coutesey of Christopher Swing & Beyond

名演「Bluet In C Sharp Minor」と同じ日に録音された、日本でもおなじみの「メリーさんの羊」を聴いてください。唄はロイ・エルドリッジです。
6,「Mary Had A Little Lamb」(Chicago.May 14,1936)(2:57)
TEDDY WILSON AND HIS ORCHESTRA
Roy Eldridge(tp,vcl) Buster Bailey(cl) Chu Berry(ts) Teddy Wilson(p) Bob Lessey(g) Israel Crosby(b) Sid Catlett(ds)

 

1938年1月6日に録音されたビリー・ホリディのセッションではテナーがレスターヤングでしたが、それに先立 つ3週間前にテディ・ウィルソン以外異なるメンバーでこの曲が吹き込まれましたが、長い間未発表でした。レス ターのものと比較して聴いてみるのもおもしろいと思います。
7.「When You’re Smiling」(NYC, Dec 17,1937) (2:58)
TEDDY WILSON AND HIS ORCHESTRA
Hot Lips Page(tp) Pee Mee Russell(cl) Chu Berry(ts) Teddy Wilson(p) Allen Reuss(g) unknown(b)unknown(ds)

 

今度のセッションはチュー・べリーだけではなく、ミルドレッド・べイリーの決定的名唱としても知られるもの です。別テイクも聴いてみると、ソロの出来はオリジナルテイクに分があるように思います。チュー・ペリーだけ ではなく、ハンク・ダミコや特にデーブ・タフのドラミングにも注目して欲しいと思います。
8.「Lover Come Back To Me」(NYC, Jan 10,1938)(3:18)
MILDRED BAILEY AND HER ORCHESTRA
Jimmy Blake(tp) Hank D’Amico(cl) Chu Berry(ts) Teddy Wilson(p) Allen Reuss(g) Pete Peterson(b) Dave Tough(ds) Mildred Bailey(vcl) Eddie Sauter(arr)

「Lover Come Back To Me」別テイク

Photo by mibandamemata

次の演奏はラジオ放送を収めたもので、司会者がソロイストを次々と紹介しながら演奏が続いていくところな どは正に臨場感あふれるものとなっています。
9.「Someday Sweetheart」(NYC, Jan 20,1939)(4:45)
Harry James, Charlie Teagarden(tp) Jack Teagarden(tb,vcl) Joe Marsala(cl) Chu Berry(ts) Teddy Wilson(p) John Kirby(b) George Wettling(ds)(Broadcast from the Hickory House)

 

Photo courtesy by Visual discography of Billie Holiday

彼はビリー・ホリディと何回かセッションを共にしていますが、この演奏はその一つです。レ スター・ヤングとの共演はあまりにも有名ですが、今となってはこのセッションも貴重というべきでしょう。
10.「That’s All Ask Of You」(Jan 20,1939) (2:59)
BILLIE HOLIDAY AND HER ORCHESTRA
Charlie Shavers(tp) Tyree Glenn(tb) Chu Berry(ts) Sonny White(p) AI Casey(g) Johnny Williams(b) Cozy Cole(ds) Bille Holiday(vcl)

 

彼は生涯に一度だけカウント・ベイシー楽団と共演していますが、その演奏が次の曲です。レスター・ヤング と共演した唯一の演奏です。レスターとの違いを味わってください。いつもの豪快さは影を潜め、おとなしめのソロとなっています。
11.「Oh Lady Be Good」(Feb 4,1939)(3:09)
COUNT BASIE AND HIS ORCHESTRA
Ed Lewis, Shad Collins(tp) Buck Clayton(tp, arr) Harry Edison(tp) Bennie Morton, Dicky Wells. Dan Minor(tb) Earle Warren(as) Lester Young, Chu Berry(ts) Jack Washington(as, bari) Count Basie(p) Freddie Green(g) Walter Page(b) Jo Jones(ds)

 

スイング時代 には三つの代表的なセッションがありました。ライオネンル・ハンプトンをリーダーとするビクター・セッショ ンとミルドレッド・ベイリーをリーダーとしたコロンビアのセッション、最後はテディ・ウィルソンをリーダーとするブランズウィック・セッション(ビリーホリディ名義のものを含む)です。この演奏はハ ンプトンのセッションの一つで、曲の最初から最後までブロウし続けるチュー・ベリーのソロは正に聞き物です。
12.「Sweethearts On Parade」(NYC, Apr 5,1939)(3:02)
LIONEL HAMPTON AND HIS ORCHESTRA
Chu Berry(ts) Lional Hampton(vib, vcl) Clyde Hart(p) Allan Ruess(g) Milt Hinton(b)Cozy Cole(ds)

 

キャブ・キャロウェイ楽団におけるバラードの名演といえば真っ先に上げられるのが次の演奏でしょう。情感 にあふれた彼のバラードプレイは聴く者の胸を打ちます。
13.「A Ghost Of A Chance」(Chicago,June 27,1940)(2:56)
CAB CALLOWAY AND HIS ORCHESTRA
Mario Bauza, Dizzy Gillespie, Lammer “right(tp) Tyree Glenn(tb,vib) Quentin Jackson, Key Johnson(tb) Chu Berry, Walter Thomas(ts) Benny Payne(p) Danny Barker(g) Milt Hinton(b) Cozy Cole(ds) Cab Calloway(vcl) Benny Carter, Andy Gibson, Edgar Battle, Don Redman(arr)

Photo by Discogs

 

2回目(最後)の彼のリーダー・セッションからジャズのスタンダードである「明るい表通りで」を演奏します。 ジョニー・ホッジスを始めとした数々の名演と比べても、決して見劣りすることがないプレイだと思うのですが 皆さんはどう感じられましたでしょうか。
14.「On The Sunnyside Of The Street」(NYC, Aug 28,1941)(3:56)
CHU BERRY AND HIS JAZZ ENSEMBLE
Hot Lips Page(tp) Chu Berry(ts) Clyde Hart(p) AI Casey(g) AL Morgan(b) Harry Yaeger(ds)

 

さて彼の演奏は如何だったでしょうか。有名なビッグバンドに在籍中の演奏はかなり残っているのですが、そ の他の演奏はリーダーセッションが2回しかないのと、コンボでの演奏が細切れに散在しているため、彼の演奏 を聴くには多大な努力が必要です。そのためコールマン・ホーキンスやベン・ウェブスターに比べ過小評価される のはやむを得ないと思いますが、その演奏をつぶさに聴くと彼の演奏の素晴らしさがわかっていただけると信じ ています。今回の特集がチュー・ベリーに対する皆さんの再評価につながれば良いなあと思います。

Mildred Bailey and Her Alley Cats “with Bunny Berigan”

November 03.2017

Photo above of Red McKenzie and Bunny Berigan,Eddie Condon at the guiter, Joe Bushkin at the piano

Bunny Berigan participated in three recordings in December,1935.

Photo above of Eddie Condon and Bud Freeman of courtesy by Wall Street Journai

(1)Bud Freeman And His Windy City Five
  New York December 4, 1935.

(2)Mildred Bailey and Her Alley Cats: Mildred Bailey New York December 6, 1935.

(3)Bunny Berigan And His Blue Boys  New York December 13, 1935.

 

I am interested in the recordings of Mildred Bailey and Her Alley Cats.

So I want to post about the background of this recording.

John Hammond was contracted by Parlophone Records to produce a series of American jazz performances that were to be released in Great Britain.

Photo by courtesy of Frank Driggs Collection
Hammond at a recording session with Buck Clayton, Lester Young, Charlie Christian, Benny Goodman and Count Basie.

Hammond assembled Teddy Wilson,Grachan Moncur, Johnny Hodges and Bunny Berigan for Mildred Bailey.

Berigan and Hodges had never performed together as front-line men before this session.

These four tracks-twit jazz standards and two blues.

“Downhearted Blues,” is a well-known tune that had been Bessie Smith’s first issued recording.

In 1941, the American Decca record company reissued them as part of a six record set entitled “Gems of Jazz.”

1935年12月Bunny Beriganは3つの異なったメンバーと重要な録音に参加しています。

(1)12月4日 Bud Freeman And His Windy City Five
 6曲

(2)12月6日 Mildred Bailey and Her Alley Cats    4曲

(3)12月13日 Bunny Berigan And His Blue Boys 4曲

上記においてMildred Bailey and Her Alley Cats の録音は異色の録音であると思いました。

以下、Mildred Bailey and Her Alley Catsの録音について調べてみました。

その当時John Hammondは英国市場向けのジャズレコード製作契約をParlophone Recordsと締結しました。

HammondはMildred Baileyの伴奏者としてTeddy WilsonとGrachan MoncurとJohnny Hodges並びにBunny Beriganを録音スタジオに招きました。

興味深いことにJohnny HodgesとBunny Beriganはこの日まで一緒に演奏したことはなかったそうです。

全4曲はジャズスタンダード2曲とブルース2曲で構成されています。

尚 「Downhearted Blues」はBessie Smithが録音したブルースの古典として有名な曲です。

1941年、アメリカDecca社はこの日の4曲を「Gems of Jazz(6枚組SPアルバム)」の一部として収録し再発売しました。

Here is Mildred Bailey and Her Alley Cats play “Willow Tree”.
Mildred Bailey (vocal), Bunny Berigan (tp), Johnny Hodges (as), Teddy Wilson (p), Grachan Moncur (b)
60201 A New York December 6, 1935.

 

Here is Mildred Bailey and Her Alley Cats play “Honeysuckle Rose”.
60202 A Members of the recording are the same as above.

 

Here is Mildred Bailey and Her Alley Cats play “Squeeze Me”.
60203-A Members of the recording are the same as above.

 

Here is Mildred Bailey and Her Alley Cats play “Hearted Blues”.
60203-A Members of the recording are the same as above.

 

Here is Bessie Smith sings “Down Hearted Blues”(1923)

 

 

Bunny Berigan plays “I Can’t Get Started”(3)

December 31. 2016

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Photo above of Bunny Berigan and bus after accident( from the diary and photos of Gene Kutch who was pianist for the Bunny Berigan band)

bix

Photo above of Bix Beiderbecke

Bunny Berigan died on June 2, 1942. He was just 33 years old.

He and Bix Beiderbecke were same ailment (by alcoholism).

If you are interested in Bunny Berigan, please refer to his private website. Go here

Below, please listen to my favorite tune,”I Can’t Get Started”.

Here is Barry Manilow sings “I Can’t Get Started”.

Here is Lester Young with the Oscar Peterson Trio play “I Can’t Get Started”.

Here is Frank Sinatra with arranged and conducted by Gordon Jenkins.

Bunny Berigan plays “I Can’t Get Started”(2)

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Photo by Alchetron, The Free Social Encyclopedia

Some Jazz fans were fond of 2-inch Victor recording with Bunny’s band,on August 7, 1937.

Thanks largely to the popularity of Berigan’s version,” I Can’t Get Started” became popular standard song.

Unfortunately Berigan was compelled to play it almost nightly.

Request of some audience might have hastened his death.

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Photo above of Roy Eldridge and Dizzy Gillespie

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Photo above of Harry James from OKMusic

Berigan trumpet style had an influence many of the major trumpet players who Roy Eldridge, Harry James and Dizzy Gillespie.

Also Berigan’s recording(1937 Victor) was inducted into the National Academy of Recording Arts and Sciences (Grammy) Hall of Fame.

Please see the rare clip that Bunny play and sing with the Freddie Rich band in 1936.

Here is Bunny Berigan and Freddie Rich band play “Until today”.

Here is Dizzy Gillespie plays “I Can’t Get Started (1948).

Here is Maynard Ferguson & Al Hirt play “I Can’t Get Started”.